事業完了報告
2026/01/30更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2024/06/25 | 終了日 2025/02/28 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 長野県 | |
| 事業対象者 | はなぶさ学園、松川町社協、まいさぽ下伊那、ほほゆめPJ、高森町社協、豊丘村社協、喬木村社協、阿智村社協、下條村社協事務局が直接介入し、この事業で連携する教育関係機関、福祉関係機関、企業が間接的介入し、最終的受益者である長野県下伊那地域の | |
| 事業対象者人数 | ①緊急物資配布 100世帯に救援物資配布 | |
| 事業概要 | ①緊急物資配布 ②アウトリーチ(グレーゾーンの見つけ出し) | |
事業の総括およびその価値
本事業は、緊急物資配布とアウトリーチ活動を通じて、支援 を必要とする人々に迅速かつ的確な支援を届けることを目的として実施しました。特に、支援が行き届きにくい「グレーゾーン」の対象者を見つけ出し、社会福祉協議会、教育委員会、支援団体と地域全体で支える体制を構築できた点に大きな価値がありました。地域住民の防災への関心が高まる中で、防災カフェという切り口で宣伝したので、対象者に支援物資を届けやすく、新たなグレーゾーンへの把握につながりました。また、下伊那山間地域の手の行き届かない社会福祉協議会に毎月支援物資を届けることで交流が深まり、下伊那社会福祉協議会の結束力向上という副次的効果も得られ、今後の持続的な支援活動の基盤が整備されました。本事業は、支援の提供にとどまらず、地域共生社会の実現に寄与する価値を持つ取り組みであったと総括できます。
課題設定、事業設計に関する振返り
本事業は、13町村の社会福祉協議会への毎月の緊急物資配布とアウトリーチ活動の2本の柱として計画し、支援が届きにくい「グレーゾーン」の人々を含む多くの要支援者へ適切に対応することを目指しました。昨年度の事業で築いた関係団体との連携を強化し、実施体制を整えたことで、想定していた支援活動を滞りなく進めることができました。特に、地域のイベントに積極的に参加し、防災カフェを活用したアウトリーチ活動では、参加者が自然に集まりやすい環境を作り出すことで、支援ニーズの把握と地域コミュニティとの新たな連携という二重の効果を得られました。また、アンケートを実施したこと で対象者の生の声を拾い上げることができました。今回のアンケート結果の要因を分析し、今後も持続可能な支援活動を展開していくことが重要だと考えています。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 緊急物資配布 下伊那地域において物価高騰の理由により生活物資、食料を手にすることが難しい100世帯が支給物資をすぐに手にして生活に困らない状態。 | |
|---|---|---|
| 指標 | 下伊那地域広域で社会福祉協議会などの福祉施設と連携をとり、速やかに緊急物資を100世帯に届ける。 | |
| 目標値・目標状態 | 支援物資が届き下伊那地域の要支援100世帯が、支援団体と繋がり、困ったときに気軽に連絡ができる関係になっている。 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 下伊那地域14市町村と上伊那地域の要支援者に対して、社会福祉協議会、役場の福祉課などを通じて日用品、食料品を届けることができた。昨年度より社会福祉協議会のとの連携が強化できたので計画通り実行できた。 | |
| 2 | アウトリーチ 下伊那地域におていまだ拾い出せていない要支援者を探すために2000世帯と繋がるきっかけを作れている状態。 | |
| 指標 | 下伊那地域広域2000世帯が支援団体の情報を把握して、いつでも支援を頼める状態。 | |
| 目標値・目標状態 | 2000世帯の中で50世帯が支援物資を申し込みしている状態になっている。 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 月2回程度下伊那地域で防災カフェを開催、または地域のイベントに参加し、アンケートを行い、防災キット720世帯、トイレットペーパー4000個(社会福祉協議会配布分を含む)を配布した。飯田市4回、松川町9回、売木村2回、高森町2回、阿智村1回、大鹿村1回、喬木村2回、下條村1回飯島町3回、中川村1回 | |
アウトプット
| 1 | 緊急物資配布 当法人、社会福祉協議会が把握している生活困窮100世帯が生活用品、食料品を短期間で手にする | |
|---|---|---|
| 指標 | 生活用品、食料品の配布数と世帯数 | |
| 目標値・目標状態 | 配布実績100世帯 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 阿智村社協6回、根羽村社協7回、阿南町社協3回、平谷村社協4回、売木村社協6回、天龍村社協3回、下條村社協5回、高森社協6回、豊丘村社協6回、喬木村6会、松川町社協6回、泰阜村社協6回、中川村社協4回、まいさぽ下伊那2回、飯島社協2回、生活用品、食料品を配布した。また、社協が実施するイベントにも参加して一人でも多くの世帯に配布した。飯田市ひとり親家庭福祉会とも連携して、夏休み、冬休み中の子供の食事が大変な時に速やかに確実に配布することができた。 | |
| 2 | アウトリーチ 気軽に足を運べるカフェを設置し、2,000世帯にオンライン、オフラインで防災の知識を学びながら、必要であれば支援物資を申し込みができる仕組みができる | |
| 指標 | カフェに訪れた世帯数 | |
| 目標値・目標状態 | 参加者数2000世帯 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる/計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 下伊那地域で防災カフェを開催、または地域のイベントに参加し、1374人分のアンケートが集まった。防災キット720世帯、トイレットペーパー4000個(社会福祉協議会配布分を含む)を配布した。 月2回程度を予定していたが、それ以上にイベントに参加し、日用品、食料品を配布することができた。 飯田市4回、松川町9回、売木村2回、高森町2回、阿智村1回、大鹿村1回、喬木村2回、下條村1回飯島町3回、中川村1回 松川町対象者4名を関係団体へ繋げた。 高森町対象者1名を関係団体へ繋げた。 飯田市対象者1名を関係団体へ繋げた。 | |
活動
| 1 | ①緊急物配布 当法人、社会福祉協議会、ほほゆめPJ、まいさぽしもしなが把握している世帯日して速やかに配布する | |
|---|---|---|
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 阿智村社協6回、根羽村社協7回、阿南町社協3回、平谷村社協4回、売木村社協6回、天龍村社協3回、下條村社協5回、高森社協6回、豊丘村社協6回、喬木村6会、松川町社協6回、泰阜村社協6回、中川村社協4回、まいさぽ下伊那2回 、飯島社協2回、生活用品、食料品を配布した。松川町社協イベント2回参加、高森町社協イベント2回参加。ほほゆめPJは体制が変更したのでその分を社会福祉協議会配布に力を入れた。 | |
| 2 | ②アウトリーチ 窓口相談の子ども食堂カフェを実施。アウトリーチを行い要支援者を拾い出し、必要ならば社会福祉協議会や関係団体につなげる | |
| 活動結果 | ほぼ計画通り | |
| 概要 | 下伊那地域で防災カフェを開催、または地域のイベントに参加し、防災キット720世帯、トイレットペーパー4000個(社会福祉協議会配布分を含む)を配布した。月2回程度を予定していたが、それ以上にイベントに参加し、日用品、食料品を配布することができた。 飯田市4回、松川町9回、売木村2回、高森町2回、阿智村1回、大鹿村1回、喬木村2回、下條村1回飯島町3回、中川村1回。 松川町対象者4名を関係団体へ繋げた。 高森町対象者1名を関係団体へ繋げた。 飯田市対象者1名を関係団体へ繋げた。 | |
想定外のアウトカム、活動、波及効果など
本事業の実施により、当初想定していなかったポジティブな波及効果が複数見られました。松川町では支援対象者だけでなく、地域住民やボランティアが自然に交流する場が生まれ、コミュニティの結束力が強化されました。これにより、松川町の支援団体ばかりでなく、近隣の高森町、豊丘村、喬木村などの支援団体からの依頼もあり、支援者と受益者の垣根が低くなる効果がありました。また、トイレットペーパーやチラシの事業案内がきっかけで、これまで支援の必要性を認識していなかった家庭からも相談が寄せられるようになり、新たな支援対象者の発見につながりました。また教育委員会や学校、不登校支援団対の協力もあり、昨年度より制服支援がスムーズに行われました。このように、本事業は単なる支援活動にとどまらず、地域全体の支え合いの意識を高める社会的インフラとしての役割を果たすという、想定外のアウトカムを生み出しました。
事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動
| 課題を取り巻く変化 | 本事業を通じて緊急物資配布およびアウトリーチ活動を展開し、下伊那地域広域の多くの要支援者へ支援を届けることができました。しかし、事業終了時には以下のような環境や対象者の変化が確認されました。まず、支援活動の周知が進むにつれて、新たに支援を求める人々が増加し、支援ニーズが多様化しまし た。特に、これまで把握できなかった「グレーゾーン」の人々が見つかった一方で、支援を受けることに抵抗を感じる層も依然として存在しています。また、地域社会の意識変化も見られ、防災カフェを通じた交流が地域住民の支援意識を高める一方で、支援を恒常的に続けるための人材や資金の確保が新たな課題として浮上しました。次の課題としては、支援対象者をより正確に把握し、ニーズに応じた柔軟な支援体制を整える必要があります。また、支援活動の継続性を担保するため、自治体や地域団体との連携強化や、ボランティア育成を通じた支援者層の拡充が求められています。さらに、支援を受け入れやすい環境づくりや、プライバシーに配慮した相談体制の構築も課題として残されています。 |
|---|
外部との連携実績
| 1 | 活動 | チラシ配布 |
|---|---|---|
| 実施内容 | 教育委員会にチラシ配布の許可をいただき各学校にチラシを配布した。 | |
| 結果・成果・影響等 | チラシ10000枚配布することができて、その中からアウトリーチに繋がった。 |
広報実績
| メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等) | あり | |
|---|---|---|
| 内容 | ・11月22日に、いいだFMラジオ で告知を行った。 | |
| 広報制作物等 | あり | |
| 内容 | ・A4サイズ両面カラー1万部製作(休眠預金の新ボールマーク有り) | |
| 報告書等 | あり | |
| 内容 | 12月18日松本市で中間報告を行った。 | |
| イベント開催等 | あり | |
| 内容 | 6月29日売木村ポレポレキャンプ場防災カフェイベント(50人) 9月7日高森町社会福祉協議会イベント参加(30人) 9月11日松川町キャリアミーティングイベント参加(14人) 9月16日飯島町桜咲代防災カフェイベント(3人) 9月29日松川町ふれあい工房防災カフェイベント(13人) 10月5日飯島町こすも市イベント参加(96人) 10月20日松川町社協イベント参加(137人) 10月26日飯島町ハロウィンイベント参加(55人) 10月27日松川町文化祭参加(123人) 11月3日飯田市丘のフェスイベント参加(180人) 11月9日中川村イベント参加(21人) 11月10日松川町名古地区文化祭参加(139人) 12月14日大鹿村防災カフェイベント(50人) 12月14日松川町防災カフェイベント(50人) 12月15日阿智村ひなたばクリスマスイベント参加(30人) 12月15日下條村イベント参加(30人) 12月17日喬木村子供食堂参加(80人) 12月20日松川町社会福祉協議会イベント参加(100人) 12月24日松川町イベント参加(90人) 1月18日飯田市社会福祉法人あゆみ園防災カフェイベント(50人) 1月24日飯田市下久堅イベント参加(50人) 2月11日松川町ヤギプロイベント参加(213人) 2月15日松川町福祉の会参加(150人) 2月16日売木村防災カフェイベント(20人) 2月18日喬木村子供食堂参加(80人) 2月24日高森町イベント参加(30人) | |
ガバナンス・コンプライアンス実績
規程類の整備状況
| 事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか | 完了 | |
|---|---|---|
| 整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか | 全て公開 | |
| 内容 | ||
| 変更があった規程類に関して報告しましたか | 変更はなかった | |
ガバナンス・コンプライアンス体制
| 社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますか | はい | |
|---|---|---|
| 内部通報制度は整備されていますか | はい | |
| 内容 | 内部に窓口を設置。 | |
| 利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか | はい | |
| コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたか | はい | |
| ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたか | いいえ | |
| 団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む) | 実施予定はない | |
| 本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますか | いいえ | |
その他
| 本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など | 2023、2024年度と2回にわたり、実行団体として採択していただいて 大変感謝しております。とくに今年度は下伊那地域の山間地域の対象者に対して届けることができて多くの感謝の声をいただいております。2023年度の成果として松川町で重層的支援整備事業をいただくことができました。またその実績をもとに2025年度から大鹿村でも福祉事業をいただきました。2023年度の成果として下伊那地域13町村の社会福祉協議会の連携が強化され、2025年度から長野県社会福祉協議会の協力もあって、南部5町村(阿南町、売木村、下條村、泰阜村、下條村、天龍村)の社会福祉協議から地域福推進の為の事業をいただくことができました。物価高騰における緊急枠でしたが、2022年より2023年の方がさらに慢性的に要対象者が増えているのを実感しています。事業が終わったあと、どうやって次に繋げていくのかが重要だと考えています。そのためにもジャンピアの役割も重要になってくると思います。前年度でも同じように提案しましたが、実行団体の事務処理の負担がかなり大きいです。また、ジャンピアの報告書等の言い回し等、あまりにも専門用語すぎて、報告等の時間が要してしまい、本来の活動に支障をきたしています。例えば3月の報告、経理処理の仕事に関しては給与はいただけませんので、土日、夜に時間をとってやっています。おそらく他の団体も同じような感想を持っているはずです。ぜひ実行団体の現場で行われている課題を直接聞いて改善できるところは改善していたでるような仕組み、関係性を作っていただきたいと願います。 |
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シンボルマークの活用状況
自団体のウェブサイトで表示 広報制作物に表示 イベント実施時に表示 |

