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休眠預金活用事業
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完了

事業計画

優先的に解決すべき社会の諸課題

領域 / 分野

日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動

孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援

地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動

安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

SDGsとの関連

ゴールターゲット関連性の説明
1. 貧困をなくそう1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

本事業は、貧困(経済的貧困/関係性の貧困)の中、精神的な拠り所として動物を飼育している世帯が、動物を飼育しているがために発生する障壁により、適切な福祉・医療サービスの提供を受けられない状態を解消する事業である。

1. 貧困をなくそう1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

本事業は、貧困(経済的貧困/関係性の貧困)の中、精神的な拠り所として動物を飼育している世帯が、動物を飼育しているがために発生する障壁により、適切な福祉・医療サービスの提供を受けられない状態を解消する事業である。

3. すべての人に健康と福祉を3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。

本事業は、貧困(経済的貧困/関係性の貧困)の中、精神的な拠り所として動物を飼育している世帯が、動物を飼育しているがために発生する障壁により、適切な福祉・医療サービスの提供を受けられない状態を解消する事業である。

3. すべての人に健康と福祉を3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。

本事業は、貧困(経済的貧困/関係性の貧困)の中、精神的な拠り所として動物を飼育している世帯が、動物を飼育しているがために発生する障壁により、適切な福祉・医療サービスの提供を受けられない状態を解消する事業である。

11. 住み続けられる街づくりを11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。

本事業は、貧困(経済的貧困/関係性の貧困)の中、精神的な拠り所として動物を飼育している世帯が、多数の動物を飼育していることから、住居の退去を迫られる緊急的な状況に対処し、適切な住居をあっせんする活動を含む事業である。

団体の社会的役割

団体の目的

●組織の設立目的
人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を通じて、誰もが他者を思いやることのできる社会づくりに貢献すること
●ビジョン
飼っていない人が動物飼育に迷惑を感じず、飼っている人が動物との暮らしに幸せを感じ、動物の福祉が守られる、三者の福祉が確保された共生社会の実現

団体の概要・活動・業務

・生活困窮世帯等の飼育困難相談(動物相談ホットラインの運営)、多機関と連携した訪問型支援活動(行政や社会福祉支援者との円卓会議/訪問による事案調査・支援/不妊去勢手術の提供)
・他法人と協働した、就労支援B型事業所による保護猫カフェの運営(動物福祉側面の指導/大家として物件の貸出)
・高齢者の入院や死亡等に備えた、ペット後見互助会の運営(保護/新しい飼い主探し)

団体の目的

●組織の設立目的
人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を通じて、誰もが他者を思いやることのできる社会づくりに貢献すること
●ビジョン
飼っていない人が動物飼育に迷惑を感じず、飼っている人が動物との暮らしに幸せを感じ、動物の福祉が守られる、三者の福祉が確保された共生社会の実現

団体の概要・活動・業務

・生活困窮世帯等の飼育困難相談(動物相談ホットラインの運営)、多機関と連携した訪問型支援活動(行政や社会福祉支援者との円卓会議/訪問による事案調査・支援/不妊去勢手術の提供)
・他法人と協働した、就労支援B型事業所による保護猫カフェの運営(動物福祉側面の指導/大家として物件の貸出)
・高齢者の入院や死亡等に備えた、ペット後見互助会の運営(保護/新しい飼い主探し)

概要

事業概要

1.適切な福祉医療サービス提供を妨げる動物問題の緩和・解決
被支援者のペット問題によりサービス提供等に課題を抱える社会福祉支援者等から連絡を受けて、現場団体とのマッチングを行い、問題の緩和・解決を行う。具体的には、入院の妨げとなっているペットの一時保護、不衛生な環境の改善のための適切なペットの飼育環境の設定と適正飼育指導、ペットフードの支援(ペット版フードドライブ)、繁殖抑制のための不妊去勢手術等を実施する。
2.生活困窮者等に対する、寄り添い相談支援
本事業の対象者は、人とのかかわりが少ない中、生きがいを求めてペットを飼っており、ペットの話ができる相談者がいるだけで、精神的な充足につながる。ペットの話ができる相談者とのつながりを作り、社会的に孤立させず、必要な時に、必要な支援につなげられる関係性を維持する。
3.ペット後見のビジネス化と遺贈寄付獲得
経済的には困窮していないが、関係性の困窮から、自分が死んだ後の動物の行き先が心配という方を対象として、動物の引き取りと新しい飼い主への譲渡を行うサービス(ペット後見)を提供すると共に、遺贈寄付を依頼し、事業のビジネス化を行う。
4.チーム会議
各団体の支援事例、各団体の現在の困りごと、事業全体の成果目標に対する進捗状況等を情報共有し、計画修正の必要性の検討等を行うチーム会議を3か月に1回開催する。
5.コミュニティプラットフォーム形成に向けた円卓会議と政策提言
社会福祉関係支援者、行政担当者、その他必要な関係者を交えた円卓会議を、6か月に1回実施する。円卓会議内では、支援事例の共有に加え、社会福祉関係支援者等が抱えている課題ヒアリングと解決策の検討を中心に実施する。合わせて、行政の政策化を目指し、シンポジウムの開催や、行政や議員への陳情を行う。

資金提供契約締結日

2024年06月04日

事業期間

開始日

2024年06月04日

終了日

2027年02月27日

対象地域

岐阜県

事業概要

1.適切な福祉医療サービス提供を妨げる動物問題の緩和・解決
被支援者のペット問題によりサービス提供等に課題を抱える社会福祉支援者等から連絡を受けて、現場団体とのマッチングを行い、問題の緩和・解決を行う。具体的には、入院の妨げとなっているペットの一時保護、不衛生な環境の改善のための適切なペットの飼育環境の設定と適正飼育指導、ペットフードの支援(ペット版フードドライブ)、繁殖抑制のための不妊去勢手術等を実施する。
2.生活困窮者等に対する、寄り添い相談支援
本事業の対象者は、人とのかかわりが少ない中、生きがいを求めてペットを飼っており、ペットの話ができる相談者がいるだけで、精神的な充足につながる。ペットの話ができる相談者とのつながりを作り、社会的に孤立させず、必要な時に、必要な支援につなげられる関係性を維持する。
3.ペット後見のビジネス化と遺贈寄付獲得
経済的には困窮していないが、関係性の困窮から、自分が死んだ後の動物の行き先が心配という方を対象として、動物の引き取りと新しい飼い主への譲渡を行うサービス(ペット後見)を提供すると共に、遺贈寄付を依頼し、事業のビジネス化を行う。
4.チーム会議
各団体の支援事例、各団体の現在の困りごと、事業全体の成果目標に対する進捗状況等を情報共有し、計画修正の必要性の検討等を行うチーム会議を3か月に1回開催する。
5.コミュニティプラットフォーム形成に向けた円卓会議と政策提言
社会福祉関係支援者、行政担当者、その他必要な関係者を交えた円卓会議を、6か月に1回実施する。円卓会議内では、支援事例の共有に加え、社会福祉関係支援者等が抱えている課題ヒアリングと解決策の検討を中心に実施する。合わせて、行政の政策化を目指し、シンポジウムの開催や、行政や議員への陳情を行う。

資金提供契約締結日2024年06月04日
事業期間開始日 2024年06月04日終了日 2027年02月27日
対象地域岐阜県

直接的対象グループ

生活困窮者・障がい者・高齢者等の支援に携わる社会福祉関係支援者

人数

約30名。
*地域包括支援センター所属職員のうち、利用者や家族からペットに関する相談を受けた職員は48.2%、実際に福祉サービス提供の妨げになった経験を持つ職員は42.3%(当団体調査2022,n=58)であった。分野は違えど、精神福祉においても同様にペットに関する問題は報告されており、同様の傾向にあると考えられる。

最終受益者

①動物を飼育していることで、適切な福祉・医療サービスを利用できない、生活困窮者・障がい者・高齢者等
②経済的には困窮していないが、関係性の貧困から、自分が死んだ後のペットの行き先を心配している飼い主(主に高齢者)

人数

①約400名。
*高齢福祉分野に限っても、岐阜市内の地域包括支援センター職員数は約100人で、その4割40例ほどは確実に潜在している。これに精神福祉分野にかかわるペット問題を加えるとその2倍程度の数は存在する。岐阜県の人口は約200万人、岐阜市の人口は40万人であることから、岐阜県全体では岐阜市の5倍。40例×2×5=400例程潜在していると考えられる。
②約1万世帯。
*高齢者のみの世帯約25%×日常的な手伝いを別居家族に頼れない高齢者約33%×ペットを飼育している高齢者世帯約16%=約1.3%が、高齢者のみでペットを飼育し頼る宛がない世帯の割合となる。岐阜県の世帯数は約80万世帯であるため、約80万×1.3%=約1万世帯ということになる。

直接的対象グループ

生活困窮者・障がい者・高齢者等の支援に携わる社会福祉関係支援者

人数

約30名。
*地域包括支援センター所属職員のうち、利用者や家族からペットに関する相談を受けた職員は48.2%、実際に福祉サービス提供の妨げになった経験を持つ職員は42.3%(当団体調査2022,n=58)であった。分野は違えど、精神福祉においても同様にペットに関する問題は報告されており、同様の傾向にあると考えられる。

最終受益者

①動物を飼育していることで、適切な福祉・医療サービスを利用できない、生活困窮者・障がい者・高齢者等
②経済的には困窮していないが、関係性の貧困から、自分が死んだ後のペットの行き先を心配している飼い主(主に高齢者)

人数

①約400名。
*高齢福祉分野に限っても、岐阜市内の地域包括支援センター職員数は約100人で、その4割40例ほどは確実に潜在している。これに精神福祉分野にかかわるペット問題を加えるとその2倍程度の数は存在する。岐阜県の人口は約200万人、岐阜市の人口は40万人であることから、岐阜県全体では岐阜市の5倍。40例×2×5=400例程潜在していると考えられる。
②約1万世帯。
*高齢者のみの世帯約25%×日常的な手伝いを別居家族に頼れない高齢者約33%×ペットを飼育している高齢者世帯約16%=約1.3%が、高齢者のみでペットを飼育し頼る宛がない世帯の割合となる。岐阜県の世帯数は約80万世帯であるため、約80万×1.3%=約1万世帯ということになる。

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無

なし

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無なし

事業の背景・課題

社会課題

 社会的孤立や精神・発達障害などを患う生活困窮者が、ペット飼育を原因として、困窮が加速・深刻化する事例が後を絶たない。精神疾患や骨折などで入院が必要だが、ペットがいるからと入院を拒否するた事例や、20頭を超える猫の多頭飼育により衛生環境が悪化し訪問介護・訪問看護の派遣が受けられない事例、大家から退去を迫られるものの動物がいるために転居先が見つからず車中泊となる事例等を経験した。多頭飼育では、ペットフード代だけで月数万円にのぼり、本人が食費を切り詰めたり、家賃滞納につながっている。多重債務など経済的な問題と動物問題がリンクする事例も多い。社会福祉支援者等はペットの支援はカバー範囲になく解決策を持っていないため、支援の必要な人が目の前にいても、ペットが妨げとなり、支援できない立ち往生状態となる。
 2022年当団体が実施した、地域包括支援センター職員向けアンケート調査(N=85)では、ペット飼育が福祉サービス提供の妨げになった事例の経験がある職員が36人(42.3%)であった。相談の内容は、入院・施設入所・転居したいが、ペットがいるからできない(34.1%)、動物の飼育環境が不衛生になっており、適切な飼育ができていない(18.8%)、多数の犬や猫が繁殖してしまっている(9.4%)であった。必要とされる支援としては、動物の保護や一時預かりに関して相談できる機関(80.0%)、総合的な窓口の設置(75.3%)と、専門機関の紹介ニーズが高いことが確認された。
 生活困窮者や高齢者の動物飼育を制限すべきという意見も散見されるが、動物を飼育していることは、生きる力になり、飼い主の精神的・身体的な健康維持に良い影響を与える。ペット飼育が健康寿命を延ばすことは様々な論文で示されており、どんな境遇でもペット飼育ができる社会を作ることは、新たな豊かさを作ることにつながるが、一方で、飼育困難や不適切飼育事案の発生リスクは高まる。適切な飼育ができるように支援できる体制を整えることが急務である。
 しかしながら、現状ペットの支援を担っているのは、組織基盤も財政基盤も乏しい動物系NPOや個人ボランティアである。支援に入ることは、NPOにとっては純粋な負担増であり、疲弊感が大きく、持続可能な活動となっていない。地域社会とのつながりを深め、ボランティアとしての活動から脱皮し、事業のビジネス化を行っていくことが急務である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

環境省は多頭飼育対策ガイドラインを発行している。岐阜県も動物担当課が動物系団体と社会福祉支援者の連携会議を開催しているが、実効的な連携体制作りに向けては開催頻度が低い。国・県・市町村いずれのレベルでも、社会福祉関係の計画等に動物飼育をしている被支援者への支援について記載はなく、現場でも「動物のことは保健所に相談して」というスタンスで、福祉の問題として捉えられていない傾向が伺える。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

2022年8月より、動物相談ホットラインを開設し、2024年1月までの18か月間に、205件の新規相談受付があり、395件の訪問支援を実施し、動物に関係した支援に加え、障碍者手帳取得支援、住まい探し、働き口の紹介なども実施している。2023年12月までに、ペット後見契約11件、包括遺贈4件(遺言書作成済)、包括遺贈見込み案件2件あり、即時的な財源ではないが、ビジネス化に向けて芽が出始めている。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

動物飼育をしている要支援者への福祉・医療サービスの提供は、本来的には公共政策の中で対応すべき課題だが、現状の法制度や予算の仕組み上、行政の既存施策では対応困難であり、制度の狭間を埋める本事業は、休眠預金事業の趣旨に合致している。遺贈寄付は民間公益活動の自立において重要な財源とみなされており、その仕組化を目指すことは、他の休眠預金活用団体に持続可能な民間資金獲得のモデルを提示できると考えている。

社会課題

 社会的孤立や精神・発達障害などを患う生活困窮者が、ペット飼育を原因として、困窮が加速・深刻化する事例が後を絶たない。精神疾患や骨折などで入院が必要だが、ペットがいるからと入院を拒否するた事例や、20頭を超える猫の多頭飼育により衛生環境が悪化し訪問介護・訪問看護の派遣が受けられない事例、大家から退去を迫られるものの動物がいるために転居先が見つからず車中泊となる事例等を経験した。多頭飼育では、ペットフード代だけで月数万円にのぼり、本人が食費を切り詰めたり、家賃滞納につながっている。多重債務など経済的な問題と動物問題がリンクする事例も多い。社会福祉支援者等はペットの支援はカバー範囲になく解決策を持っていないため、支援の必要な人が目の前にいても、ペットが妨げとなり、支援できない立ち往生状態となる。
 2022年当団体が実施した、地域包括支援センター職員向けアンケート調査(N=85)では、ペット飼育が福祉サービス提供の妨げになった事例の経験がある職員が36人(42.3%)であった。相談の内容は、入院・施設入所・転居したいが、ペットがいるからできない(34.1%)、動物の飼育環境が不衛生になっており、適切な飼育ができていない(18.8%)、多数の犬や猫が繁殖してしまっている(9.4%)であった。必要とされる支援としては、動物の保護や一時預かりに関して相談できる機関(80.0%)、総合的な窓口の設置(75.3%)と、専門機関の紹介ニーズが高いことが確認された。
 生活困窮者や高齢者の動物飼育を制限すべきという意見も散見されるが、動物を飼育していることは、生きる力になり、飼い主の精神的・身体的な健康維持に良い影響を与える。ペット飼育が健康寿命を延ばすことは様々な論文で示されており、どんな境遇でもペット飼育ができる社会を作ることは、新たな豊かさを作ることにつながるが、一方で、飼育困難や不適切飼育事案の発生リスクは高まる。適切な飼育ができるように支援できる体制を整えることが急務である。
 しかしながら、現状ペットの支援を担っているのは、組織基盤も財政基盤も乏しい動物系NPOや個人ボランティアである。支援に入ることは、NPOにとっては純粋な負担増であり、疲弊感が大きく、持続可能な活動となっていない。地域社会とのつながりを深め、ボランティアとしての活動から脱皮し、事業のビジネス化を行っていくことが急務である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

環境省は多頭飼育対策ガイドラインを発行している。岐阜県も動物担当課が動物系団体と社会福祉支援者の連携会議を開催しているが、実効的な連携体制作りに向けては開催頻度が低い。国・県・市町村いずれのレベルでも、社会福祉関係の計画等に動物飼育をしている被支援者への支援について記載はなく、現場でも「動物のことは保健所に相談して」というスタンスで、福祉の問題として捉えられていない傾向が伺える。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

2022年8月より、動物相談ホットラインを開設し、2024年1月までの18か月間に、205件の新規相談受付があり、395件の訪問支援を実施し、動物に関係した支援に加え、障碍者手帳取得支援、住まい探し、働き口の紹介なども実施している。2023年12月までに、ペット後見契約11件、包括遺贈4件(遺言書作成済)、包括遺贈見込み案件2件あり、即時的な財源ではないが、ビジネス化に向けて芽が出始めている。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

動物飼育をしている要支援者への福祉・医療サービスの提供は、本来的には公共政策の中で対応すべき課題だが、現状の法制度や予算の仕組み上、行政の既存施策では対応困難であり、制度の狭間を埋める本事業は、休眠預金事業の趣旨に合致している。遺贈寄付は民間公益活動の自立において重要な財源とみなされており、その仕組化を目指すことは、他の休眠預金活用団体に持続可能な民間資金獲得のモデルを提示できると考えている。

中長期アウトカム

動物を飼育している生活困窮者等に対する支援の特殊性について、社会福祉支援者、行政・議会をはじめとした社会全体に認知・理解が広まり、国が発行する地域福祉計画策定ガイドラインや、地方自治体が策定する地域福祉計画の中に、動物飼育をしている被支援者への対応についての記述が追加され、その計画を元に、行政の中で専用の対応窓口が設置されるようになり、持続可能な官民連携体制(コミュニティプラットフォーム)が構築されている。社会福祉支援者に認知された結果、被支援者の動物問題への早期発見・早期介入が可能となり、官民が連携した対応が当たり前となり、被支援者が動物飼育を継続しながら、適切な福祉・医療サービスを享受でき、心身ともに健康な状態で生きがいをもって暮らすことができている。ペット後見や遺贈寄付が一般化することで、ペットの保護=無料というイメージが払拭され、ペットの保護にお金を遺すことが社会的に常識的なこととなり、動物飼育支援を行うNPOについても、持続可能な財源が獲得され、組織基盤が整い、持続的に支援が可能になっている。

短期アウトカム

モニタリング

いいえ

指標

協働実績のある社会福祉支援者の数(のべ数)

初期値/初期状態

30団体

事後評価時の値/状態

100団体
(2027/2)

モニタリング

いいえ

指標

社会福祉支援者からの予防期・早期案件の新規電話連絡数(年間連絡数)

初期値/初期状態

約50件(現在は、予防期、早期、緊急期など、案件ごとの課題解決の困難さの整理ができていないため、本事業ではその整理から実施していく)

事後評価時の値/状態

150件
(2027/2)

モニタリング

いいえ

指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題の電話相談新規受付数(年間受付数)

初期値/初期状態

150件/年

事後評価時の値/状態

250件/年
(2027/2)
※現在は認知が広がるにつれ相談が増えているフェーズだが、認知が広まりきり、動物問題案件が出尽くしてくれば、大幅な相談件数の増加が起こるわけではないと考えている。

モニタリング

いいえ

指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題に対する訪問相談支援の実施数(年間実施数)

初期値/初期状態

300回/年

事後評価時の値/状態

300回/年
(2027/2)
※早期介入案件が増えれば、1件の相談あたりの訪問支援数は減少するため、訪問支援数が大幅に増加するわけではない

モニタリング

いいえ

指標

遺贈寄付成立案件数(のべ数)

初期値/初期状態

6件(見込み含む)

事後評価時の値/状態

30件(見込み含む)

モニタリング

いいえ

指標

岐阜県議会/岐阜県内の市町村議会で、動物飼育をしている生活困窮者等への対応に関する一般質問が行われ、福祉関係部署により答弁がなされた回数

初期値/初期状態

0回

事後評価時の値/状態

5回
(2027/2)

モニタリング

いいえ

指標

国会で、動物飼育をしている生活困窮者等への対応に関する一般質問が行われ、環境省ではなく、厚生労働省もしくは内閣府により答弁がなされた回数

初期値/初期状態

0回

事後評価時の値/状態

2回
(2027/2)

1

岐阜県内の社会福祉支援者等と協働により動物問題の解決が実施され、動物問題の特殊性や、解決の方法があることについて、社会福祉支援者等への認知・理解が進んでいる

モニタリングいいえ
指標

協働実績のある社会福祉支援者の数(のべ数)

初期値/初期状態

30団体

事後評価時の値/状態

100団体
(2027/2)

2

社会福祉支援者から、動物問題が悪化する前の早期通報が増加している

モニタリングいいえ
指標

社会福祉支援者からの予防期・早期案件の新規電話連絡数(年間連絡数)

初期値/初期状態

約50件(現在は、予防期、早期、緊急期など、案件ごとの課題解決の困難さの整理ができていないため、本事業ではその整理から実施していく)

事後評価時の値/状態

150件
(2027/2)

3

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者が陥っている動物問題が解決され、適切な福祉・医療サービスが提供され、心身ともに健康な状態で生活できている。

モニタリングいいえ
指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題の電話相談新規受付数(年間受付数)

初期値/初期状態

150件/年

事後評価時の値/状態

250件/年
(2027/2)
※現在は認知が広がるにつれ相談が増えているフェーズだが、認知が広まりきり、動物問題案件が出尽くしてくれば、大幅な相談件数の増加が起こるわけではないと考えている。

4

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者が陥っている動物問題が解決され、適切な福祉・医療サービスが提供され、心身ともに健康な状態で生活できている。

モニタリングいいえ
指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題に対する訪問相談支援の実施数(年間実施数)

初期値/初期状態

300回/年

事後評価時の値/状態

300回/年
(2027/2)
※早期介入案件が増えれば、1件の相談あたりの訪問支援数は減少するため、訪問支援数が大幅に増加するわけではない

5

動物のために役立ててほしいという意志を持った方からの遺贈寄付の申し出が定期的にあり、動物系NPOの組織基盤を行う基金が運用できている。

モニタリングいいえ
指標

遺贈寄付成立案件数(のべ数)

初期値/初期状態

6件(見込み含む)

事後評価時の値/状態

30件(見込み含む)

6

岐阜県および岐阜県内の市町村議会・委員会において、動物飼育をしている生活困窮者等の問題について取り上げられ、動物部署ではなく、福祉部署が何らかの対応を行っている状態になっている。

モニタリングいいえ
指標

岐阜県議会/岐阜県内の市町村議会で、動物飼育をしている生活困窮者等への対応に関する一般質問が行われ、福祉関係部署により答弁がなされた回数

初期値/初期状態

0回

事後評価時の値/状態

5回
(2027/2)

7

国会において勉強会が行われ、国会内で、厚生労働委員会等で生活困窮ペット飼育者問題が取り上げられ、厚生労働省管轄の福祉関係の審議会や、内閣府の孤立孤独対策に関連した審議会などでも取り上げられるようになっている

モニタリングいいえ
指標

国会で、動物飼育をしている生活困窮者等への対応に関する一般質問が行われ、環境省ではなく、厚生労働省もしくは内閣府により答弁がなされた回数

初期値/初期状態

0回

事後評価時の値/状態

2回
(2027/2)

アウトプット

モニタリング

はい

指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題の電話相談新規受付数(年間受付数)

中間評価時の値/状態

150件/年

事後評価時の値/状態

250件/年
(2027/2)
※現在は認知が広がるにつれ相談が増えているフェーズだが、認知が広まりきり、動物問題案件が出尽くしてくれば、大幅な相談件数の増加が起こるわけではないと考えている。"

モニタリング

はい

指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題に対する訪問相談支援の実施数(年間実施数)

中間評価時の値/状態

300回/年

事後評価時の値/状態

300回/年
(2027/2)
※早期介入案件が増えれば、1件の相談あたりの訪問支援数は減少するため、訪問支援数が大幅に増加するわけではない

モニタリング

はい

指標

LINE相談登録者数

中間評価時の値/状態

60人

事後評価時の値/状態

100人

モニタリング

はい

指標

実施回数
参加人数

中間評価時の値/状態

4回/年
合計80名

事後評価時の値/状態

12回
合計240名

モニタリング

はい

指標

実施回数
参加人数

中間評価時の値/状態

2回/年
合計参加者数60人

事後評価時の値/状態

6回
のべ参加者数180人

モニタリング

はい

指標

実施回数

中間評価時の値/状態

4回/年

事後評価時の値/状態

12回

モニタリング

はい

指標

実施回数

中間評価時の値/状態

1回/年

事後評価時の値/状態

3回

1

動物相談ホットラインの運営・受付

モニタリングはい
指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題の電話相談新規受付数(年間受付数)

中間評価時の値/状態

150件/年

事後評価時の値/状態

250件/年
(2027/2)
※現在は認知が広がるにつれ相談が増えているフェーズだが、認知が広まりきり、動物問題案件が出尽くしてくれば、大幅な相談件数の増加が起こるわけではないと考えている。"

2

被支援者に対する訪問支援活動

モニタリングはい
指標

動物飼育をしている生活困窮者等の被支援者の動物問題に対する訪問相談支援の実施数(年間実施数)

中間評価時の値/状態

300回/年

事後評価時の値/状態

300回/年
(2027/2)
※早期介入案件が増えれば、1件の相談あたりの訪問支援数は減少するため、訪問支援数が大幅に増加するわけではない

3

LINE相談

モニタリングはい
指標

LINE相談登録者数

中間評価時の値/状態

60人

事後評価時の値/状態

100人

4

ペット後見/遺贈寄付セミナーの実施

モニタリングはい
指標

実施回数
参加人数

中間評価時の値/状態

4回/年
合計80名

事後評価時の値/状態

12回
合計240名

5

円卓会議の開催

モニタリングはい
指標

実施回数
参加人数

中間評価時の値/状態

2回/年
合計参加者数60人

事後評価時の値/状態

6回
のべ参加者数180人

6

チーム会議の開催

モニタリングはい
指標

実施回数

中間評価時の値/状態

4回/年

事後評価時の値/状態

12回

7

国会勉強会の開催

モニタリングはい
指標

実施回数

中間評価時の値/状態

1回/年

事後評価時の値/状態

3回

事業活動

活動

1

活動 (内容)

生活困窮者等の動物問題に関して、社会福祉支援者等や本人からの相談を電話相談の受付を実施する。新規相談件数は年間250件を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

1活動 (内容)

生活困窮者等の動物問題に関して、社会福祉支援者等や本人からの相談を電話相談の受付を実施する。新規相談件数は年間250件を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

2

活動 (内容)

社会福祉支援者と現場団体の接続を行う。電話相談の時点で、案件についてのヒアリングを行い、適切な現場団体の紹介・接続を行う。幹事団体が直接現場を担う場合もある。接続する社会福祉関係団体の数は、2027/2時点で、のべ100団体を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

2活動 (内容)

社会福祉支援者と現場団体の接続を行う。電話相談の時点で、案件についてのヒアリングを行い、適切な現場団体の紹介・接続を行う。幹事団体が直接現場を担う場合もある。接続する社会福祉関係団体の数は、2027/2時点で、のべ100団体を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

3

活動 (内容)

訪問による相談・問題解決支援を行う。具体的には、入院の妨げとなっている場合に動物の一時保護を行う、不衛生な環境になっている場合に衛生的に動物飼育ができる生活環境の設定と適正飼育指導を行う、動物の飼育費が高額になっている場合に低額で飼育できるノウハウや物資を提供する、多頭飼育に陥っている場合は不妊去勢手術を実施する等である。訪問支援実施回数はチーム全体で年間300回を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

3活動 (内容)

訪問による相談・問題解決支援を行う。具体的には、入院の妨げとなっている場合に動物の一時保護を行う、不衛生な環境になっている場合に衛生的に動物飼育ができる生活環境の設定と適正飼育指導を行う、動物の飼育費が高額になっている場合に低額で飼育できるノウハウや物資を提供する、多頭飼育に陥っている場合は不妊去勢手術を実施する等である。訪問支援実施回数はチーム全体で年間300回を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

4

活動 (内容)

被支援者に対する継続的な相談支援を実施する。電話やLINEで気軽に連絡をとれる手段を用いて実施する。継続的な相談支援を実施する被支援者は、2027/2時点で、チーム全体でのべ100名を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

4活動 (内容)

被支援者に対する継続的な相談支援を実施する。電話やLINEで気軽に連絡をとれる手段を用いて実施する。継続的な相談支援を実施する被支援者は、2027/2時点で、チーム全体でのべ100名を想定する。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

5

活動 (内容)

経済的には困窮していないが、関係性の困窮から、自分が死んだ後の動物の行き先が心配という方を対象として、動物の引き取りと新しい飼い主への譲渡を行うことを条件として遺贈寄付をしていただく取り組み(ペット後見)を普及する。広報については、年4回程度のセミナーを開催するとともに、適宜プレスリリースを発出する。遺贈寄付セミナーの開催地域は岐阜県に絞らず、名古屋などの大都市圏でも開催する。2027/2までに、30件の遺贈寄付の遺言書作成を想定する。

時期

2024/5-2027/2
各年度4回のセミナーを開催する

5活動 (内容)

経済的には困窮していないが、関係性の困窮から、自分が死んだ後の動物の行き先が心配という方を対象として、動物の引き取りと新しい飼い主への譲渡を行うことを条件として遺贈寄付をしていただく取り組み(ペット後見)を普及する。広報については、年4回程度のセミナーを開催するとともに、適宜プレスリリースを発出する。遺贈寄付セミナーの開催地域は岐阜県に絞らず、名古屋などの大都市圏でも開催する。2027/2までに、30件の遺贈寄付の遺言書作成を想定する。

時期

2024/5-2027/2
各年度4回のセミナーを開催する

6

活動 (内容)

遺贈寄付の受け皿となる基金の整備を行う。基金は、幹事団体内に設置し、直接遺贈寄付を受けられない小規模な動物関係団体の基盤整備のための助成金として活用することを想定している。2024年度中に、基金の内容を作成して、県に届け出る。

時期

2024年度内に基金設置規定を理事会承認し、県に提出する

6活動 (内容)

遺贈寄付の受け皿となる基金の整備を行う。基金は、幹事団体内に設置し、直接遺贈寄付を受けられない小規模な動物関係団体の基盤整備のための助成金として活用することを想定している。2024年度中に、基金の内容を作成して、県に届け出る。

時期

2024年度内に基金設置規定を理事会承認し、県に提出する

7

活動 (内容)

コミュニティプラットフォーム形成に向けた円卓会議を実施する。円卓会議には、チームの構成団体に加え、社会福祉関係支援者、行政担当者、その他必要な関係者を交えて実施する。開催頻度は6か月に1回実施する。円卓会議内では、支援事例の共有に加え、社会福祉関係支援者等が抱えている課題ヒアリングと解決策の検討を中心に実施する。

時期

2024/9、2025/3、2025/9、2026/3、2026/9、2027/2

7活動 (内容)

コミュニティプラットフォーム形成に向けた円卓会議を実施する。円卓会議には、チームの構成団体に加え、社会福祉関係支援者、行政担当者、その他必要な関係者を交えて実施する。開催頻度は6か月に1回実施する。円卓会議内では、支援事例の共有に加え、社会福祉関係支援者等が抱えている課題ヒアリングと解決策の検討を中心に実施する。

時期

2024/9、2025/3、2025/9、2026/3、2026/9、2027/2

8

活動 (内容)

岐阜県議会議員/岐阜県内の市町村議会議員とのコミュニケーションを図り、議会での一般質問の機会づくりを行う。関係のある議員に対して、円卓会議への参加を依頼し、現状を共有する。その上で、一般質問につなげられそうな場合に、質問内容について協議して、質問を行っていく。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

8活動 (内容)

岐阜県議会議員/岐阜県内の市町村議会議員とのコミュニケーションを図り、議会での一般質問の機会づくりを行う。関係のある議員に対して、円卓会議への参加を依頼し、現状を共有する。その上で、一般質問につなげられそうな場合に、質問内容について協議して、質問を行っていく。

時期

2024/5-2027/2(随時実施)

9

活動 (内容)

チーム会議を実施する。参加者はチーム構成団体とする。各団体の支援事例、各団体の現在の困りごと、事業全体の成果目標に対する進捗状況等を情報共有し、計画修正の必要性の検討等を行う。チーム会議は3か月に1回開催するが、円卓会議を実施する月については、同日開催とする。

時期

2024/5-2027/2
各年度4回会議を実施する。

9活動 (内容)

チーム会議を実施する。参加者はチーム構成団体とする。各団体の支援事例、各団体の現在の困りごと、事業全体の成果目標に対する進捗状況等を情報共有し、計画修正の必要性の検討等を行う。チーム会議は3か月に1回開催するが、円卓会議を実施する月については、同日開催とする。

時期

2024/5-2027/2
各年度4回会議を実施する。

10

活動 (内容)

国会での勉強会(生活困窮者支援とペット飼育問題に関する勉強会)の開催
幹事団体、現場団体、全国の先駆的事例の実践者、内閣府孤独孤立対策室等の関係者を招聘したシンポジウムを開催する。

時期

2025/3
2026/3
2027/2

10活動 (内容)

国会での勉強会(生活困窮者支援とペット飼育問題に関する勉強会)の開催
幹事団体、現場団体、全国の先駆的事例の実践者、内閣府孤独孤立対策室等の関係者を招聘したシンポジウムを開催する。

時期

2025/3
2026/3
2027/2

インプット

総事業費

34,638,000円

総事業費34,638,000円

広報戦略および連携・対話戦略

広報戦略

社会福祉関係事業所に対して、リーフレットを配布するなどして、認知を拡大していく。一方で一気に認知を拡大させすぎると、対応できない規模になってしまうため、相談案件数をモニタリングしながら進める。マスメディアからの取材についても、可能な限り受け、社会全体に課題を認知する機会を作っていく。遺贈寄付については積極的なセミナーとプレスリリースを実施していく。

連携・対話戦略

円卓会議の実施が、連携・対話を深める中核的な取り組みとなる。円卓会議には、チーム構成団体に加えて、社会福祉支援者、行政、議員などのステークホルダーを招へいして、特に社会福祉支援者の抱える課題についてヒアリングし、理解を深めるとともに、具体的な解決手法について検討を行っていく。また、政策提言についての方向性についても意見交換する。

広報戦略

社会福祉関係事業所に対して、リーフレットを配布するなどして、認知を拡大していく。一方で一気に認知を拡大させすぎると、対応できない規模になってしまうため、相談案件数をモニタリングしながら進める。マスメディアからの取材についても、可能な限り受け、社会全体に課題を認知する機会を作っていく。遺贈寄付については積極的なセミナーとプレスリリースを実施していく。

連携・対話戦略

円卓会議の実施が、連携・対話を深める中核的な取り組みとなる。円卓会議には、チーム構成団体に加えて、社会福祉支援者、行政、議員などのステークホルダーを招へいして、特に社会福祉支援者の抱える課題についてヒアリングし、理解を深めるとともに、具体的な解決手法について検討を行っていく。また、政策提言についての方向性についても意見交換する。

出口戦略・持続可能性について

実行団体

 財源獲得については、①遺贈寄付の獲得、②政策化による行政予算の獲得の2つが出口戦略となる。①については、助成期間終了までに30件の案件の形成を目指し、基金化して安定財源化していく。遺贈寄付は平均7年で執行されると言われているが、助成終了までに30件案件があれば、年に1件程度は執行されるものと考えられる。②については、行政・議員とのコミュニケーションを行うが、予算化の実現可能性については未知数であると言わざるを得ない。長期的な視点にたち、働きかけを続けていく。
 コミュニティプラットフォーム形成の視点からすると、参加団体それぞれが、組織基盤を整備し、持続可能性を高めることが重要である。財源問題は上記の通りだが、人材確保も重要である。財源が確保できれば、幹事団体による直接雇用を増やし、人材育成を行い、育成した人材を各団体のサポートにあたらせ、基盤整備を進めていきたいと考えている。

実行団体

 財源獲得については、①遺贈寄付の獲得、②政策化による行政予算の獲得の2つが出口戦略となる。①については、助成期間終了までに30件の案件の形成を目指し、基金化して安定財源化していく。遺贈寄付は平均7年で執行されると言われているが、助成終了までに30件案件があれば、年に1件程度は執行されるものと考えられる。②については、行政・議員とのコミュニケーションを行うが、予算化の実現可能性については未知数であると言わざるを得ない。長期的な視点にたち、働きかけを続けていく。
 コミュニティプラットフォーム形成の視点からすると、参加団体それぞれが、組織基盤を整備し、持続可能性を高めることが重要である。財源問題は上記の通りだが、人材確保も重要である。財源が確保できれば、幹事団体による直接雇用を増やし、人材育成を行い、育成した人材を各団体のサポートにあたらせ、基盤整備を進めていきたいと考えている。

関連する主な実績

助成事業の実績と成果

 2022年、2023年と、貴財団の新型コロナウイルス緊急支援事業に採択され、活動を実施してきた。同事業内で、2022年8月より、動物相談ホットラインを開設し、2024年1月までの18か月間に、205件の新規相談受付があり、395件の訪問支援を実施した。2022年度の相談内容の内訳は相談の内容は飼い主の入院・死亡等43.4%、多頭飼育崩壊13.2%、野良猫に関する相談13.2%、万が一の入院等への備え11.3%であった。動物にかかわる支援だけでなく、障碍者手帳取得支援、住まい探し、働き口の紹介なども実施している。当団体がかかわることで、社会福祉支援者だけでは解決できない、被支援者の動物問題を解決あるいは緩和することができた。その結果から協働した社会福祉支援者からの信頼を得ることができており、事業内容に理解が進んだことで、徐々に、深刻化した例だけでなく、早期の課題についての相談が得られるようになってきている。
 円卓会議を含めた政策提言、行政や議員とのコミュニケーションを進めたことにより、内閣府孤独孤立対策室から、孤独・孤立対策に資する官民・民民連携による特色ある取組の推進にかかわる取り組み事例としての取材を受けることが決まっている(追って内閣府のページにてインタビューが掲載される模様)。
 岐阜市との連携に関しては、岐阜市議会議員の熊田由弘氏を介して、重層的支援推進室との対話を行っており、地域福祉計画への動物飼育をしている被支援者への対応についての記載について要望を行っており、今後熊田氏から議会での一般質問を行う予定となっている。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

 2022年当団体が実施した、地域包括支援センター職員向けアンケート調査(N=85)では、ペットに関する相談を受けたことがある職員は41人(48.2%)、ペット飼育が福祉サービス提供の妨げになった事例の経験がある職員が36人(42.3%)であった。相談の内容は、入院・施設入所・転居したいが、ペットがいるからできない(34.1%)、動物の飼育環境が不衛生になっており、適切な飼育ができていない(18.8%)、多数の犬や猫が繁殖してしまっている(9.4%)であった。必要とされる支援としては、動物の保護や一時預かりに関して相談できる機関(80.0%)、総合的な窓口の設置(75.3%)と、専門機関の紹介ニーズが高いことが確認された。
 連携実績のある団体は、地域包括支援センターや、生活就労サポートセンターなど約30団体あり、円卓会議にも参加いただいている。
 実際の支援事例としては、精神疾患があり3か月程度の入院が必要だがペットホテルに預けるお金はないという事例に対し、低価格での預かりやボランティアによる預かりのマッチングを行っている。費用については後払いとして、経済的負担を最小限に抑えるようにしている。多頭飼育事例については、不妊去勢手術を行うほか、大家から退去を要求されている事案では、猫と住める住宅の確保を進め、引越しのサポートを行っている。多頭飼育により猫のフード代がかさみ経済的な困窮状態にある世帯に対し、企業からの寄付フードや、安いフードの大袋を宅配することで経済支援を行っている。引きこもりの30代の兄弟が多数の猫を飼育している案件では、兄弟が支援につながることができるように、兄弟の障がい者手帳の取得に関してのサポートを行った。これらの事例については、2022年8月のホットライン開設以来、1年以上にわたって伴走している例もみられる。

助成事業の実績と成果

 2022年、2023年と、貴財団の新型コロナウイルス緊急支援事業に採択され、活動を実施してきた。同事業内で、2022年8月より、動物相談ホットラインを開設し、2024年1月までの18か月間に、205件の新規相談受付があり、395件の訪問支援を実施した。2022年度の相談内容の内訳は相談の内容は飼い主の入院・死亡等43.4%、多頭飼育崩壊13.2%、野良猫に関する相談13.2%、万が一の入院等への備え11.3%であった。動物にかかわる支援だけでなく、障碍者手帳取得支援、住まい探し、働き口の紹介なども実施している。当団体がかかわることで、社会福祉支援者だけでは解決できない、被支援者の動物問題を解決あるいは緩和することができた。その結果から協働した社会福祉支援者からの信頼を得ることができており、事業内容に理解が進んだことで、徐々に、深刻化した例だけでなく、早期の課題についての相談が得られるようになってきている。
 円卓会議を含めた政策提言、行政や議員とのコミュニケーションを進めたことにより、内閣府孤独孤立対策室から、孤独・孤立対策に資する官民・民民連携による特色ある取組の推進にかかわる取り組み事例としての取材を受けることが決まっている(追って内閣府のページにてインタビューが掲載される模様)。
 岐阜市との連携に関しては、岐阜市議会議員の熊田由弘氏を介して、重層的支援推進室との対話を行っており、地域福祉計画への動物飼育をしている被支援者への対応についての記載について要望を行っており、今後熊田氏から議会での一般質問を行う予定となっている。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

 2022年当団体が実施した、地域包括支援センター職員向けアンケート調査(N=85)では、ペットに関する相談を受けたことがある職員は41人(48.2%)、ペット飼育が福祉サービス提供の妨げになった事例の経験がある職員が36人(42.3%)であった。相談の内容は、入院・施設入所・転居したいが、ペットがいるからできない(34.1%)、動物の飼育環境が不衛生になっており、適切な飼育ができていない(18.8%)、多数の犬や猫が繁殖してしまっている(9.4%)であった。必要とされる支援としては、動物の保護や一時預かりに関して相談できる機関(80.0%)、総合的な窓口の設置(75.3%)と、専門機関の紹介ニーズが高いことが確認された。
 連携実績のある団体は、地域包括支援センターや、生活就労サポートセンターなど約30団体あり、円卓会議にも参加いただいている。
 実際の支援事例としては、精神疾患があり3か月程度の入院が必要だがペットホテルに預けるお金はないという事例に対し、低価格での預かりやボランティアによる預かりのマッチングを行っている。費用については後払いとして、経済的負担を最小限に抑えるようにしている。多頭飼育事例については、不妊去勢手術を行うほか、大家から退去を要求されている事案では、猫と住める住宅の確保を進め、引越しのサポートを行っている。多頭飼育により猫のフード代がかさみ経済的な困窮状態にある世帯に対し、企業からの寄付フードや、安いフードの大袋を宅配することで経済支援を行っている。引きこもりの30代の兄弟が多数の猫を飼育している案件では、兄弟が支援につながることができるように、兄弟の障がい者手帳の取得に関してのサポートを行った。これらの事例については、2022年8月のホットライン開設以来、1年以上にわたって伴走している例もみられる。