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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/06/01更新

事業概要

事業期間開始日 2025/05/15終了日 2026/02/28
対象地域佐賀県佐賀市
事業対象者

・当団体運営のコミュニティフリッジ登録者200世帯のひとり親家庭におけるこどもたち
・当団体運営の居場所そら(こどもの居場所)のこどもたち※週3日開所、平均15人/1日(年間のべ約2,000人)

事業対象者人数

200名+15名

事業概要

・経験:こどもの居場所での支援、フリッジでの支援を通じ当事者の声から、まずは生活を支えるため食料支援が一番と考えていた。しかし居場所などのこどもたちとフリッジのこどもたちのコメントを通じて、こどもの体験格差があることを感じている。
・背景:当団体が所在している佐賀市内においても、対象となるひとり親家庭世帯の拡大を感じている。(フリッジ登録者である児童扶養手当受給者が、開設当初より減少しない事象より)ひとり親家庭の構造的な収入不足と、物価高騰による生活費の高騰をうけて、こどもの体験機会はより減少
・事業概要:当会の登録ひとり親世帯約200世帯へこれまで通り食支援をしつつ、当会運営の居場所へのこども参加をさらに促す。それを通じて居場所のこども、フリッジへのこどもへ、9ヶ月間毎月の体験機会を提供する。特に、畑や野外観測(山や川含む)などの自然体験を中心(当会の居場所での文化体験等含む)に、支援NPO・市民団体と連携をした提供をする。同時に、本取り組みをPRをし、特に近年SDGsからも支援事例が増えている県内の企業との連携した体験提供をし、事業終了後も企業のプロボノとしての継続機会提供を構築したい。食支援においては、登録ひとり親世帯約200世帯への毎月(週1回提供を予定)提供を実施する。また、居場所そらはフリッジの近くでもあるのでこどもたちの拠り所になるようここでも食支援を実施する。

事業の総括およびその価値

今回の休眠預金事業により、「居場所そら」を滞りなく開所することができ、おにぎりの継続支援や保護者へのサポートを実施することができました。
また、フリッジでは予定以上の頻度で棚入れを行うことができ、利用者への提供を途切れることなく続けられました。さらに、実施した体験イベントでは、子どもたちが大変喜び、学びや新たな経験を得ることができました。これらは当初の計画どおりに達成でき、やり遂げられました。
しかし、最も大きな成果だと感じているのは、ママスタッフ(※1)の成長と協働体制が生まれたことです。
これまでそれぞれの立場で子どもたちと関わっていましたが、今回の事業を通じて互いの活動への理解が深まり、自ら協力できることを見つけて行動できるようになりました。
たとえば、居場所そらのママスタッフが時間を見つけてフリッジ用のお米の小分け作業を行ったり、フリッジのママスタッフが子どもを連れて居場所そらに参加し、運営を手伝ったりするようになりました。小さなことではありますが、団体にとっては大きな成長と成果です。
さらに、ママスタッフ自身がネットワークを築き、自ら企画を立てて講師に依頼するなど、主体的で能動的な動きを見せています。人と人とのつながりの大切さを実感しながら、頼もしいスタッフへと成長してくれたことは、組織にとっても何よりの財産です。
(※1)ママスタッフ:当団体では、地域コミュニティの中で子どもを育む事業に関わるスタッフを「ママスタッフ」と称しています。実際に子育て中のスタッフを指しています。

課題設定、事業設計に関する振返り

佐賀県においては、人口減少や子どもの貧困といった課題が進行する中、特に貧困の連鎖を防ぎ、次世代を担う子どもたちへの支援が求められています。当団体では、「居場所そら」や「佐賀コミュニティフリッジ」の運営を通じて、食の支援にとどまらず、子どもたちが安心して過ごせる居場所の提供や、多様な体験機会の創出に取り組んでまいりました。
例えば、体験イベントにおいては、普段は控えめな子どもが自ら役割を担おうとする姿や、初対面同士の子どもたちが自然に関わり合う様子が見られました。また、フリッジ利用世帯においても、継続的な関わりの中で生活や子育てに関する相談につながるケースが生まれており、支援が関係性の構築へと発展しています。
これらの実践を踏まえると、当初設定した「拠点間の連携強化」「体験機会の提供」「支援につながるきっかけづくり」といった課題および事業計画は、現場の実態に即した適切なものであったと考えられます。一方で、広報手法や運営体制については、実施の過程で課題も明らかとなりました。今後は、より効果的な周知方法の検討や、安定した運営体制の構築に向けた改善を進めてまいります。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1コミュニティフリッジの登録者200世帯(一部重複する居場所のこどもたち)を中心に、佐賀県全体として、ひとり親世帯の子どもの体験格差をうめる体制を、当団体・CSO・企業などの連携により継続的に確保され、それにより、それ以外の家庭との体験格差が大きく発生していない状態
指標体験活動に対する興味・関心が強くなってと思えた子どもの割合
目標値・目標状態・体験活動に対する興味・関心が高まったと感じた子どもの割合が7割 ・さらに、機会があれば他の体験活動にも参加したいと思う子どもの割合が7割
アウトカム:結果体験イベントに参加した子どもたちは、8割以上が興味関心が高まった
アウトカム:考察最初の3回のアンケートは「顔で表現するアンケート」だったため、具体的な意見が得られず、参考になりませんでした。4回目以降は、資金分配団体からのアドバイスを受けて設問内容を具体的にした結果、「イベントに興味や関心を持てた」という回答が9割以上となりました。ただし、初回から3回までのデータが十分に得られなかったことから、全体としては8割と結果づけています。 また、「機会があれば他の体験活動にも参加したい」と回答した子どもは99%にのぼり、「思わない」と回答したのはわずか1%でした。多くの子どもたちが今回の体験を楽しいと感じ、次の機会を望んでいることがわかりました。
2企業や支援者からの寄付により、コミュニティフリッジの登録者200世帯が支援品を受け取ることで、登録者の誰もが食料や日用品に困らない状態
指標・企業や支援者の獲得。現在より支援者が増えている。 ・フリッジ利用者(登録者)のメッセージ(フリッジ内のメッセージボード)で満足度の割合
目標値・目標状態・訪問数の3割が支援者になる ・支援品により助かったという喜びのメッセージが8割
アウトカム:結果・企業訪問17社 うち支援してくださった企業は10社 ・フリッジ利用者のメッセージはほとんどが喜びのメッセージ(平均75メッセージ/月) 8割以上達成できた
アウトカム:考察・企業訪問については、物資支援のお願いだけでなく、就労のお願いや寄付のお願いも行いました。寄付については、企業の税控除が適用できる「佐賀未来創造基金」を通して「そらそら応援基金」への寄付を提案しました。すぐに返答をいただけなかった企業が7社ありましたが、結果として約6割弱の企業が支援者となってくださいました。短期間ではありましたが、これまで以上に多くの企業を訪問することができ、支援企業の増加というありがたい成果につながりました。 ・フリッジの利用者全員がメッセージを書いてくれるわけではないため、8割以上の達成としています。残されたメッセージのほとんどが感謝や喜びの言葉であり、以前に比べてメッセージの数も増えました。特に、休眠預金助成金で購入した「冷凍食品」や、障がい者施設から購入した「水耕栽培の野菜・お菓子」に対する感謝のメッセージが多く寄せられています。

アウトプット

1当団体の施設内外での学習支援で学習環境が向上し、連携した団体の企画を中心とした野外での自然体験で、対象となるこどもたちの視野が広がり、自ら積極的に体験への参加ができるようになる また、体験イベントの延長で居場所そらの存在を知り参加できるようになる 居場所そらは、週3回開所し「おにぎりとお菓子、汁物」の提供を行い、遊び・食べ時々勉強し集うことで、家でお腹を空かせ寂しく保護者の帰りを待つことがなくなる。長期休暇時は、昼ごはんを提供することで給食で賄っていた栄養面の補助ができ、お腹を空かせ寂びしく留守番することがなくなる
指標(体験) ・体験企画 9回 ・参加者数 延べ200人 (居場所そら) ・開所 週3日(月・水・金)※祝日は休み  平時:おにぎり、お菓子、汁物提供(週3日)  長期休暇中:昼食提供 17回+αイベント時 ・来所数 15人/日
目標値・目標状態(体験) ・体験開催 9回 ・参加者数 延べ200人 (居場所そら) ・開所 102回(盆正月祝休み)  〇おにぎり(汁物)・お菓子   提供⇒82回  〇昼食提供⇒20回 ・利用者数 1530人
アウトプット:結果(体験) ・体験開催 10回 ・参加者数 のべ223  人(子ども~大学生  数137人) (居場所そら) ・開所が期間中合計 88回、その利用者数合計が1,598人 うち、〇おにぎり(汁物)とお菓子提供⇒70回 〇昼食提供⇒18回 
アウトプット:考察・体験イベントの開催と同時に、「居場所そら」の見学をフリッジ利用者の子どもたちに実施しました(個人的に希望された方も含みます)。その結果、何人かのフリッジ利用者が居場所そらへ参加するようになり、他者との交流も増えました。物理的な貧困だけでなく、つながりの貧困と言われているひとり親家庭に対しても、少しではありますが交流できる場を提供できました。 ・動物と触れ合うイベントでは、子どもたちの目が輝いていました。また、防災や保護猫についての学習的な講座にも真剣に取り組む様子が見られ、防災意識や動物福祉への関心が高まっています。 ・居場所そらでは、継続して「おにぎり」などの提供を行うことができ、参加者も増え、笑い声が絶えない居場所となりました。ママスタッフに恋の悩みをひそひそと話す子どももおり、安心して過ごせる関係性が育まれています。みんな楽しそうで、建物が揺れるくらいにぎやかな時間になる日もありました。長期休暇には、みんなで食事を作って一緒に食べる機会も設け、自宅でもお母さんのお手伝いができるように、米の研ぎ方などの生活スキルも学びました。
2企業や支援者からの支援品を定期的にコミュニティフリッジ内に棚入れをし、登録者への告知等を通じて、登録者がより多く利用し生活の質の向上に向かっている また、子どもたちのお腹が満たされ、健やかな成長の一助になっている
指標棚入れ  目標 72回 利用回数 目標 1800回
目標値・目標状態棚入れ 72回 利用回数 1800回
アウトプット:結果棚入れ 142回 利用回数 1737回(世帯)
アウトプット:考察・棚入れの回数は、当初目標のおよそ倍になりました。持ち帰り個数の制限(ルール)は設けていましたが、棚入れをしてもすぐになくなる状況が続いたため、スタッフが都度、追加の棚入れを実施しました。 ・利用回数については、Qrio Lockの開閉履歴(氏名)で確認しました。利用者には「週1回利用」のルールを守っていただき、適切な頻度で利用してもらうことができました。 ・指標には含めていませんでしたが、今回も年末の対面による物資支援を実施することができました。例年どおり、クリスマスケーキの個数分の対面支援です。物価高騰の影響もあり、前年度まで100個用意していたクリスマスケーキが、今回は50個となり、対面支援も50世帯となりました。それでも、今回でフリッジを卒業される方もおり、多くの感謝の言葉をいただきました。 ・休眠預金事業開始時には200世帯だった登録世帯数が、2月時点では270世帯に増えていました。この増加からも、物価高騰の影響を受けた低所得世帯の生活が一層厳しくなっている現状が、より明確になりました。

活動

1体験企画について大まかな年間スケジュールを決定し、 コミュニティフリッジ登録者200世帯及び居場所そら利用者に、当体験企画の告知
活動結果計画通り
概要6月:大東建託 presents ペン立て制作ワークショップ&居場所そら見学会 7月:(株)アイセル presents パソコンで遊ぼう!体験会(お昼ご飯の時間に居場所そらの紹介も実施しました) 8月:きもちがかたちに!?アートワークショップ(お昼ご飯の後に居場所そらを紹介しました) 9月:石井食品ミートボール工場見学 10月:ハロウィンイベント@居場所そら(イベント前に居場所そらの紹介を行いました) 11月:日本レスキュー協会 presents やさしい防災講座&レスキュー犬ふれあいデイ 12月:猫カフェ&バルーンミュージアム体験会 12月:そらクリスマスパーティー(子どもたちの要望を受けて開催しました) 1月:エッジ国際美容専門学校 presents ネイル体験会&スクールツアー(イベント前に居場所そら見学を実施しました) 2月:西九州大学佐賀調理製菓専門学校・耳つぼサロン Mina presents   「カスタム!中華バーガーづくり&キッズ耳つぼ体験会」 (告知) 毎月のイベントについては、原則として1か月前に告知を行いました(次の予定と重ならないように配慮し、混乱が生じないよう注意しました)。居場所そらおよびフリッジでチラシを配布し、フリッジではチラシの掲示と、注意を引くポップを用いた広報を行いました。居場所そらでは保護者とのLINEグループで告知し、フリッジでは一斉メール及び公式LINEを通じて案内しました。
2自然体験の講師となる団体との面談、趣旨理解、企画立案等実施
活動結果計画通り
概要取り掛かりは遅くなりましたが、防災学習を含む、計画どおりのレスキュー犬との触れ合いを実施することができました。これも、日本レスキュー協会の皆さまが毎回、対面で丁寧に打ち合わせを重ねてくださったおかげです。子どもたちの学びの要素も多く取り入れていただき、とても良い体験会になりました。
3居場所そらの告知をコミュニティフリッジ登録者に実施し、居場所そらへの参加を呼びかける
活動結果計画通り
概要体験会の全てに「居場所そら」の見学会を結びつけることはできませんでしたが、可能な限り体験会の前後に見学会や紹介を取り入れました。実際に親子で参加された方、子どもだけで参加された方、そして今も継続的に通ってくださっている方もいらっしゃいます。この取り組みにより、新たな参加者が生まれ、子どもたちの居場所が広がりました。
4自然体験の開催告知を対象者に実施し、体験企画を開催する
活動結果ほぼ計画通り
概要自然体験の開催を2回以上計画しておりましたが、夏の暑さなどの影響で断念したものもあり、結果として1回の野外体験会となりました。実施した「日本レスキュー協会の拠点でのレスキュー犬とのふれあい」は、子どもたちにとって大変感動的な体験になりました。防災の勉強会も、小さな子どもでも理解できる内容で実施してもらいました。
5毎月1回開催レポートを、行政や、CSO、企業を通じて、PRする(HP含む)
活動結果ほぼ計画通り
概要毎月1回の開催レポートについては、「居場所そら」の開所日に合わせて(翌日までに)、SNSを通じて発信しています。発信時には、必ずハッシュタグ(#)を用いて休眠預金および分配団体をタグ付けしています。 また、発信したレポートについては、子どもの居場所支援団体にもリツイートしていただき、情報の拡散を図っています。 フリッジの活動については、フリッジ自体は非公開なので、個人のSNS(Facebook、Instagram、Xなど)で、ご寄付いただいた分を発信。※個人で発信するのは、フォロー数が多いため、寄付者にも見ていただくため
6参加者アンケートを事前と、毎回、事後に実施し、参加者の変化をおう
活動結果計画通り
概要参加者の変化を追跡するため、アンケートを毎回実施しました。当初の3回までは「顔アンケート」で実施しておりましたが、その後のイベントでは資金分配団体のご指導を受け、統計処理が可能なアンケート形式に変更しました。得られた結果を統計し、資金分配団体に提出しています。
7CSO、企業と事業終わり後の体験企画継続のための座組を検討する
活動結果計画通り
概要他団体および企業の方々と、体験イベントの実施についてオンラインや対面で検討を行いました。 また、企業様および専門学校様とは、体験イベントにとどまらず、保護者の学び直しの機会についても企画を進めており、現在も継続して検討を行っております。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

後半の体験イベントでは、エッジ国際美容専門学校や西九州大学佐賀調理製菓専門学校などを訪問し、実施いたしました。子どもたちにとって大変学びの多い時間となり、将来について考えるきっかけにもなりました。
また、コミュニティフリッジにおいては、本助成を活用して鍵の交換を行ったことで、登録者全員がスムーズに利用できる環境が整いました。これにより、利用時の不便さや不公平感が解消され、安定した運用につながった点も想定外のアウトカムの一つといえます。
さらに、保護者の方々からは「私でも学び直しをすれば免許が取れるかしら」といった前向きな反応が見られました。これは、エッジ国際美容専門学校の校長先生のご挨拶の中で「昨年は60代の方が二人免許を取得されました。学びに年齢は関係ありません。」という言葉があったことがきっかけです。その瞬間、保護者の表情が変わり、学びへの関心が高まったことを感じました。目の前の物資支援は重要ですが、子どもたちの将来を考えると、保護者の社会参画や就労機会の拡大も大きな課題であると認識しています。
ちょうどその頃、企業様とも「保護者の学び直し」をテーマに話し合いを進めており、パソコンの基礎、美容、調理など、就職や生活に資する学びの場の創出について検討しています。まだ課題も多くありますが、引き続き検討を重ねてまいります。
また、今後は佐賀西ロータリークラブ様において卓話の機会をいただいており、多様な企業経営者の皆様に本取り組みについて関心を持っていただき、連携の可能性を広げていけるよう働きかけていきたいと考えています。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

休眠預金事業の終了を迎えるにあたり、私たちを取り巻く環境や対象者の状況にも変化が生じています。コロナ禍を経て地域交流の機会は徐々に戻りつつある一方で、経済的格差や家庭環境の違いによる「体験格差」は引き続き顕著です。特にひとり親家庭では、生活費の負担増や時間的制約などから、学校外での体験活動が制限される傾向が強く、「どこにも連れていけない」「思い出を作ってあげられない」といった保護者の声も多く聞かれます。
このような状況を踏まえ、事業終了後も季節ごとに子どもたちの体験機会を提供し続けることを目指します。しかし、その継続には財源や人材の確保が課題です。私たちは、単発のイベントではなく、地域全体で支える持続的な「体験の仕組みづくり」に取り組む必要があります。
今後は、自然体験、文化・芸術活動、食の体験、職業体験など、子どもたちの興味や成長段階に応じた多様なプログラムを展開していきます。体験活動は単に「楽しかった」で終わるものではなく、自己肯定感の向上や、他者とのコミュニケーション力、新しい世界への好奇心を育むきっかけになると考えています。
各回の活動では、子どもや保護者の声を丁寧に拾い上げ、次の企画や事業設計に反映させていきます。また、体験の場づくりは当団体のみならず、地域の企業、農家、文化施設、大学、ボランティアなど多様な主体との協働によって実現していきます。こうした連携により、地域の中で子どもと家庭を支える文化を根づかせ、持続的な子どもの体験支援の仕組みを構築していきたいと考えています。

外部との連携実績

1活動住宅確保要配慮者(低所得者・ひとり親・DV被害者等)向けに70組の入居を支援してきた中で、見えてきた問題解決のために、「子ども第三の居場所 居場所そら」や「子育て支援館 佐賀コミュニティフリッジ」の開所に至った。運営は、企業やCSOと連携し支援してもらわなければ継続できない。
実施内容・企業訪問で支援を募る ・CSOには、人員不足の為、ボランティアをお願いしました ・一時的な支援だけでなく、企業様と一緒に、保護者の「学び直し」についても検討していく ・大学生・短大生には、ボランティア及び子どもたちと一緒にイベント参加してほしいとお願いした
結果・成果・影響等・前年度の支援企業23社、個人支援者120人  ⇒休眠期間内、17社訪問のうち10社支援  ⇒休眠期間内、個人支援者30人(うち2人はマンスリー寄付) ・CSOも人員不足とのことで今回は、2人の支援を得ました  ⇒CSOとの初期連携数約50団体⇒活動終了時約6団体増 ・学び直しは企業とだけではなく、専門学校とも連携し検討していくこととなりました  ⇒初期段階の学校、専門学校等の連携数6校⇒終了時2校増 ・小中学生にとっては、年の近い大学生等と触れ合うことで、お兄さんお姉さんができたような触れ合いができ、大学生たちもイベントに夢中になって参加でき良い結果となりました

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

1/17 エッジ国際美容専門学校でのネイルイベントについて、佐賀のローカルTV「ぶんぶんテレビ」で放送された

広報制作物等あり
内容

6/3 居場所そら見学会(フリッジの子どもたちを呼び込むため)のチラシ400部 印刷(7/4支払い)※印刷時シンボルマーク添付忘れの為シールで対応(フリッジ内掲示の時はシンボルマークも取り込んだ)
6/18 子育て支援館「佐賀コミュニティフリッジ」のリーフレット1,000部 印刷(支援者を増やすため、またフリッジを知っていただくため増刷)シンボルマークはシールで対応

報告書等なし
イベント開催等あり
内容
各体験イベントについて
居場所そら:チラシ配布に加え、LINEグループ(保護者とつながっている)での広報
      チラシ配布は居場所そらでの配布に加え、適宜、佐賀市図書館、TOJIN館1階カフェ、佐賀市市民活動
      プラザ、アバンセ、子どもの居場所等に配布した(配布場所数は9ケ所)
      LINEグループ及び保護者個人LINEでのイベントについてのお知らせは52回
      そのほか、居場所の開所情報はSNS(居場所そら)で期間中に限らず発信(期間中88回)
フリッジ:フリッジ内にチラシ設置、チラシ貼り出し、公式LINEでの広報、一斉メールでのお知らせ
     フリッジ内チラシ設置は9回、貼りだし9回、公式LINE11回、一斉メール9回、フリッジについてのSNS
     での発信は期間中61回(イベントについては、フリッジとしては発信していない)
     ・フリッジの周知についての周知は、非公開情報もあるため行政(市町)のみに個別で行っている。
     

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て添付・公開をした
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますかはい
内容
給与規程:https://sora-sora-saga.com/wp-content/uploads/2024/05/kyuyo2023.pdf
役員報酬規程:https://sora-sora-saga.com/wp-content/uploads/2024/05/yakuinhosyu2024.pdf
経理規程:https://sora-sora-saga.com/wp-content/uploads/2024/05/keiri2024.pdf
情報公開規程:https://sora-sora-saga.com/wp-content/uploads/2024/05/johokokai2024.pdf

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

各職員(パート含む)の労働条件通知書に記載。窓口担当者の名前及び個人の携帯番号を記載。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

総会前に、監事の監査を受けます。
会計士事務所に委託契約しているので、会計士に会計状況等随時監督してもらっています。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本助成を通じて、これまで個別に活動することが多かった「居場所そら」と「フリッジ」のスタッフ間において、協働して企画・運営を行う経験が蓄積され、組織全体としての連携力が強化されました。特に体験イベントの実施にあたっては、子どもたちの声を丁寧に拾いながら内容を検討する姿勢が共有され、現場に根ざした支援の質の向上につながっています。また、外部からの助言を受けることで、物資調達や運営面における視野が広がり、柔軟に対応する力も高まりました。
一方で、支援形態の異なる事業間における広報手法の違いや、非対面支援における情報の届け方については、課題として改めて認識されました。特に、フリッジ利用世帯への周知は一方向になりやすく、必要な情報が十分に届いていない可能性があります。また、事業途中で経理担当者の変更があったことから、組織としての体制整備や、業務の属人化を防ぐ仕組みづくりの必要性も明確となりました。
今後の対応としては、対面・非対面それぞれの特性に応じた広報手法の工夫や、継続的な関係性を築くための仕組みづくりを進めていく必要があります。また、運営体制の安定化に向けて、役割分担の明確化や情報共有の仕組みの整備を図ってまいります。あわせて、専門的な助言や他団体との事例共有の機会が継続的に得られるような支援があれば、より効果的な事業運営につながるものと考えています。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示

イベント実施時に表示