シンボル

休眠預金活用事業
情報公開サイト

ホーム事業検索結果

サムネイル

完了

事業完了報告

2026/02/02更新

事業概要

事業期間開始日 2025/03/01終了日 2026/01/13
対象地域東京都日野市、八王子市、多摩市、立川市、昭島市、町田市、小平市、三鷹市、武蔵野市、府中市、稲城市、瑞穂町、国分寺市、福生市、羽村町
事業対象者

①ひとり親家庭:ひとり親家庭支援団体の利用者
②子育て家庭:各市の社会福祉協議会、児童福祉施設、子ども食堂利用者、
③高齢者:各市の社会福祉協議会利用者
④就職氷河期世代の若者:各市の社会福祉協議会利用者

事業対象者人数

①ひとり親家庭:600人
②子育て家庭:300人
③若者:100人
④高齢者:200人

事業概要

原油価格・原材料価格の高騰により、生活基盤が脆弱なひとり親家庭、大学生や就職氷河期世代などの若い世代、外国人、高齢者など、支援を必要としている層は拡大しており、特に生活基盤が脆弱なひとり親家庭等にはさらなる支援が必要となっている。困窮世帯の多くは物価高騰や電気・ガス料金の上昇など家計の負担が増加している為、より一層生活が苦しくなっている。
このような現状から、本助成金を活用し、東京多摩地域で、ひとり親生活困窮家庭などの生活状況に応じた提供食品の質の向上を図る為、常温の加工食品のみならず、冷凍食品のコールドチェーン(物流・保管機能)の強化・充実を図り、品質が保持された状態で届く仕組みをつくりたい。その為に以下の対策を講じる。
(1)多摩地域での冷凍食品を含む食品支援を順次充実・拡大していく為に、行政や各市の社会福祉関係者と連携した計画を立て実行。
(2)企業からの食品寄付量が減ってきている状況にあって、必要な場合は最低限の食品を購入し補充。
(3)冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫の確保、及び大型冷凍庫の設置。
(4)実行団体が冷凍食品を使用する受益団体への冷凍ストッカーを無償貸与。(既に20個所に貸与完了)
(5)冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入。(今年度購入済)
(6)子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの共有および開発。
(7)食品調達を図るため、企業開拓を積極的に推進する。

事業の総括およびその価値

本事業は、物価高騰等の影響で食料確保が困難な生活困窮世帯に対し、緊急的に食料を届けることで、栄養不足や孤立の深刻化を防止した。あわせて冷凍食品の取扱いを拡大し、保存性・調理の簡便性を活かして継続的な支援につなげた。支援を通じて「今必要な食」を確実に届け、家計負担の軽減と安心の確保に寄与するとともに、地域の支援ネットワーク強化や食品ロス削減にも貢献した。

課題設定、事業設計に関する振返り

原油価格・原材料価格の高騰により、ひとり親家庭や若年層、外国人、高齢者など支援を必要とする層が拡大し、特に生活基盤が脆弱な世帯では物価高騰や光熱費上昇による家計負担が深刻化していることを課題として設定した。これを受け、常温食品に加え冷凍食品を活用し、提供食品の質向上を図るため、倉庫確保・大型冷凍庫設置、冷凍車両購入、冷凍ストッカー貸与等によりコールドチェーン機能を強化した。また行政・社協との連携計画、寄付減少時の購入補充、企業開拓等、地域で継続可能な食品支援体制の構築を目指した。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

11.生活困窮子育て家庭の食生活の改善とくらしの安定化をはかる。 東京都多摩地域において、子育て生活困窮家庭に対する緊急的な食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されくらしが安定する。
指標①支援世帯数 ②提供食品重量 ③くらしの安定
目標値・目標状態①世帯数=900世帯 ②提供食品重量=120トン
アウトカム:結果①世帯数 延べ2252世帯 ②提供重量 54トン 達成率 ①250% ②45%
アウトカム:考察事業終了後、子育て生活困窮家庭へ緊急的に食料を届けたことで、食材不足による不安が軽減し、家庭内での食事回数や内容が安定する傾向がみられた。常温食品に加え冷凍食品も提供できたことで、栄養面や調理のしやすさが向上し、子どもの食環境改善にもつながった。また、支援をきっかけに相談先や支援機関とつながるケースもあり、生活の見通しを持てた家庭が増えた。一方で、物価高騰が継続する中、単発支援だけでは十分でない世帯もあり、継続的支援と地域連携の強化が今後も必要である。達成率については、①世帯数目標値が月/90世帯であったことが低すぎたと考えている。事業後にいくつかの支援先団体を振り返ったときに、やはりこの物価高の中、その団体が支援したい対象者も増加していた。その辺りの事情が、この達成率に出ていると考える。②提供重量については、一世帯130㎏超えの設定であり、こちらは逆に高く設定しすぎていた。ただ、毎月100世帯を超える、まさに「顔の見える支援」ができたことは当法人にとっても良い経験であった。
22.生活困窮高齢者及び就職氷河期世代の若者世帯への食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、それぞれのくらしが安定化する。
指標①支援世帯数 ②提供食品重量 ③くらしの安定
目標値・目標状態①世帯=300世帯 ②提供食品重量=30トン
アウトカム:結果①世帯数 延べ1450世帯 ②提供重量 35トン 達成率 ①483% ②116%
アウトカム:考察事業終了後、生活困窮高齢者および就職氷河期世代の若者世帯へ、冷凍食品を含む食品提供を行ったことで、食料不足の緊急性が緩和され、食事内容の偏り改善や栄養確保につながった。特に冷凍食品は保存性が高く、調理負担が軽減されるため、高齢者の体調維持や単身世帯の食事の継続性に効果がみられた。また家計の負担軽減により、生活費のやりくりや心身の安心感が増し、くらし全般の安定化にも寄与した。一方で孤立や慢性的困窮が背景にある世帯も多く、継続支援や見守り、相談支援への接続を併せて進める必要がある。達成率については、世帯数・提供重量ともに、物価高や高齢者、就職氷河期の若者を取り巻く、繰り返しになるが「本人だけではどうにもできない環境」のせいも多大にあると考える。

アウトプット

11.生活困窮子育て家庭等への食品(冷凍食品を含む)提供で、当該家庭の食生活の質の向上が期待できると共に、くらし全般の安定化がはかられる。
指標①食品(冷凍食品を含む)の受贈量・配布量 ②食生活・くらしの質の向上
目標値・目標状態①受贈量・配布量=120トン
アウトプット:結果①116トン 達成率 ①97%
アウトプット:考察生活困窮子育て家庭等に対し、冷凍食品を含む食品の受贈・配布を行った。受贈量・配布量は目標120トンを設定し、継続的に支援を届ける体制を整えた。これにより食費負担の軽減や食事確保につながり、食生活の質の向上と、くらし全般の安定化が図られた。達成率についてはほぼ達成といえるが、当法人の子ども支援という設立趣旨から鑑みると、更なる支援の拡大拡充を目指していきたい。
22.生活困窮高齢者及び就職氷河期世代の若者世帯への食品(冷凍食品を含む)提供で、当該家庭の食生活が改善されると共に、くらし全般の安定化がはかられる。
指標①食品(冷凍食品を含む)の受贈量・配布量 ②食生活・くらしの質の向上
目標値・目標状態①受贈量・配布量=30トン
アウトプット:結果①35トン 達成率 ①117%
アウトプット:考察生活困窮高齢者及び就職氷河期世代の若者世帯に対し、冷凍食品を含む食品の受贈・配布を実施した。受贈量・配布量は目標30トンを設定し、必要とする世帯へ確実に提供できるよう調整体制を整備した。食生活改善と生活の安定化に資する支援となった。達成率に関しては、各団体にあらかじめ貸与していた冷凍ストッカーや冷凍車が活用されたこと、またそれぞれの支援団体との協力体制が良い方向に働いたと考える。

活動

1困窮世帯の多くは物価高騰や電気・ガス料金の上昇など家計の負担が増加している為、より一層生活が苦しくなっている。 このような現状から、本助成金を活用し、東京多摩地域で、ひとり親生活困窮家庭などの生活状況に応じた提供食品の質の向上を図る為、常温の加工食品のみならず、冷凍食品のコールドチェーン(物流・保管機能)の強化・充実を図り、品質が保持された状態で届く仕組みをつくる。
活動結果計画通り
概要本助成金を活用し、東京多摩地域で常温食品に加え冷凍食品を安定的に提供できる体制整備を推進した。倉庫確保と大型冷凍庫の設置、冷凍車両の導入により物流・保管機能を強化し、受益団体へ冷凍ストッカーの無償貸与も進めた。これにより品質が保持された状態で冷凍食品を届ける仕組みを構築し、提供食品の質向上と支援拡大に向けた基盤整備が進捗した。
2多摩地域での冷凍食品を含む食品支援を順次充実・拡大していく為に、各市の行政や連携している13市(日野市,八王子市、瑞穂町,多摩市,立川市,昭島市,福生市,多摩市,小平市,稲城市,町田市,羽村市,国分寺)の社会福祉協議会等と連携した計画を立て実行していく。また、立川みらい、小平クローバーの会、NPO法人ゆめのめ、自立援助ホームトリノス、クリッパーズなどと連携し、必要な支援を行っていく。
活動結果計画通り
概要多摩地域で冷凍食品を含む食品支援を拡大するため、各市行政や13市の社会福祉協議会と連携し、支援計画を立案・実行した。あわせて立川みらい、小平クローバーの会、NPO法人ゆめのめ、自立援助ホームトリノス、クリッパーズ等とも協働し、対象世帯の状況に応じた食品提供や支援を実施。地域の連携体制を強化し、支援の継続と拡充に向けた基盤整備が進捗した。
3企業からの食品寄付量が減ってきている状況にあって、必要な場合は最低限の食品を購入し補充する。なお、食品調達の向上を図るため、企業開拓を積極的に推進する。
活動結果計画通り
概要食品購入をするとともに、新規企業への声掛けをした。結果、冷凍を扱う食品会社と新たにつながり、以後、定期的な寄贈を受けられるようになった。
4冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫の確保や大型冷凍庫の設置を行う。また、冷凍食品を使用する受益団体への冷凍ストッカーを無償貸与を推進する(既に20個所に貸与完了)と共に冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入を行う(今年度購入済)。
活動結果計画通り
概要冷凍食品を含む食品支援の拡大に向け、保管体制の強化として倉庫を確保し、大型冷凍庫を設置した。あわせて受益団体が冷凍食品を活用できるよう、冷凍ストッカーの無償貸与を推進し、既に20か所への貸与を完了した。さらに冷凍食品を適切に運搬するため、冷凍車両を今年度中に購入し、コールドチェーンの物流・保管機能を整備した。これにより品質を保った食品提供の基盤が整った。
5子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの共有および開発を行う。
活動結果遅延あり
概要事業開始初頭に、米食の良さや一食におけるバランス等を説明したチラシを発行した。ただ、活動としてはこの1件だけだったので、自己評価としての進捗は遅延ありとした。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

本事業の実施により、緊急食料支援と冷凍食品提供の拡大という当初目的に加え、想定外の波及効果が見られた。冷凍食品の取扱い開始により、受益団体側で保存・調理・配布の幅が広がり、子ども食堂や配食活動での献立が多様化した。また、冷凍ストッカー貸与を契機に団体間で運用方法やメニュー情報の共有が進み、支援の質向上につながった。さらに行政・社協との連携が強化され、困窮家庭への情報提供や相談支援につながるケースが増加したほか、食品寄付の新規企業開拓が進み、地域の食品支援ネットワーク拡充にも寄与した。結果として、食支援を入口に孤立防止や継続支援への接続が促進され、地域全体の支援力向上という副次的効果が生まれた。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

事業期間中、物価高騰や電気・ガス料金の上昇が継続し、生活困窮世帯の家計負担は一層増大した。特にひとり親家庭や高齢者、就職氷河期世代の単身世帯等では、食料費を削らざるを得ない状況が広がり、支援ニーズは想定以上に拡大した。また、企業からの食品寄付量が減少傾向となり、必要量を確保する難しさが顕在化した。一方で、冷凍食品を求める声が増え、保存性や栄養面を重視した食品提供がより求められるようになった。加えて、支援を必要としながら制度や相談につながりにくい層も増え、食料支援と併せて地域の相談機関や支援団体との連携強化がより重要な課題となった。

外部との連携実績

1活動日野市ボランティアセンターをはじめ多摩地域の社会福祉協議会・フードバンク・子ども食堂・自治体・福祉関係団体等と連携し、食品寄付の受入・保管・仕分け・配送までの体制を整備し、必要とする世帯等へ継続的に食品を提供した。
実施内容新たな企業の拡大や各市の社会福祉協議会、フードバンク等との連携強化を図るとともに、冷凍食品の活用に向けて受益団体へ冷凍ストッカーの貸与や冷凍配送体制も強化し、支援の幅を拡大した。
結果・成果・影響等結果として、支援対象の食生活改善と、生活負担の軽減に寄与するとともに、地域の支援ネットワーク強化につながった。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

2025.8.22 「子どもの食卓を守りたい」 テレビ東京 ガイアの夜明け 
        概要リンク https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20250822.html
2025.10  「人と人 つながりの物語」 コープみらい広報誌 10月号
        10月号リンク https://mirai.coopnet.or.jp/event/magazine/2025_backnumber/2510.html

広報制作物等なし
報告書等なし
イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て添付・公開をした
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますかはい
内容
https://foodbank-tama.com/gaiyo/

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部通報制度を規定した規程類を令和6年に整備し、役職員に対して周知した。また当団体のホームページ上でも公開中であり、いつでも確認できる形で整備している。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

年度終了後に、顧問税理士(八王子市:谷口アンドパートナーズ)による監査(監査内容:すべての入出金・すべての証憑・すべての帳簿類の確認、事業内容についての報告等)を実施予定。その後、監事監査(内容同じ)を受ける予定。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本助成を通じて、冷凍食品を含む食品の受入・保管・配送体制を強化でき、安定した支援を継続するための組織基盤が整った。特にすでに設置していた倉庫や大型冷凍庫、冷凍ストッカー、冷凍車両により、支援対象や連携先の幅を広げ、継続的な地域の食支援ネットワークの機能向上と拡大・充実につながった。一方で、企業寄付量の変動が大きく、調達が不安定になりやすい点が課題として明確になった。今後は新規企業開拓を継続しつつ、最低限の購入補充も含めた調達計画の平準化を図りたい。
また、冷凍食品を活用できる受益団体の拡大には、設備面だけでなく運用ノウハウ共有や人材確保も重要であり、継続的な伴走支援や情報共有の仕組みがあると望ましい。

シンボルマークの活用状況

その他:この事業で購入した消耗品へ、シンボルマークシールを貼付しました。