事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。 |
団体の社会的役割
団体の 目的
「気仙沼市内の働きがい・働きやすさを向上させ、持続可能な産業基盤をつくる」ことを目指し、23年に設立。人口減少、高齢化によりダイレクトに人手不足に陥っている地元企業において、従来の組織形態や就労環境から脱却し、地域における人的資本経営の活性化に向けて事業を行う。老舗の土木建設企業、漁具販売企業と、震災後に創業した人材コーディネート企業3社の共同出資によって設立された、珍しい形の地域の人事部である。
団体の概要・活動・業務
地域の人事部として、気仙沼の中小企業を対象とした人事戦略・採用・育成の総合的なワンストップ支援サービスを提供している。また、学生インターンや副業兼業者の協働を通したプロジェクト型の人材コーディネートと伴走も提供し、企業変革のサポートも行っている。加えて、「気仙沼人事研究会」を始めとする市内企業同士のネットワーキングや協働促進における場作りを通して、面的な人的資本経営の向上にも繋げている。
| 団体の目的 | 「気仙沼市内の働きがい・働きやすさを向上させ、持続可能な産業基盤をつくる」ことを目指し、23年に設立。人口減少、高齢化によりダイレクトに人手不足に 陥っている地元企業において、従来の組織形態や就労環境から脱却し、地域における人的資本経営の活性化に向けて事業を行う。老舗の土木建設企業、漁具販売企業と、震災後に創業した人材コーディネート企業3社の共同出資によって設立された、珍しい形の地域の人事部である。 |
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| 団体の概要・活動・業務 | 地域の人事部として、気仙沼の中小企業を対象とした人事戦略・採用・育成の総合的なワンストップ支援サービスを提供している。また、学生インターンや副業兼業者の協働を通したプロジェクト型の人材コーディネートと伴走も提供し、企業変革のサポートも行っている。加えて、「気仙沼人事研究会」を始めとする市内企業同士のネットワーキングや協働促進における場作りを通して、面的な人的資本経営の向上にも繋げている。 |
概要
事業概要
気仙沼市内の企業に対して、災害対応力の向上および創発的事業のコーディネートを行う。また、行政機関や地縁組織等とのネットワーク形成を通して、まちとしての総合的な防災力向上に寄与する。事業を通して達成したい状態は以下の3点である。
①市内企業1社1社の災害対応力が向上している。平時から災害に備え、経営者や従業員の防災意識が高まっている。また、BCPの策定と継続的なPDCAと社内 コミュニケーションが行われている。
②防災や災害対応に資する新規事業が立ち上がる。平時から企業が市内の防災や災害対応に貢献できる新規事業や仕組みができあがっており、機動的に対応できる状態がある。
③行政や地縁組織(自治会,まちづくり協議会等)とのネットワークが形成され、平時から情報交換と関係性構築が進んでいる。
上記を達成するために、具体的に実施することは以下である。
・地域における災害対応力向上の中核となりえる企業の発掘、および事業課題のヒアリング
・災害対応×自社ビジネスを検討するための定期的な勉強会、検討会の開催(複数社)
・防災/災害対応における新規事業の立案支援、および仮説検証のための伴走と外部人材のコーディネート(学生、副業兼業人材など)
・当該分野における専門家の招聘と知見の共有
・行政や地縁組織等の関連団体とのネットワーク形成および連絡会の開催を通した平時のつながりづくり
・平時、有事双方で機動的に動けるコーディネーター人材の育成
資金提供契約締結日
2024年06月01日
事業期間
開始日
2024年06月01日
終了日
2027年02月28日
対象地域
宮城県気仙沼市
| 事業概要 | 気仙沼市内の企業に対して、災害対応力の向上および創発的事業のコーディネートを行う。また、行政機関や地縁組織等とのネットワーク形成を通して、まちとしての総合的な防災力向上に寄与する。事業を通して達成したい状態は以下の3点である。 上記を達成するために、具体的に実施することは以下である。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2024年06月01日 | |
| 事業期間 | 開始日 2024年06月01日 | 終了日 2027年02月28日 |
| 対象地域 | 宮城県気仙沼市 | |
直接的対象グループ
気仙沼市内の事業所のうち、災害時に積極的に行政・地縁組織と協働して対応にあたれる先進企業
人数
①気 仙沼市内の事業所:約2,800社、従業員数約22,000人
②上記のうち、概ね10名以上の社員を雇用している中小企業:約600社、従業員数約15,000人
③上記のうち、中核となる事業者:約20社、従業員数約500名
※③が本取り組みの直接的対象グループ
最終受益者
気仙沼市内に暮らす全住民が、発災時も命と暮らしが守られ、安心して生きられる地域になる
人数
・気仙沼市民:約58,000人(23年11月現在)
| 直接的対象グループ | 気仙沼市内の事業所のうち、災害時に積極的に行政・地縁組織と協働して対応にあたれる先進企業 | |
|---|---|---|
| 人数 | ①気仙沼市内の事業所:約2,800社、従業員数約22,000人 | |
| 最終受益者 | 気仙沼市内に暮らす全住民が、発災時も命と暮らしが守られ、安心して生きられる地域になる | |
| 人数 | ・気仙沼市民:約58,000人(23年11月現在) | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
2011年に東日本大震災という未曾有の災害を経験した宮城県気仙沼市。発災からまもなく13年を迎えるなか、ハード面の復興はほぼ完了し、生活インフラは整ってきている。また行政としても、復興に向けたまちづくりの基本方針の一つとして、「津波死ゼロのまちづくり」を掲げ、区画整備や災害対策に強いハード整備を行うとともに、ソフト面においては各地域の自治会や地縁組織とパートナーシップを組み、自助・共助・公助の総合的な防災・災害対応への備えを働きかけている。
しかし、様々な仕掛けづくりを積極的に働きかけている一方で、行政や地縁組織のみで行う防災・減災に関するまちづくりは、リソース不足に陥っているため、決して十分とは言えない状態となっている。気仙沼市においては、復興期終了に伴う予算削減や市職員数の削減に伴い、次なる自然災害への備えとして自主防災力の向上を定め、自治会や学校などの地域組織に対して自主防災組織の設立促しと支援を行ってきている。しかし、地域組織自体も担い手不足や会員の高齢化に伴い、組織運営力および自治機能が低下しており、従来型の自治会運営では次の災害に対応することは難しいと考えられている。自治会の数は年々微減しており、自主防災組織の組織率は50%を切っている。
その現状に対して、自主防災力を高めるために、地元企業の活躍が期待されている。東日本大震災の際には、地元事業者の約80%が何らかの形で被災し、その経験を通して次なる震災への備えに対しての意識は一定水準にあるといえる(宮城県のBCP策定率は約51%で、全国的にも高い水準にある)。
一方で、地域企業も決して楽な経営環境ではなく、本業における生産性と収益率の低下、社員の高齢化と人手不足など、大きな経営課題を前に、地域防災の担い手たる備えを行える事業者は決して多くない。今後さらに外部環境が悪化していくことが見込まれる上で、これまで行政が担ってきたような公共領域に民間企業が関わっていくためには、一定の営利制を伴い、官民連携で取り組む仕組みとインセンティブが必要であるが、そのためには先行投資と仮説検証の期間が必要である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
地縁組織に対して自主防災組織に関する勉強会等を行い、設立と運営の支援を行っている。また、防災士の資格取得を全域で後押しし、少しずつ有資格者が増えてきている。その流れをうけ、市内有志にて「けせんぬま防災ベース」という防災士のネットワーク組織が生まれ、官民連携での災害対応の座組が生まれつつある。一方で民間企業の巻き込みは課題があり、具体的な解決策が見いだせていない。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
気仙沼市内の中小企業支援において、2015年から(団体設立以前)からこの9年あまりに渡って事業を行ってきた。具体的には、年間10-15社程度の企業経営者と交流会・勉強会等を通して各社の組織づくりに寄与した。また、実践型インターンシップ等の人材コーディネートとプロジェクト伴走によって、新規事業開発の支援も行ってきた(例:新たな観光コンテンツ開発、EC事業の活性化、採用力向上の新サービス開発など)。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
今後、様々な地域活動を支える上で自助・共助・公助のバランスがとれたまちづくりが必要であり、そのためには地域の民間企業の参画が不可欠である。一方で、課題で記載した通り、防災・減災などを含めた地域活動の多くは、短期的な収益性・経済合理性が見出しづらい領域であり、取り残されがちになってしまう。そのために、本交付金のような事業を通して先行投資と伴走機会を生み出す必要があると考える。
| 社会課題 | 2011年に東日本大震災という未曾有の災害を経験した宮城県気仙沼市。発災からまもなく13年を迎えるなか、ハード面の復興はほぼ完了し、生活インフラは整ってきている。また行政としても、復興に向けたまちづくりの基本方針の一つとして、「津波死ゼロのまちづくり」を掲げ、区画整備や災害対策に強いハード整備を行うとともに、ソフト面においては各地域の自治会や地縁組織とパートナーシップを組み、自助・共助・公助の総合的な防災・災害対応への備えを働きかけている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 地縁組織に対して自主防災組織に関する勉強会等を行い、設立と運営の支援を行っている。また、防災士の資格取得を全域で後押しし、少しずつ有資格者が増えてきている。その流れをうけ、市内有志にて「けせんぬま防災ベース」という防災士のネットワーク組織が生まれ、官民連携での災害対応の座組が生まれつつある。一方で民間企業の巻き込みは課題があり、具体的な解決策が見いだせていない。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 気仙沼市内の中小企業支援において、2015年から(団体設立以前)からこの9年あまりに渡って事業を行ってきた。具体的には、年間10-15社程度の企業経営者と交流会・勉強会等を通して各社の組織づくりに寄与した。また、実践型インターンシップ等の人材コーディネートとプロジェクト伴走によって、新規事業開発の支援も行ってきた(例:新たな観光コンテンツ開発、EC事業の活性化、採用力向上の新サービス開発など)。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 今後、様々な地域活動を支える上で自助・共助・公助のバランスがとれたまちづくりが必要であり、そのためには地域の民間企業の参画が不可欠である。一方で、課題で記載した通り、防災・減災などを含めた地域活動の多くは、短期的な収益性・経済合理性が見出しづらい領域であり、取り残されがちになってしまう。そのために、本交付金のような事業を通して先行投資と伴走機会を生み出す必要があると考える。 |
中長期アウトカム
■中長期アウトカム:宮城県気仙沼市において、市民全員が、自然災害等の有事においても、いち早く安心して暮らせる生活基盤を取り戻せる地域になる
・平時から行政機関と民間企業が良好なパートナーシップを組み、迅速な災害対応を行える基盤が出来上がっている
・民間企業が地域の自主防災力を牽引する事業が生まれ、住民の防災意識向上にも寄与している
短期アウトカム
| 1 | 気仙沼市において、当事業の活動結果により、中核となる地元中小企業約20社が地域防災活動により積極的に取り組む状態となる。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・定量)にBCP策定において取り組んでいる企業数 | |
| 初期値/初期状態 | ・定量)当該企業20社において、BCP策定に取り組んでいる企業:10%以下 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・定量)当該企業20社において、BCP策定において取り組んでいる企業が20%以上となる(2025年12月) | |
| 事後評価時の値/状態 | ・定量)当該企業20社において、BCP策定において取り組んでいる企業が50%以上となる(2025年12月) | |
| 2 | 気仙沼市において、当事業の活動結果により、中核となる地元中小企業約20社の中から、事業として防災・減災活動に取り組む事業者が現れる | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・定量)防災/減災/災害対策に関連する新規事業創出数 | |
| 初期値/初期状態 | ・定量)防災/減災/災害対策に関連する新規事業創出数:0件 | |
| 中間評価時の値/状態 | ||
| 事後評価時の値/状態 | ・定量)防災/減災/災害対策に関連する新規事業創出数:3件(202年12月) | |
| 3 | 気仙沼市において、当事業の活動結果により、中核企業と行政および地縁組織が定期的に情報交換を行い、次なる災害に備えている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・定量)各団体が一同に会し、情報交換を行っている回数 | |
| 初期値/初期状態 | ・定量)自治会の自主防災組織率50%以下。民間企業との情報共有機会はない | |
| 中間評価時の値/状態 | ・定量)各団体が一同に会し、情報交換を行っている回数:年間1回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・定量)各団体が一同に会し、情報交換を行っている回数:年間3回(2025年12月) | |
| 4 | 気仙沼市において、当事業の活動結果により、中核となる地元中小企業約20社を中心に、市外からの人材受入や受援力が高まり、発災時に支援のハブとなる企業が生まれている。 | |

