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事業完了報告

2026/01/30更新

事業概要

事業期間開始日 2024/06/25終了日 2025/02/28
対象地域飯田市
事業対象者

・生活困窮家庭 
・もぐもぐサポーター登録家庭(ひとり親世帯)
・相談支援につながっていない困窮世帯
・児童養護施設退所後2年未満の単身世帯

事業対象者人数

1000人

事業概要

〇 現在飯田市社協で把握しているもぐもぐサポーター事業登録世帯(困窮者世帯への食糧支援)を通じ、継続的な相談や支援を地域内で行える仕組みとしていく。
〇 管内の子育て支援課や相談機関との連携により、あらたな食糧支援や継続的支援見守りなど支援が必要な世帯に支援が届くような連携体制づくりを行う。
○民間事業所との連携により、支援が必要な世帯へ支援が届く連携体制づくりを行い、支え合いに対する意識醸成を図る。
〇もぐもぐサポーター(ひとり親世帯への食糧支援事業)に安定した食糧調達の仕組みとして、フードドライブへの活動など地域内のボランティア活動の促進や協力団体企業等へ働きかけていく。地域における支えあいの活動の醸成とともに、食品ロスの軽減など環境や暮らしへの配慮した取り組みを推進していく。
○児童養護施設から退所してひとり暮らしを始める単身世帯者が安心して地域で自立した暮らしができるよう、相談機関等と連携し、必要に応じて定期的な食糧および日用品の配布により,相談支援体制を継続していく。

事業の総括およびその価値

飯田市社協で把握しているもぐもぐさぽーたー登録世帯について、定期的な食糧を通じて生活状況の把握および新たな支援の必要性を把握し、必要に応じて相談機関等へつなげ支える支援体制を整えた。
行政や相談機関との連携により新たに支援を必要とする世帯について「もぐもぐサポーター」登録を照会し、事業開始時21世帯から事業終了時は25世帯へ拡大し支援が届く連携体制を整えることができた。また、他機関と連携し、必要世帯へ配達を行うこともできた。
安定した食糧調達の仕組みとしてフードドライブ活動の促進を図り、本事業を通じて、地域のこども食堂等の活動団体とのつながりの構築もでき、地域課題への地域のボランティア活動や地元企業等への理解や意識醸成につなげた。フードドライブ活動を通じて地域の中の支え合い活動への理解や食品ロスおよびSDGsへの理解が深まった。

課題設定、事業設計に関する振返り

安定した食糧調達の仕組みとしてフードドライブ活動への理解と取組が広がったが、物価高の影響もあり寄付品は想定より増えなかったため、食糧品を購入することで安定した配布ができた。また、ゴミ袋などの日用品を配布し経済的な負担の軽減にもつなげた。寄付された食材を活用した弁当を地域で活動する子ども食堂の団体と協力して作り、配布することができた。地域の子ども食堂の実施団体との連携を継続しつつ、新たに引きこもりの方への支援活動者との連携も実現している。
養護施設を退所した若い世代への支援も相談機関と連携して実施した。ヤングケアラーの疑いのある定時制高校へ通う若者への支援では、行政(飯田市こども課)と連携して食糧支援を実施し、本人の希望もあったことから、食料品等を自宅へ配達をしている。つながりが継続できるように検討しているが、継続的な支援体制として人的・物的ともに拡大を図ることが課題である。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1関係機関連携により、新規の支援の必要な世帯へ食糧および日用品の配布を通じたつながりの支援につながる
指標相談機関との連携会議等の開催数 身近な地域の相談機関の周知がされる
目標値・目標状態・定期的な連携会議が開催となる ・継続的なケースの掘り起こしにつながる
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察相談機関および行政機関等との連携により定期的な会議を開催し、情報共有と新規の支援が必要な世帯情報を交換、食糧の支援およびつながりつくりの支援につなげることができた。 相談機関等への事業周知により、新たな支援を必要とする世帯状況の把握につながったため、事業の認知度が高まった。
2安定した食糧支援および日用品の配布を通じた顔の見える相談窓口との関係性があることで、変化に合わせた支援や心理的・経済的負担の軽減につながる
指標相談機関との連携会議等の開催数 もぐもぐサポーター登録数
目標値・目標状態相談件数の変化 現状ニーズの把握 新たな生活ニーズ発生の把握
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察相談機関との定期的な情報共有を図り、登録世帯の情報把握につながった。また、月1回食糧支援を行い、直接世帯状況を把握することができ、必要な支援ニーズの把握につなげることができた。LINEを使用した連絡体制を構築しており、随時、アンケートを実施するなど意向調査や情報を発信する機会を設けたことでつながり作りにもなった。
3継続した食糧支援および日用品配布を通じたつながりの支援となるよう、食材や協力者など運営体制の構築となる。支援体制が広がる。
指標継続できる食糧調達方法の検討 食糧調達内容や量の検討 日用品の調達先の開拓 日用品の配送連携先の開拓
目標値・目標状態継続性のある活動となる
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察継続した食糧支援につながることを目的としたフードドライブ活動により、支援食糧の調達につなげることができた。 また、協力団体として地元企業による理解と取組が増加し、ネットワーク構築へ向けた動きが取れた。フードドライブでは生鮮食品の受付は対象外としているが、もぐもぐさぽーたー実施日に合わせて、地域の農業従事者とのつながりも継続でき、食品ロスへの取組み一環として寄付を頂くことができている。その都度配布及び活用の可能性を検討し、食品ロスへの取組にも発展している。生鮮食品の受付と更なる活用について検討する必要がある。
4地域の方々が、フードドライブの活動を通し、地域課題に目を向けたり、地域内の支えあいの力を醸成する。食品ロスの軽減などSDGsへの取り組みの関心を持つ。
指標社会的課題へ関心を寄せる地域住民の意識の醸成となる 継続的な支援や企画の情報発信 連携する子ども食堂等実施団体の拡充
目標値・目標状態リサイクル活動企画への参加者数 協力団体や企業数
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察地区単位のフードドライブ活動や企業によるフードドライブ活動の取組が浸透している。また、活動によって食品ロスの軽減につながることの理解が深まり、地域課題の気づきにつなげることができた。 社会的課題やフードドライブ活動について情報を発信し続けることで、個人、地域、企業等の社会的課題への関心が高まった結果、フードドライブ活動への協力への理解が進み、もぐもぐサポーター事業の継続につながっている。
5子ども食堂実施団体などとの連携による困難を抱える世帯等への支援を通じて、新たなつながりつくりやニーズの掘り起こしにつなげる。
指標定期的な交流会実施内容の検討 企画等の継続的な情報発信 子ども食堂実施団体等との情報交換
目標値・目標状態継続性のある活動となる 協力および連携団体や企業数
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察こども食堂実施団体と連携して、事業を行うことができている。寄付食材を活用した弁当作り、食料品、日用品等の寄付品の提供、実施日には顔の見える形で配布へのご協力体制も構築することができた。また、本事業に関わるボランティアが子ども食堂団体の活動へ参加するなど新たなつながりもできている。その他、引きこもりの課題を抱える家族の支援活動をしている方が、手作り菓子の提供や配布への協力など新たなつながりにもつながることができた。こうしたつながりを通じて、支援が必要な人々に本事業が広く知られることが期待される。

アウトプット

1相談機関との継続的な連携により、食糧支援や日用品配布支援を通じて、継続的な相談支援につながっていく新たな支援を必要する世帯につながる。つながっていないニーズの掘り起こし。
指標広域相談機関との連携が図れる会議等の開催数 身近な地域の相談機関の周知
目標値・目標状態定期的連携会議開催 月1回 新規相談者がある 
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察定期的および随時連携会議の開催により、相談機関への事業の認知度が高まったことにより、新たな支援を必要とする世帯を把握した相談機関からもぐもぐサポーター登録案内について情報提供があり、新たな登録につながった。新たな支援を必要とする世帯の把握ができ、登録世帯数は微増している。
2既存登録の世帯に対しても、顔の見える継続的な支援として、もぐもぐサポーター事業、日用品配布が活用される。
指標食糧の安定的な供給支援 現状ニーズの把握
目標値・目標状態定期的連携会議開催 月1回 新規ニーズの把握
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察定期的な会議を9回開催したことにより、情報交換や活動の振り返りを行い、情報を共有し、新規ニーズの発生を確認し対応できる体制の構築につながった。また、随時、もぐもぐサポーター登録者からアンケートを取り、支援食品等の意向の調査ができたことにより、経済的な負担軽減が図られた。アンケート回答から確認ができた。
3フードドライブ活動を通じて、多様な世代機関との協同活動の機会と、地域課題へ関心を寄せる機会となる。
指標地域内のボランティア活動者の募集 地域の商店や企業への協力依頼数
目標値・目標状態地域住民参加がある 継続した協力者、団体がある
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察子ども食堂との連携を模索し、子ども食堂のノウハウを活用した配食弁当制作と子ども食堂が抱える参加者の固定化の課題の解決につながるよう連携を図ることができた。この取組により、多様な世代がフードドライブ活動や地域課題へ関心を寄せるきっかけとなった。今後も地域で活動するその他の子ども食堂との連携の可能性を模索する。フードドライブ活動や食糧配布の活動を通じて、これまで関係することがなかった引きこもりの課題を抱える家族への支援者とのつながりができたことにより、ここからさらに情報発信ができる可能性と地域課題に関心を寄せる機会になることから、大きな成果となった。
4地域住民に対し、フードドライブや支えあい活動など継続的な支援情報や支えあう地域醸成作のため、紙媒体やWEB等を活用した情報発信が行われる。
指標地域内のボランティア活動者の募集 地域の商店、企業への働きかけ
目標値・目標状態継続的な情報発信仕組みができる
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察地域でフードドライブ活動を希望する団体に対して、実施方法の案内や活用できるチラシ、ポスター、のぼり旗などの素材を提供している。また、実際の活動に一緒に参加し、実施方法を直接伝えるなど対応している。 社協HP等にて広報している。

活動

1連絡会議を開催し、定期的な情報提供や連携体制の構築
活動結果計画通り
概要定期的な会議を開催し、活動及び世帯等の情報交換を行い、新たな世帯の登録につなげている。9回開催。 もぐもぐサポーター登録世帯 21世帯から25世帯へ増加
2相談機関との連携によるもぐもぐサポーター事業(個別食糧支援)、日用品配布事業の実施
活動結果計画通り
概要相談機関を経由して、「もぐもぐサポーター」への登録を行っている。食糧品配布日に世帯状況を確認するなど継続的な相談支援を行っている。日用品は洗剤、ゴミ袋、ボックスティッシュ等調達し配布しているが、寄付品がある場合は食糧支援と同時に必要な世帯へ渡している。
3相談機関や関係機関への活動の周知:もぐもぐサポーター事業と日用品配布事業、フードドライブ活動
活動結果計画通り
概要フードドライブ品をベースとした支援事業であることを周知し、通年フードドライブの受付を実施している。もぐもぐサポーターへの新たな登録の問い合わせは、相談機関との連携を説明し理解を得ることができている。
4食糧ストックの内容量の検討と安定供給方法の検討会
活動結果計画通り
概要食品ロスを防ぐためフードドライブによる食糧確保を主軸としている。ストックが不足する場合には、購入による配布品を調達している。食品保管場所の確保が困難な状況から、常に食品が循環している。安定供給の方法について、随時検討している。
5物資や寄付等、地域内の協力団寄体や企業へ協力依頼
活動結果計画通り
概要通年フードドライブの受付を実施していることを周知している。地域自治団体、企業、事業所などから協力を得ることができている。
6リサイクル活動や相談窓口のWEB上または紙媒体での情報発信 
活動結果計画通り
概要通年フードドライブの受付を実施していることを周知している。地域自治団体20/20地区において、年間を通じて情報発信している。
7子ども食堂活動団体等と新たなつながりつながりによる交流会の実施
活動結果ほぼ計画通り
概要連携団体等の会議(月1回)やイベント(1回)に協力、参加している。子ども食堂実施団体と連携し、団体が準備した弁当の配布や食糧品を一緒に配布することもある。連携体制を構築中である。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

相談機関を通じて支援が必要な世帯に対して、もぐもぐサポーターの登録を随時案内している。新しい支援世帯が不安感なく食糧支援等を受けることができており、相談機関との継続的なつながりを持つきっかけとなっている。また、支援世帯へ地域のこども食堂等の活動団体を紹介し、実際の活動へ一緒に参加する伴走支援により、新たな支援先の開拓につなげることができている。もぐもぐサポーター活動から見える世帯の状況や変化を相談機関と情報共有し、新たな支援課題の把握にもつながっている。地域で活動する子ども食堂実施1団体との連携体制の構築、継続ができており、本事業のボランティアが子ども食堂活動に参加するなどのつながりが生まれている。
 フードドライブ活動が徐々に地域へ浸透し、地域における支え合い活動として理解が深まっている。地域の文化祭や催し会場等において、フードドライブ活動へ取り組む団体が増えている。寄付品がどのように活用されているか、地域へフィードバックすることでより理解が深まり好循環になっている。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

フードドライブ活動を通じて食品ロスや地域における支え合い活動の醸成につながっているが、支援が必要な世帯への安定的な食糧支援は難しい。また、地域の文化祭やイベント等において、各団体等におけるフードドライブ活動への取り組み機会が増加しているが、フードドライブ活動が浸透することで、食糧品の管理や保管場所の課題、そこに係る人員の確保の課題がある。また、地域の中でその活動の認知と取り組みが進んできているが、物価高による各家庭への影響がある中でボランティア活動をベースとしたフードドライブ活動による寄付食糧の量は安定しない状況がある。反面、食品ロスに取り組みたい企業から連携の打診があることから、事業継続にむけた人員体制を整備する必要がある。
地域で活動している子ども食堂1団体との連携体制の構築、継続につなげることができたが、その他活動している子ども食堂団体との連携体制の構築はこれからの取り組みであり、実施方法について検討が必要である。

外部との連携実績

1活動フードドライブ寄付食材を活用した弁当の作成と配布
実施内容地域の子ども食堂活動団体と連携し、寄付食品と購入食品を活用して調理を行い、もぐもぐサポーター登録世帯へ配布。栄養バランスよく季節を感じられる内容に工夫。
結果・成果・影響等手作り弁当を配布し、夕食つくりの負担軽減と親子がゆっくりと食事が楽しめる時間を持つことにつながり、満足との声が多く聞かれた。普段作ることがない副菜を食べられる貴重な機会との声も聞かれた。また、子ども世帯への支援を通じて子ども食堂団体とともに社会的な課題を共有し、連携体制の構築につながった。
2活動配布用弁当の発注
実施内容市内にあるNPO法人(障害福祉サービス事業所)、配食弁当事業所へ配布用弁当を発注し、もぐもぐサポーター登録世帯へ配布。
結果・成果・影響等市内で手作り弁当を製作する事業所を新たに開拓し、栄養バランスに配慮した弁当を発注し、登録世帯へ配布することができた。新たな事業所とのつながりや、登録世帯には事業所を知ってもらうきっかけにもつなげることができた。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
内容

※facebook、ホームページへの掲載検討中

広報制作物等あり
内容

・フードドライブ活動広報チラシ(地区文化祭用、企業用)
※社協情報誌「おマメで」掲載検討中

報告書等あり
内容

・組織内部用実績報告(毎月1回)
・地域福祉活動推進会議(まちづくり委員会等健康福祉部関係者出席会議)

イベント開催等あり
内容
令和6年8月9日、多世代交流を目的とした夏祭りの縁日をイメージしたイベントであり、たこ焼きや釣りゲームを通じて親子が楽しんでいる姿を、特養の利用者の方も見て楽しんだ。(感染対策のため窓越しとなった)釣りゲームの待ち時間に飲み物と世間話が楽しめた。18世帯がイベントへ参加した。ボランティア3名参加。
令和6年12月20日、クリスマスイベントとして、子供向けに景品くじ引きを実施。クリスマス衣装で配布、クリスマスメニューとして「チキンライス」「トナカイチョコプリン」「ポップコーンの提供」

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

飯田市社会福祉協議会公益通報者保護規定にて整備 /内部に窓口を設置

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかいいえ
内容

利益相反が生じる事項がないため

コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかいいえ
内容

社会規範に反することなく、公正、公平に業務を行っているため

ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)内部監査
内容

令和7年度監査会にて実施(監査員2名体制)

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

シンボルマークの活用状況

広報制作物に表示