事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
女性の経済的自立への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
その他の解決すべき社会の課題
沖縄県のシングルマザー抱える課題(1)~(3)共通
・就労率が9割を超え週40時間以上働いている人が42%という状況にありながら就労収入が233万円と低所得の現状(ワーキングプアの解消)
・53%が貯金10万円未満、20%が借金を抱えており、75%が生活費で悩むなど、不安感が大きい中で子育てしている現状(母子ともに心身の健康を維持する)
・悩みの相談先として「ひとり親同士に相談している」がわずか16%、また「相談する人がいない」12%の状態であり、シングルマザー同士が互いにエンパワメントでき、相談できるコミュニティ、居場所が求められている(安心安全なコミュニティの形成と社会とのつながりを深める)
※上記数値は、2023(令和5)年度 沖縄県ひとり親世帯等実態調査報告書による。
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | ||
| 3. すべての人に健康と福祉を | ||
| 8. 働きがいも経済成長も | ||
| 11. 住み続けられる街づくりを |
団体の社会的役割
団体の目的
沖縄県はひとり親世帯の割合が全国平均の約2倍。母子世帯は就労率は9割を超えるが、就労収入が平均233万円とワーキングプアの状況にあり、生活困窮を訴える世帯も全体の76%になります。当事者による支援団体は県内に2団体という現状のなか、当団体はひとり親世帯への直接支援や調査、政策提言を通して、当事者の声を社会に届け、ひとり親世帯の親と子が安心していきいきと暮らせる社会をつくることを目的にしています。
団体の概要・活動・業務
2004 年ボランティア団体として沖縄県で設立。ひとり親世帯の相談や情報提供を主に活動し、婚姻歴のないひとり親の所得控除成立に向けてロビー活動を経て、2019年所得税法改正の成果を出す。2012年からひとり親世帯の母たちの交流・相談会「おしゃべり会」を月1回開催。コロナ禍の2020-23年に3325世帯に食料・商品券の直接支援を実施。2014年沖縄タイムス地域貢献賞、2018年琉球新報活動賞受賞。
| 団体の目的 | 沖縄県はひとり親世帯の割合が全国平均の約2倍。母子世帯は就労率は9割を超えるが、就労収入が平均233万円とワーキングプアの状況にあり、生活困窮を訴える世帯も全体の76%になります。当事者による支援団体は県内に2団体という現状のなか、当団体はひとり親世帯への直接支援や調査、政策提言を通して、当事者の声を社会に届け、ひとり親世帯の親と子が安心していきいきと暮らせる社会をつくることを目的にしています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 2004年ボランティア団体として沖縄県で設立。ひとり親世帯の相談や情報提供を主に活動し、婚姻歴のないひとり親の所得控除成立に向けてロビー活動を経て、2019年所得税法改正の成果を出す。2012年からひとり親世帯の母た ちの交流・相談会「おしゃべり会」を月1回開催。コロナ禍の2020-23年に3325世帯に食料・商品券の直接支援を実施。2014年沖縄タイムス地域貢献賞、2018年琉球新報活動賞受賞。 |
概要
事業概要
本事業は、「シングルマザーの人と場所がつながる居場所空間」を通して、経済的困窮や社会的孤立を和らげ、就労への「マインドセット」と「ステップアップ」のための居場所の創出を目指します。この居場所は、普段の重荷を一旦脱ぎ捨て(レスパイト)、気兼ねなく話をし(当事者の語り)、傷つき体験を癒し、将来に向けてエンパワメントする空間です。これを拠点に以下の事業を実施します。
- シングルマザーが気軽に相談・交流し合える場所を常時開設します。また月に2回程度、食事やお茶をいただきながら自由にゆんたくできる「おしゃべり会」を実施します。
2.「夢を叶える!就労支援プログラム」 キャリアコンサルティングやマインドセットを提供し、気づきと一歩を共に歩みます。(当団体も参加する就労支援プログラムを受けてキャリアチェンジを遂げたシングルマザーが自身の経験を基にスキル習得のプログラムを設計)。
3.「学びと交流の場!多彩な講座&イベント」 子どものケアやエンパワメント講座、金融に関するセミナーなどニーズに合わせたプログラムを企画します。
4.「心の支え!メンタルサポートコミュニティ」 気軽に相談できる関係性を築き、家族や職場、生活に関する悩みに対応します。
→まず1.でシングルマザーが気軽に参加できる窓口となり、個別相談のなかで、2.〜3.の適切なプログラムへの利用を促します(必要に応じて4.でサポートを)。この支援サイクルのなかで、自身の将来や夢を意識し、キャリアアップの機会をもちます(個々の特性を理解を深めながら、就労困難な要因を取り除く活動)。
さらに、5.SNSツールを積極活用することで、『見えない貧困層にもアウトリーチする仕組み』を形成し、見えない貧困層に支援を届けるための6.食料支援を実施します。これら一連の事業の効果とニーズ把握のために、7.ひとり親家庭への調査を実施します。
資金提供契約締結日
2024年06月26日
事業期間
開始日
2024年06月26日
終了日
2025年02月27日
対象地域
沖縄県那覇市
| 事業概要 | 本事業は、「シングルマザーの人と場所がつながる居場所空間」を通して、経済的困窮や社会的孤立を和らげ、就労への「マインドセット」と「ステップアップ」のための居場所の創出を目指します。この居場所は、普段の重荷を一旦脱ぎ捨て(レスパイト)、気兼ねなく話をし(当事者の語り)、傷つき体験を癒し、将来に向けてエンパワメントする空間です。これを拠点に以下の事業を実施します。
2.「夢を叶える!就労支援プログラム」 キャリアコンサルティングやマインドセットを提供し、気づきと一歩を共に歩みます。(当団体も参加する就労支援プログラムを受けてキャリアチェンジを遂げたシングルマザーが自身の経験を基にスキル習得のプログラムを設計)。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2024年06月26日 | |
| 事業期間 | 開始日 2024年06月26日 | 終了日 2025年02月27日 |
| 対象地域 | 沖縄県那覇市 | |
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容
事業で直接介入する対象者:ひとり親(プレひとり親)の母
最終受益者:ひとり親世帯の母と子ども
事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数
788人(延べ)
居場所事業(21人/週*28週)=588人
食糧支援200世帯
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 内容 | 事業で直接介入する対象者:ひとり親(プレひとり親)の母 |
|---|---|
| 事業対象者(事業で直接介入する対象者と、その他最終受益者を含む)・ 人数 | 788人(延べ) |
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
事業の背景・課題
新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題
・非正規雇用や低所得の職種に就いていたシングルマザーは新型コロナ感染症拡大による職場の閉鎖や労働時間の短縮などの影響を直接受けました。そのため、失業・減収となったシングルマザーが増大しています1。
・原油価格や物価の高騰が家庭の負担増となっています。沖縄県は本土と比べて輸送費などが転嫁され物価が高く、生活費の負担が大きい地域の一つです。ガソリン代高騰、交通費、光熱費などの負担が大きく、支出が増えたと感じている人93%、生活にゆとりがないと答えた人77%と非常に厳しい状況にあります 2。
・また、7割が子どもの必要な服や靴を買えない経験をしていおり、子供の教育や健康への影響も懸念されています2。
・地域のボランティア団体や支援グループによるシングルマザー支援の活動も足りません(県内のシングルマザー当事者による支援組織は2つしかありません)。
・就労に関して、シングルマザーが今後取得したい資格等は、パソコン基礎21%、パソコン応用14%が1位、2位を占めるなど3、パソコンのスキルへのニーズは依然高く、様々な職種への汎用性が高いパソコンスキルについては、自信につながるスキルとして重要です。
→このような状況を改善するためには、地域社会が積極的な支援策を講じる必要があります。とくに、地域のボランティア団体や支援グループも、シングルマザーを支援するために積極的な活動を展開することが重要です。それにより、シングルマザーがより安定した生活を送り、子供の健全な成長を支えることができる環境が整うと考えられます。
*1 『⻑期化するコロナ禍におけるひとり親の就労・生活調査』「第6波による影響ー働けず減収・進学困難」(2022年3月版)
*2 『2023年末物価高調査』(琉球新報と当団体による合同調査)
*3 『2023(令和5)年度 沖縄県ひとり親世帯等実態調査報告書』
| 新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰により深刻化した社会課題 | ・非正規雇用や低所得の職種に就いていたシングルマザーは新型コロナ感染症拡大による職場の閉鎖や労働時間の短縮などの影響を直接受けました。そのため、失業・減収となったシングルマザーが増大しています1。 |
|---|
短期アウトカム
| 1 | ①月に2回のおしゃべり会や居場所でのイベントの利用者は精神的な安心を得て、心理的余裕をもつことができる。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・居場所を利用したことによる心境の変化(孤立感・生活不安など) | |
| 把握方法 | アンケートや聞き取り調査によって、利用者の相談内容や利用目的を集計する | |
| 目標値/目標状態 | ・相談件数:月30件 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 2 | ②パソコンの基本操作ができ、自信をつけて、自身のキャリアアップを前向きに捉えられる。 実際にキャリアチェンジを遂げ たスタッフと交流することで、より具体的なイメージを持つことができ、チャレンジ意欲が湧く | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 参加者へのアンケートで以下を調査 | |
| 把握方法 | アンケートを実施 | |
| 目標値/目標状態 | ・継続して参加したいと回答する方が20%以上 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 3 | ③様々な講座やイベントを通して、多様な生き方や機会があることを知り、ほかの人と一緒に時間を過ごす楽しみを感じることができる。 家庭でも会話が増えて、親子のコミュニケーションが密になる。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・イベントの参加者数 | |
| 把握方法 | 参加した人数をカウント | |
| 目標値/目標状態 | 参加家族数:5家族 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 4 | ④トラウマ療法(ソマティック・エクスペリエンシングⓇ)セッションを受けることで、過去のDVや虐待によるトラウマが薄れていき、笑顔が戻って来る。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・カウンセリングによる気持ちの変化、満足度 | |
| 把握方法 | アンケートをあるいは聞き取りを実施 | |
| 目標値/目標状態 | (日常生活が過ごしやすくなった、安定したなど)各満足度が80%以上 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 5 | ⑤県内のシングルマザーが、日頃の事業活動の様子をInstagramやLINEで目にすることで、居場所の存在を知り、参加するようになる。 事業へのサポート、協力を希望する支援者・協力者が増える。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | SNSの投稿などを見て事業に参加した方の数(受益者) 支援をしたいと申し出た人の数(支援者) | |
| 把握方法 | 参加者数をカウント | |
| 目標値/目標状態 | 参加者数:50名 | |
| 目標達成時期 | 2025年10月 | |
| 6 | ⑥食糧支援によって、シングルマザーの経済的困窮を一時的に軽減し、交流や居場所への参加の動機づけとする。 食料支援を受けた世帯に対アンケートを実施して、現在抱えている困りごとや支援ニーズを把握する | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 食糧支援の効果測定(アンケート) | |
| 把握方法 | 配布世帯に対してアンケート調査の回答を依頼する(2回目以降に、前回の食料支援による効果を確認)。必要に応じて聞き取り調査への参加を依頼する。 | |
| 目標値/目標状態 | アンケートの回収率80%以上 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 7 | ⑦県内のシングルマザーがめぐる物価高の影響、生活、制度面、支援ニーズに加えて、支援の効果が可視化される | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 調査報告書の作成 | |
| 把握方法 | 実施者による作成のため、必要なし | |
| 目標値/目標状態 | 事業終了後に、調査報告書を作成できている | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
アウトプット
| 1 | 1.県内初のひとり親世帯(プレ世帯含む)の母が利用できる拠点(居場所)を常時開所し、 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 居場所を開設した日数。 | |
| 把握方法 | 居場所を開設した日数をカウント。 | |
| 目標値/目標状態 | 週7日×28週。 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 2 | 2.自分のキャリアアップやキャリアチェンジを希望するシングルマザー(各回3〜5名を想定)に対し、月に2回 の就労支援プログラムを実施する。受講者からの質問は随時LINEやメールで対応する。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | プログラムの参加人数。 | |
| 把握方法 | 参加者数やスキル向上度、意欲などヒアリングして得た結果をシートで管理し、スタッフで共有、プログラムを常に推敲する | |
| 目標値/目標状態 | 参加者数目標:3~5名/回/月2回 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 3 | 3.多彩な講座&イベントを実施し、シングルマザー延べ100人(総回数30回程度)に機会(定期イベント週1回程度(2024年8月〜2025年2月)、特別イベント年2回程度)を提供する。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | イベントに参加した人数。 | |
| 把握方法 | 参加人数をカウント。 | |
| 目標値/目標状態 | 参加者数:延べ50家族 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 4 | 4.メルマガやホームページ等で告知し、希望者に対して、①トラウマ療法(ソマティック・エクスペリエンシングⓇ)セッション、②個別相談の機会(①14回、②9回)を一対一で提供する。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | ・申込件数・実施件数・内容 | |
| 把握方法 | 実施者が記録する(相談内容については個人情報・守秘義務を遵守する) | |
| 目標値/目標状態 | ①月2回×7か月=14回 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 5 | 5.SNSで発信し、県内の500名のシングルマザーにリーチするようなプラットフォームを目指す | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | SNSの登録件数(LINE等)。 | |
| 把握方法 | LINEやInstagramのリサーチ機能してアクセス数等をカウント | |
| 目標値/目標状態 | LINE公式アカウントの友だち追加数:500名 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 6 | 6.県内全域のひとり親世帯の希望者(200世帯)に対して、食料支援を実施する。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | 食糧支援を配布した世帯数 | |
| 把握方法 | 配布の実績数をカウント | |
| 目標値/目標状態 | 200世帯×2か月 | |
| 目標達成時期 | 2025年2月 | |
| 7 | 7.6. 食料支援実施した対象者(200世帯)に対して、アンケート調査を実施し、50%以上の回収率を目指す。 | |
| モニタリング | はい | |
| 実施・到達状況の目安とする指標 | アンケートの配布件数 | |
| 把握方法 | ||

