事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 4. 質の高い教育をみんなに | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 | 制度の壁や言葉・文化の違いなど様々なハードルがある中で、外国ルーツの青少年 に安心して学習できる場と多言語で進学・キャリアに関する情報を提供することで、平等な教育機会確保の課題を解決したい。 |
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 国籍や人種、言葉や文化の違いなどにかかわらず、外国ルーツ青少年が自立した生活を送れるように、多言語による情報提供や相談対応、キャリアアップのためのセミナーや日本語講座などに取り組むことで、日本人も外国人も共に社会を支える仲間として共に暮らしていけるような社会づくりを行いたい。 |
団体の社会的役割
団体の目的
「子どもの教育保障」「大人の自立支援」「コミュニティづくり」「こころのサポート」等を主な柱とし、国内に居住する外国人に対し支援活動事業を行い、彼らが自立して充実した生活を送り、コミュニティ内や社会の一員として、また、日本で市民としての役割意識の向上に努め、不特定かつ多数の者の利益増進に寄与することを目的とする。また、在日外国人と日本人との架 け橋となる様々な事業を行い、多文化共生社会の推進を目指す。
団体の概要・活動・業務
横浜市鶴見区在住の日系ブラジル人を中心に2000年に発足し、2006年にNPO法人化。「外国ルーツの若者の自己成長のために、学びを広げる機会を提供する」ため、放課後自習室やフリースクール事業、キャリア・進路指導などを中心に外国ルーツの若者への教育支援に取り組むとともに、外国人市民を対象とした自立支援や技術習得支援、多言語による情報提供・相談対応などを行っている。
| 団体の目的 | 「子どもの教育保障」「大人の自立支援」「コミュニティづくり」「こころのサポート」等を主な柱とし、国内に居住する外国人に対し支援活動事業を行い、彼らが自立して充実した生活を送り、コミュニティ内や社会の一員として、また、日本で市民としての役割意識の向上に努め、不特定かつ多数の者の利益増進に寄与することを目的とする。また、在日外国人と日本人との架け橋となる様々な事業を行い、多文化共生社会の推進を目指す。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 横浜市鶴見区在住の日系ブラジル人を中心に2000年に発足し、2006年にNPO法人化。「外国ルーツの若者の自己成長のために、学びを広げる機会を提供する」ため、放課後自習室やフリースクール事業、キャリア・進路指導などを中心に外国ルーツの若者への教育支援に取り組むとともに、外国人市民を対象とした自立支援や技術習得支援、多言語による情報提供・相談対応などを行っている。 |
概要
事業概要
外国ルーツの若者は、来日時期、日本語能力、文化への理解等の様々な背景により、日本社会とのつながりが希薄になる傾向がみられる。とりわけ、様々な背景が「適切な教育の機会」に恵まれにくい構造として作用し、日本人に比べて教育の機会が与えられていない課題がある。「適切な教育の機会」に恵まれにくい状況に置かれた外国ルーツの若者は、就労においても選択肢が限られやすく、不安定な就労により困窮状態に直面するリスクが高くなっている。一方で、地域内の民間団体の活動、行政・学校・企業等との連携、日本語学習をはじめ日本での就労のためのスキル習得の機会等の地域差が見られ、集住している地域においてはエスニックコミュニティやエスニック学校という存在があるゆえに、日本社会との接点づくりやきめ細かな対応が求められている。
そこで、本事業では、「外国ルーツの若者の自己成長のために、学びを広げる機会を提供する」ことを目指し、神奈川県(主に横浜・川崎地域)と群馬県(主に太田・大泉地域)を中心に、地域のニーズに応じたプログラムの実施とともに、神奈川県での先進的な取り組みの検証を行う。具体的には、外国ルーツ青少年とその保護者を対象とした地域で働く上で必要なスキル・マナーを身に着ける機会の提供、ブラジル学校との連携による日本語学習の機会を含む進路のための学習機会の提供、高等教育機関・職業訓練学校・企業等が広く参加する教育フォア―などによる情報・体験の機会の提供を行う。「散在・集住」、国籍、来日時期、言語等地域に暮らす外国ルーツの若者のその家族の背景と地域の特徴を踏まえて、外国ルーツ青少年の教育・進路支援に取り組んできた横浜・川崎地域での成果、ノウハウの太田・大泉地域での応用可能性の検証に努め、異なる環境での活動の成果や課題を明確にすることで他の地域での外国ルーツの若者支援への波及可能性を高めることを目指す。
資金提供契約締結日
2024年04月17日
事業期間
開始日
2024年04月17日
終了日
2027年02月28日
対象地域
神奈川県、群馬県中心
| 事業概要 | 外国ルーツの若者は、来日時期、日本語能力、文化への理解等の様々な背景により、日本社会とのつながりが希薄になる傾向がみられる。とりわけ、様々な背景が「適切な教育の機会」に恵まれにくい構造として作用し、日本人に比べて教育の機会が与えられていない課題がある。「適切な教育の機会」に恵まれにくい状況に置かれた外国ルーツの若者は、就労においても選択肢が限られやすく、不安定な就労により困窮状態に直面するリスクが高くなっている。一方で、地域内の民間団体の活動、行政・学校・企業等との連携、日本語学習をはじめ日本での就労のためのスキル習得の機会等の地域差が見られ、集住している地域においてはエスニックコミュニティやエスニック学校という存在があるゆえに、日本社会との接点づくりやきめ細かな対応が求められている。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2024年04月17日 | |
| 事業期間 | 開始日 2024年04月17日 | 終了日 2027年02月28日 |
| 対象地域 | 神奈川県、群馬県中心 | |
直接的対象グループ
①外国ルーツの若者(対象地域における外国にルーツをもつ外国につながる日本の学校に通う生徒、ブラジル人学校に通う生徒、学齢超過生)
②対象地域における外国ルーツの若者の保護者、教職員、支援者、外国籍人材を雇う企業
人数
①約11,000人(神奈川:神奈川県のうち横浜及び川崎エリア及び群馬県のうち太田・大泉エリアーに住む15~20歳の外国ルーツの若者と公立学校に通う日本語指導が必要な外国人中・高校生、オンラインによる参加者、ブラジル学校に通う外国ルーツの若者)
②約32,800人(保護者:直接的対象者グループの1.5倍:約16,500人、教職員・支援者:対象地域の中・高学校の教職員の10%及びNPOなどの支援者:約16,200人、企業・大学などの関係者:100人)
最終受益者
①最終受益者:対象地域における外国ルーツの若者(外国にルーツをもつ外国につながる日本の学校に通う生徒、ブラジル人学校に通う生徒、学齢超過生)
②中間受益者:対象地域における外国ルーツの若者の保護者、教職員、支援者、外国籍人材を雇う企業
人数
①最終受益者:約550人(過去の活動から最終的に介入可能な人数 として、対象地域における外国ルーツの若者11,000人の5%を想定)
②中間受益者:約980人(過去の活動から最終的に介入可能な人数として、対象地域における外国ルーツの若者の保護者、教職員、支援者、外国人材を雇う企業関係者32,800人の3%を想定)
| 直接的対象グループ | ①外国ルーツの若者(対象地域における外国にルーツをもつ外国につながる日本の学校に通う生徒、ブラジル人学校に通う生徒、学齢超過生) | |
|---|---|---|
| 人数 | ①約11,000人(神奈川:神奈川県のうち横浜及び川崎エリア及び群馬県のうち太田・大泉エリアーに住む15~20歳の外国ルーツの若者と公立学校に通う日本語指導が必要な外国人中・高校生、オンラインによる参加者、ブラジル学校に通う外国ルーツの若者) | |
| 最終受益者 | ①最終受益者:対象地域における外国ルーツの若者(外国にルーツをもつ外国につながる日本の学校に通う生徒、ブラジル人学校に通う生徒、学齢超過生) | |
| 人数 | ①最終受益者:約550人(過去の活動から最終的に介入可能な人数 として、対象地域における外国ルーツの若者11,000人の5%を想定) | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
外国ルーツ青少年の日本への社会経済的な統合では、外国で生まれ学齢期以降に来日したにせよ、日本生まれ日本育ちであるにせよ、外国ルーツ青少年は学校教育や進学・進路において「適切な機会」に恵まれず、低賃金、非正規雇用などの不安定就労への従事が少なくない。不安定な就労により困窮状態に陥りやすくなった外国ルーツ青少年において親から子どもへと貧困の連鎖も見られ、その連鎖が固定化していきかねない状況への対応が求められている。
一方、これまで外国ルーツ青少年への教育支援のモデルの構築を目指してきた中で大きく3つの課題が見られた。
第一に、当団体の活動を広げてほしいという他の地域からの要望である。横浜・川崎を舞台にブラジルコミュニティをベースにした当団体の取り組みが地域の支援体制として形作られてきた経緯から、支援体制が十分に整っていない地域、とりわけ、群馬県太田市・大泉町周辺に暮らすブラジル人から当団体の教育支援の展開を求める声が寄せられた。当該地域は1990年代から日系ブラジル人を中心に集住化が進んだものの、行政の取り組みと連携しながら当事者の立場から地域社会との強いつながりをもつ統合・定着の観点からの支援が少なかった現状があり、当団体の取り組んできた統合モデルへのニーズが高まっている。
第二に、ブラジル学校で学ぶ外国ルーツ青少年の現状への対応である。ブラジル学校のなかには、工場労働で忙しい親のための託児所としての起源をもつ学校も多く、その経緯から日本政府はもとよりブラジル政府からも経済的・人的支援がないに等しい。日本社会との接点も乏しい中、ブラジル学校に通う/卒業した若者の中には、日本生まれ日本育ちであっても、日本語を書く、読むことはさることながら、聞く、話すことに困難を抱える若者が少なくない。そのため、日本に暮らすことを望むブラジル学校出身の外国ルーツ青少年が日本での進路・就労を考えて、選択していくための支援が必要だろう。
第三に、外国ルーツ青少年の進路の幅を広げていくための取り組みである。これまで当団体は横浜・川崎地域で外国ルーツ青少年の支援を行い外国ルーツ青少年の高校進学率の向上に取り組んた。しかし、進学先は地域の定時制の高校となることが少なくなく、大学進学など将来の選択肢を広げる観点からも高校進学への支援の質や地域内での連携を拡充してくための取り組みが求められている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
横浜・川崎では多文化共生のまちづくり、太田・大泉では多文化共生共創推進というテーマで戦略的に取り組みがなされている。しかし、外国ルーツの若者の進路・キャリア支援に対しては積極的な介入が及んでいない。また、ブラジル学校では本国からの支援はもとより日本社会からの積極的な支援策はないに等しく、ブラジル人学校に通う生徒のニーズは調査に基づく客観的な把握、対応が行われていない。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
横浜・川崎地域を中心に外国ルーツ青少年の進路・キャリア支援体制作りに取り組み、大学・専門学校・職業訓練校への進学者等ロールモデルの輩出、オンラインを活用した在日ブラジル人への教育機会の提供等の成果がみられた。一方、横浜・川崎地域における進学先の限定、体験の機会も含む生徒のモチベーションの維持の課題とともに、外国人集住地域であるがゆえに太田・大泉地域での支援ニーズの可視化がしにくいことが分かった。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
これまで横浜・川崎での取り組みを外国ルーツ青少年の教育支援のモデルとして形作ってきたため、休眠預金活用事業として取り組んできた成果としての形を、その信頼性をもとに学校や行政との連携体制の強化につなげるとともに、その形を他の外国人集住地域とブラジル学校に通う若者にも応用することでモデルとしての波及性が高められる。
| 社会課題 | 外国ルーツ青少年の日本への社会経済的な統合では、外国で生まれ学齢期以降に来日したにせよ、日本生まれ日本育ちであるにせよ、外国ルーツ青少年は学校教育や進学・進路において「適切な機会」に恵まれず、低賃金、非正規雇用などの不安定就労への従事が少なくない。不安定な就労により困窮状態に陥りやすくなった外国ルーツ青少年において親から子どもへと貧困の連鎖も見られ、その連鎖が固定化していきかねない状況への対応が求められている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 横浜・川崎では多文化共生のまちづくり、太田・大泉では多文化共生共創推進というテーマで戦略的に取り組みがなされている。しかし、外国ルーツの若者の進路・キャリア支援に対しては積極的な介入が及んでいない。また、ブラジル学校では本国からの支援はもとより日本社会からの積極的な支援策はないに等しく、ブラジル人学校に通う生徒のニーズは調査に基づく客観的な把握、対応が行われていない。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 横浜・川崎地域を中心に外国ルーツ青少年の進路・キャリア支援体制作りに取り組み、大学・専門学校・職業訓練校への進学者等ロールモデルの輩出、オンラインを活用した在日ブラジル人への教育機会の提供等の成果がみられた。一方、横浜・川崎地域における進学先の限定、体験の機会も含む生徒のモチベーションの維持の課題とともに、外国人集住地域であるがゆえに太田・大泉地域での支援ニーズの可視化がしにくいことが分かった。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | これまで横浜・川崎での取り組みを外国ルーツ青少年の教育支援のモデルとして形作ってきたため、休眠預金活用事業として取り組んできた成果としての形を、その信頼性をもとに学校や行政との連携体制の強化につなげるとともに、その形を他の外国人集住地域とブラジル学校に通う若者にも応用することでモデルとしての波及性が高められる。 |
中長期アウトカム
長期アウトカム:対象地域において外国ルーツ青少年にかかわるあわゆる支援の拠点としての体制が整っており、外国ルーツ青少年とその保護者が安心して日本で生活しながら、自分が望むような将来設計ができている。
中期アウトカム:神奈川:将来設計を考えるに至るまでに必要な情報や日本語・生活マナーを含む知識習得ができ、社会に適用する力をつけることができる。
群 馬:将来設計を考えるうえで必要な情報や日本語・生活マナーを含む知識習得にアクセスできる環境があり、それを身に着けることで社会に適用できると感じることができる。
初期アウトカム:
①神奈川エリア:外国ルーツ青少年及びその両親が文化や社会制度に対して高い理解を持ち、適切な教育を受け、コミュニティや支援団体とのネットワークを持つことができる
②群馬エリア:外国ルーツ青少年およびその両親が支援団体の各プログラムに参加し、進学や就職に関する情報を入手することができる
短期アウトカム
| 1 | 【神奈川エリア】外国ルーツの若者が、日本語や教科の勉強が安心してできる環境があることで、日本語や教科と合わせて進学・進路について考える機会や情報が得られ、進路への意欲、実現率が向上する。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①望む進路先への達成状況(進路実現率の状況) | |
| 初期値/初期状態 | ①50% | |
| 中間評価時の値/状態 | ①対象者の65%以上が望む進学先に進学する(2025年9月) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①対象者の80%以上が望む進学先に進学する(2027年2月) | |
| 2 | 【群馬エリア】外国ルーツの若者が、放課後自習室やフリースクールという居場所を知り、学習や相談のためにアクセスし、進学・進路を考えるようになる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①新規利用者数 | |
| 初期値/初期状態 | ①0 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①25名以上(2025年9月) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①40名以上(2027年2月) | |
| 3 | 【神奈川・群馬エリア】外国ルーツの若者が交流を通じて、孤独感や進路・将来への不安感が軽減され、進路・キャリアに自信が持てるようになる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①孤独感や不安感の状況 | |
| 初期値/初期状態 | ①個別に測定 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①-1:対象者の60%から、孤独感・不安感の軽減(変化)が見られる(2025年9月)【神奈川】 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①-1:対象者の80%から、孤独感・不安感の軽減(変化)が見られる【神奈川】 | |
| 4 | 【神奈川・群馬エリア】外国ルーツの若者とその保護者が進路やキャリアに関する適切な情報を得られ、進学・進路に対する考え方に変化が見られる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①情報に対する評価(「役に立つ」情報が得られたというポジティブ回答の状況) | |
| 初期値/初期状態 | ①-1:参加者の40%が「役立つ」とポジティブ評価をする【神奈川県】 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①-1:参加者の60%が「役立つ」とポジティブ評価をする。(2025年9月)【神奈川】 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①-1:参加者の80%が「役立つ」とポジティブ評価をする(2027年2月)【神奈川】 | |
| 5 | 【神奈川・群馬エリア】外国ルーツの若者が、日本語の使い方をはじめとする職場のマナーや、社会スキルの必要性を理解し、自分自身のマナーの見直しを行う意欲が見られる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①日本でのビジネスマナーへの必要性への理解状況 | |
| 初期値/初期状態 | ①個別測定 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①参加者の50%以上がビジネスマナーを身につける必要があると理解する | |
| 事後評価時の値/状態 | ①参加者の80%以上が、ビジネスマナーを身に着ける必要があると回答する(各講座終了時) | |
| 6 | 【神奈川・群馬エリア】外国ルーツの若者の保護者が、進路・生活に関する情報提供を受けて、自分の子どもの進路・キャリアに対する考え、指導の仕方に対して見直しを行う意欲が見られる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①子供の進路・キャリアについての見直しへの意欲状況 | |
| 初期値/初期状態 | ①個別測定 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①参加者の50%以上が「子供の進路やキャリアについて見直したい」とポジティブな回答をする | |
| 事後評価時の値/状態 | ①参加者の70%以上が、「見直したい」とポジティブな回答をする(各講座終了時) | |
| 7 | 【神奈川・群馬エリア】外国ルーツの若者や保護者が、カウンセリング及び相談対応により不安感が軽減されている | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①悩みにかかわる不安感の状況 | |
| 初期値/初期状態 | ①個別測定 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①対象者の50%が不安感が軽減したと回答 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①対象者の80%以上から、不安感の軽減が見られる(2027年2月) | |
| 8 | 【群馬エリア】日本語支援を受けたブラジル人学校の生徒に、日本語能力の向上とともに、日本での進路・キャリアに対する情報を活用したい意欲が見られる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①日本語能力の状況 | |
| 初期値/初期状態 | ①支援開始時に個別測定 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①対象者の40%以上が、日常会話や基本的な会話に支障のない日本語能力を習得する | |
| 事後評価時の値/状態 | ①対象者の60%以上が、日常会話や基本的な会話に支障のない日本語能力を習得する | |
アウトプット
| 1 | (3)-3 アウトプット ※実行団体入力項目 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 指標 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価時の値・状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | 事後評価時の値・状態 | |
| 2 | 【神奈川】外国ルーツの若者に対して教科や日本語を学ぶ機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②教室開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ3,300人 ②300回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ7,200人 ②540回 | |
| 3 | 【群馬】外国ルーツの若者に対して教科や日本語を学ぶ機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②教室開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ360人 ②180回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ1,420人 ②370回 | |
| 4 | 【神奈川】外国ルーツの若者同士の交流の機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ75人 ②3回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ135人 ②5回 | |
| 5 | 【群馬】外国ルーツの若者同士の交流の機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数、②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 未実施 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ20人 ②1回 | |
| 6 | 【神奈川】教育フェアを通じて高校・大学進学&キャリアに関する情報提供を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 ③ブース出展数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ650人 ②2回 ③65 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ1,100人 ②3回 ③110 | |
| 7 | 【群馬】教育ガイダンス(高校・大学進学)を通じて進路に関する情報提供を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 未実施 | |
| 事後評価時 の値/状態 | ①延べ80人 ②2回 | |
| 8 | 【神奈川・群馬】進路(大学進学、就職など)を考える機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ28人 ②4回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ100人 ②12回 | |
| 9 | 【神奈川・群馬】地域で働く外国ルーツの若者に働くうえで必要なスキルなどを学ぶ機会を提供する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ110人 ②3回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ270人 ②6回 | |
| 10 | 【神奈川・群馬】外国ルーツの若者の保護者に対して教育や生活に係る情報提供を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①延べ65人 ②5回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①延べ185人 ②13回 | |
| 11 | 外国ルーツの若者と保護者に対して多言語で情報提供を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①言語数 ②配布数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①2言語 ②50部 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①4言語 ②120部 | |
| 12 | 外国ルーツの若者と保護者へのカウンセリング及び相談対応を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①相談件数 ②カウンセリング件数、③相談を受けた人数、④カウンセリングを受けた人数、⑤対象地域数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①340件、②1,500件、③230人、④320人、⑤18地域 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①680件、②2,800件、③450人、④600人、⑤20地域 | |
| 13 | 【群馬】ブラジル人学校を対象とした調査を実施する | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①報告書の有無 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①有 | |
| 14 | 【群馬】ブラジル人学校を対象とした日本語学習支援を行う | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①参加人数 ②開催数 ③学校数 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①200人 ②32回 ③1校 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①1,600人 ②175回 ③2校 | |
事業活動
活動
| 1 | 活動 (内容) (3) 活動 ※実行団体入力項目 | |
|---|---|---|
時期 時期 | ||
| 1 | 活動 (内容) | (3) 活動 ※実行団体入力項目 |
| 時期 | 時期 | |
| 2 | 活動 (内容) 【中学生対象放課後自習室/フリースクール/先輩&後輩交流】 | |
時期 ・神奈川エリア:2024年4月~ | ||
| 2 | 活動 (内容) | 【中学生対象放課後自習室/フリースクール/先輩&後輩交流】 |
| 時期 | ・神奈川エリア:2024年4月~ | |
| 3 | 活動 (内容) 【教育フェア(高校・大学進学&キャリア)/職業技術校見学&就労体験 】 | |
時期 ・神奈川エリア:2024年~ | ||
| 3 | 活動 (内容) | 【教育フェア(高校・大学進学&キャリア)/職業技術校見学&就労体験 】 |
| 時期 | ・神奈川エリア:2024年~ | |
| 4 | 活動 (内容) 【地域で働く若者のためのマナー&社会スキルセミナーと日本語講座 就労支援】 | |
時期 ・神奈川エリア:2024年9月~ | ||
| 4 | 活動 (内容) | 【地域で働く若者のためのマナー&社会スキルセミナーと日本語講座 就労支援】 |
| 時期 | ・神奈川エリア:2024年9月~ | |
| 5 | 活動 (内容) 【保護者向けのセミナー(子どもの教育・生活マナー等)教育支援・就労支援】 | |
時期 ・神奈川エリア:2024年~ | ||
| 5 | 活動 (内容) | 【 保護者向けのセミナー(子どもの教育・生活マナー等)教育支援・就労支援】 |
| 時期 | ・神奈川エリア:2024年~ | |
| 6 | 活動 (内容) 【保護者向けのセミナー(子どもの教育・生活マナー等)教育支援・就労支援】 | |
時期 ・神奈川エリア:2024年~ | ||
| 6 | 活動 (内容) | 【保護者向けのセミナー(子どもの教育・生活マナー等)教育支援・就労支援】 |
| 時期 | ・神奈川エリア:2024年~ | |
| 7 | 活動 (内容) 【ブラジル学校の実態把握と関係機関及びブラジル学校への働きかけ】 | |
時期 2024年~ | ||
| 7 | 活動 (内容) | 【ブラジル学校の実態把握と関係機関及びブラジル学校への働きかけ】 |
| 時期 | 2024年~ | |
| 8 | 活動 (内容) 【ブラジル学校対象日本語能力試験講座 】 | |
時期 2025年~(2年目) | ||
| 8 | 活動 (内容) | 【ブラジル学校対象日本語能力試験講座 】 |
| 時期 | 2025年~(2年目) | |
| 9 | 活動 (内容) 【日本の生活マナーと文化を学ぶガイドブックの多言語化】 | |
時期 ・2024年~(公開:2026年) | ||
| 9 | 活動 (内容) | 【日本の生活マナーと文化を学ぶガイドブックの多言語化】 |
| 時期 | ・2024年~(公開:2026年) | |
| 10 | 活動 (内容) 【相談対応(教育・生活・仕事)と心理カウンセリング】 | |
時期 2024年~ | ||
| 10 | 活動 (内容) | 【相談対応(教育・生活・仕事)と心理カウンセリング】 |
| 時期 | 2024年~ | |
| 11 | 活動 (内容) 【群馬エリアでのネットワーク作り】 | |
時期 ・群馬エリア:2024年9月~ | ||
| 11 | 活動 (内容) | 【群馬エリアでのネットワーク作り】 |
| 時期 | ・群馬エリア:2024年9月~ |
インプット
総事業費
52,379,854円
人材
ボランティア(常時15人、イベント時20人、群馬支部3名)、日本語講師(3人)、進路ガイダンス講師(2名)、キャリアプランナー(1名)、7言語の翻訳者(各2名程度)、広報・デザイン(6名)、公認心理士(2名)、ブラジル国家資格認定心理士(3名)ゲストスピーカー、コーディネーター(本部2名)、サブコーディネーター(群馬支部3名)等の支援者
| 総事業費 | 52,379,854円 |
|---|---|
| 人材 | ボランティア(常時15人、イベント時20人、群馬支部3名)、日本語講師(3人)、進路ガイダンス講師(2名)、キャリアプランナー(1名)、7言語の翻訳者(各2名程度)、広報・デザイン(6名)、公認心理士(2名)、ブラジル国家資格認定心理士(3名)ゲストスピーカー、コーディネーター(本部2名)、サブコーディネーター(群馬支部3名)等の支援者 |
広報戦略および連携・対話戦略
広報戦略
本事業の実施状況と成果については、多数のフォロー数を有する当団体のSNSで随時発信していくと同時に、「教育フェア」やセミナー、ガイドブック発行等の節目の際には、これまで取材を受けてきた朝日・読売・日経・東京等の新聞媒体で取り上げてもらい、周知を図る。また、定期的に開催されるブラジル総領事館の市民評議会や県教委主催会議、会員となっている生団連での会合の際にも積極的に発信し、広く情報を届けていく。
群馬県においては、当団体の各プログラムに参加してもらえるよう、地域のイベントや集会への参加、チラシ配布を通じて当団体の周知活動を行う。地元メディアへのアプローチからSNSでの情報発信も検討し、地域特性を活かした密着型の広報活動を行う。
連携・対話戦略
団体本拠地の鶴見では、区内中学校・市教委等や関係機関への仲介、「教育フェア」やセミナーの周知協力、相談対応における連携・周知協力等という形で鶴見区役所が参画。さらに連携実績のあるブラジル大使館、ブラジル総領事館、神奈川県教育委員会、多文化共生教育ネットワークかながわ、JICA横浜、Gコミュニティとの協力体制を保持しながら、住友商事、三井物産、生団連など企業との連携を見込んでいる。
群馬県内の多文化共生関連団体との連携を構築し、情報共有や共同イベントを実施する。また、外国人労働者の多い企業へ訪問し、連携を図ることでプログラムへの参加を促進する。群馬県や各市町村の教育委員会や国際交流協会などの行政機関に対して、情報提供を依頼や意見交換会を実施し、外国ルーツ青少年を取り巻く課題を共有し、解決策を共に考える関係性を構築する。
| 広報戦略 | 本事業の実施状況と成果については、多数のフォロー数を有する当団体のSNSで随時発信していくと同時に、「教育フェア」やセミナー、ガイドブック発行等の節目の際には、これまで取材を受けてきた朝日・読売・日経・東京等の新聞媒体で取り上げてもらい、周知を図る。また、定期的に開催されるブラジル総領事館の市民評議会や県教委主催会議、会員となっている生団連での会合の際にも積極的に発信し、広く情報を届けていく。 |
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| 連携・対話戦略 | 団体本拠地の鶴見では、区内中学校・市教委等や関係機関への仲介、「教育フェア」やセミナーの周知協力、相談対応における連携・周知協力等という形で鶴見区役所が参画。さらに連 携実績のあるブラジル大使館、ブラジル総領事館、神奈川県教育委員会、多文化共生教育ネットワークかながわ、JICA横浜、Gコミュニティとの協力体制を保持しながら、住友商事、三井物産、生団連など企業との連携を見込んでいる。 |
出口戦略・持続可能性について
実行団体
これまでの事業継続により問題解決能力の蓄積、人的サポート体制の基盤を達成してきている。しかしながら資金的に不安定であり、今回の事業を併せて当団体の持続可能性を高める体制を整えるために以下の3点に取り組んでいく。
①当助成事業の間に、公益認定化を目指し法人及び個人からのファンドレイズを図る
②収益事業の強化
③企業連携の強化による恒常的寄付、人的サポート
公益認定化により認知度や信用度が高まり寄付を募りやすい環境を整備。また、セミナーを主催(外国人雇用を行う企業等)し収益化を目指し、企業連携だけでなく収益化を図る。そして現在連携のある企業との連携を強化し恒常的寄付や人的 サポート力を高めていく。社会問題を解決する強い組織づくりをする上で地域連携や企業連携は必須。まずは鶴見、川崎エリアから相互協力の関係及び社会課題を解決するパートナーとして強固なものにしていきたい。助成事業終了後には群馬県でも同様の体制構築を目指す。地域の違いによるカスタマイズを行い、長期的に他地域へ波及できるモデルを目指す。
| 実行団体 | これまでの事業継続により問題解決能力の蓄積、人的サポート体制の基盤を達成してきている。しかしながら資金的に不安定であり、今回の事業を併せて当団体の持続可能性を高める体制を整えるために以下の3点に取り組んでいく。 |
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関連する主な実績
助成事業の実績と成果
前回の助成事業では、教育とキャリア形成を中心に、多方面からの支援を受けながら様々なプログラムが展開された。これには、「共生・共育多文化フォーラム」、「母語・母文化を学ぶエンパワメント教室」、青少年向けの心理カウンセリングサービス、高校生及び若者を対象としたキャリア相談会、先輩と後輩の交流を促進するプロジェクト、そしてWEB教室の開発などが含まれる。「共生・共育多文化フォーラム」では、多様な参加者が集まり、マイノリティとマジョリティの関係改善に貢献した。一方、「母語・母文化を学ぶエンパワメント教室」では、特にブラジル講座が参加者の自己肯定感を高め、親子関係改善に効果を示した。さらに、ブラジル政府のイベントへの関心が高まり、教室の拡充に繋がった。心理カウンセリングでは、参加者の要望に応じて教育相談を新たに導入し、相談件数が目標を上回る成功を収めた。また、「外国につながる高校生・若者キャリア相談会」は、教育フェアへと発展し、参加人数や機関数で目標を超えた。オンラインで実施された「先輩・後輩の交流企画」は、ロールモデルとしての効果を発揮し、具体的なアドバイス提供により参加者に影響を与えた。
WEB教室の開発は、オンライン市場の拡大という課題に直面しながらも、計画的に進められている。外部との連携強化も顕著で、特に「母語・母文化を学ぶ教室」は、在日ブラジル総領事館と協力し、ブラジル政府のイベントへの関心を高めることに成功。神奈川県外国人相談センターや川崎市相談支援センターとの連携による日本語教室は、広域相談と参加者増加を実現した。これらの取り組みは、外国ルーツの子どもや若者を支援し、多文化共生社会実現に向けた大きな一歩となり、関係者の協力により目覚ましい成果を挙げてきた。
申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等
申請事業の中には継続する既存事業である「放課後自習室/フリースクール」「教育フェア/職業技術校見学&就労体験」「相談対応」と新規事業の「地域で働く若者のためのマナー案&社会スキルセミナーと日本語講座」「保護者向けセミナー」「ブラジル学校の日本語教育調査及び日本語能力試験講座」日本の生活マナーと文化を学ぶガイドブック発行」がある。既存事業は外国ルーツの若者が将来を具体的に描くために短期的な問題解決(トラブル、相談、生活に困らないレベルの日本語)にフォーカスしていた。結果的に将来を具体的に描くためには日本語力だけでなく、日本の生活マナーを身につけることや教育システムを理解すること、キャリアシステムを理解すること等、様々な要素が必要であることが分かった。一概に外国ルーツの若者といっても、学校環境や家庭環境、地域の仕組みなどが異なっており、支援には若者がどの立ち位置にいるかを把握し将来を具体的に描くための環境整備の必要性を感じた。
一方で、放課後日本語教室に通う生徒の日本語力は確実に向上(日本語能力試験の合格率80%)し精神的にも安定(日本の生活心理的不安は生徒の80%が軽減)する結果となっている。中には自身で大学進学の道へ進む選択をするなど、継続することでこのような進路を選ぶ生徒も現れてきた。今後は事業を継続することの効果をより具体的に調査及び分析し、ロールモデルとして波及させていく意義があると感じた。また、行政をはじめ民間企業やその他関係機関との連携も多岐に渡るようになっており、外国ルーツの若者のための広域連携体制は徐々に整ってきているように思う。コロナ禍を通じてWEBを活用した支援、福祉支援の必要な親子に対しての支援など、状況に応じてその課題を解決していきたい。そして今回は必要との声が多かった外国人の多いエリアの太田市・大泉町で申請事業として幅を広げていく。
| 助成事業の実績と成果 | 前回の助成事業では、教育とキャリア形成を中心に、多方面からの支援を受けながら様々なプログラムが展開された。これには、「共生・共育多文化フォーラム」、「母語・母文化を学ぶエンパワメント教室」、青少年向けの心理カウンセリングサービス、高校生及び若者を対象としたキャリア相談会、先輩と後輩の交流を促進するプロジェクト、そしてWEB教室の開発などが含まれる。「共生・共育多文化フォーラム」では、多様な参加者が集まり、マイノリティとマジョリティの関係改善に貢献した。一方、「母語・母文化を学ぶエンパワメント教室」では、特にブラジル講座が参加者の自己肯定感を高め、親子関係改善に効果を示した。さらに、ブラジル政府のイベントへの関心が高まり、教室の拡充に繋がった。心理カウンセリングでは、参加者の要望に応じて教育相談を新たに導入し、相談件数が目標を上回る成功を収めた。また、「外国につながる高校生・若者キャリア相談会」は、教育フェアへと発展し、参加人数や機関数で目標を超えた。オンラインで実施された「先輩・後輩の交流企画」は、ロールモデルとしての効果を発揮し、具体的なアドバイス提供により参加者に影響を与えた。 |
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| 申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等 | 申請事業の中には継続する既存事業である「放課後自習室/フリースクール」「教育フェア/職業技術校見学&就労体験」「相談対応」と新規事業の「地域で働く若者のためのマナー案&社会スキルセミナーと日本語講座」「保護者向けセミナー」「ブラジル学校の日本語教育調査及び日本語能力試験講座」日本の生活マナーと文化を学ぶガイドブック発行」がある。既存事業は外国ルーツの若者が将来を具体的に描くために短期的な問題解決(トラブル、相談、生活に困らないレベルの日本語)にフォーカスしていた。結果的に将来を具体的に描くためには日本語力だけでなく、日本の生活マナーを身につけることや教育システムを理解すること、キャリアシステムを理解すること等、様々な要素が必要であることが分かった。一概に外国ルーツの若者といっても、学校環境や家庭環境、地域の仕組みなどが異なっており、支援には若者がどの立ち位置にいるかを把握し将来を具体的に描くための環境整備の必要性を感じた。 |

