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休眠預金活用事業
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完了

事業計画

優先的に解決すべき社会の諸課題

領域 / 分野

子ども及び若者の支援に係る活動

経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援

日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援

社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援

日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動

働くことが困難な人への支援

孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援

女性の経済的自立への支援

SDGsとの関連

ゴールターゲット関連性の説明
5. ジェンダー平等を実現しよう5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。

特定妊婦など困難を抱える妊産婦・女性が、暴力から逃れ、身体的・心理的安全性を担保した居場所を提供することを通し、公共・私的空間における暴力の撤廃を目指す。さらに、女性自身が自ら意思決定できるよう伴走支援することで、女性自らが暴力を回避できるような自立を中長期的にサポートしていく。

5. ジェンダー平等を実現しよう5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。

誰でもいつでも、妊娠・出産・中絶含む性と生殖について相談できる環境を整備し、また配偶者同意等を含むあらゆる性差別や性暴力により妊娠に関して1人で悩む妊産婦への支援に取り組むことで、性差別が蔓延る状況や性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスが保障されていない課題を解決していく。
また、特定妊婦など困難を抱える女性が脆弱な状態に陥っている要因は、当事者だけでなくパートナー・家族や地域社会にもあると考える。当事業にて、地域住民の運営への巻き込みや、当事者に関わる人々(パートナー)へのアプローチ、さらにはこども家庭庁などへ政策提言をしていくことで、本質的な社会へのSRHR普及を目指す。

3. すべての人に健康と福祉を3.7 030年までに、家族計画、情報・教育および性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスをすべての人々が利用できるようにする。

誰でもいつでも、妊娠・出産・中絶含む性と生殖について相談できる環境を整備し、また配偶者同意等を含むあらゆる性差別や性暴力により妊娠に関して1人で悩む妊産婦への支援に取り組むことで、性差別が蔓延る状況や性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスが保障されていない課題を解決していく。
また、特定妊婦など困難を抱える女性が脆弱な状態に陥っている要因は、当事者だけでなくパートナー・家族や地域社会にもあると考える。当事業にて、地域住民の運営への巻き込みや、当事者に関わる人々(パートナー)へのアプローチ、さらにはこども家庭庁などへ政策提言をしていくことで、本質的な社会へのSRHR普及を目指す。

団体の社会的役割

団体の目的

当団体は、一人ひとりが幸せに生きるためのSRHR(性と生殖に関する健康と権利)が保障され、心身ともに健全な育成を図ることを目的とし、以下のミッション・ビジョンのもとに支援活動を行っています。
【ミッション】 にんしんにまつわるすべての困った、どうしように寄り添います。
【ビジョン】 にんしんをきっかけに誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指します。

団体の概要・活動・業務

当団体は、産む産まない、育てる育てないに関わらず、すべての妊娠や妊娠にまつわる悩みに寄り添います。そして、孤立した彼女たちが本来持っているはずの、社会や人とつながる力をエンパワメントし、人が、自由で幸せに生きる権利を奪われることのない社会をめざして、妊娠葛藤相談/居場所づくり/研修啓発/調査研究・政策提言などの事業に取り組んでいます。

団体の目的

当団体は、一人ひとりが幸せに生きるためのSRHR(性と生殖に関する健康と権利)が保障され、心身ともに健全な育成を図ることを目的とし、以下のミッション・ビジョンのもとに支援活動を行っています。
【ミッション】 にんしんにまつわるすべての困った、どうしように寄り添います。
【ビジョン】 にんしんをきっかけに誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指します。

団体の概要・活動・業務

当団体は、産む産まない、育てる育てないに関わらず、すべての妊娠や妊娠にまつわる悩みに寄り添います。そして、孤立した彼女たちが本来持っているはずの、社会や人とつながる力をエンパワメントし、人が、自由で幸せに生きる権利を奪われることのない社会をめざして、妊娠葛藤相談/居場所づくり/研修啓発/調査研究・政策提言などの事業に取り組んでいます。

概要

事業概要

NPO法人ピッコラーレは、孤立する若年妊婦に対し一時的な住まいを提供する「ぴさら」を4年間運営してきた。この取り組みにより0ヶ月0日の虐待死につながる孤立出産を防ぐことができている。しかし、「ぴさら」を利用する若者は今まで生き延びてきたものの、安定した暮らしを経験したことがなく、一時的な住まいの提供に加え、生活基盤を築くためのケアが不可欠であることがわかってきた。


彼らが地域で新たな住まいを得る際に直面する課題は「家(house)」そのものではなく「その家での暮らし(home)」である。育児・家事の経験が乏しく、社会的なつながりも希薄な彼らにとって、地域での暮らしを軌道に乗せるには、継続的な伴走支援と身近な人々による温かな見守りが必要である。


未婚若年母子の経済的自立のためには、暮らしを支える地域住民を育て、彼らが自立して生活できる環境が必要である。本事業は、地域の支援者や住民と協力し、家事・育児のサポート、相談の場の提供、コミュニティ活動への参加促進などを行い、孤立を防ぐ仕組みに加え、収支モデルの型化とファンドレイズノウハウを構築・共有をし、支援団体に活用されることを目指す。


「住まい」を支援のゴールとせず、その先の「暮らし」を支える支援ノウハウを取りまとめ、共有することで、未婚若年母子が安心して子どもを育て自らの人生を築いていける社会を目指す。

資金提供契約締結日

2025年04月24日

事業期間

開始日

2025年04月24日

終了日

2028年02月28日

対象地域

東京都豊島区

事業概要

NPO法人ピッコラーレは、孤立する若年妊婦に対し一時的な住まいを提供する「ぴさら」を4年間運営してきた。この取り組みにより0ヶ月0日の虐待死につながる孤立出産を防ぐことができている。しかし、「ぴさら」を利用する若者は今まで生き延びてきたものの、安定した暮らしを経験したことがなく、一時的な住まいの提供に加え、生活基盤を築くためのケアが不可欠であることがわかってきた。


彼らが地域で新たな住まいを得る際に直面する課題は「家(house)」そのものではなく「その家での暮らし(home)」である。育児・家事の経験が乏しく、社会的なつながりも希薄な彼らにとって、地域での暮らしを軌道に乗せるには、継続的な伴走支援と身近な人々による温かな見守りが必要である。


未婚若年母子の経済的自立のためには、暮らしを支える地域住民を育て、彼らが自立して生活できる環境が必要である。本事業は、地域の支援者や住民と協力し、家事・育児のサポート、相談の場の提供、コミュニティ活動への参加促進などを行い、孤立を防ぐ仕組みに加え、収支モデルの型化とファンドレイズノウハウを構築・共有をし、支援団体に活用されることを目指す。


「住まい」を支援のゴールとせず、その先の「暮らし」を支える支援ノウハウを取りまとめ、共有することで、未婚若年母子が安心して子どもを育て自らの人生を築いていける社会を目指す。

資金提供契約締結日2025年04月24日
事業期間開始日 2025年04月24日終了日 2028年02月28日
対象地域東京都豊島区

直接的対象グループ

①社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった主に10代~20代の妊婦(全国)
②妊娠期に住まいを失い、妊産婦等生活援助事業等を利用していた未婚の若年シングルマザー、中絶経験のある若年女性

人数

①年間2〜10人程度(乳幼児含む)(延べ宿泊数200泊)


②過去の居住支援利用者や地域で暮らす未婚の若年シングルマザーとその子:年間10人程度

最終受益者

社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった
主に10代~20代の妊産婦とそのこども(全国)

人数

今後、各地の団体と協力して実態把握に努める予定

直接的対象グループ

①社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった主に10代~20代の妊婦(全国)
②妊娠期に住まいを失い、妊産婦等生活援助事業等を利用していた未婚の若年シングルマザー、中絶経験のある若年女性

人数

①年間2〜10人程度(乳幼児含む)(延べ宿泊数200泊)


②過去の居住支援利用者や地域で暮らす未婚の若年シングルマザーとその子:年間10人程度

最終受益者

社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった
主に10代~20代の妊産婦とそのこども(全国)

人数

今後、各地の団体と協力して実態把握に努める予定

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無

なし

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無なし

事業の背景・課題

社会課題

未婚若年母子が「家での暮らし」を築けない現状
現在、日本では産前産後の女性の死亡原因の約4割が自殺であり、特に妊娠が判明した2か月目の自殺が最も多い。また、児童虐待死において最も多いのは生まれたその日に亡くなる命であり、平成30年4月1日から令和2年3月31日の間に発生した心中以外の虐待死57人のうち、9人が生後0日で死亡している。これらの背景には、妊娠を誰にも相談できず、一人で抱え込んだ結果、母子が社会から孤立し、安全が守られないという深刻な課題がある。
特に、未婚の若年母子は妊娠前から経済的に困窮し、学業や就業が安定せず、住まいを失っているケースが少なくない。さらに、虐待環境で育った経験や家族との関係不和を抱え、衣食住の確保に加えて、妊娠・出産という複合的な課題に直面している。そのため、安全に出産を迎えるためには、まずは心と体を休められる場所を確保し、信頼できる頼り先を得ることが不可欠であるが、産後の支援においても大きな課題が残る。
母子生活支援施設はあるもののそれらは一時的な居住支援にとどまり、長期的に安定した暮らしを築くための基盤にはなりにくい。
多くの若年母子にとって、住まいを得ること自体がゴールとされがちだが、実際にはその「家での暮らし」をどのように維持し安定させるかが課題となる。


育児や家事の知識が不足し、経済的な自立が難しい中で、頼れる身近な人がいなければ、孤立や育児放棄、虐待のリスクが高まる可能性がある。実際に、若年母子が地域で生活を続ける上で必要なのは、物理的な住まいの提供だけではなく、その家で安心して暮らしを営むためのサポートである。しかし、現状の支援制度では、住居支援と生活支援が分断されており、地域での人的ネットワークや、困ったときに頼れる「実家」のような機能を補う仕組みが不足している。


このような状況を改善するためには、未婚若年母子が単に住まいを確保するのではなく、その住まいで安心して暮らしを続けられるよう、地域住民とのつながりを持ち就労準備や子育て支援を受けられる仕組みを整えることが求められる。安全な出産を迎えたとしても、その後の生活基盤が整わなければ、母子の孤立を防ぐことはできない。未婚若年母子が自立した暮らしを築き、次世代にわたる貧困や虐待の連鎖を断ち切るためには、住まいと暮らしの双方を支える包括的な地域住民の支援が必要である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

居所のない若年妊婦の公的な居場所として令和6年改正児童福祉法により妊産婦等生活援助事業が生まれたが、まだ不足している。女性自立支援施設がその代替機能を担う地域もあるが、シェルターであることからスマホ・電子機器等の使用制限があり若い女性を遠ざける要因になっている。母子生活支援施設も近年進む多機能化で一部妊婦の利用が可能だが、夜間の医療職の配置基準などが課題で妊娠期からの活用は必ずしも進んでいない。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

当団体では、家族や地域からの支えが得られずに孤立する若年妊婦が安心できる居場所をつくるために、豊島区で「ぴさら」という居住を伴う生活支援の場の運営に取り組んできた。
約4年間の活動で、宿泊利用・デイ利用合わせて70名以上の受け入れを行ってきたが、活動を継続する中で利用ニーズの増大を痛感するとともに、退所後の生活安定や生活再建、就労に伴うニーズなど、アフターケアに関わるニーズも新たに生まれている。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

当団体などの取組が評価され、国による予算化や制度化に向けた動きが進み、令和6年の児童福祉法改正で、妊産婦等生活援助事業として法定事業として位置づくことになったが、安全な出産のその先の住宅の確保や彼らの生活を支える仕組みの不足は再び困難な状況に陥るリスクを孕んでいる。地域における若年未婚母子の暮らしの支援を継続・発展・モデル化を推進するために、休眠預金投稿金を活用することの意義は大きいと考えている。

社会課題

未婚若年母子が「家での暮らし」を築けない現状
現在、日本では産前産後の女性の死亡原因の約4割が自殺であり、特に妊娠が判明した2か月目の自殺が最も多い。また、児童虐待死において最も多いのは生まれたその日に亡くなる命であり、平成30年4月1日から令和2年3月31日の間に発生した心中以外の虐待死57人のうち、9人が生後0日で死亡している。これらの背景には、妊娠を誰にも相談できず、一人で抱え込んだ結果、母子が社会から孤立し、安全が守られないという深刻な課題がある。
特に、未婚の若年母子は妊娠前から経済的に困窮し、学業や就業が安定せず、住まいを失っているケースが少なくない。さらに、虐待環境で育った経験や家族との関係不和を抱え、衣食住の確保に加えて、妊娠・出産という複合的な課題に直面している。そのため、安全に出産を迎えるためには、まずは心と体を休められる場所を確保し、信頼できる頼り先を得ることが不可欠であるが、産後の支援においても大きな課題が残る。
母子生活支援施設はあるもののそれらは一時的な居住支援にとどまり、長期的に安定した暮らしを築くための基盤にはなりにくい。
多くの若年母子にとって、住まいを得ること自体がゴールとされがちだが、実際にはその「家での暮らし」をどのように維持し安定させるかが課題となる。


育児や家事の知識が不足し、経済的な自立が難しい中で、頼れる身近な人がいなければ、孤立や育児放棄、虐待のリスクが高まる可能性がある。実際に、若年母子が地域で生活を続ける上で必要なのは、物理的な住まいの提供だけではなく、その家で安心して暮らしを営むためのサポートである。しかし、現状の支援制度では、住居支援と生活支援が分断されており、地域での人的ネットワークや、困ったときに頼れる「実家」のような機能を補う仕組みが不足している。


このような状況を改善するためには、未婚若年母子が単に住まいを確保するのではなく、その住まいで安心して暮らしを続けられるよう、地域住民とのつながりを持ち就労準備や子育て支援を受けられる仕組みを整えることが求められる。安全な出産を迎えたとしても、その後の生活基盤が整わなければ、母子の孤立を防ぐことはできない。未婚若年母子が自立した暮らしを築き、次世代にわたる貧困や虐待の連鎖を断ち切るためには、住まいと暮らしの双方を支える包括的な地域住民の支援が必要である。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

居所のない若年妊婦の公的な居場所として令和6年改正児童福祉法により妊産婦等生活援助事業が生まれたが、まだ不足している。女性自立支援施設がその代替機能を担う地域もあるが、シェルターであることからスマホ・電子機器等の使用制限があり若い女性を遠ざける要因になっている。母子生活支援施設も近年進む多機能化で一部妊婦の利用が可能だが、夜間の医療職の配置基準などが課題で妊娠期からの活用は必ずしも進んでいない。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

当団体では、家族や地域からの支えが得られずに孤立する若年妊婦が安心できる居場所をつくるために、豊島区で「ぴさら」という居住を伴う生活支援の場の運営に取り組んできた。
約4年間の活動で、宿泊利用・デイ利用合わせて70名以上の受け入れを行ってきたが、活動を継続する中で利用ニーズの増大を痛感するとともに、退所後の生活安定や生活再建、就労に伴うニーズなど、アフターケアに関わるニーズも新たに生まれている。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

当団体などの取組が評価され、国による予算化や制度化に向けた動きが進み、令和6年の児童福祉法改正で、妊産婦等生活援助事業として法定事業として位置づくことになったが、安全な出産のその先の住宅の確保や彼らの生活を支える仕組みの不足は再び困難な状況に陥るリスクを孕んでいる。地域における若年未婚母子の暮らしの支援を継続・発展・モデル化を推進するために、休眠預金投稿金を活用することの意義は大きいと考えている。

中長期アウトカム

<中期>
①利用者本人の変化:自分の居場所と思えるHomeが地域の中にある
➁実行団体の変化:団体外の支援者や地域の人たちとの間で、気軽に相談し合える、助け合える関係性が生まれる
③地域・社会の変化:豊島区内において、未婚若年母子の暮らしを見守り支える地域住民が主導するプロジェクトが生まれる
④地域・社会の変化:利用者にとっての安心や新たな繋がりをもたらすソーシャルキャピタルが創出され「家での暮らし」をみんなで築くネットワークが生まれる
<長期>
①利用者本人の変化:安心できるHomeを持ったうえで、就労や地域活動等を通じて、多様なつながりの中で経済的自立も目指しながら暮らしている
➁地域・社会の変化:豊島区行政が、妊産婦支援に積極的に関与することで、予算化やネットワーク化が進む
③地域・社会の変化:人々の意思決定や選択のプロセスで「にんしん(を取り巻く課題)」が大事にされるようになる

短期アウトカム

モニタリング

はい

指標

①妊娠・出産を一人で抱え込まなくていいと思えているか
➁安心できる生活拠点を持っているか
③ニーズに応じた資源にアクセスできているか(医療・福祉・保健サービスなど)

初期値/初期状態

①妊娠について頼れる人がいない
➁安心できる居場所、居たいと思える場所を持っていない
③必要な資源が分からない/必要な資源にアクセスできていない
※初期面談時のアセスメントシートにて確認

事後評価時の値/状態

困ったときに「この人・この場を頼ればいい」と思えるつながり先が1つ以上創出されている
必要な資源にアクセスできている
※利用者へのヒアリングにて確認
2028年3月プロジェクト終了時

モニタリング

いいえ

指標

①地域の社会資源を理解できているか
②担当者レベルで、自団体以外の社会資源を頼り、協力しながら実践できているか
③自団体の支援活動における原理原則・大事にしたいことが言語化できているか

初期値/初期状態

①地域の社会資源とのつながりや理解にばらつきがある
②困ったときに頼ったり助けてもらえる自団体以外の社会資源をあまり持っていない
③2023年に作成した「3年の歩み」の中でベースとなる考え方は示せている

事後評価時の値/状態

担当者レベルで、頼ったり助けてくれると思えるつながり先が思い浮かぶ
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
※スタッフへのアンケートで確認
2028年3月プロジェクト終了時

モニタリング

いいえ

指標

①協力先の数
➁共通イシューがもてる

初期値/初期状態

それぞれに想いを持って、行動している人たちもいるが、エネルギーが点在している
定期的に顔を合わせて交流するような機会が乏しい

事後評価時の値/状態

「にんしん」に直接的・間接的に取り組む行政、民間のプレイヤーたちと、日常的な交流やコミュニケーションが生まれている
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
2026年3月、2027年3月、2028年3月各年度末に更新していく

モニタリング

いいえ

指標

これまでに直接的なかかわりのない人たちと、どれだけの接点や関わりしろが持てているか

初期値/初期状態

未婚若年母子への眼差しが冷たい
妊産婦支援のフィールド外の人たちとのつながりがほとんど持てていない

事後評価時の値/状態

大家や企業や市民セクターの人たちとの多様なつながりが生まれている
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
※イベント等への参加者数で確認

モニタリング

いいえ

指標

大家が、直接的対象グループを対象とした賃貸契約スキームを持っているか

初期値/初期状態

若年妊娠や未婚若年母子が、抱える困難について認知していない
家賃を補填する国の給付金制度や、初期費用の分割払いをサポートする民間サービスなどを知らない

事後評価時の値/状態

上記に含まれる大家のうち、若年妊婦やシングルマザーへ経済的な負担を軽減したかたちで物件を貸す大家が生まれている

1

<利用者本人の変化>
安心して過ごせる生活の場が生まれる

モニタリングはい
指標

①妊娠・出産を一人で抱え込まなくていいと思えているか
➁安心できる生活拠点を持っているか
③ニーズに応じた資源にアクセスできているか(医療・福祉・保健サービスなど)

初期値/初期状態

①妊娠について頼れる人がいない
➁安心できる居場所、居たいと思える場所を持っていない
③必要な資源が分からない/必要な資源にアクセスできていない
※初期面談時のアセスメントシートにて確認

事後評価時の値/状態

困ったときに「この人・この場を頼ればいい」と思えるつながり先が1つ以上創出されている
必要な資源にアクセスできている
※利用者へのヒアリングにて確認
2028年3月プロジェクト終了時

2

<実行団体の変化>
頼ったり助けてもらえる繋がり先を持てている

モニタリングいいえ
指標

①地域の社会資源を理解できているか
②担当者レベルで、自団体以外の社会資源を頼り、協力しながら実践できているか
③自団体の支援活動における原理原則・大事にしたいことが言語化できているか

初期値/初期状態

①地域の社会資源とのつながりや理解にばらつきがある
②困ったときに頼ったり助けてもらえる自団体以外の社会資源をあまり持っていない
③2023年に作成した「3年の歩み」の中でベースとなる考え方は示せている

事後評価時の値/状態

担当者レベルで、頼ったり助けてくれると思えるつながり先が思い浮かぶ
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
※スタッフへのアンケートで確認
2028年3月プロジェクト終了時

3

<地域・社会の変化>
豊島区内で、共に声を上げる仲間の輪が生まれる

モニタリングいいえ
指標

①協力先の数
➁共通イシューがもてる

初期値/初期状態

それぞれに想いを持って、行動している人たちもいるが、エネルギーが点在している
定期的に顔を合わせて交流するような機会が乏しい

事後評価時の値/状態

「にんしん」に直接的・間接的に取り組む行政、民間のプレイヤーたちと、日常的な交流やコミュニケーションが生まれている
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
2026年3月、2027年3月、2028年3月各年度末に更新していく

4

<地域・社会の変化>
大家や里親的な存在の人を含む地域の人たちとの多様な接点が生まれる

モニタリングいいえ
指標

これまでに直接的なかかわりのない人たちと、どれだけの接点や関わりしろが持てているか

初期値/初期状態

未婚若年母子への眼差しが冷たい
妊産婦支援のフィールド外の人たちとのつながりがほとんど持てていない

事後評価時の値/状態

大家や企業や市民セクターの人たちとの多様なつながりが生まれている
※関係者マップと関係者分析シートの広がり・深まりで確認
※イベント等への参加者数で確認

5

<地域・社会の変化>
大家(アパート、シェアハウス、下宿のような間借りなど賃貸物件のオーナー)が、新しい賃貸スキームを構築している

モニタリングいいえ
指標

大家が、直接的対象グループを対象とした賃貸契約スキームを持っているか

初期値/初期状態

若年妊娠や未婚若年母子が、抱える困難について認知していない
家賃を補填する国の給付金制度や、初期費用の分割払いをサポートする民間サービスなどを知らない

事後評価時の値/状態

上記に含まれる大家のうち、若年妊婦やシングルマザーへ経済的な負担を軽減したかたちで物件を貸す大家が生まれている

アウトプット

モニタリング

はい

指標

危機的な妊娠をしている妊婦を安定的に受け入れられる場所(2部屋)と体制の有無を稼働日数で示す

事後評価時の値/状態

利用者、支援に携わるスタッフがともに安心を感じる状態で安定的に居場所の運営ができている。

モニタリング

はい

指標

地域ステークホルダーが開催している集まりへの参加 各スタッフ5回/年
スタッフや地域住民など多様なステークホルダーが集まる機会作り 1-2回/年

事後評価時の値/状態

地域の住民や地元企業の社員、学生などが場の運営に関わることで、利用者の多様なニーズが満たされている状態

モニタリング

はい

指標

アフターケアに関するヒアリングの実施 ぴさら卒業生や地域で暮らす未婚若年女性

事後評価時の値/状態

利用者の声を取り入れた支援が実践されてる

モニタリング

はい

指標

対話型ワークショップの開催(年2-3回程度)

事後評価時の値/状態

場を支える人の心理的安全性も担保されるマインドセット・関係性・運営体制がある状態

モニタリング

はい

指標

市民性育成プログラムの開催

事後評価時の値/状態

地域のステークホルダーが未婚若年母子の背景にある課題を自分たちの課題として認識している状態

モニタリング

はい

指標

市民性育成プログラムの開催

事後評価時の値/状態

ハードとしての「家」が地域と緩やかに繋が理ながら運営がなされている状態

1

  1. ハードとしての家の確保 


一戸建て1軒 居室2部屋

モニタリングはい
指標

危機的な妊娠をしている妊婦を安定的に受け入れられる場所(2部屋)と体制の有無を稼働日数で示す

事後評価時の値/状態

利用者、支援に携わるスタッフがともに安心を感じる状態で安定的に居場所の運営ができている。

2

2)「家での暮らし」を支える仕組みの構築
①地域住民と連携したアフターケア事業を運営することで、信頼できる多様なつながり先を築けるようにする。

モニタリングはい
指標

地域ステークホルダーが開催している集まりへの参加 各スタッフ5回/年
スタッフや地域住民など多様なステークホルダーが集まる機会作り 1-2回/年

事後評価時の値/状態

地域の住民や地元企業の社員、学生などが場の運営に関わることで、利用者の多様なニーズが満たされている状態

3

2)「家での暮らし」を支える仕組みの構築
②アフターケア利用者への定期的なヒアリングを実施し、必要な機能を洗い出し・アップデートを行う。

モニタリングはい
指標

アフターケアに関するヒアリングの実施 ぴさら卒業生や地域で暮らす未婚若年女性

事後評価時の値/状態

利用者の声を取り入れた支援が実践されてる

4

2)「家での暮らし」を支える仕組みの構築
③場を支える地域住民の開拓・人材育成と体制基盤強化
担い手の心理的安全性担保に向けた、対話・ワークショップの定期的な開催(ケースの振り返り、課題・改善点の言語化など)をすることで、運営の担い手にとっても安心できる支援環境を築く。

モニタリングはい
指標

対話型ワークショップの開催(年2-3回程度)

事後評価時の値/状態

場を支える人の心理的安全性も担保されるマインドセット・関係性・運営体制がある状態

5

2)「家での暮らし」を支える仕組みの構築
④地域住民・教育機関・企業・行政等の巻き込みを行うことで、持続可能性のある取り組みへと発展させていく。

モニタリングはい
指標

市民性育成プログラムの開催

事後評価時の値/状態

地域のステークホルダーが未婚若年母子の背景にある課題を自分たちの課題として認識している状態

6

2)「家での暮らし」を支える仕組みの構築
⑤大家含む地域住民と共に暮らすことで、心理的安全性の担保できる場所が生まれる。地域住民にとっても、共に暮らすという新しい見守りの形を体得していく。

モニタリングはい
指標

市民性育成プログラムの開催

事後評価時の値/状態

ハードとしての「家」が地域と緩やかに繋が理ながら運営がなされている状態

事業活動

活動

1

活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
1)ステップハウス・ショートステイ拠点の準備
妊娠期をぴさらで過ごした元利用者が、安心安全に過ごせる居場所を整備する(豊島区こども若者課との連携)

時期

2025年4月〜2026年2月

1活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
1)ステップハウス・ショートステイ拠点の準備
妊娠期をぴさらで過ごした元利用者が、安心安全に過ごせる居場所を整備する(豊島区こども若者課との連携)

時期

2025年4月〜2026年2月

2

活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
2)ステップハウス・ショートステイ拠点の運営
妊娠期をぴさらで過ごした未婚若年母子が、地域での暮らしを始めるまでの間数ヶ月滞在できるステップハウス・ショートステイの運営。

時期

2025年9月〜2028年2月

2活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
2)ステップハウス・ショートステイ拠点の運営
妊娠期をぴさらで過ごした未婚若年母子が、地域での暮らしを始めるまでの間数ヶ月滞在できるステップハウス・ショートステイの運営。

時期

2025年9月〜2028年2月

3

活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
1)ステップハウス利用者が地域で「家」を確保するための支援

時期

2025年12月〜2028年2月

3活動 (内容)

活動1:ハードとしての「家」の確保
1)ステップハウス利用者が地域で「家」を確保するための支援

時期

2025年12月〜2028年2月

4

活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
1)利用者と共に必要な機能を構築
アフターケア利用者への定期的なヒアリングを実施し、必要な機能を洗い出し・アップデートを行う。

時期

2025年11月〜2026年10月

4活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
1)利用者と共に必要な機能を構築
アフターケア利用者への定期的なヒアリングを実施し、必要な機能を洗い出し・アップデートを行う。

時期

2025年11月〜2026年10月

5

活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
2)地域住民の開拓・人材育成と体制基盤強化
① スタッフ自身が市民性を発揮し、運営に関わる際の心理的安全性を高めるワークショップの開催
② 実戦ノウハウをまとめ、同様の取り組みをする他団体へ伝えるための研修開催

時期

2025年11月〜2028年2月

5活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
2)地域住民の開拓・人材育成と体制基盤強化
① スタッフ自身が市民性を発揮し、運営に関わる際の心理的安全性を高めるワークショップの開催
② 実戦ノウハウをまとめ、同様の取り組みをする他団体へ伝えるための研修開催

時期

2025年11月〜2028年2月

6

活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
2)地域住民の開拓・人材育成と体制基盤強化
② 大家や里親を含む地域ステークホルダーへの研修

時期

2025年11月〜2028年2月

6活動 (内容)

活動2:「家での暮らし」を支える仕組みの構築
2)地域住民の開拓・人材育成と体制基盤強化
② 大家や里親を含む地域ステークホルダーへの研修

時期

2025年11月〜2028年2月

インプット

総事業費

37,500,000円

総事業費37,500,000円

広報戦略および連携・対話戦略

広報戦略

団体HP・SNS・アニュアルレポート等を通じて、主に当団体の支援者や関係者、あるいは女性・妊産婦、子育て支援に関心のある方々に対してWEBや紙媒体での発信を行う。当団体の支援者の中には当事者性・当事者意識の高い方々も多くいるため、休眠預金等活用事業という公益性の高い取組によって支えられていることを広く周知することで、本事業の周知にとどまらず、SRHRなどの普及・啓発にも寄与することが期待できる。

連携・対話戦略

・地域NPO/NGO :地域住民の巻き込みにおける連携
・教育機関:近隣の大学・高校に対し新拠点での取り組み紹介、連携したインターン実施
・地域企業:近隣の企業に対し新拠点での取り組み紹介、協業実施
・豊島区各課:一時保護やアフターケアが必要な妊産婦支援における連携、豊島区との共催による地域住民への働きかけ、官公庁予算の活用を見据えた東京都・こども家庭庁への成果報告・連携体制構築

広報戦略

団体HP・SNS・アニュアルレポート等を通じて、主に当団体の支援者や関係者、あるいは女性・妊産婦、子育て支援に関心のある方々に対してWEBや紙媒体での発信を行う。当団体の支援者の中には当事者性・当事者意識の高い方々も多くいるため、休眠預金等活用事業という公益性の高い取組によって支えられていることを広く周知することで、本事業の周知にとどまらず、SRHRなどの普及・啓発にも寄与することが期待できる。

連携・対話戦略

・地域NPO/NGO :地域住民の巻き込みにおける連携
・教育機関:近隣の大学・高校に対し新拠点での取り組み紹介、連携したインターン実施
・地域企業:近隣の企業に対し新拠点での取り組み紹介、協業実施
・豊島区各課:一時保護やアフターケアが必要な妊産婦支援における連携、豊島区との共催による地域住民への働きかけ、官公庁予算の活用を見据えた東京都・こども家庭庁への成果報告・連携体制構築

出口戦略・持続可能性について

実行団体

・事業の展開:当事業を通し、豊島区にて未婚若年母子を支える地域づくりをモデル化する。当モデルは、学会発表や勉強会実施を通し連携している他団体へも共有し、運営面・資金面から持続可能性が高くより包括的に女性を支援する場を日本各地の横展開すべく、サポートする。
・運営体制面:当事業を通し地域住民・教育機関・企業を運営人員として巻き込むことで、人的リソースが集中するぴさら卒業生へのサポート体制を盤石なものとする。
・資金面:当事業内で関連官公庁へ成果報告をすることで、事業運営費としての公的資金調達に向けロビイングを進める。地域企業とも資金・物資面から継続サポートを促し、協業体制を構築する。

実行団体

・事業の展開:当事業を通し、豊島区にて未婚若年母子を支える地域づくりをモデル化する。当モデルは、学会発表や勉強会実施を通し連携している他団体へも共有し、運営面・資金面から持続可能性が高くより包括的に女性を支援する場を日本各地の横展開すべく、サポートする。
・運営体制面:当事業を通し地域住民・教育機関・企業を運営人員として巻き込むことで、人的リソースが集中するぴさら卒業生へのサポート体制を盤石なものとする。
・資金面:当事業内で関連官公庁へ成果報告をすることで、事業運営費としての公的資金調達に向けロビイングを進める。地域企業とも資金・物資面から継続サポートを促し、協業体制を構築する。

関連する主な実績

助成事業の実績と成果

◆妊娠にまつわる葛藤を抱える人に対する相談支援事業の実施
2015年12月から、メール、電話による相談対応を365日16時~23時まで実施。対象は、妊娠にまつわる不安を抱え葛藤し孤立している人。必要に応じて、行政、医療機関等への同行支援を実施。10代、20代からの相談は74%を占めている。2023年4月末までの相談者数は、12,000人を超え、延べやり取り回数は60,000回を超える。 2022年度、当法人の「妊娠葛藤相談窓口」には、前年度に比べ2倍の相談が寄せられたが、その中には、生活困窮により居場所がないことを背景に妊娠するケースや、未受診でだれにも相談できないまま、出産直前や直後に繋がるケースなどが目立った。


◆経済的困窮などを背景に居所の安定しない、主に10代~20代の妊婦を対象とした居場所事業(project HOME)「ぴさら」の運営
社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった妊婦が、心身ともに安心・安全に過ごすことができ、これからの暮らしをともに考えられる、妊婦のための居場所づくりを実施。衣食住のサポートを365日体制で実施するとともに、利用者のニーズに合わせて支援機関や団体に繋ぐソーシャルワーク機能も担う。 2020年の活動開始以降、65人が宿泊もしくはデイ利用。宿泊期間は、2~4日での短期での緊急利用から、200日程度での利用までニーズに応じて様々。利用者の年齢層は「15-19歳」が最も多く、利用経緯では、直接の相談に加えて、自治体の相談支援機関などからの依頼も多い。


◆卒業生のアフターケア
「ぴさら」で安全に出産後、施設や地域で暮らす母子にデイケアやショートステイといった里帰りのような支援を提供。また個々のニーズに合わせたアウトリーチも実施。年々そのニーズが高まり、2024年度はすでに延べ200回を超える支援を提供している。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

◆妊娠葛藤白書の発行
・日頃、窓口で相談者の声に耳を傾けている相談支援員が、2015年開設当初から2019年12月までの間に「にんしんSOS東京」に寄せられた2,919人の声一つ一つに向き合い、個人が特定されないようにデータを加工・整理・分析し、まとめた資料
・監修:湯澤直美(立教大学教授)


◆共同勉強会の企画・運営
・特定妊婦・若年妊婦の支援活動(居場所事業)に取り組む各地の団体が、組織や地域の枠を越えて交流するための勉強会を企画・運営している。会の目的は下記2点。①制度の狭間に陥りがちな若年妊婦を、現行の縦割り制度の弊害を取り除きながら社会として手厚く支えていくために共に声をあげる。②ミクロのケースレベルから場の運営、地域との関わり方、資金調達・予算折衝に至るまで、何か課題に直面したときの助け合い、支え合いができる。
・2021年度から年に3~4回の頻度で実施、現在は当団体をはじめ、公益社団法人小さないのちのドア(兵庫県)、社会福祉法人慈愛会「慈愛寮」(東京都)、社会福祉法人ゆたか会(福岡県)など計8団体が参加している。2023年度にはこども家庭庁担当者を招き、公開シンポジウムを開催。

助成事業の実績と成果

◆妊娠にまつわる葛藤を抱える人に対する相談支援事業の実施
2015年12月から、メール、電話による相談対応を365日16時~23時まで実施。対象は、妊娠にまつわる不安を抱え葛藤し孤立している人。必要に応じて、行政、医療機関等への同行支援を実施。10代、20代からの相談は74%を占めている。2023年4月末までの相談者数は、12,000人を超え、延べやり取り回数は60,000回を超える。 2022年度、当法人の「妊娠葛藤相談窓口」には、前年度に比べ2倍の相談が寄せられたが、その中には、生活困窮により居場所がないことを背景に妊娠するケースや、未受診でだれにも相談できないまま、出産直前や直後に繋がるケースなどが目立った。


◆経済的困窮などを背景に居所の安定しない、主に10代~20代の妊婦を対象とした居場所事業(project HOME)「ぴさら」の運営
社会や家族とのつながりを持つことができず、孤立せざるを得なかった妊婦が、心身ともに安心・安全に過ごすことができ、これからの暮らしをともに考えられる、妊婦のための居場所づくりを実施。衣食住のサポートを365日体制で実施するとともに、利用者のニーズに合わせて支援機関や団体に繋ぐソーシャルワーク機能も担う。 2020年の活動開始以降、65人が宿泊もしくはデイ利用。宿泊期間は、2~4日での短期での緊急利用から、200日程度での利用までニーズに応じて様々。利用者の年齢層は「15-19歳」が最も多く、利用経緯では、直接の相談に加えて、自治体の相談支援機関などからの依頼も多い。


◆卒業生のアフターケア
「ぴさら」で安全に出産後、施設や地域で暮らす母子にデイケアやショートステイといった里帰りのような支援を提供。また個々のニーズに合わせたアウトリーチも実施。年々そのニーズが高まり、2024年度はすでに延べ200回を超える支援を提供している。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

◆妊娠葛藤白書の発行
・日頃、窓口で相談者の声に耳を傾けている相談支援員が、2015年開設当初から2019年12月までの間に「にんしんSOS東京」に寄せられた2,919人の声一つ一つに向き合い、個人が特定されないようにデータを加工・整理・分析し、まとめた資料
・監修:湯澤直美(立教大学教授)


◆共同勉強会の企画・運営
・特定妊婦・若年妊婦の支援活動(居場所事業)に取り組む各地の団体が、組織や地域の枠を越えて交流するための勉強会を企画・運営している。会の目的は下記2点。①制度の狭間に陥りがちな若年妊婦を、現行の縦割り制度の弊害を取り除きながら社会として手厚く支えていくために共に声をあげる。②ミクロのケースレベルから場の運営、地域との関わり方、資金調達・予算折衝に至るまで、何か課題に直面したときの助け合い、支え合いができる。
・2021年度から年に3~4回の頻度で実施、現在は当団体をはじめ、公益社団法人小さないのちのドア(兵庫県)、社会福祉法人慈愛会「慈愛寮」(東京都)、社会福祉法人ゆたか会(福岡県)など計8団体が参加している。2023年度にはこども家庭庁担当者を招き、公開シンポジウムを開催。