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事業完了報告

2026/01/30更新

事業概要

事業期間開始日 2024/07/08終了日 2025/02/28
対象地域鳥栖市・基山町
事業対象者

■地域での養育支援が必要な家庭(こどもとその保護者)
①孤立している家庭(行政だけではつながることが難しい)
→みつけて、つながるためのアウトリーチが必要
②だれかとつながっているが、保護者が疾患などで養育する力が弱く、支援が足りない家庭
→見守りや伴走のために継続的なアウトリーチが必要


③なんとかぎりぎりの状態で頑張っていて支援を受けていない家庭
→フードパントリーなど、気軽にアクセスし専門家などと相談できる場や、子育てのシェアできる仕組みや、不登校の子どもの平日の居場所などが必要


■ケアリーバー
④児童養護施設を退所したつながり先が少ない若者

事業対象者人数

①及び②、④アウトリーチが必要な家庭・若者
今回の事業では、120世帯 こどもと保護者380人を対象
※エリア内には300世帯 900人家庭程度、該当する親子が暮らしていると想定している。


③ギリギリで頑張っているご家庭
今回の事業では100世帯 こどもと保護者340人を対象
※エリア内には、1000世帯 3000人家庭程度、該当する親子が暮らしていると想定している。

事業概要

■こども宅食事業
宅食をきっかけにしたアウトリーチ=みつけて、つながりを作り、社会につなげる事業
【対象】
①「孤立」している家庭
②つながりはあるが支援が足りない家庭
【活動】
虐待やDV,ヤングケアラーなどの家庭は、行政から求められる変化を受け入れることができず行政拒否になってしまうケースが多い。また、スクールソーシャルワーカー(SSW)などが支援しているが、保護者に精神疾患や知的障害があるなどで養育力が弱い家庭には、寄り添い続けることが必要。「孤立」や「寄り添いが必要」な家庭に定期的に、変化を求めずに食材などを届けることをきっかけに
1)みつける(届ける):食支援で、生活や気持ちをを楽にする
2)つながる:定期的に会うことで双方向の関係性を作り、孤立と孤独を和らげる
3)つなげる:公的な支援などが受けられるような認知的変化を生み出す
新たにケアリーバーや、一時保護、特定妊婦や新生児のいる家庭などと児童養護施設や児相、こども家庭センターとの連携してつながる家庭を増やす
■相談機能のあるフードパントリー事業
【対象】③なんとか頑張っていて支援を受けていない孤軍奮闘している家庭
【活動】
ひとり親家庭は不登校などのちょっとしたきっかけで状況が悪化することもある。定期的にフードパントリーを利用してもらい、臨床心理士や、苦労を経験した先輩保護者に相談できる機会を提供する。※エリア内3〜4箇所
■不登校のこどもの居場所事業
基山町:教育委員会と連携し不登校の子どもが参加できる体育を実施
鳥栖市:鳥栖北小学校で、空いた教室で校内フリースクールを実施
■ネットワーク作り
非専門職だからできること→行政拒否などの家庭と変化を求めない伴走で、双方向の関係を作る
専門職ができること→専門的・公的な支援
それぞれの強みを活かし「行政」✕「専門機関」✕「非専門職」のチームを鳥栖・基山で作る。

事業の総括およびその価値

今回の事業では、「地域での養育支援が必要な家庭(こどもとその保護者)」を対象に
①孤立している家庭を見つけて、つながる
②だれかとつながっているが、保護者が疾患などで養育する力が弱い家庭への伴走支援
③なんとかぎりぎりの状態で頑張っていて支援を受けていない家庭への受援のきっかけを届ける
④不登校のこどもの居場所や、その保護者への相談支援の場の提供
の4つの事業を行った。①〜③については、食支援による生活が楽になるだけでなく。気持ちをらくにしたり、受援力を引き出すことができた。特に嬉しかったのは、受益者が「自分もなにかできることをしたい」ということで支援側として関わる家庭が出てきたこと。


また、新たに子育て支援を始める団体や、団体同士のつながりが生まれ「子どもの人権について考え、行動するにはどうすればいいか?」という共通のアジェンダが生まれたことは今後につなげていきたい。

課題設定、事業設計に関する振返り

課題設定とその解決に向けた事業の設計は想定通りできた。一方で、地域福祉の中心として地方行政が機能することはとても重要だが、行政との連携はほんの少しだけ進んだ状態で終わった。
こども家庭庁ができ、社会的養育推進のために家庭養育優先の考え方の元、訪問支援や居場所支援など多くの制度が整えられてきている。しかし、実際に制度を運用する市町の行政によって大きな差がある。具体的には、佐賀市では児童家庭支援センター「絆」に設備の整備や人員に資金が提供され、ショートステイの数は2000人日を超えている。一方、鳥栖市ではショートステイのニーズが「38人」とされており、55倍もの差がある。今回の事業を通じて、「託児やレスパイト」のニーズを多くの保護者から聞くことができた。市民の実情や声を行政にも届けていきたい。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1福祉の当たり前が変化するために 「行政」✕「専門機関」✕「地域資源」が連携した楽しいチームが鳥栖と基山にある状態 特に行政の支援が届かない行政拒否ケースなどとつながるための地域資源(非専門職)が有効に機能いしている状態
指標■子どもの福祉に関わる地域の団体や市民の数 ■「行政」✕「専門機関」✕「地域資源」のコミュニケーションの量と質
目標値・目標状態■共通のアジェンダを持った地域の団体が15程度ある ■定期的に「ソーシャルワーク研修」「こどもの人権をベースにした居場所作り」などが行われている状態
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察①団体数 こども食堂や学習支援を行う団体が15団体を超えた。専門機関スクールソーシャルワーカー、 洗心寮、鳥栖市社協、鳥栖市、基山町教育委員会などと連携し情報や、物資の連携が図れるようになり始めている。 ②コミュニケーション 今回の事業をきっかけに市議会議員や子ども食堂、学習支援などを行っている団体やPTAなどの有志が15人が主体的に集まり、「子どもたちにとって今何が必要なのか?」という問いから、「こどもの人権が尊重される街を目指したい」という話になり。「こどもの人権の条例を鳥栖市で作る」ことを目標にした活動が開始された。
2基山町と鳥栖市に地域に子育て世帯の居場所が十分にある状態(歩いて気軽にアクセスする居場所がある)
指標■居場所の数→数 ■居場所の状態→質
目標値・目標状態■数 小学校区に1つの居場所がる→9箇所 ■質 スタッフがこどもまんなか社会について理解していて、いい居場所になるよう日々工夫がされている。
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察■数 鳥栖市:こども食堂が9箇所、フードパントリー2個所、学習支援拠点が4箇所 基山町:こども食堂2個所、フードパントリー1箇所、学習支援1箇所と、小学校区で1箇所程度居場所はできたが、毎週1回以上通えるところは4箇所にとどまる。 ■質 今回の事業では、貧困や虐待、不登校など子育てをするのに困難さのある家庭を対象に事業を行った。多くの市民に関わってもらうことで、現状を知ってもらうことができた。参加したこども食堂の方の中からは「回数をふやしたい」「本当に必要なこどもにどうやったら参加してもらえるだろう?」といった議論も始まり、地域全体でこどもや保護者に安心できる機会や居場所が増えることが期待される。
3育った環境で、困難が連鎖しない地域社会 ・ケアリーバー ・家庭養育が十分されていない、新米ママ・パパ などの若者に、見守りや応援が地域の中で当たり前にある状態
指標■行政が把握している数 ■つながりの有無
目標値・目標状態■数 把握しているカバー率が定義されている ■つながり みつかった人や家庭へのアウトリーチなどのメニューが用意さされている状態
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察要保護、要支援のこどもや、特定妊婦など、エリア内には250人(推定)程度暮らしている。今回の事業では、その半分以上の子どもたちやその家庭に支援を届けることができたと考えている。 また、行政からも乳幼児の支援の依頼(おむつやミルク)が届くようになってきた。 児童養護施設のスタッフも活動を一緒に行っており、ケアリーバーの支援も行えるようになってきた。 ■定量 要対協とは個人情報の問題で要対協対象かどうかは明確にはわからないが、SSWの実感では要対協の対象児童の半分程度にはつながりをもつことができているとのこと。 ・行政からの乳幼児がいる家庭へのの支援依頼 5件 ・行政拒否ケースとのつながり2件 ・ケアリーバー2件に毎月訪問 ・利用している保護者からの紹介20件(主にひとり親) ・不登校の親同士の紹介10件
4"子育て世帯の福祉の当たり前が 1)自分から「助けて」を発信ししないと支援が届かない→勝手にだれかが届けちゃう 2)支援者視点の事業→当事者視点のデザイン 3)専門職だけによる支援→地域のいろんな人の支援 という変化が起こっている"
指標"■みつける(届ける) 「支援が必要な子育て世帯」の「こども家庭センター(要対協)の把握する世帯のカバー率 ■つながる アウトリーチを届ける世帯のカバー率 ■つなげる ソーシャルワークの質と量"
目標値・目標状態"鳥栖市・基山町で300世帯が、アウトリーチでつながっている状態 内訳 「食支援」で気持ちや生活が少し楽になる→300世帯 「支援者と双方向の関係ができている」→200世帯 「援助希求ができている」→100世帯"
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察3年前活動を始めたころは、数人で活動を行っていたが、ボランティアに参加する人が増え、市議会議員、県議会議員、児童養護施設なども関わるようになり、当初のスクールソーシャルワーカーの関わりのあるかていだけでなく、キリスト教会や団地の子ども会などからも支援が必要な子どもや家庭につながることができるようになってきた。 また、受益者の中から「自分も他者のためになにかしたい」という人も出始めて仕分け作業などの活動をしている。共助の文化が生まれ始めている。 キリスト教会からのつながりで行政に対して非常に強い拒否感を持っている家庭が、SSWとボランティアの定期的な訪問と、小さな「世話をやく」活動が奏功し、生活保護受給につながるなど専門職と市民の協働の事例も出始めている。

アウトプット

1■アウトプット2 相談機能付きフードパントリー ③なんとか頑張っていて支援を受けていない家庭 この家庭にフードパントリーでの食材の提供をきっかけに相談できる機会を提供する。 事前予約制にして臨床心理士や先輩保護者などが期間内に相談を受けられるようにする。 【基山町】 ・ここてらす 【鳥栖市】 ・鳥栖キリスト教会 ・ベネッセの会
指標1)毎月の配布する家庭の数 2)相談件数
目標値・目標状態1)毎月100世帯 2)毎月50世帯
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察1)家庭の数 92世帯 述べ640世帯が利用 当初の計画通り12月は100世帯が利用。 利用者もひとり親、もしくは疾病や精神疾患の保護者など、想定どおりぎりぎりで頑張っているご家庭にご利用いただけた。 半数以上は、スクールソーシャルワーカーとつながっておらず、困難を抱えるご家庭が潜在していることがわかった。 場所も3個所で開催 【基山町】 ・ここてらす 【鳥栖市】 ・いろり ・ベネッセの会 2)相談件数 92世帯と双方向の会話ができ、相談に至ったのは25世帯 「相談します」という相談ではなく、何気ない会話から相談が始まる場をつくることができた。 「何を相談していいかわからない(発達に課題のあるこどもの接し方など)」「そもそも相談していいんだという概念がない」方が多く、地域でこどもを育てる仕組みや文化を作る必要を痛感した。
2■アウトプット3 不登校の子どもの居場所と学習機会の提供 ③なんとか頑張っていて支援を受けていない家庭 この家庭の学校に行くのが苦手な子どもに平日の居場所や学習機会を提供する。 【基山町】 基山町のマイルーム(町営の学習支援教室)に通う子どもに週に一回の運動の機会の提供 【鳥栖市】 鳥栖北小学校で空いた教室でフリースクールを開講
指標参加する不登校の子どもの数
目標値・目標状態【基山町】 毎週1回 8人が参加 8人✕8ヶ月✕4=のべ256人 【鳥栖市】 ・鳥栖北小学校(決定済み) 期間内で15回開催 8人✕15回=のべ120人 ・弥生が丘小学校(相談中) 期間内にスタート
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察【基山町】参加者 こども12名 保護者10名が参加       述べ、こども305人・保護者110人 計画通り毎週開催することができた。教育委員会が運営する教育支援センターと連携して、これに参加するために支援センターを利用している子どももいる。 【鳥栖市】こども6人、保護者5人参加 2ヶ月間は鳥栖北小学校で開催することができた。教育委員会から「民間の団体が運営するならば正式な手続きが必要」との判断で、弊社の事業では実施することが継続できなかった。 しかし、PTAのボランティア活動として「鳥栖」「鳥栖北」「わかば」の3つの小学校で週1回程度、学校内で不登校のこどもの居場所活動が行われている。 【オンラインフリースクール】 一歩の会をつなぎ、TeacherTeacherが運営するオンラインフリースクールを実施し、1人の中学生が参加したが継続することができなかった。
3■アウトプット4 ネットワーク会議の開催 「行政」✕「専門機関」✕「地域資源(子育て支援団体などの非専門職)」の3者で定期的にミーティングを実施 ・非専門職だからできること   ※行政拒否ケースとつながる・つながり続ける ・行政や学校だからできること ・専門機関や専門職だからできること について話し合う場の開催
指標■参加する団体の数 ■開催回数
目標値・目標状態■子ども宅食に関わる人の会議 毎月1回✕8ヶ月=8回 ■行政・専門機関・団体会議 佐賀県東部地区で、2回開催
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察■定例会 定例会8回、ロングmtg1回開催 毎月行っている宅食の日に、関係者で会議をおこなった。スクールソーシャルワーカーから子育て世帯の現状と課題について共有してもらい、それを元に、地域で包括的に子育てを応援する仕組みについて協議している。 ■行政・専門機関・団体会議 1回開催 上記の定例会を重ねる中で「子どもの人権」について学ぶことが必要だという意見がでて、条例を作ることを目標にチームを作って活動していくことを10人(5団体)の発起人で意思決定した。 ※残念ながら行政職員の参加なかった。
4"■アウトプット1 こども宅食によるアウトリーチ ①孤立している家庭(行政だけではつながれない) ②だれかとつながっているが支援が足りない家庭 これらの家庭に月に一度、ソーシャルワークができるスタッフが「気持ち」や「生活」がちょっと楽になる量の食材や生活必需品を届けることきっかけにアウトリーチを行う。"
指標"1)届ける(みつける)家庭の数 2)つながる家庭の数 双方向の会話ができる家庭 3)つなげた家庭の数 なんらかの公的支援や、こども食堂などにつないだ数"
目標値・目標状態"1)120世帯(最低月1回)   ※特に厳しい30世帯には    別途、夏休みと冬休み    に弁当を届ける 2)80世帯 3)ソーシャルワークをした   家庭40世帯"
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察1)毎月、企業からの支援もあり受益者が期待するもの以上に物資を届けることができ「生活が少しだけ楽になった」「気持ちも楽になった」という声が届いている。 スクールソーシャルワーカーによると、宅食をお届けしている家庭で、過去虐待があった家庭の(受益者の25%)虐待の再発は事業期間中にはなかったとのこと。 2)双方向のコミュニケーション 宅食を定期的に届けるスタッフはほぼ固定できており、多くの家庭(80世帯以上)は笑顔をでむかえてくれており、相談につながるケースもある。 3)ソーシャルワーク 活動には、2名のスクールソーシャルワーカーと洗心寮(児童養護施設)のスタッフ2名が関わっており、公的支援が必要な場合はつなげるている。

活動

1"■アウトプット1(こども宅食) こども宅食の希望者の募集 現在実施している対象家庭の継続の意思確認"
活動結果計画通り
概要鳥栖・基山にくらす「心配(虐待や、ヤングケアラー、保護者の精神疾患、ひきこもりなど、他者のなんらかの関わりが必要だと思われる)」な家庭118世帯へ宅食をきっかけにしたアウトリーチを毎月、食材や生活必需品をとどけた。
2"■アウトプット1(こども宅食) こども宅食の希望者の募集 新規で希望する過程の募集。 ・妊産期で支援が必要な特定妊婦などを行政や要対協を通じて募集 ・児童養護施設を通じてケアリーバーに案内をしてもらう ・児童相談所と連携しショートステイなどを利用した家庭に案内してもらう"
活動結果ほぼ計画通り
概要行政拒否ケースなど専門機関や行政がつながることが難しい家庭を見つけて、つながる活動
3"■アウトプット1(こども宅食) こども宅食の、食材の調達 1家庭、5000円分の食材・生活必需品の確保を以下の3つのルートで確保する 1)購入→休眠預金で購入 2)寄付→地元企業からの調達 ※石井食品、アイリスオーヤマ、旭食品、基里OKファーム(みんなで収穫) 3)助成→政府備蓄米の申請 450kg×4回" )
活動結果計画通り
概要ベネッセの会といろりの拠点を利用したフードパントリーを90世帯に提供する活動。食材などを子どもと一緒に選ぶ楽しさ、ちょっとした会話から相談を引き出す機会を提供 月に1回70〜90世帯が利用
4"■アウトプット1(こども宅食) スタッフの確保 ソーシャルワークのできるスタッフを、児童養護施設や保健師、訪問看護、子育て支援を行っている団体などに協力してもらい集める。"
活動結果計画通り
概要毎週水曜日、基山町の教育支援センターマイルームのこどもたち中心に、体育の時間を行う活動 リピート率は100%。
5"■アウトプット1(こども宅食) 毎月1回、各ご家庭にお届けする ・仕分け→社会福祉協議会の引きこもり対策事業と連携して行う ・各家庭にお届けし、様子を確認したり、相談にのったりする"
活動結果遅延あり
概要当初、教育委員会の指導主事と「校内のフリースクール」を鳥栖小学校で行う了承得て実施。月に1〜2回保護者にスタッフになってもらって、こどもと一緒に参加できる機会を提供。鳥栖北小学校、若葉小学校と活動が広がる中で、教育委員会の方針により、弊社の事業として行うことは、検討が必要ということになり、一旦休眠預金の事業としては休止。 ※学校と保護者による自主的な活動として継続はしている
6"■アウトプット2(相談機能付きフードパントリー) フードパントリーの利用者の募集 ひとり親家庭を中心に、ご自身で受取に来れる人を募集"
活動結果計画通り
概要92世帯に利用いただいた→目標どおり 内訳は、以下の3つのルートで募集することができた ①スクールショーシャルワーカー(行政からの紹介含むy)経由 ②連携する団体(いろり、ベネッセの会、ここてらす)経由 ③当事者可からの紹介(主にひとり親のご家庭)
7"■アウトプット2(相談機能付きフードパントリー) フードバントリーの食材・生活必需品の確保 こども宅食と合わせて行う"
活動結果計画通り
概要休眠預金等活用事業で計上していた予算と、不足するものについては 旭食品やOKファーム(生産農家)、シビックフォースなどから寄付をいただき、利用者が満足いくものを用意することができた。
8"■アウトプット2(相談機能付きフードパントリー) フードバントリーの場所の確保 1)鳥栖:昨年度NPOベネッセの会が利用していた物件で行えるよう調整 2)鳥栖:鳥栖キリスト教会 3)鳥栖:いろりとの連携 4)基山町:ここてらす"
活動結果ほぼ計画通り
概要■アウトプット2(相談機能付きフードパントリー) フードバントリーの場所の確保 以下の3箇所で実施することができた。 1)鳥栖:昨年度NPOベネッセの会が利用していた物件で行えるよう調整 3)鳥栖:いろりとの連携 4)基山町:ここてらす キリスト教会については改装のため実施することができなかった。 2)鳥栖:鳥栖キリスト教会
9"■アウトプット2(相談機能付きフードパントリー) スッタフの確保 スタッフ(専門家):毎月3日程度の開催中に相談にのれる専門家を確保 スタッフ(ボランティア):過去子育てに苦労した先輩ママさんに軽い相談ができるような体制をつくる"
活動結果計画通り
概要■有給スタッフ 有給で、子育てされていて、不登校などご自身が苦労された方などに6人がスタッフとしてかかわっていただけた。 ■ボランティア 市議会議員や、元高校教師、中学校の職員、主婦などがボランティアで関わっていただいた。 利用者アンケートでも、スタッフの対応について「とても良かった75%」「良かった」25%と全員が良かったと回答。 「スタッフの方々、笑顔で毎回迎えてくださり そういう場があることが感謝です」「みなさま、明るくて対応が優しく心地よいです」といったコメントをいただいた。
10"■アウトプット3(不登校の子どもの居場所と学習機会の提供) 行政との打ち合わせ→実施回数や実施内容 鳥栖市:鳥栖北小学校 鳥栖市:弥生が丘小学校との相談 基山町:教育委員会 "
活動結果遅延あり
概要■鳥栖市 当初、教育委員会と相談し、鳥栖北小学校と鳥栖小学校の2つの小学校でスタートすることができた。途中で教育委員会が改めて検討したいという話になり、「学校内で、民間団体が人を雇用して事業を実施することは、一旦ストップ」となった。学校と協議の結果、校内に不登校のこどもの居場所をつくる活動は継続するがボ保護者によるボランティア活動ということで継続している。 ■基山町 予定通り、教育支援センター「マイルーム」と連携して毎週かつどうすることができた。
11"■アウトプット3(不登校の子どもの居場所と学習機会の提供) 児童・生徒の募集"
活動結果ほぼ計画通り
概要鳥栖市と基山町で想定通り子どもを募集することができた。 ■鳥栖市 10人 ■基山町 10人
12"■アウトプット3(不登校の子どもの居場所と学習機会の提供) スタッフ募集"
活動結果ほぼ計画通り
概要不登校のこどもを持つ保護者と、臨床心理士、スポーツインストラクターを雇用することができた。
13"■アウトプット4(ネットワーク会議の開催) ・毎月の宅食の実施日にランチミーティングを開催 ・3ヶ月に一度ケース会議を開催"
活動結果計画通り
概要■ソーシャルワークに関する会議 毎月、こども宅食の実施とあわせて実施ることができた(参加者10名前後)
14"■アウトプット4(ネットワーク会議の開催) 【設計】 児童相談所と行政担当者、スクールソーシャルワーカーとネットワーク会議の設計を行う"
活動結果計画通り
概要■ソーシャルワークに関する会議 スクールショーシャルワーカー中心に会議を行うことができた ■こどもの人権にかんする会議 永江氏、牧瀬氏を中心に「人権に関する会議」を実施することができた。
15"■アウトプット4(ネットワーク会議の開催) 【実施】 児童相談所と行政担当者、スクールソーシャルワーカーに加え、児童養護施設や子育て支援団体とで会議を行う。"
活動結果計画通り
概要■こどもの人権にかんする会議 市議会議員、こどもの居場所団体、PTA会長、スクールショーシャルワーカーなど15名でこどもの人権についての会議を行い、「条例をつくっていくこと」をゴールに活動を継続中
16"■アウトプット4(ネットワーク会議の開催) 【実施】 児童相談所と行政担当者、スクールソーシャルワーカーに加え、児童養護施設や子育て支援団体とで会議を行う。"
活動結果計画通り
概要■こどもの人権にかんする会議 市議会議員、こどもの居場所団体、PTA会長、スクールショーシャルワーカーなど15名でこどもの人権についての会議を行い、「条例をつくっていくこと」をゴールに活動を継続中

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

■受益者の変化
フードパントリーで、食事をしたり、こどもの面倒を他者が関わることで、何気ない会話をきっかけに相談が生まれたり、レスパイトの機会になることがわかった。
・だれになにを相談したらいいのか?
・受援のきっかけを作る(頼っていいんだという気持ちの情勢)
が重要なことが課題
■団体の連携
複数の団体や、新たにボランティアに加わった人たちが、子どもたちや、子育て世帯の厳しい状況に触れることで「地域で連携して支援する活動をしたい」という機運が生まれた。まずは子どもの人権について学び、鳥栖市の「子どもの権利条約」の策定に向け動き出した。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

子育てを取り巻く環境は子どもの自死や虐待件数が過去最多になるなど厳しさを増している。鳥栖市と基山町においても不登校の子どもの増加や、「だれに何を相談していいかわからず、受援が必要な状態にもかかわらず、状況が悪くなっていっている家庭も多い。一方で、こども食堂や学習支援をする団体が増えたり、不登校の親同士の交流などを通じた互助の動きなどが芽生えてきている。行政も市民の声が届くことで市民活動を推進することに少しではあるが動きが出始めている。
民間企業との関わりも、金融機関が遺贈を獲得し、地域課題解決に還元できるような事業モデルを開発したり、建設業協会は人材の確保が大きな事業課題になっているこいとからこども若者支援に関心を寄せるような案件も出始めている。今後は、こども家庭庁などの制度を地方行政が取り入れたり、地域のヒトやカネを地域で循環させたりすることで地域ごとの特色をいかした包括的な支援体制が作られることを期待している。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

※以下の情報は非公開としたいです。
行政拒否ケースの5歳の子どもがいる家庭。
父親は、子供の頃、ひどいいじめにあっていたが、鳥栖キリスト教会から支援を受けて、一時は信徒の飲食店でバイトをしていた。仕事は1年ほど続いたが、ある日を境に行方不明になっていた。4年ほど行方がわからなかったが牧師が偶然で街で彼を見つけ、結婚して5歳のこどもがいることがわかった。定植についておらず、生活はかなりの困窮状態であるとのことで宅食を開始。母親の養育力も低く、こどもの入浴を長期間できていなかったり、虐待の兆候もでていた。牧師と市議会議員が半年以上、定期的に訪問し母親との信頼関係を作ること少しずつつくることができ、先日、強く拒んでいた生活保護を受給するにいたった。児童養護施設のスタッフが入浴を手伝うなど少しずつ受援の機会が増えてきている。
改めて、支援をいきなり行うのではなく、時間をかけて関係をつくり、当事者の「この人だったら頼っても大丈夫かも?」「受援を希望する気持ち」といったことが必要なケースがあることがわかった。

外部との連携実績

1活動鳥栖市・基山町の子育てに関心のある人たちによる「こどもの権利に関する条例」作成のためのチームを作り、活動を開始した
実施内容条例作成チームの発足と、ミーティングを実施。 鳥栖市の作成しているこども
結果・成果・影響等こどもの人権を鳥栖市にどのように実装するかというアジェンダが地域で活動をしている人たちによって設定された。 鳥栖市の「鳥栖市子ども・子育て支援事業計画」を読み込む会を設け参加メンバーがパブリックコメントを15通提出した
2活動企業との連携のための営業活動
実施内容OKファームや㈱ヨコオ、旭食品などの食に関わる事業を行っている企業への物資提供の営業を行った。
結果・成果・影響等定期的に物資を1家庭(全部で200世帯)あたり、1000円程度の物資を調達できるようになった。
3活動ファンドレイジング
実施内容遺贈寄附推進機構㈱と佐賀銀行と一緒に、「遺贈」の獲得向けての協議を開始できた。
結果・成果・影響等佐賀銀行が現在内部で、ソーシャルセクターとの協働についての方向性を議論しており、地域内でのお金の循環につながるかもしれない
4活動ファンドレイジング
実施内容遺贈寄附推進機構㈱と佐賀銀行と一緒に、「遺贈」の獲得向けての協議を開始できた。
結果・成果・影響等佐賀銀行が現在内部で、ソーシャルセクターとの協働についての方向性を議論しており、地域内でのお金の循環につながるかもしれない
5活動地域の子育て団体との連携
実施内容鳥栖市の「いろり」と、基山町の第三の居場所の「ここてらす」と連携し、こども宅食とフードパントリーを実施。
結果・成果・影響等■118世帯にこども宅食を実施 ■92世帯フードパントリーを実施

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

フードパントリーのチラシ、学習支援のチラシ

報告書等なし
内容

現在作成中

イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
内容

規程類の作成を完了した

整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容

ホームページに掲載済み
https://kiyama-codomo.net/about-us/

変更があった規程類に関して報告しましたか変更があり報告済み

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

JANPIAの資金分配団体・実行団体職員専用ヘルプラインを窓口として設定

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

規程類を整備するにあたって理事とのミーティングを行った

団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査
内容

税理士事務所(TAパートナーズ)への委託

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

分配団体との協議の上実施予定

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

【強化されたこと】
■活動に関わる仲間が増えた
こども宅食の配達(ソーシャルワークを行うこともある)を行うスタッフが15人程度になり、事業終了後も安定的にアウトリーチができる体制がととのった。
また、受益者のなからボランティアなどに参加する人も出始め、支援者側になるケースも増え始めた。
■新たな知見
来所型のフードパントリーを実施することで託児やレスパイトのニーズがあることがわかった。また定期的に実施することでスタッフと受益者や受益者同士の関係ができ、孤立感の軽減につながることがわかった。
■不登校支援
今回の事業をきっかけに、学校とボランティアによる活動になってしまったが、鳥栖市の3つの小学校で居場所が毎月2回行われるようになった。
■地域のネットワーク
こどもの人権について関心をもつ仲間たちで「こどもと一緒に条例作ろうぜ!」という活動が15人のメンバーで始まった。
【課題】
行政との関係が半歩進んだが、新規の訴えている「見守り強化事業」などの政策ができることもなく、鳥栖市においては「こども家庭センター」の創設につながるようなことができなかった。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示

イベント実施時に表示