事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.8 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。 | 本事業を通して、移住労働者、女性、不安定な雇用状態にある労働者を含む、自伐型林業参入希望者に対して、山主とのマッチング、育成等を実施し、支援を実施すると同時に、林業振興を図り、自伐型林業を持続可能な事業へと成長させる点。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 | 本事業を通して、女性、子供、高齢者及び障害者を含む、すべての人々が、自伐型林業の講習や練習会やモデル林見学、情報交換の場として利用できる「自伐型林業ラボ」を整備し、開かれた窓口・スペース作りを行う点。 |
| 13. 気候変動に具体的な対策を | 13.1 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。 | 本事業を通して、災害に強い持続可能な森づくりを推進するため、自伐型林業参入者を増やす取組を実施する点。また、長野県の「信州の森林づくり事業」の作業道開設の補助において、2.5m以下の作業道開設の補助標準単価が新設を目指し、災害に強い道作りを推進する点。さらには、林業施業に必要な技術の育成は、災害時にも活用できるスキルとなる点。 |
| 14. 海の豊かさを守ろう | 14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。 | 本事業を通して、自伐型林業による適切な森林整備で、持続可能な森を増加させ、Jクレジット創出に繋げ、温暖化対策などの環境保全を図る取組を行うことが、森林の多面的機能を果たす豊かな森や土壌を育むことになる点。 |
| 15. 陸の豊かさも守ろう | 15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。 | 本事業を通して、自伐型林業による適切な森林整備で、持続可能な森を増加させ、Jクレジット創出に繋げ、自伐型林業を持続可能な事業へと成長させる点。また、自伐型林業による適切な森林整備の推進は、森林の持続可能性を大幅に回復させる点。 |
団体の社会的役割
団体の目的
・自伐型林業による持続可能な森づくり
→環境課題解決
・自伐型林業をアスリート等のキャリア形成の一つとして波及
→セカンドキャリアにおける課題解決
・自伐型林業を複業・兼業者のキャリア形成の一つとして波及
→現代の働き方の多様化における課題解決
・森林の多目的活用で新たな中山間地産業や地域コミュニティ創出
・森林資源の地産地消推進で地域で森を守り続けられる循環モデル構築
→地域活性化、環境課題解決
団体の概要・活動・業務
当団体メンバーは、設立以前よりスノーボーダーや様々なジャンルの表現者として自然をフィールドに活動している。活動をする中で、気候変動や自然環境の変化を肌で感じており、活動フィールドである自然を守りたいという思いから、自伐型林業による持続可能な森づくりと森の担い手育成に取組み、環境課題解決を目指す。
活動:森林管理、林業担い手育成、木材販売、木材活用(スノーボード販売)、特殊伐採等の造園業、農業
| 団体の目的 | ・自伐型林業による持続可能な森づくり |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 当団体メンバーは、設立以前よりスノーボーダーや様々なジャンルの表現者として自然をフィールドに活動している。活動をする中で、気候変動や自然環境の変化を肌で感じており、活動フィールドである自然を守りたいという思いから、自伐型林業による持続可能な森づくりと森の担い手育成に取組み、環境課題解決を目指す。 活動:森林管理、林業担い手育成、木材販売、木材活用(スノーボード販売)、特殊伐採等の造園業、農業 |
概要
事業概要
本事業は、長野県千曲川流域において、自伐型林業に新規参入したい人や経営課題を抱える既存の自伐型林業者に対して、中間支援機能を提供する。それにより、自伐型林業参入者および自伐型林業施業林の増加、自伐型林業家同士の協業の活性化、複業・プロボノの支援体制の整備、企業・団体との森林活用の実証を推進する。自伐型林業者・山主・企業・自治体等のステークホルダーの相互連携の実現により、自伐型林業が経済的に持続可能となるモデル構築を目指す。
資金提供契約締結日
2025年04月27日
事業期間
開始日
2025年04月27日
終了日
2028年02月28日
対象地域
主に長野県千曲川流域
| 事業概要 | 本事業は、長野県千曲川流域において、自伐型林業に新規参入したい人や経営課題を抱える既存の自伐型林業者に対して、中間支援機能を提供する。それにより、自伐型林業参入者および自伐型林業施業林の増加、自伐型林業家同士の協業の活性化、複業・プロボノの支援体制の整備、企業・団体との森林活用の実証を推進する。自伐型林業者・山主・企業・自治体等のステークホルダーの相互連携の実現により、自伐型林業が経済的に持続可能となるモデル構築を目指す。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年04月27日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年04月27日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 主に長野県千曲川流域 | |
直接的対象グループ
【直接的な受益者】
〇自伐型林業の新たな担い手・経営課題を抱える既存の自伐型林業家
・現場施業:新しく林業の仕事を始めたい、一人前の現場技能者になる能力を身につけたい人。
・営業:自伐型林業家として新規参入または独立したいが、所有または管理委託される山林を確保できない人。
・施業管理・計画:経験を積み現場技能が身についてきた上で、現場チームの作業管理、森林経営計画などを学び、管理・責任を担える能力を身につけたい人。
・財務、広報、人事、総務:自伐型林業において、安定的な収入を得られ、健全な経営を行いたい人。
・新規事業:林業以外の森林資源を活用した収入源を確保したい人。
人数
【直接的な受益者】
〇自伐型林業の新たな担い手:
・現場施業人材:+6人以上
・複業・プロボノ人材:のべ10人
〇経営課題を抱える既存の自伐型林業家:
・協業による課題解決:3団体
最終受益者
【間接的な受益者】
〇自伐型林業を取り巻くステークホルダー
・セカンドキャリアに不安を抱える山岳系スポーツのアスリート(主に20-30代)
・皆伐造林に対して違和感を感じているが、自伐型林業という選択肢を知らない、現時点では森林管理に消極的な千曲川流域の山主
・市民の暮らしを守るための防災機能向上や、持続可能な森林資源保全のための人材確保、市民が恩恵を受けられる多面的な森林の利活用などの、森に関する課題を抱える自治体
・ミッドライフクライシスや、結婚育児によるキャリアブレイクの悩みを抱えるビジネスパーソン(主に30-40代、千曲川流域移住者)
・事業活動における環境負荷を低減し、カーボンニュートラルや生物多様性保全に貢献することが社会的に求められている一方で、具体的なアクションとして何をしていいか分からない企業
人数
50人以上
| 直接的対象グループ | 【直接的な受益者】 | |
|---|---|---|
| 人数 | 【直接的な受益者】 〇経営課題を抱える既存の自伐型林業家: | |
| 最終受益者 | 【間接的な受益者】 | |
| 人数 | 50人以上 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
日本の森林を持続的に活かすために、良木から切る短伐期・皆伐型の一般的な林業から、良木を残す長伐期・多間伐型の自伐型林業へのシフトが不可欠である。しかし、自伐型林業を担う人材や、その経営を支える仕組みは十分に整っていないのが現状である。
新たに自伐型林業を始めたい人は、現場技能の習得や山林の確保といった参入段階の壁に直面する。また、一定の経験を積んだ人にとっても、施業管理・森林経営計画の策定といったマネジメントや、安定収入を支える財務・広報・人事といった経営力の不足が課題となる。さらに、森林資源を活用した新規事業に取り組みたいと考える担い手も、ノウハウやネットワークの不足により挑戦が難しい状況にある。
一方、自伐型林業を取り巻く周囲の人々・組織も、それぞれ課題を抱えている。セカンドキャリアに不安を抱える山岳系アスリートや、キャリアブレイクに悩む移住者などは、地域で新しい働き方を模索している。千曲川流域の山主の中には皆伐再造林に対して違和感を持ちながらも、自伐型林業という選択肢を知らず、森林管理に消極的な層が存在する。自治体にとっては、防災機能の強化や持続可能な森林管理、人材確保が重要な行政課題となっている。また、企業も社会的責任として環境負荷低減や生物多様性保全に取り組む必要性が高まる一方で、具体的な実践方法を見出せていないケースが多い。
このように、自伐型林業の担い手本人と、それを取り巻く多様なステークホルダーの双方に課題が存在している。これらをつなぎ、支援し、学び合う仕組みを整える中間支援の役割が、今まさに求められている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
・当団体から小諸市への政策提言により、⾃伐型林業における作業道開設と間伐に活用できる補助制度が新設
・長野県佐久地域振興局、小諸市役所と連携し、自伐型林業就労支援プログラム「MORIBITO CAMP」のカリキュラムの中で、「就労相談会」を実施
・小諸市において、「MORIBITO CAMP」のような、自伐型林業参入希望者を育成する取組への支援の必要性の声を自治体担当者からもらっている
課題に対する申請団体の既存の取組状況
【参入希望者への対応】
育成:「MORIBITO CAMP」での技術講習・実践講習開催、自治体を巻き込んだ就労相談
インターン生受入れ:大学生の受入れ(宿泊費、交通費等を独自予算で用意)
個別対応:面談、所有山林及び集約予定山林の視察、集約化のためのアドバイス及び契約書の作り方などの情報提供等
【山主・企業への対応】
個別対応:所有山林の視察、勉強会・講演会実施、自伐型林業についての情報提供等
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
当団体に寄せられる自伐型林業参入希望者からの相談や企業からの問合せに対して、自団体の活動時間を割いて多く対応してきたが、相談件数が増え、問合せ内容も多岐に渡ってきたことで、個別対応が 年々難しくなってきた。しかし、求められる声に応え自伐型林業全体の底上げをしたいという思いは持ち続けていた。そこで、中間支援組織を立ち上げ、事業として実施することができれば、ニーズに応えられるのではないかと考え応募した。
| 社会課題 | 日本の森林を持続的に活かすために、良木から切る短伐期・皆伐型の一般的な林業から、良木を残す長伐期・多間伐型の自伐型林業へのシフトが不可欠である。しかし、自伐型林業を担う人材や、その経営を支える仕組みは十分に整っていないのが現状である。 新たに自伐型林業を始めたい人は、現場技能の習得や山林の確保といった参入段階の壁に直面する。また、一定の経験を積んだ人にとっても、施業管理・森林経営計画の策定といったマネジメントや、安定収入を支える財務・広報・人事といった経営力の不足が課題となる。さらに、森林資源を活用した新規事業に取り組みたいと考える担い手も、ノウハウやネットワークの不足により挑戦が難しい状況にある。 一方、自伐型林業を取り巻く周囲の人々・組織も、それぞれ課題を抱えている。セカンドキャリアに不安を抱える山岳系アスリートや、キャリアブレイクに悩む移住者などは、地域で新しい働き方を模索している。千曲川流域の山主の中には皆伐再造林に対して違和感を持ちながらも、自伐型林業という選択肢を知らず、森林管理に消極的な層が存在する。自治体にとっては、防災機能の強化や持続可能な森林管理、人材確保が重要な行政課題となっている。また、企業も社会的責任として環境負荷低減や生物多様性保全に取り組む必要性が高まる一方で、具体的な実践方法を見出せていないケースが多い。 このように、自伐型林業の担い手本人と、それを取り巻く多様なステークホルダーの双方に課題が存在している。これらをつなぎ、支援し、学び合う仕組みを整える中間支援の役割が、今まさに求められている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | ・当団体から小諸市への政策提言により、⾃伐型林業における作業道開設と間伐に活用できる補助制度が新設 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 【参入希望者への対応】 【山主・企業への対応】 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 当団体に寄せられる自伐型林業参入希望者からの相談や企業からの問合せ に対して、自団体の活動時間を割いて多く対応してきたが、相談件数が増え、問合せ内容も多岐に渡ってきたことで、個別対応が年々難しくなってきた。しかし、求められる声に応え自伐型林業全体の底上げをしたいという思いは持ち続けていた。そこで、中間支援組織を立ち上げ、事業として実施することができれば、ニーズに応えられるのではないかと考え応募した。 |
中長期アウトカム
・千曲川流域における自伐型林業施業林の割合増加
・長野県において自伐型林業の普及にかかる政策立案が立ち上がる
・千曲川流域において複数の林業家、企業、行政自治体、山主の連携によって、新たな資金源(jクレ含む)による自伐型林業施業の森林管理のモデルケースが作られている
短期アウトカム
| 1 | 千曲川流域における自伐型林業参入者の増加 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 〇人数 | |
| 初期値/初期状態 | 〇人数:5人(DLC、林業芸術社) | |
| 事後評価時の値/状態 | 〇人数:+6人以上 | |
| 2 | 千曲川流域における自伐型林業施業林の増加 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 〇面積 | |
| 初期値/初期状態 | 〇面積:70ha(DLC、林業芸術社) | |
| 事後評価時の値/状態 | 〇面積:+30ha | |
| 3 | 千曲川流域において自伐型林業家の協業事例、複業・プロボノ支援事例が増える | |

