事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
女性の経済的自立への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
その他の解決すべき社会の課題
住宅自治会の再生。市営住宅空き室の活用。
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | 1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。 | 住宅確保要配慮者への住まいの確保、暮らしの支援により、すべての人が安心できる環境を整備する。生活の基盤となる住居を確保したうえで、複合的課題を抱える住宅確保要要配慮者等への福祉、就労などの生活の質を向上する支援など、行政の制の活用やNPO法人などの中間支援組織を活用により、貧困を減少する。 |
| 3. すべての人に健康と福祉を | 3.4 2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。 | 地域の社会福祉法人、福祉団体、地域団体等とと連携し、市営住宅入居者や地域住民の居場所づくりを実施によって、健康づくりや病気の予防に関する学習会を実施し、健康への意識を高める。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービス へのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 民間のシェルター・シェアハウスで活用できる物件を発掘し、サブリースによる空き住戸の活用を実現することで、入居への困難性が高い若年単身者や物件そのものが少ないひとり親世帯等へのニーズに対応できる仕組みを構築し、安心安全な住まいを提供する。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | 大阪市の居住支援協議会の設立に際し、居住支援法人の広域ネットワーク、西成版地域ネットワークを構築することによって、複合的な課題を抱える住宅確保要配慮者への総合的・包括的支援が可能となり、制度の狭間にある当事者が安心、安全に暮らせる環境を整備する。 |
団体の社会的役割
団体の目的
社会的身分等不当な差別により困難を抱える者に就学の門戸を解放し、人権問題についても啓発等を行い、人権尊重の感性豊かな人材を育成する。また、様々な生活に困難 を抱える人の支援を行うことを目的に設立された。
団体の概要・活動・業務
当法人は民設置民営の隣保館である「にしなり隣保館スマイルゆ~とあい」を運営しており、その設立目的を達成するため、次のような事業を展開している。
1,総合生活相談事業 2,居住支援事業 3,居場所事業 4,学習支援事業 5,多文化共生事業 6,講習講座事業 7,調査・研究・啓発事業 8,給付奨学金事業 9,給付助成金事業 10.住宅自治応援事業
| 団体の目的 | 社会的身分等不当な差別により困難を抱える者に就学の門戸を解放し、人権問題についても啓発等を行い、人権尊重の感性豊かな人材を育成する。また、様々な生活に困難を抱える人の支援を行うことを目的に設立された。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 当法人は民設置民営の隣保館である「にしなり隣保館スマイルゆ~とあい」を運営しており、その設立目的を達成するため、次のような事業を展開している。 |
概要
事業概要
➀西成区の市営住宅においては単身高齢者が多く居住しており、孤独死等のリスクが高まっている。そのため、住民間の互助・共助の関係を強化し、孤立孤独への防止活動する。また、入居者や住民間のお互い様の関係の再構築や住宅自治応援事業との協働・連携などにより、自治会の関心度や必要性を高め、衰退する住宅自治機能の再生を図る。
②住宅確保要配慮者のニーズに沿った支援の体制を強化する。民間のシェルターやシェアハウス等を新たに確保し、「真冬に泊まる場所がない」といった命に関わる相談に即時に対応できる体制を確立する。また、にしなり隣保館ゆ~とあいでの若者の居場所事業の強化を図り、孤立孤独に陥ることを防止する。
③西成区の住宅は、単身世帯向けの物件の割合比較的高いものの、住宅確保要配慮者なかでもひとり親世帯は住宅確保へ困難性が極めて高い状況にある。大阪市の居住支援協議会の創設を踏まえ、居住支援法人の広域・地域ネットワークを構築し、複合的な課題を有する住宅確保要配慮者の課題解消を図る総合的・包括的な居住支援体制の整備とともに、市営住宅のサブリースによる空き住戸活用の必要性を政策提言としてまとめ、居住支援策の改善を図る。
④①~③の事業を通じて、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指す事業。
資金提供契約締結日
2025年04月24日
事業期間
開始日
2025年04月24日
終了日
2028年02月28日
対象地域
大阪府大阪市西成区
| 事業概要 | ➀西成区の市営住宅においては単身高齢者が多く居住しており、孤独死等のリスクが高まっている。そのため、住民間の互助・共助の関係を強化し、孤立孤独への防止活動する。また、入居者や住民間のお互い様の関係の再構築や住宅自治応援事業との協働・連携などにより、自治会の関心度や必要性を高め、衰退す る住宅自治機能の再生を図る。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年04月24日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年04月24日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 大阪府大阪市西成区 | |
直接的対象グループ
西成区内の市営住宅自治会
人数
西成区北西部の自治会数:23自治会(推計)
算出:自治会が無のところ、1棟もしくは2棟で構成されているところと、様々であることから西成区北西部の住棟数46棟の半数を対象とする
最終受益者
市営住宅入居者、住宅確保要配慮者
人数
市営住宅入居者数:2,279人(推計)
入居者数算出:1,273戸(北西部入居戸数)×1.79人(公営借家の世帯当たりの平均人員)
住宅確保要配慮者:120人(当法人総合相談での相談人数)
| 直接的対象グループ | 西成区内の市営住宅自治会 | |
|---|---|---|
| 人数 | 西成区北西部の自治会数:23自治会(推計) | |
| 最終受益者 | 市営住宅入居者、住宅確保要配慮者 | |
| 人数 | 市営住宅入居者数:2,279人(推計) | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
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事業の背景・課題
社会課題
西成区北西部は貧困、高齢化、単身化、つながりの希薄化など、住まいや暮らしに課題を抱える生活困窮者や高齢者が集住し、住宅の確保から日常生活の支援、居場所の確保等の一連の支援の必要性が高まっている。
1,市営住宅入居者の互助・共助による自治会組織・活動の弱体化への対応
市営住宅入居者の高齢化・単身化、低所得化、つながりの希薄化により、互助・共助の意識が弱体化し、入居者だけで自治会を運営していくことが困難になっている。自治会の担い手の高齢化は組織の硬直化を引き起こし、自治会の運営の沈滞を進めるとともに、地域のまちづくりにも大きな影響を及ぼしている。
2.複合的な課題を抱える住宅確保要配慮者への居住支援への対応
(1)「住の確保」・「暮らし(生活)」支援など自立への総合的な支援が必要
当財団が運営するにしなり隣保館ゆ~とあいの総合相談は年間120件以上があり、緊急性が高く、住まいの確保のみならず、暮らし(生活)や社会参加への支援が必要な事案が多くみられる。複合的な課題解消を図るためには、当事者が自立するための総合的な支援が必要で、さらに、支援をより効果的にするためシェアハウスやシェルターとしての住戸確保が求められる。
(2)制度の狭間にある住宅確保要配慮者への住まいの確保への対応
礼金敷金なし、保証人なし住宅扶助の範囲の単身者向けの物件は少なくないが、子育て世帯向けは少ない状況である。セーフティネット住宅は居住面積25㎡以上が求められ、この要件に合致する物件は限られ、子育て世帯の条件に適合できない状況にある。他方、西成区北西部には政策空家が約200戸あると考えられ、住宅確保の困難性が高い子育て世帯に一時的な住戸としてサブリースによる空き住戸の活用(目的外使用制度)ができれば、住宅確保要配慮者の課題解消の礎となることから、実情を大阪市に政策提言を行うことが求められる。
3.急がれる居住支援協議会の創設
大阪市は2025年秋に居住支援協議会の創設に向け関係部局で協議している。住宅と福祉の関係団体、居住支援法人、不動産事業者などが連携して住宅確保要配慮者の住まいの確保と暮らしの支援を総合的・包括的に支援する体制づくりが始まろうとしている。、住宅確保要配慮者の複合的課題への課題解消に向けて、居住支援協議会の構成員の専門分野や得意分野が円滑に連携することが求められている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
◆自治会について
大阪市は市営住宅の長寿命化を図る維持管理への取組みであり、自治会組織や活動は自主管理としている
◆目的外使用による市営住宅の空き住戸活用について
子育て支援や高齢者支援等の活動拠点、居住不安定者の緊急一時的な宿泊場所としての活用
◆居住支援協議会の創設について
住宅セーフティネット法の改正を踏まえ2025年秋に設立予定で、住宅と福祉で協議中である
課題に対する申請団体の既存の取組状況
・自治会の会計代行、共用部分清掃等の請け負う住宅自治応援事業とともに、入居者及び地域住民の互助・共助の意識を高める集会所を活用した居場所事業を実施。
・居住支援法人としてシェアハウス等を活用した入居先確保、見守り、自立を目的とした生活・就労支援を実施。
・居住支援協議会設立に向けて、区内居住法人と協議会設立準備会を2022年に設立、大阪市内の居住支援法人のネットワーク構築のための連携会議を実施。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
・市営住宅では入居者の高齢化などのため、今後更に自治機能が低下する住宅が増加することが予想されることから、住民間の互助共助の関係の向上にむけた事業の増加、自 治会への参加を促す仕組みの強化を図ることができる。
・居住支援協議会による総合的・包括的な支援体制の整備によって、要配慮者の多様なニーズに応える民間住宅の発掘、シェルター整備や市営住宅の空き住戸活用の必要性と活用促進を大阪市に提言ができる
| 社会課題 | 西成区北西部は貧困、高齢化、単身化、つながりの希薄化など、住まいや暮らしに課題を抱える生活困窮者や高齢者が集住し、住宅の確保から日常生活の支援、居場所の確保等の一連の支援の必要性が高まっている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | ◆自治会について |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | ・自治会の会計代行、共用部分清掃等の請け負う住宅自治応援事業とともに、入居者及び地域住民の互助・共助の意識を高める集会所を活用した居場所事業を実施。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | ・市営住宅では入居者の高齢化などのため、 今後更に自治機能が低下する住宅が増加することが予想されることから、住民間の互助共助の関係の向上にむけた事業の増加、自治会への参加を促す仕組みの強化を図ることができる。 |
中長期アウトカム
①入居者や地域住民相互の顔の見える関係づくりが継続的になされ、自治会再生の動きが住宅自治応援事業者と連携・協働して活発化している
②住住まいの確保と暮らしの支援により、住宅確保要配慮者が自分らしく自立できる多様な道が準備されている
③居住支援協議会が有機的に機能し、住宅確保要配慮者への包括的な居住支援体制が整備されている
④市営住宅の空き住戸のサブリースによる活用についての政策提言が検討されている
短期アウトカム
| 1 | 1.「お互いさま」が日常を楽しくし、自治会活動の参画意識を高めている状態 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①住宅の施設管理と自治会運営の状況 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 2 | 2.要配慮者等が安定した住まいを確保し、自立した生活を営むことができる環境が整備されている状態。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①住いの確保を求める人の件数の推移 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 3 | 3.西成区内および大阪市内の居住支援法人連携会議を通じて実践事例の共有・検証を行い、その成果を 大阪市居住支援協議会 へ提言として発信することで、現場の実態に即した実効性の高い施策や支援内容が制度・取組に反映される | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①連携会議の開催回数/参加機関数/継続参加率 | |
| 初期値/初期状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 中間評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
| 事後評価時の値/状態 | 中間評価までに作成・記載 | |
アウトプット
| 1 | 1-1.「おはよう」「こんにちは」と声掛けが、自然とできるようになっている | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①住民同士の挨拶の頻度 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①・特定のメンバーや顔見知りの間では、挨拶が増えている。 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①・日常的に、顔見知り・そうでない人を問わず挨拶が交わされている。 | |
| 2 | 1-2.「お互いさまやね」意識の拡がりとともに、自治会への関心が高まっている | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①住民同士が見守り合っているエピソード | |
| 中間評価時の値/状態 | ①「お互いさま」という言葉や考え方が、会話や場面で見られるようになっている | |
| 事後評価時の値/状態 | ①「困ったときはお互いさま」という意識が広く共有されている | |
| 3 | 2-1.住いの不安が軽減されている | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①住いの確保を求める人の件数の推移 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①相談により、住まいに関する選択肢(公営住宅、民間賃貸、シェルター等)が把握できている | |
| 事後評価時の値/状態 | ①継続的に居住可能な住まいが確保されている(または確保の見通しが立っている) | |
| 4 | 2-2.生活を前向きに考える意識が育まれる | |

