事業完了報告
2026/01/19更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2024/06/05 | 終了日 2025/02/28 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 東京都多摩市(多摩センター駅周辺)を中心に、多摩ニュータウン地域全域を対象 | |
| 事業対象者 | 多摩ニュータウン地域の団地に住む「子どもたち」やその「(子育て)家庭」。 | |
| 事業対象者人数 | 多摩センター駅近隣の団地に住む | |
| 事業概要 | 多摩市落合団地やその周辺には家庭内にて経済的困窮や不登校、孤食などの課題を抱える子どもがいるものの、コロナ禍や物価高騰など急激な変化が起きる中で必要な支援が行き届かず、状況が急速悪化しています。そこで今回、多摩ニュータウンの団地に暮らす子育て家庭を主な対象に、食事の支援だけなく、安心出来る居場所としてセーフティネットとなるコミュニティをつくり、自立を支援します。 | |
事業の総括およびその価値
計画した事業は途中の変更を含めて全て実施された。本事業は子どもたちと子育て家庭の課題解決に貢献するだけでなく、芸術文化の活用や地域連携の強化を通じて、地域全体の活性化にも寄与する価値の高い取り組みとなった。まず、子どもたちにとって、子ども食堂、集まりの会を通して安全で安心できる居場所を提供し、孤独感を解消するだけでなく、社会性やコミュニケーション能力を育む機会を提供した。駄菓子の提供やワークショップの開催など、子どもたちの興味や関心を引き出す活動も提供され、多様なニーズに応える居場所となった。さらに、地域住民に応援団として子ども食堂や集まりの会へ参加いただくことで地域コミュニティ全体の活性化に繋がった。そして、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供することで、子育て家庭の負担を軽減し、安心して子育てができる環境づくりに貢献した。これらの成果はセーフティネットとなるコミュニティをつくり、自立を支援するという本事業の目的に大きく貢献した。事業介入者は、子ども食堂(コモンダイニング含む)利用者、駄菓子(フリーガチャ含む)購入者、ワークショップ(カルチャースク ール含む)参加者、応援団とする。その総数は延べ4,486名。
課題設定、事業設計に関する振返り
本事業の課題は、多摩ニュータウン地域における子どもの貧困やいじめ、不登校の増加、物価高騰による生活苦といった複合的な問題に対し、居場所の提供と芸術文化の活用を通した多角的にアプローチすることだった。対して、設計した事業は、週5日の運営により、子どもたちに食事、芸術文化に触れる機会を提供し、経済的な困窮家庭や孤立しがちな子どもを含め、すべからく地域の子どもたちの新たな居場所となった。その中で小学生が積極的に店舗運営に参加し、地域の清掃や未就学児の世話をするといった姿も多く見られた。また親世代の新たな交流の場としても機能していた。地域で活動するアーティスト(応援団)と開催した集まりの会では多くの子どもが芸術文化に親しんだ。集まりの会に参加した子どもを中心にTAMATAMA FESTIVALで発表と創作を実施して以降、利用者が大幅に増加。リピーターも多く訪れ、その誘因には駄菓子が大きかったということも利用者アンケートから判明している。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 「応援団」とともに芸術文化の力を活用した居場所が週5日営業され、食事の提供、駄菓子や相談の設置、地域への情報発信が行われ、地域に子どもを支援する機運が醸成されている状態。 | |
|---|---|---|
| 指標 | ①営業日数 ②応援団の人数 ②-1:子ども向けのプログラムや食事を提供してくれる方 ②-2:施設の運営や広報業務に協力してくれる方 ②-3:寄付や協賛など資金的な協力をしてくれる方・団体 | |
| 目標値・目標状態 | ①週5日営業 ②50名(1〜3合計/年) ②-1:22名/年 ②-2:22名/年 ②-3:6名(1団体=1名とする)/年 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 週5日の営業(①)の中で、集まりの会、子ども食堂に加えて、カルチャースクールやコモンダイニング、駄菓子をインセンティブにしたフリーガチャといった取り組みを増やし、日々70名ほどの子どもが訪れる場所となっている。 その中で、のべ98名が応援団として参加(②)。日々の取り組みに参加いただいた地域の方々、ボランティア、TAMATAMA FESTIVALのtomotoキッズスペースに参加いただいた皆様が80名(②-1)。多摩市役所生涯学習課、多摩市役所広報課、ハシモト広告社など12名(②-2)。落合商店街 各店舗地域から6名(②-3)にご協力いただいた。詳細は外部との連携実績欄を参照。 | |
| 2 | 次年度以降も継続的に居場所が運営できるよう、運営費を削減できる形をつくるとともに、事業収益を確保し、家賃や運営人件費獲得の目処が立っている状態 | |
| 指標 | 次年度PLの利益確保数値目標 | |
| 目標値・目標状態 | 自立できる収益の見込み確保 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 毎週開催の定例会議によって損益を把握していた。アーツカウンシル東京「地域芸術文化活動応援助成(150万円の助成)」の交付が決定。さらに自治体と連携して、地域の部活動を学外に移行する活動を支援する「スポーツ活動普及奨励助成事業(スポーツ安全協会の補助金で250万円程度)」への申し込みを検討している。こちらは多摩市と共同で申請を計画中。文化部も対象となるため、地域の学校の美術部などへの指導者の派遣やワークショップをtomotoで開催するなどが想定される。また、近隣の廃校を活用して、現在 のtomotoの活動を発展させた活動を検討している。さらに、来年度に向けて落合商店街全体と協力した運営や、費用を圧縮することでより継続性を高める計画をしている。 | |
| 3 | TAMATAMA FESTIVALと連携することで、短期的に事業が地域内外に認知され、支援の輪が広がっている状態 | |
| 指標 | TAMATAMA FESTIVALきっかけで ①居場所に訪れた子どもの数 ②子どもを支援し居場所に訪れるようになった応援団の数 | |
| 目標値・目標状態 | ①50人 /年 ②20人 /年 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 2024年10月開催のTAMATAMA FESTIVALには事前準備のワークショップを含めて、3日間で合計458名の子どもが参加した。この時に、tomotoのショップカードを配布。11月以降、徐々にTAMATAMA FESTIVALの参加者が120名、店舗を訪れた(① *1月現在)。TAMATAMA FESTIVAL後に集客のベースが伸びているため(属性は主に小学生3年から6年まで、男女問わず)、確実に地域への認知拡大につながっているといえる。TAMATAMA FESTIVALで初めてtomotoの活動に参加し、その後ボランティアなどで18名(② *1月現在)が応援団として参加してくれている。 | |
アウトプット
| 1 | 【食事の提供】多摩ニュータウンエリアの子どもへの食事を200人以上に提供し、子どもたちが定期的に訪れる場になる。 | |
|---|---|---|
| 指標 | ①未成年の子どもに提供した食事の数 ②リピートした子どもの数 | |
| 目標値・目標状態 | ①200食/年 ・毎月:15×8=120食 ・TAMAFES:40人×2日=80食 ②リピートした子どもの数 50人/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 未成年の子どもに提供した食事の数は795食(①)で、毎週金開催のコモンダイニング計127食、TAMATAMA FESTIVALでの2日間で計92食、リピートした子どもの数は318名(②)。毎週金曜日に開催している子ども食堂で周知が拡大、初回は15名が、2月は44名に提供するまで増えた。リピーター向けに実施したアンケートでは来店の理由に、「地域に食事が購入できるお店がなくなったため」(小学6年男子)、「駄菓子を売っている場所がない」(小学6年女子)など、地域のカフェやスーパーなど、食事を伴うコミュニティの拠点となりえる場所が存在しないため、tomotoにその役割を求めて来店しているケースが多いことが伺えた。 | |
| 2 | 【集まりの会】定期的に「集まりの会」が行われ、ワークショップや子ども食堂など子どもたちが集まりやすいプログラムを開催する | |
| 指標 | ①会の開催数 ②参加人数 | |
| 目標値・目標状態 | ①10回/年 ②300人/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 月に一回の集まりの会では、地域在住のアーティスト(応援団)に子ども向けワークショップを開催してもらい、未就学児から小学生まで男女問わず多くの児童が参加した。また、9月からは定期的にカルチャースクールも開催し、合計で13回、のべ518名が参加した。参加者向けのアンケートではワークショップに参加するようになり「色々な人としゃべれるようになった(小学6年女子)」、「夜が楽しくなった(小学6年女子)」といった好意的な意見が寄せられた。また絵を描く場所、工作ができる場所として日常的に開放し、児童が創作を行っている横で、親御さんが談笑しているといった場面も見かけるようになっている。 | |
| 3 | 【居場所の開設】子どもたちがいつでも遊び、相談に来れる居場所をオープンする。居場所になるよう遊びや学びの場づくりを行う。 | |
| 指標 | ①物件の選定 ②物件の契約 ③居場所のオープン | |
| 目標値・目標状態 | ①2024年4〜5月 ②2024年5〜6月 ③2024年7月 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 2024年4〜5月に落合商店街のスタジオメガネを間借りしてtomotoを開設することを決定(①②)。2024年7月から営業をスタート(③)。音楽に親しめるようにギターを設置し、また、自由に使えるお絵かきセットを用意するなど、常にアートに触れられる場所として運営。落ち葉掃除やゴミ捨てなどお手伝いを率先して手伝う子どもたちも増加し、自分たちの居場所として能動的に参加してくれている。また相談しやすいようにアンケートを実施。「コミュ力がない」といった悩みを挙げている児童もいた。近隣の小学校で『多摩市のいいところ』を書く授業があった際には、10人以上が居場所としてtomotoについて言及していたとのこと。 | |
| 4 | 【駄菓子コーナー】子どもが立ち寄りやすい「駄菓子コーナーの設置」 | |
| 指標 | ①居場所のオープンに合わせてコーナー設置 ②駄菓子を購入した子ども数 | |
| 目標値・目標状態 | ①2024年7月 ②200人/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 2024年7月から駄菓子コーナーをスタート(①)、設置当時は1日5名程度が、毎日1回無料で引けるフリーガチャで駄菓子が当たる仕組みを導入(地域の 方々からの駄菓子寄付金で運営)。2月は1日70名超える日もあり、のべ4,309名(②)が購入している。また、駄菓子を購入する際に宝探しの気分を味わえる駄菓子タワーを設置。地域のワークショップで子どもたちと制作した。こうしたアプローチもあって、アンケートではtomotoを訪れる理由に「周辺に駄菓子が売っている場所がないため」と多くの児童が記載。駄菓子が確実な誘因となっている。また「友達としゃべれる」「知らない人と会話できる」などコミニケーションの場所としても機能していることが窺える回答も多かった。 | |
| 5 | 【相談機能】相談会などを行い、子ども、親(特に引きこもりの子どもを抱えている方)、高齢者、障がい者などから具体的な相談が20件寄せられ、アドバイスを行う | |
| 指標 | 相談件数 | |
| 目標値・目標状態 | 居場所にて相談を受けた数:20件/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より遅れている | |
| アウトプット:考察 | 親御さんや子どもたちとのコミニケーションの中で地域課題を汲み取っており「学童がいっぱいで、行けない子どもたちが多くいて困っている」「職場の人間関係で疲れて辞めたいが、未就学児がいて、熱が出たりすることもあり、急に休めるような職はなかなかなく困っている。子供が小学生になるのを待っていたら、その時には就活が年齢問題で幅が狭まる。」「スーパーが閉店して不便で困っている。」といった意見が20件聞かれた。待ち合わせに使っていただいたりすることで一助になり始めていることも、会話の中で見えてきているが、センシティブな内容に踏み込むには、もう少し信頼関係の形成期間が必要になる。 | |
| 6 | 【情報発信】を行い合計で10万人以上にリーチする | |
| 指標 | ①WEBサイトの訪問数 ②SNSの表示回数 ③その他の広報物 | |
| 目標値・目標状態 | 合計で10万回/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 2024年10月にHPを公開しInstagram運用をスタート。WEBサイトへの訪問数はこれまで1,728回(①)。SNSインプレッションは109,810回を数え、合計で10万回を超えている(②)。また、多摩市の公式LINEアカウント(登録者数 21,275)でも周知に協力いただいているほか、TAMATAMA FESTIVAL2024の取り組みでは市の広報誌に取り組みが掲載されている。また。その掲載情報を見てタウンガイド「丘のまち」に取材掲載。各々の掲載後には客足が増え、周知の広がりを感じた。今後はカルチャーメディアNiEWと連動した特集記事を掲載予定。アーティストにtomotoに足を運んでいただき、子育てや地域といった目線でインタビューを実施。 | |
| 7 | 【文化表現】100名以上のこどもたちが、文化的な表現を行う | |
| 指標 | 絵などの作品発表や、ダンスや歌などの表現活動を行った人数 | |
| 目標値・目標状態 | 100人/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | TAMATAMA FESTIVAL2024にて、tomotoでのワークショップで制作した装飾作品の展示や、地域の教室と連携したダンス発表会などを実施。参加した子どもの数はのべ928名(うち下記、WS参加者は371名)にのぼった。参加者は近隣の未就学児〜小学生。男女の数は半々。普段、tomotoを利用してくれている子どもの顔もあったが、多くとは初めての交流でその後、tomoto自体の集客も増加したため、TAMATAMA FESTIVALをきっかけにした周知の広がりを感じた。 | |
| 8 | 【事業収益】次年度以降を見据え事業収益をあげる活動を行う | |
| 指標 | 収入金額 | |
| 目標値・目標状態 | 800万円/年 | |
| アウトプット:結果 | 計画より遅れている | |
| アウトプット:考察 | 4つの助成金を申請し「地域芸術文化活動応援助成(150万円の助成)」の交付が決定している。さらに自治体と 連携して、地域の部活動を学外に移行する活動を支援する「スポーツ活動普及奨励助成事業(250万円程度)」への申し込みを検討。また京王電鉄と来年度の連携に向けて協議中。実績、事例づくりはできてきたので、今後加速させていきたい。そのほか商店会と協力した運営や、費用圧縮でより継続性を高める計画をしている。自主財源で運営している夜営業は、子どもの居場所としてスペースが埋まってしまい、飲食販売を行う余裕がないので計画を変更する必要がある。月間平均は現状以下。 売上:30万 客数:300人 客単価:1000円 | |
活動
| 1 | 【食事の提供】 ・こども食堂を最低月に1回実施 ・子どもは無償で提供 ・地域ニーズを把握しながら朝・昼・夜など時間帯を分けて提供を検討 ・料理は居場所キッチンのほか、応援団からのケータリングを予定 ・応援団や寄付/協賛の協力を得て提供回数の増加や継続性を確保する ・TAMATAMA FESTIVALにて事業を認知していない層にリーチし食事提供を行う ・自治体や自治会、学校などと連携し情報発信を行う | |
|---|---|---|
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 2024年7月20日(土)から子ども食堂をスタート。毎月1回開催。9月以降は地域ニーズを把握するための提供時間の工夫として、毎週金曜日に子ども食堂を開催。周知に関しては店舗に張り紙をするなどの活動をおこなった。また、 アンケートを実施し、地域のニーズなどを調査した。料理は地域の料理研究家(応援団)と協力して提供。野菜の寄付もいただいている。子どもには無償で提供している。大人からは500円を徴収し駄菓子募金に充当。TAMATAMA FESTIVALではフードチケットを活用してキッチンカーでの食育体験を実施。tomotoの認知向上に繋がった。 | |
| 2 | 【居場所の開設】応援団でもある落合団地商店街の建築設計事務所スタジオメガネの一角を居場所拠点として改修しオープンさせます。6月中旬には、プロジェクトスタートのお知らせを行う予定です。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 6月からスタジオメガネとともにスペースづくりをスタート。同時に名称を「tomoto」に決定し、SNSをオープン。7月にはプレ営業に向けて駄菓子を購入。2024年7月16日(火)からプレ営業をスタートし7月20日(土)にオープン。地域の子育て世代の中でも、特にアーティストとして活動する方々を中心に応援団を依頼。開始当初から多くの応援団が集まりの会でのワークショップや子ども食堂に参加している。 | |
| 3 | 【居場所の運営】 ①週5日営業 ②子どもが自由に遊べる「子ども広場」機能 ③文化芸術の担い手が活動を行う「カルチャースペース」機能 ④集まりの会や相談会、こども食堂などイベントの開催 ⑤応援団や地域住民が居場所で子どもと交流 ⑥上記の②〜⑤が有機的に関 係性を育みコミュニティを形成する | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | オープンした7月から平日週5日営業を実施(①)。周知に関しては店舗に張り紙をするなどの活動をおこなった。駄菓子を購入するついでにオセロなどで遊ぶ子達が増え、公園に続く、第二の広場として機能している(②)。カルチャースクールを受講した未就学児が自発的に店舗で絵を描く様子も多く見られるようになった(③)。子ども食堂や集まりの会など、定期的なイベントの開催によって(④)、これまで関わってこなかった応援団や子ども同士、親同士のコミニティが形成されている(⑤)。また、アンケートを実施し、地域のニーズなどを調査した。 | |
| 4 | 【駄菓子コーナー】子どもたちが気軽に居場所に参加できるよう、駄菓子コーナーを設置します。20種類以上の駄菓子を設置し子どもたちがワクワクできるようなコーナーに。アレルギー対応にも配慮したいと考えています。また、地域応援団からの寄付を募り、なるべく安価に子どもたちが駄菓子を買えるよう工夫します。子どもたちからお礼の手紙や付箋メモを掲示するなど、交流のきっかけ作りになればと考えています。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 2024年6月に棚を設置し、7月に販売開始。レジに募金箱を置いて、地域の応援団から駄菓子募金を募り、それを元手に駄菓子が無料でがもらえるガチャを8月からスタート。ワークショップで購入を誘引する駄菓子タワーを制作し、設置。常時10~20種類の駄菓子を販売している。タワー、ガチャ共に好評で、9月以降大きく購入者数を伸ばした。駄菓子をインセンティブにして、落ち葉清掃や窓拭きなど、お手伝いに参加してくれる子どもが増加。周知に関しては店舗に張り紙をするなどの活動をおこなった。また、アンケートを実施し、地域のニーズなどを調査した。 | |
| 5 | 【集まりの会】【文化表現/イベント編】居場所に立ち寄るキッカケづくりとして、地域クリエイターによるワークショップを行い、文化体験を通じて子どもたちの心の豊かさを育みます。子どもは無料で参加でき、ワークショップを通じて仲間ができ、定期的に集うことでコミュニティ形成を行います。TAMATAMA FESTIVALではプロと協働で表現活動を行う企画を作ることで、大人になる未来へのモチベーションづくりを行います。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 2024年7月20日(土)から毎月1回のペースで開催。地域で活動するアーティスト(応援団)を講師としてワークショップを開催。9月以降はカルチャースクールとしてペースを増やした。子どもは無料で参加可能。2024年10月に開催されたTAMATAMA FESTIVALではtomotoがプロデュースしたキッズスペースで地域のアーティストと子どもたちによる協働や表現活動の発表が行われた。周知に関しては店舗に張り紙をするなどの活動をお こなった。また、アンケートを実施し、地域のニーズなどを調査した。 | |
| 6 | 【相談機能】子どもや子育て家庭の親などが抱く悩みや課題に対して、本質的なアドバイスを行えるよう仕組みづくりを行います。日々施設の営業時間内にスタッフが相談を受けやすい環境整備を行うのはもちろん、より具体的な相談を受ける「相談会」を定期的に開催し、個別に対話を行う機会を設けます。必要に応じてソーシャルワーカーや行政担当者にも参加してもらい本質的な課題解決に取り組みます。 | |
| 活動結果 | 遅延あり | |
| 概要 | 当初予定していた相談会形式ではなく、毎日同じスタッフが常駐して、参加してくれる子供達、親御さん達と会話を重ねるなど、日々の営業の中で悩み事を相談してもらえるような関係性作りを実施している。tomotoを親子の待ち合わせに使ってもらうなどする中で、日々のコミニケーションを行い、課題を掬い上げながら、地域に寄り添う形を模索。またtomotoを訪問する理由や抱えている悩みについてのアンケートを実施。 | |
| 7 | 【情報発信】居場所の周知と利用促進を目的にした情報発信を行います。自治体や自治会、学校などと連携し、地域内にチラシなどで告知を行うほか、若者や親世代が日常的に使っているスマホ時間をターゲットに、WEBサイトやSNSなどネット上での情報発信を強化。大規模なWEBメディアなどを運営している知見を活かし効果的な情報発信を行います。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 市内の義務教育中のご家庭が参加している多摩市運営のLINEグループで告知を行っていただくなど、多摩市と密接に連携を行なっている。地域には口コミのほか、店舗前のチラシを使って告知を行い、SNSを使った告知も実施している。WEBサイトが9月末にオープンした。現状の実施事項としては、ロゴ制作、WEBサイト制作、イベントチラシ制作、多摩市からの広報発信、チラシ、SNSでの告知などを実施している。 | |
| 8 | 【事業収益】飲食提供や物品の販売、施設利用料の獲得営業、企業・団体から協賛金/助成金を得たプロジェクトの実施、寄付金募集の宣伝 | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 週末に開催する大人向け飲食などで月額30万程度の売上が立つ形に。助成金には複数応募を行い、アーツカウンシル東京の「地域芸術文化活動応援助成」採択が決定。今後も、子ども食堂向けの助成金を含めて申請を検討している。企業向け協賛については施設の実績など価値証明がより重要になるが、施設として形ができてきたので企業、団体からの協賛獲得の動きを加速させている。 | |
| 9 | 【事業実施体制整備・報告】資金分配団体の主催する研修 会へ参加や、ガバナンス・コンプライアンスの整備、規約の整備、会計監査、事業報告書の作成など行います。 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 8月には資金分配団体の主催する研修会に参加。8月29日に4名で現場参加し、9月17日と9月18日には2名でオンライン参加を行った。この研修会をきっかけに他団体との交流も進み、中でも、Life IsさんにはTAMATAMA FESTIVALに駄菓子屋を出店してもらうなど具体的に協業をおこなった。法人規約の整備など順次行い、JANPIAによるガバナンス・コンプライアンス項目も全て完了した。また、12月と1月に開催された6団体交流会をきっかけに、tomoto参考に他団体でも音楽会や無料のガチャが始まった。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
集まりの会を開催することで、芸術文化に触れる機会を創出し、2024年10月に開催されたTAMATAMA FESTIVALでは子どもたちが発表や創作の機会を得たが、そのほとんどが未就学児と小学生であり、中高生にはアプローチすることができなかった。今後は学校とも連携して部活動の地域連携にも貢献したい。また、こうした日々の取組の中で、学童の不足や生活の不便さなど課題も浮き彫りになっており、これに対して本事業の取組を商店街全体に拡大していくことで、解決への糸口を模索する体制が徐々に生まれ始めている。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | tomotoがオープンしてからの波及効果としては、これまで未就学児や小学生が集まることがなかった落合商店街に、毎日のべ70名ほどの子どもたちが集まるようになった。tomotoが営業を開始後に地域で唯一のスーパーが閉店したため、近隣で駄菓子を購入できる場所がtomotoのみに。そういった事もあり、来店する子どもはまだまだ日に日に増加している。また来店する子どもたちの間で居場所運営の手伝いが自発的に広がったことは最も想定外の事案だった。また、主に未就学児の親御さんたちが送迎の間でコミュニケーションをする場所としても定着。近隣にカフェなどがないため、それを代替する場所にもなっている。さらに、tomotoに来店していた方が触発され、近隣の和田地区でもアーティストマルシェを企画する団体が現れるなど利用者が担い手に変わっていっている。アートを使ったネットワークで、地域貢献の目が出ている現状と言える。今後は、tomoto店内にとどまらず、子どもたちとワークショップでストリートファーニチャーを制作するなど、アートを使った取り組みを商店 街全体に広げていくイメージを持っている。また客数がキャパシティを大きく上回る日も出てきており、事業開始前に想定していたよりも地域での需要が高いことが判明したが、早急な地元人材の確保が課題となっているため、地域との連携を強化していく。 |
|---|
外部との連携実績
| 1 | 活動 | 子ども食堂、集まりの会の広報 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 多摩市役所広報課を通じて多摩市運営のLINEグループで告知を実施 | |
| 結果・成果・影響等 | 初回の子ども食堂、集まりの会にのべ120名が集まった。 | |
| 2 | 活動 | 子どもたちの居場所づくり |
| 実施内容 | 「スタジオメガネ」と連携して、多摩・落合商店街に子どもたちの居場所づくりを実施。具体的には、子ども食堂を実施するための厨房や、集まりの会を開催するための活動スペースなどの場所の提供、駄菓子タワーなど。 | |
| 結果・成果・影響等 | 日々70名を超える児童が来店し、滞在。駄菓子やワークショップ、子ども食堂などを通してコミニケーションを行う居場所となった。 | |
| 3 | 活動 | 子どもたちの居場所づくり |
| 実施内容 | 商店街の歳末イベントと連携してクリスマス会を開催。集まりの会で子どもたちが作ったオーナメントを商店街に飾りつけ、クリスマスケーキの振る舞い、人形のプレゼントを実施 | |
| 結果・成果・影響等 | 30人ほどの子どもが集まり、商店街の歳末イベントを活気づけることができた | |
| 4 | 活動 | 集まりの会とTAMATAMA FESTIVAL2024 キッズスペース |
| 実施内容 | 地域で活動するアーティストに応援団として参加いただき、ワークショップの講師を担当いただいた | |
| 結果・成果・影響等 | のべ518名の参加を促し、芸術文化へ触れる機会を創出できた。 ▷TAMATAMA FESTIVAL2024 キッズスペース ダンス発表(7チーム 96名) 缶バッジ作り(46名) 木工ワークショップ(28名) STEAM ワークショップ(24名) 最強の剣をつくろうまなぼうワークショップ(35名) 和楽器ワークショップ(36名) 盆踊りワークショップ(22名) トートバックに絵を描こう(65名) (事前)装飾作り(19名) | |
| 5 | 活動 | 居場所運営 |
| 実施内容 | 地域の方々がボランティアとして参加。子ども食堂の運営や、駄菓子の提供などに関わ った。 | |
| 結果・成果・影響等 | 子どもたちが地域の様々な大人と関わることで、コミュニケーション能力を向上させ、視野を広げることに貢献した。具体的には、tomotoを利用する子ども向けのアンケートで「会話が苦手だったが色々な人とお話しできるようになった」といった回答があった。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | 多摩市オフィシャルのタウンガイド「丘のまち」に特集を掲載。さらに、TAMATAMA FESTIVAL2024の取り組みでは市の広報誌に取り組みが掲載されている。今後はカルチャーメディアNiEWと連動した特集記事を掲載予定。アーティストにtomotoに足を運んでいただき、子育てや地域といった目線でインタビューを実施。 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | 多摩市オフィシャルのタウンガイド「丘のまち」に特集を掲載。さらに、TAMATAMA FESTIVAL2024の取り組みでは市の広報誌に取り組みが掲載されている。今後はカルチャーメディアNiEWと連動した特集記事を掲載予定。アーティストにtomotoに足を運んでいただき、子育てや地域といった目線でインタビューを実施。 | |
| 報告書等 | なし | |
| イベント開催等 | あり | |
| 内容 | オープンにあたってtomotoのショップカード、tomotoのロゴ、看板を制作し地域への広報を行なった。子ども食堂や集まりの会の開催に合わせてチラシやポスターを制作し告知に使用。またこうした情報を集約するためにホームページを制作した。ホームページには取材の問い合わせがあった。 | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 内容 | ||
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更があり報告済み | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部通報規程を公開 「内部通報規程」により定められたヘルプラインの窓口は、社内マニュアルにて通知済み。 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | はい | |
| 内容 | NiEW Inc.の法人規約・ルールなどを詳細に策定。 | |
| 団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む) | 外部監査 | |
| 内容 | 顧問である公認会計士による監査を行いました。 | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | 助成金の獲得により、安定した資金源を確保し、事業を継続的に運営できる体制を構築することができ、事業計画の策定や実績報告などの事務処理能力も向上した。地域住民やボランティアとの連携を深めることで、地域に根ざした活動を展開できるようになった。一方で助成金に依存した事業運営からの脱却は急務となっている。企業からの寄付やクラウドファンディングなど、多様な資金調達手段を検討していく必要があるが、地域プロデューサーとして こうした事業を牽引する人材も求められている。 事業の成果を効率的、客観的に評価し、改善につなげるための仕組みづくりが必要。定量的なデータを収集・分析のみならず、実態をとらえた映像や取材記事なども評価の対象になるのでは。 |
|---|
シンボルマークの活用状況
自団体のウェブサイトで表示 広報制作物に表示 |

