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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/03/15更新

事業概要

事業期間開始日 2025/04/01終了日 2026/02/28
対象地域東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
事業対象者

・対象者:少年院や少年刑務所など矯正施設内にいる10-20代の若者、または矯正施設を出た者など非行や犯罪に悩みを持つ10-20代の若者、社会的養護出身も含め家庭に事情があり周りに頼れる大人がいない状況にある10-20代の若者
・家族や雇用主、保護司などのキーパーソン
・連携団体

事業対象者人数

・対象者:①矯正施設内600~1300名(予定)②相談支援40名、③居住5件、ライフスキルトレーニング30名
④キーパーソン:20名
⑤アウトリーチ数:1,000名
④連携団体数:20団体

事業概要

 本事業は、少年院や刑務所等の矯正施設を出た者や保護観察対象者等の非行・犯罪に課題を抱える10-20代の若者と、社会的養護を卒業した若者などを含む身近な大人を頼れない若者に対して、相談支援、居住支援を含む包括的な生活支援(スキルトレーニング、リテラシー教育)、及び学習支援、就労支援を実施する。その際、対象者の認知や視野を広げるためには多様なメンバーの関わりが大切なものの、拠点が固定されていると時間や距離の関係で参加できない対象者がいるため、ニーズのある地域でトレーニングや交流の会場を借りるなど目的や状況にあわせて場を用意していく。
 これまで支援を実施してきた中で課題に感じた点への対策となり、且つ包括的支援の効果をより上げていくための3つの新たな取り組みとして、①矯正施設内にいるうちからコミュニケーションをとり情報を提供することで、出てきてから必要な支援に速やかに辿りつけるようにする、②矯正施設を出る際に帰住先と就労先を決定するため、就労先への定着のサポートと定着できなかった時に次に繋ぐ仕組みを協力雇用企業と協働で用意する、③発達の課題を抱えるなど行政や福祉に繋がりにくく基礎的なソーシャルスキルトレーニングが必要な対象者への対策を用意することを目指す。
 尚、居住支援についてはより多様な状況に対応できるよう、居室を持つ地域と運営の方法を再検討し、改めて将来的な拡大と持続可能な状態を目指す。

事業の総括およびその価値

 相談者数は新規17名、前年からの継続16名、総計33名であった。この一年で16~17歳の虞犯少年からの支援依頼が増え、非行・犯罪に関わりのない若者と併せると20名となった。彼らは児童相談所への入所を忌避しており、民間団体による自立支援のニーズが高いことが確認された。
 夜回りでは約530名に声かけをし、その内、千葉県柏駅前の活動にて13名の少年達と繋がった。彼らを取り巻く状況や友人の様子など情報を提供してくれたことで支援やトラブル対応に至ったことから、少年達のネットワークと繋がっておくことが早期支援による非行・犯罪の防止と健全な自立に効果的と想定。行政や福祉の制度と連携しつつ、それとは異なる自立支援の道を強化すべく活動を開始した。
 居住支援やスキルトレーニング等の支援内容については、仕事が始まると時間が取れずにスキル習得が遅れて行くといった課題はあるものの、実施した対象者は栄養や調理に興味を持って工夫したり、金銭の収支を意識するようになったりと、まだ十分とは言えないながらも生活は安定に向かっており、引き続き改善を重ねながら実施していく。また、夜回りを実施している繁華街の近くに戸建の拠点を得られたことで、夜帰る場所の無い少年少女達をすぐに支援に繋げることが可能となった。
 就労支援においても企業との良い連携と、情報共有しながらそれぞれが生活面と仕事面をサポートするという役割分担ができた。対象者達は社会通念や法制度知識が乏しいことから、就労先に不利益をもたらす勤務態度をとることも多く、就労の継続が困難になった際は転居を伴う転職となる。様々な成功・失敗の体験を重ねる過程で社会通年を学習するサポートが必要であることから、根気強く長期的に関わるためにも拠点を中心として地域での連携企業を増やし、転居しなくても転職が可能な環境を整えていく。


①若者に直に接して若者を応援する関係者の実数(事業開始時)11名及び各々の就労先企業2社の社員
②当事業を通して増えた若者を応援する関係者の実数 11名及び各々の就労先企業7社の社員
③それらの関係者が直接関わっている若者の実数 11名
④若者を応援する関係者のコミュニティ数(事業開始時) 4
⑤当事業を通して新たに形成した関係者のコミュニティ数 3

課題設定、事業設計に関する振返り

出所後速やかに連絡を取り、面談を重ねながら生活を整え就労に至った出所者がいること、ひとつの就労先で継続困難になっても速やかに次の就労先を見つけることができたこと、発達の課題を抱える対象者も少しずつ金銭管理を学習しながら就労に至ったことなどから、課題設定は的確であったと思われる。
WEB相談窓口の改修とSNS開設、矯正施設内にいるうちからコミュニケーションを取る対象を増やすための刑務所ラジオの実施、スタッフも常駐できる居住支援施設の準備など、計画より遅れはあったものの着実に実施している。刑務所ラジオについては諸事情により受刑者と直接のやりとりができないが、別の施設の受刑者と手紙にて複数のメンバーも関わりながらコミュニケーションできており、事業設計についても妥当であったと思われる。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1A.具体的な支援ニーズの表出があった対象者が、必要に合わせて既存の制度や支援を使いながらも、おおむね安定した生活ができている状態、退去後、地域で安 定した生活を続けるための住居が得られている状態
指標相談支援、その他支援を実施し、支援提供前と経過の中で良い変化が見られたか、地域生活に移行できたかを評価
目標値・目標状態対象者の80%が、生活が良くなった、支援に満足していると回答する
アウトカム:結果対象者の84%の生活が改善し、支援に満足していると回答している
アウトカム:考察仕事に就かずに深夜徘徊していた対象者達が、支援を受けることで就労し、運転免許や資格の取得といった目標を持ちながら、そのための貯金や勉強時間の捻出に向け生活改善の努力をするなど、良い変化が見えている。
2B.ライフスキルトレーニングを受けた対象者のライフスキル及び生活や就労に関する意識が向上し、主体的に生活改善に取り組むことができている状態
指標対象者の課題となっている生活スキルを向上させ、生活の安定に向けた良い変化や、対人関係に関する良い変化が見らる
目標値・目標状態トレーニング対象者の70%によりよい変化がある
アウトカム:結果トレーニング対象者の85%によりよい変化がある
アウトカム:考察進度は個人差があるものの、トレーニングを受けた対象者はほぼ全員生活改善の意識が向上しており、より健康的な生活を送るために栄養管理や金銭管理について考えるようになっている。
3C.まだ具体的に支援に繋がっていない若者が支援者とコミュニケーションを取り、困窮した時にすぐに相談ができる状態
指標①利用者が楽しく安心して過ごすことができているか ②自分の状況や経験、思考感情などを伝えることができているか
目標値・目標状態①年間100名の利用、そのうち10%が2回以上利用 ②毎月10名以上からコメントやリクエストなどの反応がある
アウトカム:結果支援につながっていない若者とのコミュニケーションは実施できたが、想定していた状態にはならなかった
アウトカム:考察①6名利用。支援対象者に向けた居場所や交流会の参加率は高かったものの、夜回りの際に声をかける少年達は警戒心が強く、外でのコミュニケーションは応じるが部屋へ移動はしなかった。また、彼らと出会うのは23時頃であり、夜回り活動を終える時間帯であったことも居場所支援に繋がらなかった要因と思われる。 ②感想取得5名。刑務所ラジオの放送に対し受刑者より感想をもらう予定でいたが、諸事情により感想は1度のみで5名からの共有を受けた。感想の内容については、放送を参考に自分の人生に応用していこうとする前向きな姿勢が伺えるものであった。

アウトプット

1A-1相談や伴走支援の提供
指標①新規受け入れ、前年度からの継続支援人数 ②物資提供人数 ③支援提供前と経過の中で良い変化が見られたか
目標値・目標状態①新規受け入れ:20名 前年度からの継続支援:10名 ②物資提供人数:25名 ③対象者の80%が、生活が良くなった、支援に満足していると回答する
アウトプット:結果①新規17名 前年からの継続16名 ②物資提供23名 (のべ数133名) ③対象者の84%の生活が良くなったと回答
アウトプット:考察新規はやや少ないものの、継続とあわせた支援人数は33名と目標を達成。 実際の支援に繋がった対象者の84%は、就労して住まいを得たり、親子関係が改善されて自宅に戻ったりと、生活が改善されている。 また、生活が安定した対象者は将来に向けて勉強を始めるなど、人生に対して前向きな姿勢が見られており、支援により良い成果が現れている。
2A-2居住支援を提供
指標①受け入れ人数 ②当事業居室にて健康的で前向きな生活を送ることができているか
目標値・目標状態①1居室につき、年間2名以上の利用 ②睡眠、食事、服薬等が安定し自立している状態
アウトプット:結果①1居室に3名利用 ②全員、睡眠、食事が安定したことで、就労しながら前向きな生活が送ることができた
アウトプット:考察年間で3名が利用。全員就労先を見つけて前向きな生活を送り、勤務先の寮へと転居した。 1名、睡眠が安定せず、夜眠れないために寝坊して欠勤することが2ヵ月ほど続いた。慣れない環境で体力を使う仕事についたことから、生活サイクルが乱れたりストレスがかかっていた可能性がある。
3A-3,B-3,C-4スタッフ研修や勉強会の実施
指標①研修や勉強会の開催数 ②スタッフが主体的に対象者と関わることができ、知見と意欲が向上しているか
目標値・目標状態①年4回の研修、月1回の振返りとケース検討勉強会開催 ②制度や支援方法について理解し、対象者との関わり方を意識している
アウトプット:結果①研修:9回、振り返り:10回、支援についてディスカッション:3回 ②支援に対する理解が深まり、積極的に関わることができている
アウトプット:考察研修→実際の対応→振り返りの反復により、支援に対する理解を深め、それぞれの関わり方を模索しながら主体的に関わることができるようになっている。まだ手が回らず実現できていないが、スタッフ研修を体系的にまとめられると理想的である。
4B-1ライフスキルトレーニングや学習、就労支援の実施
指標①各トレーニング、交流会の開催回数 ②ライフスキルトレーニング、交流会、学習就労支援を通してライフスキルが向上し、生活や人生に前向きな意識を持っているか
目標値・目標状態①月に2回以上調理トレーニングや交流会を開催 ②トレーニング対象者の80%により良い変化がある
アウトプット:結果①調理及び交流会:18回開催 調理以外のトレーニング:のべ70回実施 学習就労支援:のべ93回実施 ②トレーニング対象者の85%に良い変化がある
アウトプット:考察調理トレーニングは参加する対象者同士の横の繋がり形成としても機能しており、交流会は日常で出会わない多様な人とコミュニケーションができることで意識する世界が広がり、対象者の生活に幅が出た。 それぞれの経験や希望を話すことで刺激を受け、起業を目指したり将来つきたい仕事に向けて資格取得を目指すなど、前向きに人生と向き合う者もおり、良い影響も現れている。 また、金銭管理のトレーニングにより、収入と支出のバランスを考えたり、使い方を検討するようになった者もおり、効果は生活の中に少しずつ現れている。
5B-2栄養療法の実施
指標①栄養療法対象者が自分の生活状況と状態の関係を意識しているか ②自分の状態に気づき、良好な状態を保つよう取り組んでいるか
目標値・目標状態①実施者の80%が食事の内容を把握している ②実施者の90%が生活と自分の状態を意識し良好な状態を保よう取り組んでいる
アウトプット:結果①実施者の100%が食事内容を把握している ②実施者の100%が自分の状態を意識し、良好な状態を保てるよう取り組んでいる
アウトプット:考察栄養療法実施者については、癇癪と落ち込みが減り気持ちが前向きになった、疲れにくくなり行動的になったとの変化が現れ、食生活改善に前向きに取り組むようになった。
6C-1居場所の実施
指標①居場所の実施回数 ②居場所の利用者数 ③利用者が楽しく安心して過ごすことができ、スタッフともある程度交流することで、困った時に相談できるようになる
目標値・目標状態①月2回の実施 ②年間100名の利用 ③利用者の70%がまた来たいと思い、10%が2回以上利用
アウトプット:結果①月2回の実施 ②年間で6名の利用 ③利用者の50%がまた来たいと言ったが、再利用していない
アウトプット:考察実施回数は計画通りであったが、駅前で深夜徘徊する若者達は警戒心も強く、集まったその場で話すことはしても、用意してある部屋まで移動しようとはしなかった。 利用した6名のうち、3名はゲームなどをして遊び、楽しかったのでまた来ると言ったものの再利用はしていない。中には友人に誘われて一緒に来たが、警戒して飲食物にも手をつけることなく出て行った者もあり、居場所として機能するにはもう一工夫する必要がある。
7C-2刑務所ラジオの実施
指標①放送実施回数 ②聴取者が自分自身の経験と向き合い、思考や感情を表現しようと行動する
目標値・目標状態①月1回の実施 ②毎月10名以上からコメントやリクエストなどの反応がある
アウトプット:結果①8月より月1回の実施 ②1月放送分について5名より感想をもらう
アウトプット:考察8月より月1回継続的に実施。諸事情により受刑者からの感想を取得することができないが、1度だけ5名からの感想を共有してもらうことができた。 それぞれゲストの話を参考に、出所後の人生に前向きに取り組もうとする意欲を感じる内容であった。 来年度からは、放送する施設を増やすよう関東矯正管区と検討しており、新たな施設では受刑者からの感想ももらえる予定である。
8C-3広報活動の実施
指標①更新、投稿回数 ②活動内容を広報することで理解と認知をあがる
目標値・目標状態①WEBは月1回更新、SNSは週1回投稿 ②前月より増加し、初年度300フォロワー
アウトプット:結果①WEBは月1回程度更新、SNSは不定期更新 ②フォロワー数は14名
アウトプット:考察相談窓口WEBの改修やSNS開設が10月まで遅れたが、改修後は月1回程度で更新している。SNSの投稿についてはまだペースが掴めておらず不定期の更新となっている。それぞれのリンクは相談窓口のカードに記載し、夜回りの際に配布している。

活動

1A-1相談や伴走支援の提供 ・電話やLINE、対面での相談・伴走支援を実施 ・役所や病院などの同行を実施 ・必要な生活用品・食料等の支援の実施
活動結果ほぼ計画通り
概要個々の状況にあわせて必要な支援を実施している。事業担当者が千葉県柏地区で保護司をしており、保護観察所や保護司会など関係機関とも連携が取りやすく、家出少年や虞犯少年からの居住支援・就労支援相談が急激に増加したことから、柏地域でのニーズを感じている。 今後は既存の制度と並行して、未成年者の自立支援ネットワークを構築していく必要がある。
2A-2居住支援を提供 ・基本3ヶ月、最長6か月で居住支援を提供 ・生活支援(調理、金銭管理練習、掃除等)の実施 ・転居に関する支援(物件内覧や契約手続き同行等)の実施 ・退去後の環境調整(転居先での手続き同行等)を実施
活動結果計画通り
概要未成年者の相談増加に伴い、居住支援から就労支援を経て、勤務先の寮へ転居するケースが増加した。 12月中旬に新しい物件に拠点を移したため、移転中に打診のあった2件は受け入れができなかったが、他団体へ繋いだ。新拠点は自立準備ホーム登録を予定しており、非行・犯罪に関わった若者の受け入れ態勢も整えていく。
3A-3スタッフ研修や勉強会の実施 ・年4回スタッフ研修の実施 ・月1回振返りやケース検討の実施 ・理解度や意欲の確認
活動結果計画通り
概要研修は計画より多く実施しており、振り返りとケース検討も計画通り実施しており、スタッフの理解度や主体性は向上している。 研修については動画や資料を用意し、スタッフとして参加する時期に関わらず基礎的な学習ができる仕組を整える必要がある。
4B-1ライフスキルトレーニングや学習、就労支援の実施 ・買い物、調理、洗濯、掃除、金銭管理等のトレーニングの実施 ・スタッフや他団体との交流会によるコミュニケーショントレーニングの実施 ・学習支援の実施 ・就労に関わる履歴書の書き方や面接練習の実施 ・就労に関わるスキルトレーニングの実施
活動結果計画通り
概要ライフスキルは自活を始めてから切実に必要と感じるものであるが、仕事が始まっているとなかなか時間が取れずに実施が困難になる。今後はスタッフと共に生活できる居住支援環境があるため、短期間でも生活に即したトレーニングが可能になる。 交流会はこれまで多様な人との関わりを持てるよう実施してきたが、地域との繋がり作りは弱かった。今後は居住支援の拠点を中心とした地域との交流と、幅広い交流の二種類を実施していく予定。 幅広い交流を通して刺激を受け、語学や資格取得を希望する対象者も出てきたため、月2回程度の勉強会も開始している。各自勉強したいものを持ち寄って勉強時間を確保するもので、1人では続かない勉強を皆で実施する試みである。 いずれも参加を促す楽しみを工夫し実施する予定。
5B-2栄養療法の実施 ・希望者を募り、同意書や契約書の締結 ・初月、3か月目、6か月目に血液検査を実施 ・初月と3か月目に栄養診断受診 ・毎日の食事を撮影するよう働きかける ・月2回のヒアリングと記録の作成
活動結果遅延あり
概要実施した対象者には良い効果が見られた。 開始後1ケ月間が顕著に変化を感じる時期となる。この間に栄養の大切さと食事のポイントを伝える。 2か月目からは安定してくるため変化はそれほど感じなくなる。この間に就労し安定した収入を得て生活維持の基盤ができないと、3か月目以降で状態が少しずつ戻ってしまうことから実施時期の検討も重要と思われる。 まだ実施件数が少ないため、引き続き希望者を募り、食事提供もできる居住支援とあわせて実施していく。
6C-1居場所の実施 ・月2回居場所の提供 ・利用者の人数、状態の把握 ・利用者感想確認
活動結果ほぼ計画通り
概要繁華街近辺での実施回数は計画通りなものの、利用者は計画より大幅に少ないまま推移している。 ニーズが無いのか、別の要因があるのか見極め、対策をとっていく予定。
7C-2刑務所ラジオの実施 ・1か所の矯正施設で月1~2回の放送提供 ・ゲストを招いてのトークを届ける ・聴取者からのコメントやリクエスト、相談などをもらいコミュニケーションを取る ・一般の方からの応援メッセージを届ける
活動結果遅延あり
概要現在は1施設で月1回放送を実施。 施設の事情により聴取者とのコミュニケーションが取れないため、来年度は対象施設を増やす方向で関東矯正管区と検討していく。 また、諸事情により音源の一般公開ができないため、一般の方からの応援メッセージを得られていない。来年度からは、問題のない一部音源のみ公開にて関係各所と調整していく。
8C-3広報活動の実施 ・WEBの改修、月1回程度の更新 ・SNSの開設、勇1回程度の投稿 ・フォロワー分析を実施
活動結果遅延あり
概要WEBの改修、SNSの開設ともに計画より大幅に遅れている。 来年度からはスタッフの体制も再検討し、SNSを活用していく予定。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

千葉県柏駅前で夜回りを開始し1名に居住支援と就労支援を提供したことから、次々と同年代の少年達から就労支援の依頼が入ってくるようになった。そうした少年達とコミュニケーションを取ることで、多くの子ども達が万引きや無免許運転同乗での事故等の比較的軽微な犯罪で留置所や審判を経験していることがわかった。実際に警察の聴取に同行し警察官と話をした際にも、柏地区の少年犯罪は驚くほど多いと聞いている。相談伴走支援により、親子関係の改善や、悪徳業者による脅迫への対応、少年グループ内での恐喝などに対応することができた。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

支援対象となる未成年者に多かったケースとして、高校を退学した際に保護者より就職するよう言われるものの、未成年者の雇用は制約があることから企業側も積極的ではなく、家から通える範囲では良い仕事が見つけられないが、大人の協力無く遠方での住込み就労には思いきれず、結果、働くこともなく徘徊し親子関係が悪化するというものであった。
軽微な犯罪を繰り返す少年達の自立を阻む要因として、学校教育からは彼らの自立に役立つ知識技術が得にくいこと、自立に向け就労や住まいについて大人の適切な協力が得られないことなどがある。家庭環境が悪化し、行き場を失い困窮した少年達が大きな犯罪へと繋がる前に第三者が介入できる仕組みがあると良いと思われる。
次の活動として、役所と中核地域生活支援センターを中心に、繁華街の店舗、警察、少年センター等を巻き込みながら、非行・犯罪防止に向けた早期介入による自立サポートについて検討していきたい。

外部との連携実績

1活動千葉県内、柏市内の中核地域生活支援センター、居住支援法人との連携
実施内容軽微犯罪への早期介入に向けて、千葉県内の中核センター連絡会議において事例提供を実施。その後、柏市内の中核センターにおいて具体的なステップを共有し連携の依頼を実施した。
結果・成果・影響等現在柏市の中核センターへ虞犯少年からの相談は無く、もし相談されたとしても児童相談所に繋ぐ以外の方法が無いとのこと。民間団体との連携を前向きに受けとめていいただけた。 柏地域での軽微犯罪連絡会議を実現すべく、各所へ呼びかけていく。
2活動株式会社ヒューマン・コメディ発行の元受刑者専用求人誌と、掲載の協力雇用企業3社との連携による就労支援
実施内容協力雇用企業にも様々あり、元受刑者を雇ってくれるというだけでは良い職場か見わけるのが難しいが、求人情報を作成している企業の代表が職場の様子や待遇などを確認した上で掲載している求人情報をもとに紹介し、就労に至ったケースが7件となっている。
結果・成果・影響等企業側も職場定着の困難さを知っているため、当団体とも連絡を取り合 いながら対象者の就労や職場でのトラブルをサポートしている。
3活動松戸市のグループホームとの連携による居住支援
実施内容ダルクから中核センターを経由しグループホームへの受け入れ予定の16歳少年について、グループホームでの生活が定着しなかった場合の受け入れ先として打診があった。
結果・成果・影響等グループホームにて受け入れる予定ではあるが、過去に刑務所出所者を受け入れたものの再犯に繋がってしまった経験があることから、困難を感じた場合にすぐ次へ繋げられるよう事前に連携体制を構築しておくこととなった

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)なし
広報制作物等あり
内容

活動内容をA4 1枚にまとめ、訪問時やイベント参加時などに配布

報告書等あり
内容

団体の活動報告書を作成

イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て添付・公開をした
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますかはい
内容
https://accept-int.org/outline/

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口を設置している。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

会計担当による証憑、銀行口座明細、経費申請内容、会計帳簿の確認を実施。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示