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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/03/12更新

事業概要

事業期間開始日 2025/04/01終了日 2026/02/28
対象地域沖縄本島全域
事業対象者

①社会的養護退所者等の若年妊産婦/妊娠期からの切れ目ない寄り添い支援を得られることで、生活困窮に陥ることなく、世代間連鎖を未然に防止し、親子関係の土台を育むことができる。
②赤ちゃん(こども)/安心できる居場所ができ、安定的な養育環境が提供できる。
③里親(保育を提供するサポーター)/託児サポートを通して、赤ちゃんからパワーをもらえ社会貢献ができ、自己有用感が増す。地域に里親や『ばあばくらぶ』(託児サポート自主サークル)会員が増える

事業対象者人数

・認可外保育所での保育 定員3人 年間延べ546人(年間260日開所・稼働率7割で推定)
・就労前支援の若者 週3人 年間延べ132人
・若い父母 延べ644人(子の7割で試算) 
合計受益者 1,686人 

事業概要

既存の子育て支援制度では得られない、出産直後の新生児から5か月未満の赤ちゃんの託児、病(後)児、急な母の体調不良、保育園入所待機児等の託児のニーズに柔軟に対応するために、定員3人の認可外保育園を運営する。
認可外保育園では、主となる常勤保育士2名、就労前準備支援を要する若者や、妊娠中の初産婦を配置し、基本的にマンツーマンでの保育にあたる。
当保育園で赤ちゃん預かりを体験する里親を募集し、数回の経験を経て、自宅での個別預かりができる協力里親を増やしていく。
当法人と里親との間で委託契約を結び、近隣市町村から「ショートステイ事業」(モデル事業)の委託が受けられることを目標に、協力里親を増やしたい。
その結果、①当保育園での保育経験を経て→②里親宅での預かり(土日の日中保育、夜間の預かりからショートステイまで)ができる里親を増やしていくことで、若年妊産婦への柔軟な子育て支援が可能となる。
沖縄県には登録里親が300人おり、そのうち約200人が未受託となっている。沖縄県里親会や今年、新設された「里親養育支援センターよしみず」との連携協力の下、毎月各地で開催されている「里親サロン」にて、本事業の事業説明を行い、協力里親を募集し、毎月祝日に開催する「赤ちゃんくらぶ」での託児体験会への参加を案内する。また、つながりの持てた里親たちとは、IFCAが提唱している里親を重層的に支援する新たなモデル「モッキンバードファミリー」の学習会への参加も呼びかけ、里親自身も孤立しないよう里親同志のつながりの強化を行う。
この両方が連動することで、社会的養護自立支援拠点事業において、特にこども時代に保護に至ることのなかった若年妊産婦の赤ちゃんの安心、安全な居場所を沖縄全域に確保し、若くして出産したことが更なる困難になることを防ぎ、若者たちの資格取得や進学、就労を支援することで若者たちの自立支援を行う。

事業の総括およびその価値

今年度の事業を始めるにあたり、里親会を通してばあばくらぶへの参加を呼びかけ、若年ママや社会的養護退所者等の若者支援のために、これまでつながっていた里親(6人以上)と新たに4人の里親がショートステイ事業にかわることを希望し、6人が常時対応してくださった。ボランティアで、あかちゃんくらぶや保育園に見学や体験に来た人がのべ実数13人いた。
若者については、ばあば保育園利用する親17人 就労前支援に関わる若者は10人、あかちゃんくらぶの利用親10人であった。本事業のコミュニティは、2024年にばあば保育園を設立し、社会的養護退所者のアフターケア事業の中で、休日保育の赤ちゃんクラブの継続と、今年度は助成金利用し、就労前支援、ショートステイモデル事業を、積極的に行うことができた。保育園で保育士や赤ちゃんと触れ合うこと、弁当作りで調理を行うこと、事務作業や清掃を一緒に行うことで、若者がその成果を喜び、出産育児や次の就労に向け動き出すことができた。

課題設定、事業設計に関する振返り

・行政、にじのしずくなどから、特に若いママのこどもを預かることの依頼を受けてきた。保育園でこどもを預かることで、その後地域で自ら育児環境を整えることができるようになっている若者、一方自分自身の生活に課題を抱える若者もいて、平日日中だけでなく、休日夜間もこどもを預かることになった若者もいた。本人がSOSを出してくれたことは、妥当だったと評価している。毎日送迎が必要なケースについては、代理でファミサポの登録をしたがサポーター不足もあり、つなぐことの難しさを感じた。
・あかちゃんくらぶで里親の交流もあり、ショートステイ事業はニーズもあり、今後コーディネートする役割を果たす道筋が見えてきた。スタッフと里親との交流が大切だと感じている。
・若者の就労前支援については、わずかながら報酬を出せたことで継続でき、居場所にもなり、おのおの次のステップへの準備にもなっている。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1(1)若者が自身の育児に自信が持てるようになり、働くための準備が整う。
指標若者が自身の育児,就労するための準備に自信が持てるようになったか
目標値・目標状態6割の若者に自信がついた様子がうかがえる変化がみられる
アウトカム:結果実10人 楽しんでポジティブに活動することができている。
アウトカム:考察妊婦産後1年以内が6人 就労支援事業所につながった者1人 学生1人  お弁当を作っておいしいと喜んでもらえたこと、保育の手伝いをして赤ちゃんの笑顔や感謝を伝えられることで「自分も役に立つことがある」と言えたこと、わずかながら謝礼金をもらえたことは、自信につながっている。また作りたい、お手伝いしたいという希望を生んでいる。また、朝出かける機会を設けることで生活リズムを整える効果もあり、今後の就労につながる。
2(2)里親が赤ちゃんのショートステイ活動の担い手として準備ができ、実際に活動できる里親数を増やす。
指標ショートステイ活動の担い手として準備ができた里親の数
目標値・目標状態里親10人との契約
アウトカム:結果6人
アウトカム:考察あかちゃんクラブ等で、協力したいと申し出のあった里親は10人。実際にショートステイを担ってくださった方は6人。ショートステイのニーズがかなり急なことが多く、お願いできる人が限られていた。また、同じ児を何度か連泊でお願いしたこともあり、慣れている里親さんのほうが児も安心できるというメリットがあった。 協力里親を、里親会や里親支援センターとの連携で増やすことを目標としてきたが、思ったほど増えたわけではない。チラシの配布、赤ちゃんクラブの参加呼びかけ、スタッフがメディアに出るたびに、問い合わせや「何かお手伝いしたい」という申し出はあるものの、その恩恵を生かすことが十分にできなかったと思う。
3(3)自治体とあるのショートステイモデル事業の立ち上げ
指標自治体とすり合わせを行ったモデル事業案ができているか
目標値・目標状態自治体とすり合わせを行ったモデル事業案ができている
アウトカム:結果3市との話し合い
アウトカム:考察。どこも2歳以上のショートスティのみで、2歳以下のニーズについて訴えるも、積極的ではなく回答は得られなかった。那覇市については、現在2歳以上のショートスティを委託しているところに、来年度以降2歳以下のショートスティを委託する予定との回答があった。 ショートステイ事業委託に向け、行政3市との話し合いを行ったが、委託するということまでは話が及ばず、那覇市からは「2027年度に今委託しているところで、2歳以下のショートステイ事業委託を検討中」との回答があった。3市以外の町村に、今後すり合わせをしたいと考えている。
4(4)那覇市こども家庭支援センター、沖縄県母子寡婦会、各市町村ファミリーサポートセンター、各若年妊産婦支援機関との連携を強化する。既存の子育て支援制度の狭間を埋める活動を行い、当事者の子育てを支える。
指標①保育園利用している赤ちゃんの送迎の協力を関係機関へ依頼、調整する。 指標:他機関が送迎を担ってくれた件数 ②親支援については関係機関と、ケースを通して連携体制を整える。 指標:連携したケース数
目標値・目標状態①目標:約5割のケース ②目標:約8割のケース
アウトカム:結果①1割 利用した親17人のうち、2人 ②9割 17人中 15人
アウトカム:考察①送迎を必要としている親については、保育園とにじのしずくで担うことが多かった。ファミサポの登録を行ったケースもあるが利用には至らなかった。 ②多くはにじのしずくの対象者であったため、連携はできていた。連携とまではいかなかったが、親支援の関りがある機関については、最初に保健師や家庭児童相談員から問い合わせをしてくるケースや、親のほうから支援を受けている旨伝えられることはあった。特に困っているケースについては、連携体制をつくっていた。連携先:にじのしずく、若年妊産婦居場所事業、行政保健師、こども家庭センター、訪問看護ステーション等

アウトプット

1(1)①<保育園利用者親> 認可外保育園「ばあば保育園」は、常時保育士2名、就労前準備支援が必要な若者、或いは妊婦1名による保育を安定的に行う
指標保育園利用者が、定員を満たしている。 指標:利用する親の人数
目標値・目標状態3人/日
アウトプット:結果利用する親の人数 17名  延べ593人/238日 2.5人/日
アウトプット:考察4月~6月は、1~2人/日の日もあったが、7月以降問い合わせも増え、一般の一時保育のニーズにも対応した。多くの児は数か月で認可保育園への転園する児がほとんどであった。遠方から連れてくるケースや、乳児のため体調不良で来れない時も多かった。月契約の児は1~4人と毎月変動があった。
2②<利用者親> 「赤ちゃんくらぶ」(祝日)を開所し、卒園した赤ちゃんや、祝日勤務のある若者のこどもの休日保育を行うことで、若者の就労を支援する。
指標月1~2回 祝日に協力里親に依頼、実施する。 指標:利用する親の人数
目標値・目標状態3人/回
アウトプット:結果4・6・7・8・10・11・1 7回開催 親の数延べ31人 4~5人/回
アウトプット:考察毎回協力する里親が2人~3人 保育園の保育士が1人、そのほかにボランティアで協力してくださるメンバーが3人~7人いて、休日出勤等で保育を必要とする若者の支援を行った。週末夜間に母親対象の研修会を行った際も、赤ちゃんくらぶを開催し託児を行った。途中、若者の職場で休日出勤の職員の児を預かるとのことで、開催の必要がないという日があった。 家族を頼れない若者が、安心して休日出勤ができる機会となっている。
3③<就労前準備支援の若者・妊婦> 就労前準備支援が必要な若者、或いは妊婦による保育を安定的に行う。
指標保育体験に参加する若者、妊婦への活動参加を促す。 指標:実施回数 参加人数
目標値・目標状態週2~3回 延べ15人/月
アウトプット:結果延べ59人/約9か月  平均月6~7人
アウトプット:考察保育園での保育体験のほか、季節ごとの壁面作り、清掃、事務作業などに携わった。やってみて赤ちゃんに慣れてくる人もいれば、周辺の作業を希望する人もいて、それぞれの得意分野を発揮することができた。保育園まで来る交通手段を持たない若者もいて、スタッフが毎日送迎するのも困難な場合もあった。
4④<地域の産後ママへの配食> 就労前準備支援が必要な若者、或いは妊婦によるお弁当作りを行い、若者がつくった弁当を、スタッフが地域の産後ママに弁当を届ける
指標指標:お弁当作りにかかわる若者の人数
目標値・目標状態週2回程度
アウトプット:結果延べ153人/9か月 月17回 週4~5回
アウトプット:考察妊婦、若者のお弁当作り、その他チャリティイベント等でお菓子を作って売る作業を行った。作ったお弁当やお菓子は、スタッフが産後のママに配達。感謝やお褒めの言葉をかけられることで、自信につながった。
5(2)①<里親ふれあい体験> 「沖縄県里親会」や「里親養育支援センターよしみず」と協働して、未受託の里親へ『ばあば保育園』『赤ちゃんくらぶ』での活動を呼びかける 里親自身が赤ちゃんとのふれあいを体験する また、里親間の交流の場とする。
指標参加者を増やすための広報活動 指標:チラシ配布数 体験会 指標:体験参加者数 目標:実数20名/年
目標値・目標状態①チラシ500枚 ②実数20名/年
アウトプット:結果①チラシは沖縄県里親会を通して、全里親に配布された。 ②
アウトプット:考察チラシを配布した後、問い合わせあり、保育園や赤ちゃんくらぶの見学や体験に来てくださった方もいた。今のところ経験のある里親がショートスティを担ってくださっているのが現状。未受託の里親の場合、就労している人がほとんどで、問い合わせのあった方に呼び掛けても都合が合わないことがほとんどであった。
6②<担い手を増やす> ふれあい体験参加者から、当法人と里親の間で委託契約を結ぶ里親数を増やす
指標ショートステイ事業の担い手となる里親を体験を通して募り、当法人の「ばあばくらぶ」と契約する。 指標:ショートステイ事業登録者数
目標値・目標状態里親10人との契約
アウトプット:結果6人
アウトプット:考察母親の急な病気や体調不良、どうしてもこどもを今晩みれないというSOSに対し、ショートステイを里親が受け入れていただいた。当事者の自宅やばあば保育園からの距離を考えたときに、どうしても近くの人にお願いすることになったケースが多かった。中には1週間ほど預かることになったケースもあり、これがなかったら母親もどうなったかわからない。
7(3)ショートステイモデル事業の立ち上げのため、自治体からの保育園利用依頼の実績を積み重ね、自治体とモデル事業実施についての交渉を行う。
指標①ショートステイモデル事業案を作成明確にする。 指標:モデル案ができているか ②自治体とショートステイモデル事業実施についての交渉を行うことができる 指標:自治体との交渉会議の回数
目標値・目標状態①モデル案の作成 ②3回
アウトプット:考察①モデル案作成はでき、行政にも提示した。 ②那覇市 浦添市 宜野湾市と交渉会議を持った。 ショートステイについて、あまり周知していないためか、1年を通して10例も利用がないとのこと。里親のコーディネートは大変だと思われるが、それを民間に外部委託する考えは今のところなかった。やはり実績が必要と思われる。
8(4)①保育園を利用している赤ちゃんの送迎の協力を各市町村ファミリーサポートセンター、母子寡婦会、障がい福祉サービス事業所等と調整する。 指標:他機関が送迎を担ってくれた件数 目標:約5割のケース
指標他の機関に協力依頼を交渉し、実際に送迎を担っていただく。 指標:送迎を担ってくれた実数
目標値・目標状態約5割
アウトプット:結果2/17
アウトプット:考察半分は達成できなかった。親のほうがファミサポ登録できていなかったり、ファミサポのスタッフが少ないため、利用が思うようにできなかった。里親の送迎協力があった。
9②親支援については関係機関(里親養育支援センターよしみず、那覇市こども家庭センター等市町村窓口担当者、若年妊産婦居場所事業担当者等)と、ケースを通して連携体制を整える。
指標親支援について、連携体制を整える 指標:連携したケース数
目標値・目標状態目標:約8割のケース
アウトプット:結果14/17 何らかの親支援体制がある。
アウトプット:考察社会的養護退所者の場合、にじのしずくを通して、あるいは行政機関を通して、親支援を受けている。こちらと連携したケースは約8割。行政機関のほか、若年妊産婦居場所事業、訪問看護ステーション等であった。保育園退園後については、他機関からの連絡もなく、連携が切れ目なく続いているかわからないケースもある。

活動

1(1)②『赤ちゃんくらぶ』(認可保育園が休日の日の赤ちゃん預かり)を開催し、医療や福祉施設、サービス業等、祝日も勤務のある若者の託児を受け入れることができるようになり、実家に頼れない若者の就労を促進する。こどもたちの預かり保育を、当法人とつながっている里親たちが行う。活動に参加したことのない里親も招き、交流する。→新たな里親の協力者を増やす。
活動結果ほぼ計画通り
概要里親の協力は、延べ15人 実5人であった。そのほかに、見学や手伝いに来てくれるボランティアスタッフが実13人で、毎回参加してくれる人もいた。協力者が増え、休日朝から夕方まで多くの方の協力で開催できたことは、若者支援につながった。
2(1)③就労前準備支援を要する若者に赤ちゃんの世話をしてもらうことで、生活リズムを整え自己有用感を向上させる。(3時間以上の活動を条件に就労支援金として千円の報酬を支払う)準備支援を卒業すると、就職活動へステップアップする。妊婦には、ばあば保育園での赤ちゃんと触れ合う機会を提供することで、赤ちゃんとの暮らしのイメージ作りを行う。また保育士は当事者妊婦を受容し、信頼関係を深め、ロールモデルとなる。
活動結果計画通り
概要これまで赤ちゃんに振れたことのない若者が、最初はおそるおそるであったが、やってみてとてもかわいいなどのポジティブな感想が聞かれた。保育園の清掃や壁面づくりも担ってくれて、謝礼金を支払うことでさらに「自分にもできることがある」と前向きになることができた。初産の妊婦が赤ちゃんと触れ合うことも、これからの育児をイメージする機会となったと思う。保育士は、若者とかかわることで支援の在り方を考える機会となった。
3(1)④就労前準備支援に参加している当事者と、食事作りを行い、地域で暮らしている産後1ヵ月以内のママ宅へ昼食のお弁当を届け、地域での子育てを見守る。(ピアな関係での支え合いの循環を作る)
活動結果計画通り
概要産後1か月だけではなく、母親の事情で十分な食事作りができない家庭に、お弁当を届けることができた。当事者が届けることはできなかったが、就労前支援に集まった若者が交流する機会になっていた。
4(2)未受託の里親へ『ばあば保育園』『赤ちゃんくらぶ』での活動を呼びかけ、里親自身が赤ちゃんとのふれあいを体験、里親間の交流の場とする。里親へ参加を広報するために「沖縄県里親会」や「里親養育支援センターよしみず」と連携協力して、協力里親を募集する。    
活動結果遅延あり
概要あかちゃんくらぶの日は里親の交流の場にはなっていたが、一度に集まる人数が3人程度であった。未受託の里親への呼びかけを行い、里親養育支援センターよしみず 沖縄県里親会と連携会議をして、少しずつ情報は広がっている。
5(2)当法人のふれあい体験等の活動に参加、協力できる里親と委託契約を結び、里親が『地域子育て短期支援事業(ショートステイ)』を担う里親へつながるよう働きかける。
活動結果ほぼ計画通り
概要新たな里親との委託契約があった。これまでつながっていた人を含め、5~6人ではあるが、ショートステイ事業(夜間や休日の保育)を担うことはできた。
6(2)つながっている里親と、赤ちゃんのからだ、養育のコツ、離乳食、お風呂の入れ方、社会的養護で育った若者たちの特徴と支援について、IFCAモッキンバードファミリープロジェクト、自己覚知等、助産師、保健師、まあるい抱っこ主宰、公認心理師、保育士ら専門家を招き、学習会を開催。里親自身を孤立させない学習の場を提供する。
活動結果遅延あり
概要園内研修をもっと行いたかったが、日常の業務に追われてあまり続けられなかった。シェルハブメソッド(赤ちゃんとのふれあい)スタッフ自身のケア(ヘッドスパ)の講習を行ったが、里親と一緒に学ぶことができなかった。それぞれ大変忙しく、忙しい中若者とこどもの支援を行ってくださっていることがわかった。
7(3)当法人が、ショートステイ事業を立ち上げることができるよう、自治体からの保育園利用依頼の実績を積み重ね、事業の担い手となる里親登録を増やし、交流や学びの場を確保する。当法人がショートスティ事業のモデル案を確立し、可能性のある自治体と事業実施についての交渉を行う。自治体と話し合いの場を持ち、本事業の委託を目指す。
活動結果ほぼ計画通り
概要ショートステイ事業のモデル案は掲げているものの、まだ自治体からの委託には及んでいない。モデル事業は特に2歳以下は絶対に外せない事業のため、今後も続けていく。また、自治体への働きかけを行う。
8(4)保育園を利用している社会的養護退所者等のニーズ(送迎、諸手続きの同行など)を、地域の関係機関(各市町村こども家庭センター窓口、ファミリーサポート、母子寡婦会、障がい福祉サービス事業所等)と連携し、担当者同士の信頼関係を深めていくことで、当事者が地域で必要な子育て支援が受けられるよう整える。
活動結果ほぼ計画通り
概要地域の関係機関とは連携をしてきた。しかし、なかなか大人を受け入れ信頼することができない若者にとって、地域の関係者につなぐことは時間がかかる。スタッフが同行しながら、徐々につなげているが、自ら相談できる信頼関係を築けるように、引き続き当事者と関係機関をつなぐ支援は続ける必要がある。 ファミサポを利用したい若者の居住地域にサポーターがおらず、利用することができなかったのは、残念だった。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

若者が、それぞれの得意分野を生かした就労前支援を行うことで、思っていた以上に調理や赤ちゃんに接することにも慣れて成果を上げる様子は、支援者も自信とやりがいにつながった。
夜間や担い手が少ない北部地域等で、乳児を預かってくださった里親がいてくださったことは、今後の活動につながる。
今年度から協力里親になった方が、乳児だけではなく「母子一緒に預かってサポートしたい」と提案され、自宅の一室をそのために準備して受け入れてくださったのは、想定外のうれしい出来事だった。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

私たちの事業はこれで終わりではなく、保育園もショートステイ事業も、若者の就労支援事業も、継続していかなければなりません。そのための資金はどこから来るのか課題です。支援を希望する若者は、次々といるかもしれません。実際にショートステイを担ってくださる里親は、みなさん少しずつ高齢化しており、今後継続するためには人材育成も必要です。何を目標にするのか、もしかしたら何かを削らなければならないかもしれません。これからも困難な状況にある若者と、そのこどもたちへの具体的な支援について、楽しくポジティブに歩みを続けたいと思っています。

外部との連携実績

1活動情報交換の会議 広報の協力(チラシの配布)
実施内容「沖縄県里親会」「里親養育支援センターよしみず」
結果・成果・影響等ショートステイ里親のボランティアを募る広報の協力。チラシを見た里親個人からの問い合わせがあった。継続して協力する里親が増えた。
2活動保育園に通園する児の親支援
実施内容保健所保健師、家庭児童相談員、訪問看護ステーション
結果・成果・影響等一緒に母子の見守りを行うことができた。 本人からのSOSを受け取ることができた。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

2025年6月3日 4日 琉球新報
ラジオ深夜便 12月5日(金) 午前4:05〜午前5:00 ラジオ第1

広報制作物等あり
内容

ばあばファンクラブのチラシ 
保育園サポーター募集のチラシ
ばあば保育園パンフレット 

報告書等あり
内容

第13回九州沖縄ブロック社会福祉士研修会 【日時】2025年11月29日(土)13:00〜17:00
【場所】沖縄県総合福祉センターゆいホール  棚原がパネラーとして登壇

イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか一部を添付・公開できていないものがある
内容

経理規程のみ公開できていません。整備がもう少し必要だと税理士に指導受けているところです。

変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますかはい
内容
https://aru-okinawa.jp/wp-content/uploads/2026/01/johokokai.pdf

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
内容

・理事の弁護士による、「コンプライアンス」に関する勉強会を一般職員も対象に行った。
・組織開発コンサルタントの外部講師を招き、「風通しの良い、組織作について」勉強会を行った。
・全職員を対象に職員アンケートを実施した。

報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

顧問税理士と、当法人経理事務による外部と内部の監査を毎月行い、最終月も同様に監査を行った。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

これまで法人で整備されていなかった、「コンプライアンス規程」「コンプライアンス委員規程」「経理規程」「利益相反規程」を新たに整備することができた。コンプライアンス学習会は毎年、定例化することになり、よかった。
制度の狭間を埋めるための、「休眠預金事業」は先駆的で必要な取り組みだと思う。
国の責任で改善を担う部分については、地域格差があり、政策を作る国の機関には伝わっていないことも多いのではないかと思う。本事業からみえた課題をソーシャルアクションに変えていけると、いいかと思う。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示