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休眠預金活用事業
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完了

事業計画

優先的に解決すべき社会の諸課題

領域 / 分野

地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動

地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援

安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

SDGsとの関連

ゴールターゲット関連性の説明
1. 貧困をなくそう1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

レジリエンスは他者との関係性の中で、困難やストレスから回復し、自己肯定感を高めていけると考えている。自治会活動を通じて、おしゃべりが弾んだり、帰属感や使命感を生み出し、日頃のお付き合いから、災害時にも頼れる集団として成長していけることも目標。

1. 貧困をなくそう1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

レジリエンスは他者との関係性の中で、困難やストレスから回復し、自己肯定感を高めていけると考えている。自治会活動を通じて、おしゃべりが弾んだり、帰属感や使命感を生み出し、日頃のお付き合いから、災害時にも頼れる集団として成長していけることも目標。

4. 質の高い教育をみんなに4.6 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

富寿栄住宅住民における、低学力の課題は深刻で、家庭内学習できる環境が整っていないことや、経済的に教育にお金をあてれる余裕もないのが実態である。それゆえ、高等教育(大学)への進学は難しく、高校卒業と同時に働く。当法人でも2023年度まで中学生への学習支援活動を行ってきたが、2024年度は休止し、新たな対象者・スタイル・内容等を検討中。

4. 質の高い教育をみんなに4.6 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

富寿栄住宅住民における、低学力の課題は深刻で、家庭内学習できる環境が整っていないことや、経済的に教育にお金をあてれる余裕もないのが実態である。それゆえ、高等教育(大学)への進学は難しく、高校卒業と同時に働く。当法人でも2023年度まで中学生への学習支援活動を行ってきたが、2024年度は休止し、新たな対象者・スタイル・内容等を検討中。

5. ジェンダー平等を実現しよう5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。

地域活動においても、役員は男性が主であったが、富寿栄A棟自治会役員・班長は女性が多く、意思決定において効果的な女性のリーダシップの機会が確保されている。新たなB・C等においても女性の参画を推進し、リーダーシップの活躍を期待している。

5. ジェンダー平等を実現しよう5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。

地域活動においても、役員は男性が主であったが、富寿栄A棟自治会役員・班長は女性が多く、意思決定において効果的な女性のリーダシップの機会が確保されている。新たなB・C等においても女性の参画を推進し、リーダーシップの活躍を期待している。

11. 住み続けられる街づくりを11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。

2027年度に新たな富寿栄住宅集会所やふれあい交流公園・みんなの庭等の使用目的や使用メニューの組み立てを自治会メンバーの参加によるワークショップ等で意見を集約しながら、進めていく。

11. 住み続けられる街づくりを11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。

2027年度に新たな富寿栄住宅集会所やふれあい交流公園・みんなの庭等の使用目的や使用メニューの組み立てを自治会メンバーの参加によるワークショップ等で意見を集約しながら、進めていく。

17. パートナーシップで目標を達成しよう17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

これまで連携してきたパートナシップである地域住民・地域自治組織、地域福祉関係組織、高槻市行政、小・中学校・認定こども園、大学・企業、学識研究者、マスメディア等、公的、官民、市民社会団体の人々のつながりをより確かなものにし、広げていく。

17. パートナーシップで目標を達成しよう17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

これまで連携してきたパートナシップである地域住民・地域自治組織、地域福祉関係組織、高槻市行政、小・中学校・認定こども園、大学・企業、学識研究者、マスメディア等、公的、官民、市民社会団体の人々のつながりをより確かなものにし、広げていく。

団体の社会的役割

団体の目的

「ひとりぼっちのいない町をつくる」をビジョンに2012年法人設立。すべての人に居場所と出番がある社会の創出とともに「自立」「参加」「協働」による地域の再生をめざす。
地域に根ざしながら、ともすれば社会から孤立させられている人たちに光を当て、「排除ではなく社会的包摂」のまちづくりをめざす。個人、団体、地域をつなぐハブとなり、制度から取り残され、社会から孤立させられている人たちに光をあて、誰にとっても住みやすいまちを創る。

団体の概要・活動・業務

1)地域コミュニテイ再生事業 
2)生きがいと居場所づくり事業 
 ①ボーダレスアート事業
 ②コミュニティスペース(おはなカフェ)事業
3)青少年・子育て支援事業
 ①子ども第三の居場所事業
 ➁「わくわく子ども食堂」
4)コミュニティソーシャルワーク事業
5)市域広域事業
 ①厚労省支援対象児童等見守り強化事業
 ②市域全域ネットワーク構築事業
 ③子ども家庭庁ひとり親の子どもの食事等支援事業
6)調査・研究事業
その他(視察受け入れ、講師派遣事業/マイノリティ・スタディツアー開催)

団体の目的

「ひとりぼっちのいない町をつくる」をビジョンに2012年法人設立。すべての人に居場所と出番がある社会の創出とともに「自立」「参加」「協働」による地域の再生をめざす。
地域に根ざしながら、ともすれば社会から孤立させられている人たちに光を当て、「排除ではなく社会的包摂」のまちづくりをめざす。個人、団体、地域をつなぐハブとなり、制度から取り残され、社会から孤立させられている人たちに光をあて、誰にとっても住みやすいまちを創る。

団体の概要・活動・業務

1)地域コミュニテイ再生事業 
2)生きがいと居場所づくり事業 
 ①ボーダレスアート事業
 ②コミュニティスペース(おはなカフェ)事業
3)青少年・子育て支援事業
 ①子ども第三の居場所事業
 ➁「わくわく子ども食堂」
4)コミュニティソーシャルワーク事業
5)市域広域事業
 ①厚労省支援対象児童等見守り強化事業
 ②市域全域ネットワーク構築事業
 ③子ども家庭庁ひとり親の子どもの食事等支援事業
6)調査・研究事業
その他(視察受け入れ、講師派遣事業/マイノリティ・スタディツアー開催)

概要

事業概要

高槻富田地域には、高槻市営富寿栄住宅があります。当法人では、設立当初より、富寿栄住宅住民の生活相談に関わってきました。第1棟が60年以上前の建物で、その後19棟まで建設され508戸ありました。高齢者住民が増え、エレベータもない老朽化した住宅の全面建て替えを高槻市が決定した直後、2018年6月に大阪北部地震が発生しました。クラックが入った2棟を解体し、その更地に新しい棟(A棟:9階建て91戸)を建設し、既存住宅に住んでいる住民が優先的に2023年9月に転居されました。その際、当法人は住民自治の再構築として自治会組織の結成にも協力し、10月に、91世帯全員入会の富田富寿栄住宅A棟自治会が設立しました。現在では、各階から班長をが選ばれ、住宅ゴミ箱ドアの鍵の開閉と清掃当番、月例の役員・班長会議の開催、年2回の一斉清掃、防災訓練、新春交流会等活発な活動が展開されています。現在、2025年11月完成を目標に新たな2棟(B・C棟:11階建て229戸)が建設されています。12月には、既存住宅にお住いの住民140世帯が12月中に引っ越され、残りの89世帯は、2026年夏頃に一般公募し、12月に入居されるという予定です。2027年には、既存住宅は解体され、集会所や公園が整備されるため、住民とともに集会所の利用方法や災害時には避難所ともなる場所についてのワークショップを重ね、当法人としては、2027年度には市内市営住宅全てが高槻市の指定管理者運営となる計画のため、これまで、住民の生活相談の福祉部門にも深く官民とも連携している実績をもって、住民とともに公営住宅におけるインクルーシブコミュニティ形成モデルを実現していく。

資金提供契約締結日

2025年04月24日

事業期間

開始日

2025年04月24日

終了日

2028年02月28日

対象地域

高槻市富田地区及び高槻市立第四中学校区

事業概要

高槻富田地域には、高槻市営富寿栄住宅があります。当法人では、設立当初より、富寿栄住宅住民の生活相談に関わってきました。第1棟が60年以上前の建物で、その後19棟まで建設され508戸ありました。高齢者住民が増え、エレベータもない老朽化した住宅の全面建て替えを高槻市が決定した直後、2018年6月に大阪北部地震が発生しました。クラックが入った2棟を解体し、その更地に新しい棟(A棟:9階建て91戸)を建設し、既存住宅に住んでいる住民が優先的に2023年9月に転居されました。その際、当法人は住民自治の再構築として自治会組織の結成にも協力し、10月に、91世帯全員入会の富田富寿栄住宅A棟自治会が設立しました。現在では、各階から班長をが選ばれ、住宅ゴミ箱ドアの鍵の開閉と清掃当番、月例の役員・班長会議の開催、年2回の一斉清掃、防災訓練、新春交流会等活発な活動が展開されています。現在、2025年11月完成を目標に新たな2棟(B・C棟:11階建て229戸)が建設されています。12月には、既存住宅にお住いの住民140世帯が12月中に引っ越され、残りの89世帯は、2026年夏頃に一般公募し、12月に入居されるという予定です。2027年には、既存住宅は解体され、集会所や公園が整備されるため、住民とともに集会所の利用方法や災害時には避難所ともなる場所についてのワークショップを重ね、当法人としては、2027年度には市内市営住宅全てが高槻市の指定管理者運営となる計画のため、これまで、住民の生活相談の福祉部門にも深く官民とも連携している実績をもって、住民とともに公営住宅におけるインクルーシブコミュニティ形成モデルを実現していく。

資金提供契約締結日2025年04月24日
事業期間開始日 2025年04月24日終了日 2028年02月28日
対象地域高槻市富田地区及び高槻市立第四中学校区

直接的対象グループ

子ども・若者・ひとり親家庭・子育て家庭・生活保護受給者・生活困難者・高齢者・困難女性・社会的孤立・外国にルーツを持つ住民・新規公営住宅入居者

人数

〇実人数 2,000人  
内訳:富寿栄富田地区500世帯 
   中学校区 中学生365人・小学生・587人・認定こども園120人      
〇事業参加延べ人数 12,000人     
            

最終受益者

当法人が、高槻市営住宅指定管理者に選ばれた際には、高槻市営住宅入居者(富寿栄住宅・川西住宅・春日住宅)の住民支援が行うことができ、自治会運営のサポートも行える。

人数

〇実人数 2,140人  
内訳:富寿栄富田地区500世帯・川西住宅57世帯・春日住宅12世帯


〇事業参加延べ人数 36,000人

直接的対象グループ

子ども・若者・ひとり親家庭・子育て家庭・生活保護受給者・生活困難者・高齢者・困難女性・社会的孤立・外国にルーツを持つ住民・新規公営住宅入居者

人数

〇実人数 2,000人  
内訳:富寿栄富田地区500世帯 
   中学校区 中学生365人・小学生・587人・認定こども園120人      
〇事業参加延べ人数 12,000人     
            

最終受益者

当法人が、高槻市営住宅指定管理者に選ばれた際には、高槻市営住宅入居者(富寿栄住宅・川西住宅・春日住宅)の住民支援が行うことができ、自治会運営のサポートも行える。

人数

〇実人数 2,140人  
内訳:富寿栄富田地区500世帯・川西住宅57世帯・春日住宅12世帯


〇事業参加延べ人数 36,000人

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無

なし

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無なし

事業の背景・課題

社会課題

「公営住宅には経済的に困窮した世帯やひとり親世帯が集住する傾向があり、高齢化率も高く、入管法改正により今後外国籍住民の増加が予想される」、「今日の被差別部落が社会的排除・貧困が集積する空間になりつつある」(髙田一宏〈大阪大学〉)との指摘がある。高槻市立富寿栄住宅第1棟は、1962年建設されその後、国の公営住宅法、住宅地区改良法、高槻市営住宅条例によって、1985年19棟まで(公営290戸:改良218戸計508戸)が建設された。1969年同和対策事業特別措置法により2002年3月に法期限を迎えた。住宅に関しては、特別対策終了前から法律や条例に沿って、様々な改正や整理が行われた。そのため、空き家が出ても新規入居者は募集せず、政策空き家としてストックし、高槻市富寿栄住宅建替基本計画報告書(2019.3策定)は、2017年11月時点の入居者は320戸となり、建替戸数も320戸と決定された。この新規入居者が入れないという状況は、低所得者のみで、若年世帯は全く増えず、既存住宅入居者は、高齢化していく状況を生みだした。2023年10月に設立した富寿栄住宅A棟自治会では、住民登録の際、世帯主の生年月日も記入。91世帯のデータとして、20代(1.1%)、 30代(5.5%)、40代(8.8%)、50代(16.5%)、60代(13.2%)、70代(26.4%)、80代(23.1%)、90代(5.5%)で、さらに「社会課題を有する世帯の割合」は、65歳以上が63.7%で、ひとり暮らし世帯率は64.8%。引きこもり・障がい・見守り支援・就労困難等世帯が72.5%、生活保護及び困窮世帯は36.3%と衝撃的な割合となっている。介護関係では、独居の母親と子どもが同じ棟に住み介護をするパターンと同居でも60~70代の女性が80代~90代の母親を介護するパターンがある。女性は長寿だが、介護する側も女性に負担が重く、すでにどのパターンも老老介護となっている。当法人では、富寿栄住宅A棟自治会の事務委託を担い、地縁関係の深い地域だからこそ深刻な相談(ケース1:40代女性が70代母親の介護のため、働けなくなり、本人も精神疾患があるため、ストレスが爆発し、母親を蹴る事案など)も対応し、行政へのつなぎや、民間との連携で支援を行っている。とりわけ社会課題としての困難女性の支援が急がれる。また、障がい者や長期引きこもり者、高齢になって、耳が聞こえずらくなったり、認知が進んできた人たちも住んでいる。自治会で確認したゴミ出しのルールが守れない人あり、この1年半の中で、住民同士でカバーしあう姿も生まれ始めている。この効果を、B棟・C棟でも活かせて、住民協働でネガティブ事案をポジティブ活動へと転化できればと考えている。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

現在、市営住宅の管理は高槻市都市創造部住宅課が直営管理のため、建物の不具合や入退去案件、家賃・管理費納入や緊急案件等については、住民と直接対応しています。生活保護については、健康福祉部生活福祉支援課の地区担当ケースワーカーが担当し、地域全般の生活相談は、市民生活環境部人権・男女共同参画課富田ふれあい文化センター職員が対応し、案件によっては、福祉相談支援課につなぎ、この部署がワンストップ相談窓口になっているため、ここで、高齢チームと障がいチームの担当者へと引き継がれます。担当者と相談者の間で行政サービスや民間サービスのの手続きを進めています。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

文字の読み書きが厳しい住民には、役所提出の書類作成のアドバイスを始め、行政サービスを受けるための市役所窓口への同行。ケースによっては、民間福祉施設や不動産屋、司法書士事務所、警察等への同行も行っています。事務所に持ち込まれるそれぞれの困りごとを丁寧にお聞きして、相談者が自立できる形を追求しながらの支援を続けています。自治会設立と運営補助に関しては、ゴミ収集日ごとに起こるトラブルの連絡を受け、解決するための役員との打ち合わせや住民向けの注意喚起のお知らせやポスターづくり、入念な三役会議を経てからの役員・班長会議の開催お知らせ・レジメ・資料作りを行っています。役員からお聞きする、住民の生活の様子もとても重要視しています。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

2018年大阪北部地震発生以降、19棟の住宅の建替完成が正に、2027年度に向けて行われるこの時期、まちの風景が変わり、人も増えていくこの機会に、休眠預金交付金を活用させていただき、公営住宅における人間の生活のあり方、人生のおくり方を孤独ではなく、楽しんで暮らしていけるしかけづくりと、安心して住み続けていける地域づくりへの挑戦で、成功すれば、必ず、他地域公営住宅へのモデルになると確信しています。

社会課題

「公営住宅には経済的に困窮した世帯やひとり親世帯が集住する傾向があり、高齢化率も高く、入管法改正により今後外国籍住民の増加が予想される」、「今日の被差別部落が社会的排除・貧困が集積する空間になりつつある」(髙田一宏〈大阪大学〉)との指摘がある。高槻市立富寿栄住宅第1棟は、1962年建設されその後、国の公営住宅法、住宅地区改良法、高槻市営住宅条例によって、1985年19棟まで(公営290戸:改良218戸計508戸)が建設された。1969年同和対策事業特別措置法により2002年3月に法期限を迎えた。住宅に関しては、特別対策終了前から法律や条例に沿って、様々な改正や整理が行われた。そのため、空き家が出ても新規入居者は募集せず、政策空き家としてストックし、高槻市富寿栄住宅建替基本計画報告書(2019.3策定)は、2017年11月時点の入居者は320戸となり、建替戸数も320戸と決定された。この新規入居者が入れないという状況は、低所得者のみで、若年世帯は全く増えず、既存住宅入居者は、高齢化していく状況を生みだした。2023年10月に設立した富寿栄住宅A棟自治会では、住民登録の際、世帯主の生年月日も記入。91世帯のデータとして、20代(1.1%)、 30代(5.5%)、40代(8.8%)、50代(16.5%)、60代(13.2%)、70代(26.4%)、80代(23.1%)、90代(5.5%)で、さらに「社会課題を有する世帯の割合」は、65歳以上が63.7%で、ひとり暮らし世帯率は64.8%。引きこもり・障がい・見守り支援・就労困難等世帯が72.5%、生活保護及び困窮世帯は36.3%と衝撃的な割合となっている。介護関係では、独居の母親と子どもが同じ棟に住み介護をするパターンと同居でも60~70代の女性が80代~90代の母親を介護するパターンがある。女性は長寿だが、介護する側も女性に負担が重く、すでにどのパターンも老老介護となっている。当法人では、富寿栄住宅A棟自治会の事務委託を担い、地縁関係の深い地域だからこそ深刻な相談(ケース1:40代女性が70代母親の介護のため、働けなくなり、本人も精神疾患があるため、ストレスが爆発し、母親を蹴る事案など)も対応し、行政へのつなぎや、民間との連携で支援を行っている。とりわけ社会課題としての困難女性の支援が急がれる。また、障がい者や長期引きこもり者、高齢になって、耳が聞こえずらくなったり、認知が進んできた人たちも住んでいる。自治会で確認したゴミ出しのルールが守れない人あり、この1年半の中で、住民同士でカバーしあう姿も生まれ始めている。この効果を、B棟・C棟でも活かせて、住民協働でネガティブ事案をポジティブ活動へと転化できればと考えている。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

現在、市営住宅の管理は高槻市都市創造部住宅課が直営管理のため、建物の不具合や入退去案件、家賃・管理費納入や緊急案件等については、住民と直接対応しています。生活保護については、健康福祉部生活福祉支援課の地区担当ケースワーカーが担当し、地域全般の生活相談は、市民生活環境部人権・男女共同参画課富田ふれあい文化センター職員が対応し、案件によっては、福祉相談支援課につなぎ、この部署がワンストップ相談窓口になっているため、ここで、高齢チームと障がいチームの担当者へと引き継がれます。担当者と相談者の間で行政サービスや民間サービスのの手続きを進めています。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

文字の読み書きが厳しい住民には、役所提出の書類作成のアドバイスを始め、行政サービスを受けるための市役所窓口への同行。ケースによっては、民間福祉施設や不動産屋、司法書士事務所、警察等への同行も行っています。事務所に持ち込まれるそれぞれの困りごとを丁寧にお聞きして、相談者が自立できる形を追求しながらの支援を続けています。自治会設立と運営補助に関しては、ゴミ収集日ごとに起こるトラブルの連絡を受け、解決するための役員との打ち合わせや住民向けの注意喚起のお知らせやポスターづくり、入念な三役会議を経てからの役員・班長会議の開催お知らせ・レジメ・資料作りを行っています。役員からお聞きする、住民の生活の様子もとても重要視しています。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

2018年大阪北部地震発生以降、19棟の住宅の建替完成が正に、2027年度に向けて行われるこの時期、まちの風景が変わり、人も増えていくこの機会に、休眠預金交付金を活用させていただき、公営住宅における人間の生活のあり方、人生のおくり方を孤独ではなく、楽しんで暮らしていけるしかけづくりと、安心して住み続けていける地域づくりへの挑戦で、成功すれば、必ず、他地域公営住宅へのモデルになると確信しています。

中長期アウトカム

高槻市富田地区市営富寿栄住宅建替事業終了の2027年度末時点で、高槻市富田地区において生活困窮家庭やひとり親家庭、高齢・障がい世帯、困難女性、海外ルーツの家庭等のかかえる社会課題が可視化され、社会的孤立の解消と住民自身による自治・共助の向上、多セクター共創による社会資源開発により「誰一人取り残さない」インクルーシブコミュニテイモデルが形成され、すべての人にとって「未来にわたり住み続けたいまち」になる。

短期アウトカム

モニタリング

はい

指標

1)市営住宅入居者の意見反映による課題解決力の向上と住民主体による「共助}の活性化の視点から自治活動への住民の参加変容、近隣トラブルの減少、外部リソースの活用力を定量・定性分析
①苦情・要望のうち、「自治会や住民コミュニティの介入で解決に至った」件数(割合)
②「騒音、駐車(輪)問題、共有スペース(集会所等)の使い方などについて、住民同士の話し合いで決めた「自主ルール」の数や見直し回数
2)持続可能なコミュニティ(自治会)の自律的運営の視点から
①WAKWAK伴奏型から自治会自ら総会・役員会の資料作成、方針決定を行う自走できる状態への変容をルーブリック指標化

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

モニタリング

はい

指標

1)属性を超えた連携の可視化の視点から
①分野横断相談対応件数
②包括的支援会議開催回数と参加関係機関数
③CSW相談数
④相談から支援につながった実績値
2)住民安心度の向上、社会的孤立解消の視点から
①自治会加入率
②地域居場所拠点稼働率
③相談支援へのアクセス数
3)制度の挟間解消の視点から
①分野横断・包括連携相談から支援につながったケース数
②同ケース事例から解消度合い

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

モニタリング

はい

指標

1)住民の情報格差解消の視点から
①情報アクセスへの自立度
②デジタルデバイド減少(解消)率
③ウエルビーイング、社会参加意欲の向上と孤独感低減
2)住民メディア・コミュニケーションの視点から
①社会、友人、近隣住民とのSNS接触頻度の増加割合

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

モニタリング

はい

指標

1)官民協働市営住宅管理運営による住民影響の視点から
①入居者満足度
②暮らし向上満足度
③住民および官民の合意形成進化とそのプロセスの習熟度(ルーブリック指標)
2)多セクター連携による包括的ネットワークの視点から
①連携多セクター数と属性
②ソーシャルキャピタルの可視化と広がり(エコマップ作成)
③住民同士の見守りや声掛け、まちづくり等地域社会参画度合

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

1

1.市営住宅入居者による自治会が創設され、住民主体の自治の高まりと多様な担い手が生まれた状態になる。

モニタリングはい
指標

1)市営住宅入居者の意見反映による課題解決力の向上と住民主体による「共助}の活性化の視点から自治活動への住民の参加変容、近隣トラブルの減少、外部リソースの活用力を定量・定性分析
①苦情・要望のうち、「自治会や住民コミュニティの介入で解決に至った」件数(割合)
②「騒音、駐車(輪)問題、共有スペース(集会所等)の使い方などについて、住民同士の話し合いで決めた「自主ルール」の数や見直し回数
2)持続可能なコミュニティ(自治会)の自律的運営の視点から
①WAKWAK伴奏型から自治会自ら総会・役員会の資料作成、方針決定を行う自走できる状態への変容をルーブリック指標化

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

2

2.市営住宅を中心に富田地区において、子どもから高齢者までの切れ目ない支援の仕組みとワンストップ相談支援の仕組み(コミュニティソーシャルワーク機能)が生まれた状態になる。

モニタリングはい
指標

1)属性を超えた連携の可視化の視点から
①分野横断相談対応件数
②包括的支援会議開催回数と参加関係機関数
③CSW相談数
④相談から支援につながった実績値
2)住民安心度の向上、社会的孤立解消の視点から
①自治会加入率
②地域居場所拠点稼働率
③相談支援へのアクセス数
3)制度の挟間解消の視点から
①分野横断・包括連携相談から支援につながったケース数
②同ケース事例から解消度合い

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

3

3.情報格差が解消され、住民がメディアコミュニケーションができる状態になる

モニタリングはい
指標

1)住民の情報格差解消の視点から
①情報アクセスへの自立度
②デジタルデバイド減少(解消)率
③ウエルビーイング、社会参加意欲の向上と孤独感低減
2)住民メディア・コミュニケーションの視点から
①社会、友人、近隣住民とのSNS接触頻度の増加割合

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

4

4.官民協働による市営住宅の管理運営の仕組みが構築され、かつ多セクター連携による包摂的なネットワークがまちに生まれている。

モニタリングはい
指標

1)官民協働市営住宅管理運営による住民影響の視点から
①入居者満足度
②暮らし向上満足度
③住民および官民の合意形成進化とそのプロセスの習熟度(ルーブリック指標)
2)多セクター連携による包括的ネットワークの視点から
①連携多セクター数と属性
②ソーシャルキャピタルの可視化と広がり(エコマップ作成)
③住民同士の見守りや声掛け、まちづくり等地域社会参画度合

初期値/初期状態

中間評価時までに作成・記載

中間評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

事後評価時の値/状態

中間評価時までに作成・記載

アウトプット

モニタリング

はい

指標

①自治会設置数および市営住宅住民自治会加入率
②自治会費・共益費徴収状況
③多様な属性による自治会役員(班長)選出状況
④自治会役員・班長会出席状況
⑤ゴミ出しルール(定性)・住民間トラブルの解決(定量)
⑥団地一斉清掃、防災訓練等顔の見える・助け合える関係づくりへ向けた自治会活動参加者数
⑦市営住宅入居者を対象としたすべてのまちづくりイベントへの参加者数
⑧市営住宅入居者のボランティア参加者数

中間評価時の値/状態

①富寿栄住宅ABC各自治会が設立され、自治会加入が90%を超える
②会費・共益費徴収率90%以上となる
③役員8名、班長31名選出(役員班長兼務含む)
④役員班長会出席率が7割以上
⑤ゴミ分別収集が守られ、ゴミトラブルが役員班長会議で議題となり解決のための話し合いが行われるようになる
⑥団地一斉清掃等自治会活動への参加者が5割近く100/212世帯)となる
⑦まちづくりイベントへの入居者参加者が3割(70世帯)、年間延べ200人となる
⑧イベント等へのボランティア参加者が年間延べ100人となる

事後評価時の値/状態

①富寿栄住宅ABC各自治会が設立され、自治会加入が90%を超える
②会費・共益費徴収率90%以上となる
③役員9名、班長31名選出(役員班長兼務がなくなる)
④役員班長会出席率が8割以上
⑤ゴミ分別収集が守られ、ゴミトラブルが役員班長会議で議題となり解決のための話し合いが行われるようになる
⑥団地一斉清掃等自治会活動への参加者が5割160/320世帯)となる
⑦まちづくりイベントへの入居者参加者が5割(160世帯)、年間延べ400人となる
⑧イベント等へのボランティア参加者が年間延べ150人となる

モニタリング

はい

指標

①高齢化率、ひとり親世帯、引きこもり・障がい・見守り支援・就労困難世帯数および生活保護・困窮世帯数
②地域居場所個所数
③各居場所事業属性別参加者数
④まちづくりイベント実施数
⑤緊急食糧支援登録世帯数
⑥市営住宅入居者カルテ困りごと記載数
⑦住民相談内容数(ふれあい文化センター、WAKWAK各件数)
⑧包括的支援体制関係団体数およびケース対応数(定量およびエコマップ作成)

中間評価時の値/状態

①市営住宅入居者212世帯中、様々な課題を持つ世帯の社会課題が可視化され共有できる状態となる
②地域居場所箇所数5か所(子ども2か所、高齢1か所、障がい1か所、子育て世帯1か所)
③各居場所事業属性別年間延べ参加者数5,400人(子ども4,800名、高齢200名、障がい300名、子育て世帯100名)
④まちづくりイベント4回
⑤緊急食糧支援登録数70世帯
⑥入居者カルテ困り事記載数212世帯
⑦住民相談内容件数(ふれあい文化センター、WAKWAK各年間延べ100件)
⑧包括支援体制関係団体5団体、年間ケース対応20件およびエコマップ関係図

事後評価時の値/状態

①市営住宅入居者320全世帯中、様々な課題を持つ世帯の社会課題が可視化され共有できる状態となる
②地域居場所個所数8か所(子ども3か所、高齢1か所、障がい1か所、子育て世帯2か所、外国籍世帯1か所)
③各居場所事業属性別年間延べ参加者数7,000人(子ども6,200名、高齢200名、障がい300名、子育て世帯250名、外国籍世帯50名)
④まちづくりイベント8回
⑤緊急食糧支援登録数100世帯
⑥入居者カルテ困り事記載数320世帯
⑦住民相談内容件数(ふれあい文化センター、WAKWAK各年間延べ200件)
⑧包括支援体制関係団体10団体、年間ケース対応50件およびエコマップ関係図

モニタリング

はい

指標

①生活困難者への生活支援サービス・情報提供状況(サービス提供に至っていない背景分析)
②SNS講座等実施回数および広報媒体の多様化
③インターネット回線およびWi-Fi利用状況
④メディアリテラシー講座実施回数および受講後の変化

中間評価時の値/状態

①生活困難者への情報提供数
(年間5回)
②SNS講座開催年4回100名
③インターネット・Wi-Fi環境が整備100世帯(約50%)、SNSを使った自治会広報の試行
④メディアリテラシー講座開催7回140人

事後評価時の値/状態

①生活困難者への情報提供数
(年間10回)
②SNS講座開催年4回100名
③インターネット・Wi-Fi環境が整備220世帯(約70%)、SNSを使った自治会広報の実施
④メディアリテラシー講座開催10回200人

モニタリング

はい

指標

①指定管理者制度業務仕様書および指定管理業務への意見反映
②指定管理者制度への参画
③指定管理者制度移行の住民周知度(視察研修・学習会開催等)
④制度への住民意見の反映と参画
⑤指定管理者による住民の困り事・暮らし支援件数
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催回数
⑦住宅集会所・公園づくりワークショップ参加人数および率
⑧まちづくりイベント協働団体数および住民参加者数
⑨まちづくりへの新規住民参加者数(新旧住民交流)
⑩富田地域まちづくりプランへの意見反映

中間評価時の値/状態

①仕様書に住民自治向上の観点から「自治会支援」と社会的孤立解消の観点から「住民福祉と社会的孤立解消」が業務として明記される
②制度参画に向けて公募事業者との連携が図られる
③指定管理者制度視察2か所、学習会2回開催
④住民意見反映と参画の仕組みづくり
⑤住民の困り事・暮らし支援の仕組みづくり
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催年4回
⑦住宅集会所・公園づくりワークショップ年4回参加延べ人数120名
⑧まちづくりイベント協働団体16団体、延べ2,000人
⑨まちづくりイベント住民参加者数200名(内、新規住民50名)
⑩市営住宅跡地活用を含むまちづくりプランが作成される

事後評価時の値/状態

①仕様書に住民自治向上の観点から「自治会支援」と社会的孤立解消の観点から「住民福祉と社会的孤立解消」が業務として明記される
②指定管理者との受託契約に基づき指定管理業務に参画
③指定管理者制度への住民周知が図られる
④指定管理業務に住民意見が反映される
⑤住民の困り事・暮らし支援が指定管理業務の中で行われる
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催年4回
⑦住宅集会所管理運営委員会が設置され住民による自主運営が行われる
⑧まちづくりイベント協働団体16団体、延べ3,000人
⑨まちづくり新規住民参加者数300名(内、新規住民80名
⑩市営住宅跡地活用を含むまちづくりプランが市の「富田地区活性化プロジェクト」に反映され計画が具体化される

1

住民同士の交流が促進され、顔の見える関係、助け合える関係が生まれる
―全員加入の自治会設立と住民エンパワメント向上―

モニタリングはい
指標

①自治会設置数および市営住宅住民自治会加入率
②自治会費・共益費徴収状況
③多様な属性による自治会役員(班長)選出状況
④自治会役員・班長会出席状況
⑤ゴミ出しルール(定性)・住民間トラブルの解決(定量)
⑥団地一斉清掃、防災訓練等顔の見える・助け合える関係づくりへ向けた自治会活動参加者数
⑦市営住宅入居者を対象としたすべてのまちづくりイベントへの参加者数
⑧市営住宅入居者のボランティア参加者数

中間評価時の値/状態

①富寿栄住宅ABC各自治会が設立され、自治会加入が90%を超える
②会費・共益費徴収率90%以上となる
③役員8名、班長31名選出(役員班長兼務含む)
④役員班長会出席率が7割以上
⑤ゴミ分別収集が守られ、ゴミトラブルが役員班長会議で議題となり解決のための話し合いが行われるようになる
⑥団地一斉清掃等自治会活動への参加者が5割近く100/212世帯)となる
⑦まちづくりイベントへの入居者参加者が3割(70世帯)、年間延べ200人となる
⑧イベント等へのボランティア参加者が年間延べ100人となる

事後評価時の値/状態

①富寿栄住宅ABC各自治会が設立され、自治会加入が90%を超える
②会費・共益費徴収率90%以上となる
③役員9名、班長31名選出(役員班長兼務がなくなる)
④役員班長会出席率が8割以上
⑤ゴミ分別収集が守られ、ゴミトラブルが役員班長会議で議題となり解決のための話し合いが行われるようになる
⑥団地一斉清掃等自治会活動への参加者が5割160/320世帯)となる
⑦まちづくりイベントへの入居者参加者が5割(160世帯)、年間延べ400人となる
⑧イベント等へのボランティア参加者が年間延べ150人となる

2

社会課題が可視化・共有され、かつ多世代の居場所機能が強化され社会的孤立が解消されている
―包括的支援体制構築―

モニタリングはい
指標

①高齢化率、ひとり親世帯、引きこもり・障がい・見守り支援・就労困難世帯数および生活保護・困窮世帯数
②地域居場所個所数
③各居場所事業属性別参加者数
④まちづくりイベント実施数
⑤緊急食糧支援登録世帯数
⑥市営住宅入居者カルテ困りごと記載数
⑦住民相談内容数(ふれあい文化センター、WAKWAK各件数)
⑧包括的支援体制関係団体数およびケース対応数(定量およびエコマップ作成)

中間評価時の値/状態

①市営住宅入居者212世帯中、様々な課題を持つ世帯の社会課題が可視化され共有できる状態となる
②地域居場所箇所数5か所(子ども2か所、高齢1か所、障がい1か所、子育て世帯1か所)
③各居場所事業属性別年間延べ参加者数5,400人(子ども4,800名、高齢200名、障がい300名、子育て世帯100名)
④まちづくりイベント4回
⑤緊急食糧支援登録数70世帯
⑥入居者カルテ困り事記載数212世帯
⑦住民相談内容件数(ふれあい文化センター、WAKWAK各年間延べ100件)
⑧包括支援体制関係団体5団体、年間ケース対応20件およびエコマップ関係図

事後評価時の値/状態

①市営住宅入居者320全世帯中、様々な課題を持つ世帯の社会課題が可視化され共有できる状態となる
②地域居場所個所数8か所(子ども3か所、高齢1か所、障がい1か所、子育て世帯2か所、外国籍世帯1か所)
③各居場所事業属性別年間延べ参加者数7,000人(子ども6,200名、高齢200名、障がい300名、子育て世帯250名、外国籍世帯50名)
④まちづくりイベント8回
⑤緊急食糧支援登録数100世帯
⑥入居者カルテ困り事記載数320世帯
⑦住民相談内容件数(ふれあい文化センター、WAKWAK各年間延べ200件)
⑧包括支援体制関係団体10団体、年間ケース対応50件およびエコマップ関係図

3

日常生活でインターネット・SNSなどの情報にアクセスできる状態になっている
―現代版識字活動―

モニタリングはい
指標

①生活困難者への生活支援サービス・情報提供状況(サービス提供に至っていない背景分析)
②SNS講座等実施回数および広報媒体の多様化
③インターネット回線およびWi-Fi利用状況
④メディアリテラシー講座実施回数および受講後の変化

中間評価時の値/状態

①生活困難者への情報提供数
(年間5回)
②SNS講座開催年4回100名
③インターネット・Wi-Fi環境が整備100世帯(約50%)、SNSを使った自治会広報の試行
④メディアリテラシー講座開催7回140人

事後評価時の値/状態

①生活困難者への情報提供数
(年間10回)
②SNS講座開催年4回100名
③インターネット・Wi-Fi環境が整備220世帯(約70%)、SNSを使った自治会広報の実施
④メディアリテラシー講座開催10回200人

4

市営住宅の管理運営に住民の意見が反映され、指定管理者制度移行により多セクター・官民協働によるまちの仕組みが生まれている。
―多セクター・官民協働の仕組みの構築―

モニタリングはい
指標

①指定管理者制度業務仕様書および指定管理業務への意見反映
②指定管理者制度への参画
③指定管理者制度移行の住民周知度(視察研修・学習会開催等)
④制度への住民意見の反映と参画
⑤指定管理者による住民の困り事・暮らし支援件数
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催回数
⑦住宅集会所・公園づくりワークショップ参加人数および率
⑧まちづくりイベント協働団体数および住民参加者数
⑨まちづくりへの新規住民参加者数(新旧住民交流)
⑩富田地域まちづくりプランへの意見反映

中間評価時の値/状態

①仕様書に住民自治向上の観点から「自治会支援」と社会的孤立解消の観点から「住民福祉と社会的孤立解消」が業務として明記される
②制度参画に向けて公募事業者との連携が図られる
③指定管理者制度視察2か所、学習会2回開催
④住民意見反映と参画の仕組みづくり
⑤住民の困り事・暮らし支援の仕組みづくり
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催年4回
⑦住宅集会所・公園づくりワークショップ年4回参加延べ人数120名
⑧まちづくりイベント協働団体16団体、延べ2,000人
⑨まちづくりイベント住民参加者数200名(内、新規住民50名)
⑩市営住宅跡地活用を含むまちづくりプランが作成される

事後評価時の値/状態

①仕様書に住民自治向上の観点から「自治会支援」と社会的孤立解消の観点から「住民福祉と社会的孤立解消」が業務として明記される
②指定管理者との受託契約に基づき指定管理業務に参画
③指定管理者制度への住民周知が図られる
④指定管理業務に住民意見が反映される
⑤住民の困り事・暮らし支援が指定管理業務の中で行われる
⑥「官民連携団地再生まちづくりPT」開催年4回
⑦住宅集会所管理運営委員会が設置され住民による自主運営が行われる
⑧まちづくりイベント協働団体16団体、延べ3,000人
⑨まちづくり新規住民参加者数300名(内、新規住民80名
⑩市営住宅跡地活用を含むまちづくりプランが市の「富田地区活性化プロジェクト」に反映され計画が具体化される

事業活動

活動

1

活動 (内容)

アウトカム1.「市営住宅入居者による自治会が創設され、住民主体の自治の高まりと多様な担い手が生まれた状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

1活動 (内容)

アウトカム1.「市営住宅入居者による自治会が創設され、住民主体の自治の高まりと多様な担い手が生まれた状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

2

活動 (内容)

1-1 富寿栄住宅A棟自治会活動サポート/①新役員・班長の月例開催、ゴミ当番カレンダーの作成 会費徴収事務・徴収金の会計管理 

時期

1-1 2025~2027年度

2活動 (内容)

1-1 富寿栄住宅A棟自治会活動サポート/①新役員・班長の月例開催、ゴミ当番カレンダーの作成 会費徴収事務・徴収金の会計管理 

時期

1-1 2025~2027年度

3

活動 (内容)

1-2 富寿栄住宅B・C棟自治会設立/入居決定に合わせて、2025年11月には設立総会準備会開催。

時期

1-2 2025年11月

3活動 (内容)

1-2 富寿栄住宅B・C棟自治会設立/入居決定に合わせて、2025年11月には設立総会準備会開催。

時期

1-2 2025年11月

4

活動 (内容)

1-3 富寿栄住宅ABC全棟連合自治会設立と自治会全員加入。

時期

1-3 2026年12月

4活動 (内容)

1-3 富寿栄住宅ABC全棟連合自治会設立と自治会全員加入。

時期

1-3 2026年12月

5

活動 (内容)

1-4 富寿栄住宅ABC各棟における毎週の清掃活動・年2回の住宅大掃除等の開催。

時期

1-4 2025~2027年度

5活動 (内容)

1-4 富寿栄住宅ABC各棟における毎週の清掃活動・年2回の住宅大掃除等の開催。

時期

1-4 2025~2027年度

6

活動 (内容)

1-5 富田再発見地図づくりプロジェクトの開催

時期

1ー5 2025年10月~

6活動 (内容)

1-5 富田再発見地図づくりプロジェクトの開催

時期

1ー5 2025年10月~

7

活動 (内容)

1-6 新旧住民交流会(イベント)の開催と新たな住民ボランティアの育成

時期

1-6 2027年度

7活動 (内容)

1-6 新旧住民交流会(イベント)の開催と新たな住民ボランティアの育成

時期

1-6 2027年度

8

活動 (内容)

アウトカム2.「市営住宅を中心に富田地区において、子どもから高齢者までの切れ目のない支援の仕組みとワンストップ相談支援の仕組み(コミュニティソーシャルワーク機能)が生まれた状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

8活動 (内容)

アウトカム2.「市営住宅を中心に富田地区において、子どもから高齢者までの切れ目のない支援の仕組みとワンストップ相談支援の仕組み(コミュニティソーシャルワーク機能)が生まれた状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

9

活動 (内容)

2-1 富寿栄住宅入居者(全世帯)カルテ作成と課題を可視化。

時期

2-1 2025~2027年度

9活動 (内容)

2-1 富寿栄住宅入居者(全世帯)カルテ作成と課題を可視化。

時期

2-1 2025~2027年度

10

活動 (内容)

2-2 子ども・障がい者・子育て層・外国籍住民・高齢者・困窮家庭等さまざまな事業メニュー(既存事業の発展および新規事業の創出)の実施(地域諸団体やボランティア、大学との協働実施)

時期

2-2 2025~2027年度

10活動 (内容)

2-2 子ども・障がい者・子育て層・外国籍住民・高齢者・困窮家庭等さまざまな事業メニュー(既存事業の発展および新規事業の創出)の実施(地域諸団体やボランティア、大学との協働実施)

時期

2-2 2025~2027年度

11

活動 (内容)

2-3 生活困窮者・ひとり親等緊急支援(フードパントリー/登録者に毎月配布と富寿栄住宅住民登録者には2~3か月単位に1回の配布)(地元自治会、老人会ほかとの協働)

時期

2-3 2025~2027年度

11活動 (内容)

2-3 生活困窮者・ひとり親等緊急支援(フードパントリー/登録者に毎月配布と富寿栄住宅住民登録者には2~3か月単位に1回の配布)(地元自治会、老人会ほかとの協働)

時期

2-3 2025~2027年度

12

活動 (内容)

2-4 分野横断・包括的連携支援体制の構築。

時期

2-4 2026~2027年度

12活動 (内容)

2-4 分野横断・包括的連携支援体制の構築。

時期

2-4 2026~2027年度

13

活動 (内容)

アウトカム3.「情報格差が解消され、住民がメディアでコミュニケーションができる状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

13活動 (内容)

アウトカム3.「情報格差が解消され、住民がメディアでコミュニケーションができる状態になる。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

14

活動 (内容)

3-1 住民のインターネット・SNS利用率のアンケート調査の実施。

時期

3ー1 2026年2月

14活動 (内容)

3-1 住民のインターネット・SNS利用率のアンケート調査の実施。

時期

3ー1 2026年2月

15

活動 (内容)

3-3 メディア・リテラシー講座/参加者の多様性そのものが学びを深くする。FCTメディア・リテラシー研究所からの講師派遣。

時期

3-3 2025年12月~

15活動 (内容)

3-3 メディア・リテラシー講座/参加者の多様性そのものが学びを深くする。FCTメディア・リテラシー研究所からの講師派遣。

時期

3-3 2025年12月~

16

活動 (内容)

アウトカム4.「官民協働による市営住宅の管理運営の仕組みが構築され、かつ多セクター連携による包摂的なネットワークがまちに生まれている。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

16活動 (内容)

アウトカム4.「官民協働による市営住宅の管理運営の仕組みが構築され、かつ多セクター連携による包摂的なネットワークがまちに生まれている。」に対する具体的な活動

時期

2025~2027年度

17

活動 (内容)

4-1 多セクター共創プロジェクトの開催

時期

4-1 2025年6月

17活動 (内容)

4-1 多セクター共創プロジェクトの開催

時期

4-1 2025年6月

18

活動 (内容)

4-2 官民連携団地再生プロジェクトの立ち上げと開催

時期

4-2 2025年10月~

18活動 (内容)

4-2 官民連携団地再生プロジェクトの立ち上げと開催

時期

4-2 2025年10月~

19

活動 (内容)

4-3 住宅指定管理業務についての研修会とすでに指定管理業務を行っている地区への視察

時期

4-3 2025年10月~

19活動 (内容)

4-3 住宅指定管理業務についての研修会とすでに指定管理業務を行っている地区への視察

時期

4-3 2025年10月~

20

活動 (内容)

4-5 公教育と協働した公共施設のデザインづくり(地元第四中学校区との協働実践)

時期

4-5 2026年度~

20活動 (内容)

4-5 公教育と協働した公共施設のデザインづくり(地元第四中学校区との協働実践)

時期

4-5 2026年度~

21

活動 (内容)

5-1 3年間の取組の様子をまとめた報告書(アニュアルレポート)の発行

時期

5-1 2027年度発行

21活動 (内容)

5-1 3年間の取組の様子をまとめた報告書(アニュアルレポート)の発行

時期

5-1 2027年度発行

22

活動 (内容)

5-2 3年間の取組を含む協働実践の知見を学術的にまとめた書籍の発行(※当事業部分の按分執行)

時期

5-2 2028年2月発刊(予定)

22活動 (内容)

5-2 3年間の取組を含む協働実践の知見を学術的にまとめた書籍の発行(※当事業部分の按分執行)

時期

5-2 2028年2月発刊(予定)

インプット

総事業費

19,931,000円

総事業費19,931,000円

広報戦略および連携・対話戦略

広報戦略

日々、HPやFBを通じた活動の発信のほか、機関紙WAKWAK通信の発行、実践報告書や書籍の作成と広報を行う。また、これまで取材を受けたNHK等担当者や新聞社への情報提供を行うほか、知見を学会、学術論文等でも発表し地域内外に積極的に発信する。事業の広報としては富寿栄住宅住民へのお知らせは、ルビ付き、イラスト多めのポスターと個別配布チラシ等紙ベースにて行っている。将来的には、スマホ利用者には、その機能を通じた連絡広報等も行っていく。
また、3年間の取り組みをアニュアルレポートとしてまとめ、府内各地域のフィールド調査研究とまとめ書籍化する。

連携・対話戦略

当プロジェクトを多セクター共創プロジェクトの主事業に位置付け、地域関連組織、社福、地元小中学校、大学、企業等と連携し課題解決を図る。また、当プロジェクト座長として大阪公立大客員教授・福原宏幸氏に就任いただき(内諾済み)、事業評価と合わせ「公営住宅における社会課題解決の方向性」の深化を図る。地域内の対話として自治会役員会及び関係団体等の会議に参加し、課題と今後の方向性についての共通認識を図る。現在版識字活動を展開するためにもFCTメディア・リテラシー研究所とも連携している。

広報戦略

日々、HPやFBを通じた活動の発信のほか、機関紙WAKWAK通信の発行、実践報告書や書籍の作成と広報を行う。また、これまで取材を受けたNHK等担当者や新聞社への情報提供を行うほか、知見を学会、学術論文等でも発表し地域内外に積極的に発信する。事業の広報としては富寿栄住宅住民へのお知らせは、ルビ付き、イラスト多めのポスターと個別配布チラシ等紙ベースにて行っている。将来的には、スマホ利用者には、その機能を通じた連絡広報等も行っていく。
また、3年間の取り組みをアニュアルレポートとしてまとめ、府内各地域のフィールド調査研究とまとめ書籍化する。

連携・対話戦略

当プロジェクトを多セクター共創プロジェクトの主事業に位置付け、地域関連組織、社福、地元小中学校、大学、企業等と連携し課題解決を図る。また、当プロジェクト座長として大阪公立大客員教授・福原宏幸氏に就任いただき(内諾済み)、事業評価と合わせ「公営住宅における社会課題解決の方向性」の深化を図る。地域内の対話として自治会役員会及び関係団体等の会議に参加し、課題と今後の方向性についての共通認識を図る。現在版識字活動を展開するためにもFCTメディア・リテラシー研究所とも連携している。

出口戦略・持続可能性について

実行団体

当事業の出口戦略の柱として高槻市の指定管理事業を見据えている。高槻市においてはすでに富田地区にある富寿栄住宅の建て替え後の2026年度にむけ、富田地区、春日地区、川西地区の指定管理者制度の検討を行っており、当法人としてその運営スキームについて高槻市都市創造部と検討している。また、住宅の建替え後には集会所や公園の管理なども検討されており、当プロジェクトの受託を通じて創り出す事業メニュー(子どもから高齢者までの多世代の居場所)を新設される集会所や公園にソフトとして移行し、かつ施設管理運営を行うことで、官民協働による子どもから高齢までの切れ目のない支援と住民自治の新たな仕組みを生み出したいと考えている。また、法人として、ファンドレイジング強化も図りHPのリニューアル、寄付メニューの創設や行政からの委託の増加、企業からの協賛金の増加など人材の増加に対する財源確保にもいままさに努めている。これら人材・財源の両面から組織基盤の強化も同時に図ることで持続可能性を追求している。あわせて、住民サポート(伴走支援)を通じ自治会運営が自主組織として成長し、「共助」による住民力・地域力向上へ地域セクターの重要な要となるようにする。

実行団体

当事業の出口戦略の柱として高槻市の指定管理事業を見据えている。高槻市においてはすでに富田地区にある富寿栄住宅の建て替え後の2026年度にむけ、富田地区、春日地区、川西地区の指定管理者制度の検討を行っており、当法人としてその運営スキームについて高槻市都市創造部と検討している。また、住宅の建替え後には集会所や公園の管理なども検討されており、当プロジェクトの受託を通じて創り出す事業メニュー(子どもから高齢者までの多世代の居場所)を新設される集会所や公園にソフトとして移行し、かつ施設管理運営を行うことで、官民協働による子どもから高齢までの切れ目のない支援と住民自治の新たな仕組みを生み出したいと考えている。また、法人として、ファンドレイジング強化も図りHPのリニューアル、寄付メニューの創設や行政からの委託の増加、企業からの協賛金の増加など人材の増加に対する財源確保にもいままさに努めている。これら人材・財源の両面から組織基盤の強化も同時に図ることで持続可能性を追求している。あわせて、住民サポート(伴走支援)を通じ自治会運営が自主組織として成長し、「共助」による住民力・地域力向上へ地域セクターの重要な要となるようにする。

関連する主な実績

助成事業の実績と成果

 2018年6月の大阪府北部地震被災者支援を通じて明らかになった社会的課題に対し、2020年4月~2023年3月を期間として「ひと・まち・げんき助成」(総額11,004,800円)を受託し、公営住宅が集積する高槻富田地区において生活困窮家庭やひとり親家庭、高齢者世帯等の社会的孤立に陥りやすい世帯が包摂されるインクルーシブな地域コミュニティを目指して事業を実施した。主にフェーズとして3段階を設定し、①2020年度「プロジェクト立ち上げと市営住宅建て替えへの意見集約」として地域諸団体、小中学校、行政、大学、企業等による多セクター共創プロジェクトを立ち上げ、市営住宅建て替えに向けた多様な層の住民の声を届けるワークショップおよびアンケートを実施。地域住民82名、大学生322名、校区PTA保護者49名、障がい者99名、外国籍住民50名計602名の意見集約を行い、それらをまちづくりプランとしてまとめ高槻市都市創造部に提出、実際の市営住宅建設時の仕様書に反映されることとなった。②2021年度は「居場所拠点づくり」をテーマに古民家を改装し、コミュニティスペースNikoNikoを開設、その場を拠点に学習支援の取組やボランティアの活動拠点などを生み出した。この取組は令和3年版内閣府「子供・若者白書」に、当法人の学習支援等居場所づくり事業が「新型コロナウイルス感染症の影響により一層重要になった取組や、感染症予防策として新たに求められるようになった取組事例」として紹介された他、内閣府政府広報「子どもたちの未来のために‐地域に根ざした支援の現場」でも取材を受け放映されるなど大きな反響をえた。③2022年度「新たなまちづくりグランドデザインづくり」では、市の施策として動き出した2023年9月市営住宅建て替え事業第一期移転入居にむけ、「フードパントリーを通じた要支援者への顔の見える見守り体制の強化(要支援者リストアップ)」や「移転支援を含む暮らしごとワンストップ相談体制確立」等を実施し、今後の居場所づくりに向けてワークショップを開催し意見集約を行った(別添アニュアルレポート参照)。本申請事業は、これらの実績を踏まえ高槻市による市営住宅等の建替え後の指定管理者制度を見据えた官民連携による運営を生み出し、かつそのモデルを全国に発信しようとする事業である。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

 申請事業に関連する調査研究としては、(1)で記述した実践を関西大学『人権問題研究室紀要』83号・84号「多セクターとの共創による包摂型地域コミュニティ生成―高槻市富田地区大阪北部地震後のコミュニティ再生の取り組み(2)(3)」で投稿したほか、大阪大学人間科学研究科修士論文「NPOにおける多セクターとの共創による包摂型地域コミュニティ生成-高槻市におけるアクションリサーチー」として発表・冊子化(JANPIA HPで紹介)、書籍としては、晃洋書房『子どもと家庭を包み込む地域づくりー教育と福祉のホリスティックな支援』、『ひとりぼっちのいない町をつくる‐貧困・教育格差に取り組む大阪・高槻富田の実践に学ぶ』を発刊した。これらの取り組みは、日本地域福祉学会第21回「地域福祉優秀実践賞」、「大阪大学大学院独創的教育研究活動賞」、部落解放人権研究所「部落解放人権研究奨励賞」受賞につながり、これまで社会において周縁化され、学問領域においても不可視化されてきた被差別部落における実践の可視化に寄与するべく地域内外をはじめ全国に広く発信している。また、これまでは富田地区の取組事例の調査研究を中心に行ってきたが、2024年度からは長年の被差別部落をはじめ社会的不利を抱える地域におけるまちづくり実践の普遍的価値を見出すべく、大阪市西成地区、住吉地区、大阪府箕面市北芝地区、鳥取県鳥取市において長年活動を行ってきた50代~70代の活動家にインタビュー調査を行っており近く論文を発表する予定である。このことから当実践についても大阪大学等との共同研究の中でアクションリサーチなどの研究方法を用いて研究を進め調査・論文化し、2028年度に書籍化、社会全体に発信したいと考えている。連携に関しては、2020年度「ひと・まち・げんき助成」を通じて地域諸団体、小中学校、行政、大学、企業等による「多セクター共創プロジェクト」を創設することができ、多様な主体が集まった連携による社会課題解決の仕組みが生まれ、それらを継続、発展してきている。

助成事業の実績と成果

 2018年6月の大阪府北部地震被災者支援を通じて明らかになった社会的課題に対し、2020年4月~2023年3月を期間として「ひと・まち・げんき助成」(総額11,004,800円)を受託し、公営住宅が集積する高槻富田地区において生活困窮家庭やひとり親家庭、高齢者世帯等の社会的孤立に陥りやすい世帯が包摂されるインクルーシブな地域コミュニティを目指して事業を実施した。主にフェーズとして3段階を設定し、①2020年度「プロジェクト立ち上げと市営住宅建て替えへの意見集約」として地域諸団体、小中学校、行政、大学、企業等による多セクター共創プロジェクトを立ち上げ、市営住宅建て替えに向けた多様な層の住民の声を届けるワークショップおよびアンケートを実施。地域住民82名、大学生322名、校区PTA保護者49名、障がい者99名、外国籍住民50名計602名の意見集約を行い、それらをまちづくりプランとしてまとめ高槻市都市創造部に提出、実際の市営住宅建設時の仕様書に反映されることとなった。②2021年度は「居場所拠点づくり」をテーマに古民家を改装し、コミュニティスペースNikoNikoを開設、その場を拠点に学習支援の取組やボランティアの活動拠点などを生み出した。この取組は令和3年版内閣府「子供・若者白書」に、当法人の学習支援等居場所づくり事業が「新型コロナウイルス感染症の影響により一層重要になった取組や、感染症予防策として新たに求められるようになった取組事例」として紹介された他、内閣府政府広報「子どもたちの未来のために‐地域に根ざした支援の現場」でも取材を受け放映されるなど大きな反響をえた。③2022年度「新たなまちづくりグランドデザインづくり」では、市の施策として動き出した2023年9月市営住宅建て替え事業第一期移転入居にむけ、「フードパントリーを通じた要支援者への顔の見える見守り体制の強化(要支援者リストアップ)」や「移転支援を含む暮らしごとワンストップ相談体制確立」等を実施し、今後の居場所づくりに向けてワークショップを開催し意見集約を行った(別添アニュアルレポート参照)。本申請事業は、これらの実績を踏まえ高槻市による市営住宅等の建替え後の指定管理者制度を見据えた官民連携による運営を生み出し、かつそのモデルを全国に発信しようとする事業である。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

 申請事業に関連する調査研究としては、(1)で記述した実践を関西大学『人権問題研究室紀要』83号・84号「多セクターとの共創による包摂型地域コミュニティ生成―高槻市富田地区大阪北部地震後のコミュニティ再生の取り組み(2)(3)」で投稿したほか、大阪大学人間科学研究科修士論文「NPOにおける多セクターとの共創による包摂型地域コミュニティ生成-高槻市におけるアクションリサーチー」として発表・冊子化(JANPIA HPで紹介)、書籍としては、晃洋書房『子どもと家庭を包み込む地域づくりー教育と福祉のホリスティックな支援』、『ひとりぼっちのいない町をつくる‐貧困・教育格差に取り組む大阪・高槻富田の実践に学ぶ』を発刊した。これらの取り組みは、日本地域福祉学会第21回「地域福祉優秀実践賞」、「大阪大学大学院独創的教育研究活動賞」、部落解放人権研究所「部落解放人権研究奨励賞」受賞につながり、これまで社会において周縁化され、学問領域においても不可視化されてきた被差別部落における実践の可視化に寄与するべく地域内外をはじめ全国に広く発信している。また、これまでは富田地区の取組事例の調査研究を中心に行ってきたが、2024年度からは長年の被差別部落をはじめ社会的不利を抱える地域におけるまちづくり実践の普遍的価値を見出すべく、大阪市西成地区、住吉地区、大阪府箕面市北芝地区、鳥取県鳥取市において長年活動を行ってきた50代~70代の活動家にインタビュー調査を行っており近く論文を発表する予定である。このことから当実践についても大阪大学等との共同研究の中でアクションリサーチなどの研究方法を用いて研究を進め調査・論文化し、2028年度に書籍化、社会全体に発信したいと考えている。連携に関しては、2020年度「ひと・まち・げんき助成」を通じて地域諸団体、小中学校、行政、大学、企業等による「多セクター共創プロジェクト」を創設することができ、多様な主体が集まった連携による社会課題解決の仕組みが生まれ、それらを継続、発展してきている。