事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.4 2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。 | 生業レベルの自伐型林業者を育成し、地域の森林の多面的機能の維持向上を担い、森林資源の循環型の有効活用に寄与する。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。 | 自伐型林業が特徴とする「壊れない森林作業道」を活用し、土砂災害や風倒木被害のリスクを最小限に抑えた森林管理を実施することで、森を失うことなく成長を促し、長伐期多間伐施業によって生み出される資源の循環利用を推進する。この森林管理手法と資源活用方法を広く伝えることで、環境意識の向上に寄与する。 |
| 15. 陸の豊かさも守ろう | 15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。 | 北海道の森林は人工林率が低く天然林が豊富という特徴があります。これらの天然木は、長伐期・多間伐施業によって銘木として高い経済的価値を生み出し、間伐の過程で算出される薪炭やホダ木などへの加工によって付加価値を付けやすいという特徴があります。人工林は寿命が短いものの天然更新のし易いトドマツや、広葉樹との混交林化伸しやすいカラマツが主体で長伐期・多間伐施業が望ましいです。天然林・人工林の両方の多面的機能の維持向上を図りながら、森の管理を推進します。全道的な自伐型林業による発展を技術面、経営面、企業・自治体連携を引き続き支援しながら、より良い森林を未来に送り届けます。 |
団体の社会的役割
団体の目的
当法人は、北海道において自伐型林業を推進し、持続可能な環境共生林業を実現することを目的としています。森林環境の保全、地域雇用の創出、小規模林業事業者の支援、教育・研修、情報提供、ネットワーク構築を通じて、地域の振興や環境保全、経済活動の活性化に寄与します。さらに、山林所有者や地域住民と連携し、社会教育やまちづくりの推進、職業能力の開発支援など、多面的な活動を行い、より良い未来を目指しています。
団体の概要・活動・業務
林業者育成事業:森林管理技術、森林GIS、土地の確保、経営ノウハウ、大学連携等、自伐型林業を生業とするための総合研修を実施(延べ約200名が参加、実践者約50名創出)
森林バンク:山林所有者と林業者の架け橋として、双方をマッチングする活動を展開(約100haのマッチング実績)
普及・啓発事業:啓発活動に加え、三菱マテリアルや社会福祉法人ゆうゆうなど企業連携によるプロジェクトも行ってきました。
| 団体の目的 | 当法人は、北海道において自伐型林業を推進し、持続可能な環境共生林業を実現することを目的としています。森林環境の保全、地域雇用の創出、小規模林業事業者の支援、教育・研修、情報提供、ネットワーク構築を通じて、地域の振興や環境保全、経済活動の活性化に寄与します。さらに、山林所有者や地域住民と連携し、社会教育やまちづくりの推進、職業能力の開発支援など、多面的な活動を行い、より良い未来を目指しています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 林業者育成事業:森林管理技術、森林GIS、土地の確保、経営ノウハウ、大学連携等、自伐型林業を生業とするための総合研修を実施(延べ約200名が参加、実践者約50名創出) |
概要
事業概要
社会的な課題となっている放置林及び荒廃林の根本的な解決と、自伐型林業による持続可能な森林管理モデルをマッチングよって道内にもっと普及し、環境保全と地域活性化の推進をします。
当団体が継続的に行ってきた技術研修受講生の最も大きな課題は施業山林の確保です。
山林の取得、確保は専門的な知識が多く、取引できる事業者も少ないことから、意欲はあるものの施業山林が見つけられない声を多く聞きます。
そこで、放置山林情報の保有する団体(士業関連団体等)と協力しながら放置林のマッチングを拡大します。さらに整備された山林を観光業者や地域住民の間に新たな価値等も創出し、道内の山林資源の有効活用が進むと考えます。
さらに、当会が行ってきた技術研修の実施、経営ノウハウの伝授、施業地のマッチングなどに加えて、
当会メンバーが個別に企業や自治体との連携事例を積み上げてきましたが、協議会としての広報や営業活動を一層強化し、
キーマンへの支援、抱える課題をともに解決する体制を強化し、道内各地での、活動の質・量の拡大を図ります。
資金提供契約締結日
2025年04月13日
事業期間
開始日
2025年04月13日
終了日
2028年02月28日
対象地域
北海道
| 事業概要 | 社会的な課題となっている放置林及び荒廃林の根本的な解決と、自伐型林業による持続可能な森林管理モデルをマッチングよって道内にもっと普及し、環境保全と地域活性化の推進をします。 さらに、当会が行ってきた技術研修の実施、経営ノウハウの伝授、施業地のマッチングなどに加えて、 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年04月13日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年04月13日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 北海道 | |
直接的対象グループ
道内の自伐型林業者)技術の習得、安全管理の向上、収益の安定化を実現する。
連携する自治体)森林管理の効率化や地域経済の振興、住民の満足度向上を得られる。
山林所有者、企業)新たな事業モデルを形成し、ESGや環境アクションに基づく取り組みを強化
人数
道内の自伐型林業者)+30名
連携する自治体)2自治体
山林所有者、企業)3団体
最終受益者
最終受益者
北海道内の各自治体がより健全な環境、生態系の保全、さらには地域経済の活性化の恩恵を受けることが期待されます。
候補:中頓別町、興部町、新十津川町、古平町
人数
中頓別町:1,400人
興部町:3,500人
新十津川町:6,000人
古平町:2,700人
| 直接的対象グループ | 道内の自伐型林業者)技術の習得、安全管理の向上、収益の安定化を実現する。 | |
|---|---|---|
| 人数 | 道内の自伐型林業者)+30名 | |
| 最終受益者 | 最終受益者 候補:中頓別町、興部町、新十津川町、古平町 | |
| 人数 | 中頓別町:1,400人 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
北海道では、地場産業の衰退に伴い過疎化・高齢化が深刻化し、全道の85%にあたる152市町村が過疎地域に指定されています。その中で、森林の荒廃や放置林の増加が重要な社会課題となっています。大規模林業が主流の北海道では、木材自給率50%達成を目指す国策により木材生産が進む一方、造林未済地の増加や粗雑な施業が問題となっています。また、多くの森林所有者が高齢化に伴い管理が困難となり、山林の場所を把握できない状況や放置林の増加が深刻化しています。さらに、「自伐型林業は本州の文化」という保守的な認識が根強く、自伐型林業の普及が進まない現状があります。
こうした課題に対応するため、当団体は自伐型林業の推進に向けて担い手育成の技術研修や施業地マッチング、経営ノウハウの指導を通じた人材育成を行っています。特に、薪炭やホダ木加工等で付加価値を創出できるミズナラなどの広葉樹は循環型管理による資源回復に適しており、天然林の割合が多い北海道の持続可能な自伐型林業のモデルとして注目されています。
また、森林バンク事業は、施業山林の確保という自伐型林業者の最大の課題を解決する重要な取り組みです。当団体は、放置山林情報を保有する団体と協力関係を構築し、所有者ネットワークを活用して放置林の売買、賃貸、管理に関する情報収集や山林調査を進める計画です。売買希望の山林や賃貸・管理にまつわる施業については、会員や研修受講生に優先的に情報提供を行い、施業山林の確保と活用を支援します。賃貸や管理の場合には、作業道の敷設や間伐を行い、放置林を空間利用可能な山林に再生します。また、山主からの事業受託・委託を通じ、自伐型林業者の安定的な収入源の確保も目指します。
この取り組みは、環境譲与税を活用した自治体の放置林対策としても有効で、地域全体で持続可能な森林管理を推進する基盤を構築します。今後は技術指導や広報体制を強化しながら、北海道全域での自伐型林業の普及と森林資源の活用を目指していきます。この計画の実現は、放置林問題の解消と地域の森林管理の改善に向けた重要な一歩となります。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
北海道庁は、大規模林業中心の政策を推進。函館市は自伐推進、札幌市が作業道補助制度を導入、三菱マテリアルは当会と森林整備の実績。上川町では町有林の皆伐中止と新たな資源活用への転換を企画、当会理事がサポート。ニセコ町、池田町、上川町等は地域おこし協力隊制度で担い手育成業務委託を当会理事が受託、しかし全道的な支援体制には至っていません。自伐型林業を活用した放置林の行政対策も、現在確認できません。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
自伐型林業を推進するため、技術研修の実施、経営ノウハウの伝授、施業地のマッチングを行っています。
一方で、森林バンクの拡充や放置林等の活用、研修受講者で実践までに至っていない方もいるのが課題です。
これに対応するため、ネットワーク構築や情報提供、受講後のフォロー体制整備、個別相談や実地指導の強化、施業山林の確保を強化したいと考えています。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
未利用山林の活用や自伐型林業の支援は、過疎化や環境保全といった地域課題に直結します。
また、自伐型林業を志す担い手への支援や自治体との連携拡充は、既存の公的支援では不足している部分を補い、多面的で持続可能な効果を生み出します。
| 社会課題 | 北海道では、地場産業の衰退に伴い過疎化・高齢化が深刻化し、全道の85%にあたる152市町村が過疎地域に指定されています。その中で、森林の荒廃や放置林の増加が重要な社会課題となっています。大規模林業が主流の北海道では、木材自給率50%達成を目指す国策により木材生産が進む一方、造林未済地の増加や粗雑な施業が問題となっています。また、多くの森林所有者が高齢化に伴い管理が困難となり、山林の場所を把握できない状況や放置林の増加が深刻化しています。さらに、「自伐型林業は本州の文化」という保守的な認識が根強く、自伐型林業の普及が進まない現状があります。 こうした課題に対応するため、当団体は自伐型林業の推進に向けて担い手育成の技術研修や施業地マッチング、経営ノウハウの指導を通じた人材育成を行っています。特に、薪炭やホダ木加工等で付加価値を創出できるミズナラなどの広葉樹は循環型管理による資源回復に適しており、天然林の割合が多い北海道の持続可能な自伐型林業のモデルとして注目されています。 また、森林バンク事業は、施業山林の確保という自伐型林業者の最大の課題を解決する重要な取り組みです。当団体は、放置山林情報を保有する団体と協力関係を構築し、所有者ネットワークを活用して放置林の売買、賃貸、管理に関する情報収集や山林調査を進める計画です。売買希望の山林や賃貸・管理にまつわる施業については、会員や研修受講生に優先的に情報提供を行い、施業山林の確保と活用を支援します。賃貸や管理の場合には、作業道の敷設や間伐を行い、放置林を空間利用可能な山林に再生します。また、山主からの事業受託・委託を通じ、自伐型林業者の安定的な収入源の確保も目指します。 この取り組みは、環境譲与税を活用した自治体の放置林対策としても有効で、地域全体で持続可能な森林管理を推進する基盤を構築します。今後は技術指導や広報体制を強化しながら、北海道全域での自伐型林業の普及と森林資源の活用を目指していきます。この計画の実現は、放置林問題の解消と地域の森林管理の改善に向けた重要な一歩となります。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 北海道庁は、大規模林業中心の政策を推進。函館市は自伐推進、札幌市が作業道補助制度を導入、三菱マテリアルは当会と森林整備の実績。上川町では町有林の皆伐中止と新たな資源活用への転換を企画、当会理事がサポート。ニセコ町、池田町、上川町等は地域おこし協力隊制度で担い手育成業務委託を当会理事が受託、しかし全道的な支援体制には至っていません。自伐型林業を活用した放置林の行政対策も、現在確認できません。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 自伐型林業を推進するため、技術研修の実施、経営ノウハウの伝授、施業地のマッチングを行っています。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 未利用山林の活用や自伐型林業の支援は、過疎化や環境保全といった地域課題に直結します。 |
中長期アウトカム
事業終了後10年後には、自伐型林業による取り組みが確立し、北海道各地に以下の状態が波及していることを目指す。
1.良質な森が、伐っても育ち続ける
・地域に眠る放置林・荒廃林を再生し、多間伐によって生物多様性と災害への強さを備えた健全な森林へ。継続的な施業が可能な仕組みを構築されている。
2. 自伐型林業が、選ばれる生業(なりわい)になる
・ 小規模でも始められ、自立可能な経営が実現できる自伐型林業を支援。技術研修とマッチングにより、持続的な収入源として確立している。
3. やりたい人がやれる社会制度が整っている
・ 森を活かしたいという意欲のある人が、必要な知識や山林、支援制度にアクセスできるよう、企業や自治体と連携し制度の後押しを図る。
4. “半林半X”の暮らし方が当たり前になる
・ 森と関わりながら他の仕事や地域活動とも両立できる、新しいライフスタイルを支援。副業的・地域共生的な森林利用が広がる。
5. 地域が森から誇りを取り戻す
・ 地元の山林を活かし、観光資源や地域資源としての価値を再発見。住民が主体的に関わり、森とともに歩む誇りが生まれる。
6. 企業・自治体と協働し、新しい公共が生まれる
・ 会員による個別連携の積み重ねと、協議会全体での広報・営業を強化。企業のCSRや自治体の政策と結びついた協働のかたちを広げます。
7. 北海道の森づくりが日本のモデルとなる。
・ 大規模皆伐ではなく、小規模・多機能な天然林管理モデルを北海道から発信。実践と成果を積み重ね、全国展開を視野に入れたモデル構築を目指す。
短期アウトカム
| 1 | 施業地のマッチング支援体制が整い、利用が促進されている。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 施業地のマッチング件数と施業面積 | |
| 初期値/初期状態 | 2.施業地のマッチング事例 3件、100ha | |
| 中間評価時の値/状態 | 2.施業地のマッチング事例 4件、120ha | |
| 事後評価時の値/状態 | 2.施業地マッチング 10エリア、200ha | |
| 2 | 自伐型林業者と地域キーマンの育成が進んでいる | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 自伐型林業者と地域キーマンの人数 | |
| 初期値/初期状態 | 育成された林業者〇名 | |
| 中間評価時の値/状態 | ||

