事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 公営住宅が集中する地域では、高齢者・障がい者・ひとり親世帯をはじめとして、生活課題を抱えた人々が多く暮らす傾向にある。これらの人々が安心・安全に住み続けられる地域をつくるには、断らない相談・見守り・居場所づくりといった支え合いの仕組みづくりが重要である。 |
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 2016年に部落差別解消推進法が施行されたことからも、部落差別が未だに解消されていないことは明らかである。一方、被差別部落では様々な社会的マイノリティの人々と連帯し、あらゆる差別と闘ってきた歴史があり、被差別部落が周辺地域と一体となってまちづくりを推進していくことで、誰もが差別されずにその人らしく生きられる地域社会の創造をめざしたい。 |
| 1. 貧困をなくそう | 1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。 | 公営住宅が集中する地域では、高齢者・障がい者・ひとり親世帯をはじめとして、貧困世帯が多く暮らす傾向にある。これらの人々は災害時要援護者であるケースが多く、災害時に備えた個別避難計画の策定に加え、日常からの見守りや居場所づくりを通した顔の見える関係づくりを進める必要がある。 |
団体の社会的役割
団体の目的
本団体は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、社会福祉事業を行っている。
団体の概要・活動・業務
保育・障がい福祉・高齢福祉分野を幅広く実施しており、主な事業内容は次の通りである。障害福祉サービス事業、小規模多機能型居宅介護事業、移動支援事業、隣保事業、老人居宅介護等事業、障害児通所支援事業、一般相談支援事業、特定相談支援事業、障害児相談支援事業、小規模保育事業。
| 団体の目的 | 本団体は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、社会福祉事業を行っている。 |
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| 団体の概要・活動・業務 | 保育・障がい福祉・高齢福祉分野を幅広く実施しており、主な事業内容は次の通りである。障害福祉サービス事業、小規模多機能型居宅介護事業、移動支援事業、隣保事業、老人居宅介護等事業、障害児通所支援事業、一般相談支援事業、特定相談支援事業、障害児相談支援事業、小規模保育事業。 |
概要
事業概要
本事業では、何らかの生活課題を抱える住民を対象として、子ども支援(子ども食堂・学習支援・居場所・フードパントリー)、総合相談、見守り、コミュニティづくり等の既存事業の拡充を通して、支え合いの仕組みづくりを進めるとともに、単身高齢者・障がい者・外国人・出所者・生活困窮者等の住宅確保や入居後の見守りといった新たな地域課題に対応するため、居住支援事業を立ち上げる。
・子ども支援では、これまでは小中学生を対象としてきたが、高校・大学への進学者を対象とした居場所を立ち上げるとともに、小中学生のサポーターとして養成する。
・総合相談・見守り活動では、現状では地区内の市営住宅1棟をモデルに実施している見守り活動を地区全体に拡げることでアウトリーチを強化する。
・コミュニティづくり事業では、エスニック料理教室等、外国籍住民が主役となれる企画の実施により、既存コミュニティとの交流を促進する。
・居住支援事業では、民間賃貸住宅を活用し、総合相談と連動させながら住宅確保に困っている人への住まいの提供や、入居後の見守りを行う。
・事業最終年度には浅香地区の全世帯を対象にアンケート調査を実施し、2021年の調査結果と比較することで、本事業による成果と今後の課題を明らかにするとともに、それらの知見を広く共有するために有識者を招いてシンポジウムを開催する。
資金提供契約締結日
2025年04月24日
事業期間
開始日
2025年04月24日
終了日
2028年02月28日
対象地域
大阪市住吉区内
| 事業概要 | 本事業では、何らかの生活課題を抱える住民を対象として、子ども支援(子ども食堂・学習支援・居場所・フードパントリー)、総合相談、見守り、コミュニティづくり等の既存事業の拡充を通して、支え合いの仕組みづくりを進めるとともに、単身高齢者・障がい者・外国人・出所者・生活困窮者等の住宅確保や入居後の見守りといった新たな地域課題に対応するため、居住支援事業を立ち上げる。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年04月24日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年04月24日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 大阪市住吉区内 | |
直接的対象グループ
大阪市住吉区の浅香地区とその周辺に居住する全住民
人数
浅香地区の全住民は、487世帯、1,222人(内、市営住宅入居者は289世帯、512人)
※数値は2020年国勢調査による
最終受益者
浅香地区とその周辺に居住する住民の内、何らかの生活課題を抱える世帯
人数
中心となる浅香地区については、293世帯、986人
※2021年に浅香地区内全世帯を対象に実施したアンケート調査(回収率47.4%)によると、何らかの生活上の困り事を抱える世帯の割合は80.7%であったため、それを地区内の全世帯数・全人口に乗じて算出
| 直接的対象グループ | 大阪市住吉区の浅香地区とその周辺に居住する全住民 | |
|---|---|---|
| 人数 | 浅香地区の全住民は、487世帯、1,222人(内、市営住宅入居者は289世帯、512人) | |
| 最終受益者 | 浅香地区とその周辺に居住する住民の内、何らかの生活課題を抱える世帯 | |
| 人数 | 中心となる浅香地区については、293世帯、986人 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
浅香地区では、地区内の59.7%の世帯が市営住宅に入居しており、高齢化率は37.3%と周辺地域と比較しても突出して高くなっている(数値は2020年国勢調査による)。また、2021年に地区内全世帯を対象に実施したアンケート調査(以下、2021年調査)によると、回答者の内、何らかの生活課題を抱えた世帯の割合が約8割を占め、子育て世帯の9割以上が子育てに関して何らかの困り事を抱えていることが分かっている。一方、地区内では2010年から公的なコミュニティ施設の統廃合が進められ、2016年3月には唯一のコミュニティ施設も廃止されたことで、地域住民の居場所や活動拠点が完全に失われた。その影響か、地域のつながりが希薄化していることが2021年調査の近所付き合いの程度を尋ねた設問への回答から明らかとなっている(「相談できる程度」7.2%、「お土産等をもらったりあげたりする程度」15.7%、「話をする程度」31.5%、「あいさつする程度」35.3%、「つきあいはない」10.2%)。
また、統廃合されたコミュニティ施設跡地をはじめとした市有地は民間業者に売却され、戸建住宅地として開発されているが、これらの戸建住宅地では外国籍住民が増加しており、これらの人々と既存のコミュニティをいかに混ぜ合わせて新たなコミュニティを創っていくのかが課題となっている。
地区内では、2022年4月から地区内の町会や団体に加え、住吉区役所・住吉区社会福祉協議会・大阪公立大学等の外部の関係機関と連携して「住民と専門職の協働による総合相談拠点」を開設しており、同年11月からは周辺地域においても展開している。これらの取り組みから、単身高齢者をはじめとした住宅確保要配慮者の住宅確保や入居後の見守りのニーズが顕在化してきており、これらの支援を一体的に提供する仕組みづくりが求められている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
行政や社会福祉協議会では、世代や事業ごとの相談は行われているが、身近な地域拠点における世代や属性を問わない相談は行われていない。子どもの居場所については、「児童いきいき放課後事業」や「すみよし学びあいサポート事業」が実施されているが、小中学生を対象に食事・学習・体験の機会を一体的に提供する取組はみられない。居住支援については、大阪市内の居住支援法人は不動産業者が多く、社会福祉法人の登録は少ない。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
・地域内外の団体・機関と連携して「住民と専門職の協働による総合相談拠点」を開設し、生活課題を抱えた住民への支援や要援護者の見守り活動を実施。
・一般社団法人大阪市よさみ人権協会と共同で、子ども食堂・学習支援・フードパントリーなどを実施。
・地域の祭りやクリーンアップ等のイベントを町会や地域団体と合同で開催。
・出所者や障がい者等の市営住宅への入居サポートや入居後の見守りを実施。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
本事業において、既存の取組の拡充や新たな事業の立ち上げを通して、地域が抱えるあらゆる課題を地域のつながりの中で解決する「支え合いの仕組み」をつくり、誰もが安心・安全に暮らせる地域のモデルとなることを目指す。また、本事業で得た知見を周辺地域をはじめ、同様の課題を抱える地域と共有することで、「支え合いの仕組み」が広く展開されることが期待される。
| 社会課題 | 浅香地区では、地区内の59.7%の世帯が市営住宅に入居しており、高齢化率は37.3%と周辺地域と比較しても突出して高くなっている(数値は2020年国勢調査による)。また、2021年に地区内全世帯を対象に実施したアンケート調査(以下、2021年調査)によると、回答者の内、何らかの生活課題を抱えた世帯の割合が約8割を占め、子育て世帯の9割以上が子育てに関して何らかの困り事を抱えていることが分かっている。一方、地区内では2010年から公的なコミュニティ施設の統廃合が進められ、2016年3月には唯一のコミュニティ施設も廃止されたことで、地域住民の居場所や活動拠点が完全に失われた。その影響か、地域のつながりが希薄化していることが2021年調査の近所付き合いの程度を尋ねた設問への回答から明らかとなっている(「相談できる程度」7.2%、「お土産等をもらったりあげたりする程度」15.7%、「話をする程度」31.5%、「あいさつする程度」35.3%、「つきあいはない」10.2%)。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 行政や社会福祉協議会では、世代や事業ごとの相談は行われているが、身近な地域拠点における世代や属性を問わない相談は行われていない。子どもの居場所については、「児童いきいき放課後事業」や「すみよし学びあいサポート事業」が実施されているが、小中学生を対象に食事・学習・体験の機会を一体的に提供する取組はみられない。居住支援については、大阪市内の居住支援法人は不動産業者が多く、社会福祉法人の登録は少ない。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | ・地域内外の団体・機関と連携して「住民と専門職の協働による総合相談拠点」を開設し、生活課題を抱えた住民への支援や要援護者の見守り活動を実施。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 本事業において、既存の取組の拡充や新たな事業の立ち上げを通して、地域が抱えるあらゆる課題を地域のつながりの中で解決する「支え合いの仕組み」をつくり、誰もが安心・安全に暮らせる地域のモデルとなることを目指す。また、本事業で得た知見を周辺地域をはじめ、同様の課題を抱える地域と共有することで、「支え合いの仕組み」が広く展開されることが期待される。 |
中長期アウトカム
本事業期間につくった浅香モデル(断らない相談・見守り・居場所づくりなどを通して世代や属性を越えて支え合う仕組み)を事業終了から3年後には住吉区東南部において展開する。そのことにより、生活困窮や障がい等様々な課題を抱えている人が安心・安全に暮らすことができ、平常時・災害時ともに誰も取り残されることのない地域となる。
短期アウトカム
| 1 | 多様な主体との連携や地域の支え合いにより、子どもたちが安心して過ごせる居場所の持続可能な運営体制を構築し、子育て世帯が安心して暮らせる地域になる。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・不安や困りごとを抱えた子育て世帯の割合 | |
| 初期 値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 2 | 浅香地区の災害時要援護者支援台帳に登録されている見守り対象者60名を対象に定期的な見守りを実施することで、早期の課題発見・介入が可能となるとともに、誰もが安心して暮らせる地域になる。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 地域における支え合いの仕組みを認識している世帯の割合 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 3 | 世代・属性を越えて交流できる地域イベントの開催により、住民どうしのつながりが強化される。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・近所付き合いの程度 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 4 | 若者の居場所や地域活動を通して、まちづくりを担う人材が育成される。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・居場所事業や地域活動の運営に対する参加意思の変化 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |

