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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/03/23更新

事業概要

事業期間開始日 2025/06/01終了日 2026/02/28
対象地域沖縄県中部地域
事業対象者

生活に困窮しているひとり親世帯
生活に困窮している多子世帯
生活に困窮している若年夫婦世帯(両親ともに30歳以下)
子育てをしている就労困難者
一時保護が必要な小学生以上
養育者の精神安定のための保護が必要な小学生以上
生活の改善のためにショートステイが必要な世帯
関係機関及び行政やスクールソーシャルワーカーなどから緊急避難やショートステイの相談があった世帯及びこども

事業対象者人数

相談事業:100人
ショートステイ及び緊急避難:12人(月1組以上)
世帯のショートステイ最長2週間 緊急避難(子どもも含む)は1週間以内とする

事業概要

緊急時に非難することが出来る緊急避難やショートステイが出来る場所を作ります。
基本的には、戻る場所があるが生活することが難しい状態の世帯若しくは小学校高学年以上を対象としています。戻る場所がない場合は、行政からの紹介のみとし、受け入れ先が整うまでの準備期間としての受入れとします。中高生の家出や親の都合で家に帰れない、光熱費が払えてなくて生活が出来ない、家族が暴れているなどの緊急避難や周辺市町村関係機関からの要請緊急的な避難が主な対象者になります。
宿直室を作り、宿泊者がいる間は宿直を設けます。希望があれば生活の立て直しの為に支援スタッフをつけます。
くじら寺子屋では、様々なメニューの「ついでに」に気軽に相談できるを環境を維持し、いつでも誰でも相談しやすい状態にし、「助けて」が言いやすい環境とともにそれに寄り添える支援を提供します。
また、くじら寺子屋に寝泊まりしている間にCANVAを使えるようになってもらいチラシ作りをするなどの報酬を得る体験まで行っていきます。
くじら寺子屋が満室の場合も対応できるように民泊事業を行っているこどもの居場所などや見守りが出来る民泊事業に宿泊出来るようにします。
維持費の捻出が最小限で収まるくじら寺子屋内で宿泊可能な場所を作ることで、休眠事業終了後も継続して受入れ可能にします。

事業の総括およびその価値

【目標とする事業対象者人数:112名に対し、本事業介入対象者:995人】
施設の修繕によりショートステイの受け入れ環境を整備し、改修期間中に各機関へ事業説明を行ったことで、事業本格開始後の円滑な連携を実現しました。


特筆すべき成果は、食糧支援や無料の散髪、お下がりの子供服コーナー等の既存事業に相談機能を組み込み、「ついで」に困りごとを話せる相談動線を確立できた点です。これにより、心理的ハードルを下げた支援が可能となりました。


宿泊利用については、行政やSSWからの紹介に加え、学習支援(くじら寺子屋)を通じた介入も実施しました。既存の利用しているこども達へは「お泊り会」と称した案内で、精神疾患を抱える保護者のケアや多子世帯の休息、受験期の学習環境確保など、家庭環境に応じた柔軟な宿泊支援を展開。行政からの緊急性が高いケースの案内もあり、様々なケースに対応することが出来ました。

課題設定、事業設計に関する振返り

修繕工事が遅れ事業に遅れが出ました。1年間の事業で、ショートステイと言う事業を実施するには期間が足りませんでした。行政機関からの紹介で受け入れる際には、受入れまでの調整や面談、保護者との話し合い、今後についての話し合いなどの事前と事後の調整に多くの時間を費やしました。実際の受け入れ人数が少なかった前半は、行政との調整と調整中のキャンセルなどが多くなってしまいました。
12月頃から受け入れ態勢の整備と調整がスムーズに動き出しました。
困った時に話せる環境作りのために力を入れたオフィシャルLINEでの呼びかけや来館時の対応は、日が進むにつれ相談と来館が多くなりとても忙しかったです。周辺自治体からの問い合わせや見学も大変多く、こどもが利用できるシェルターの必要性を痛感しました。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1①④緊急避難や関係機関からの要請により一時的に受け入れた人々が、生活再建に向けた支援を受けたうえで退出後も、自治体や支援機関と連携しながら生活の改善と自立に向けた取り組みを継続できている状態
指標宿泊を利用した生活がままならない利用者が、家に戻った後に安心して暮らせるように、利用中に関係を築いた支援機関の数。
目標値・目標状態利用者の60%以上がくじら寺子屋以外に2機関以上と繋がっている状態
アウトカム:結果利用者の66%が行政など支援機関と繋がった。
アウトカム:考察行政から繋がったケースも多く、利用後の生活をどのように組み立てていくかなどを相談できる機関と繋がったり、学校で発見されたケースは行政や社協に繋がるなどスムーズな連携が行えた。 友人と宿泊のケースは、困り感が見えているので声掛けをしているがまだ見守りながら必要に応じて繋がりが必要な時に繋げていくと判断した。
2支援対象者への対応を通じてノウハウが蓄積され、関係機関と連携しながら、団体がシェルター事業を安定的かつ継続的に運営できる組織体制が構築されている。
指標①シェルター利用の受入れについて相談や連絡が出来る関係機関の数 ②継続運営について、関係機関にヒアリングをした機関の数
目標値・目標状態①②6団体以上
アウトカム:結果10団体
アウトカム:考察コザ児童相談所、美里児童園(市役所を通して相談)、沖縄市役所保護課、沖縄市役所生子ども相談健康課支援員、SSW(スクールソーシャルワーカー)、沖縄市若者支援、沖縄市ちゅいしぃじぃ課、うるま市役所、きゃん児童館、うるま市社協、
3①オフィシャルLINEを通して、相談や問い合わせが出来るようになり、問題が大きくなる前に日常的な相談が出来る為、子育てができやすい地域になっている
指標オフィシャルLINEの登録者が増加割合と問い合わせ件数
目標値・目標状態・オフィシャルLINE登録者2割増加 ・1ヵ月の問い合わせ件数20件
アウトカム:結果オフィシャルLINE増加割合3.4割増 ・74件(2月)
アウトカム:考察オフィシャルLINEの登録者数は、当初532世帯だったのが2月末には713世帯になり3.2割増となっている。問い合わせ件数は、オフィシャルLINEからは7月で44件、対面では4件だったのが2月にはオフィシャルLINEから74件対面では30件となっている。オフィシャルLINEからの問い合わせは1月までには、月に100件を超える月もあった。
4②くじら寺子屋で生活をし、安定した生活を送れる基盤が出来ている
指標くじら寺子屋退所時にアンケートをとり、くじら寺子屋で生活が改善できたと答えた方の割合
目標値・目標状態・チラシ作成の受注が年間4件
アウトカム:結果72%がよくなった。16%が少し良くなったと回答
アウトカム:考察利用者アンケートの回答が良くなったと少し良くなったが大多数を占めた。
5③緊急時に非難できる場所があるという安心感がある地域になっている。
指標緊急避難及びショートステイの利用者の件数
目標値・目標状態年間の利用者の実数が8人
アウトカム:結果24人 ※一人が複数回利用した場合でも1人とする
アウトカム:考察現状が不安定な中学生や高校生に宿泊体験として提供することで、必要な時には宿泊できる施設だという事をイメージつけた。行政やSSWからも利用に関しての相談があり、学校関係者や保護者からも利用に関してや見学の希望が増えている。
6⑤研修や現場見学を通して、困りごとを抱えた対象者が繋がる先と連携できる状態になっている
指標研修参加件数と現場見学の件数
目標値・目標状態年間の研修参加回数と現場見学の回数が合計して11回以上
アウトカム:結果研修参加9回 現場見学15回 合計24回
アウトカム:考察様々な支援機関を実際に見学したり、研修に参加する事で問題を抱えた方にどのように向き合うかを学ぶ事が出来た。また、スタッフで一緒に参加し見学する機会も多くとれたことにより共通認識が深まった。実際に利用者からの相談があったときの連携もスムーズになっている。
7①④行政や支援機関と連携し、自立した生活が営める安定して住む場所が確保出来ている状態。 ※この場合は、戻る場所がない利用者を想定。行政からの利用要請があり、ショートステイの間に退所後のフォローも支援機関がバックアップする。
指標退所後に支援機関と連携して行政などの支援機関等へ入所出来ている状態
目標値・目標状態1組
アウトカム:結果0組
アウトカム:考察戻る場所がない状態の方の受け入れはなし。しかし、戻る場所に居場所がない中学生については本人とは毎週に数回連絡を取り、親族の方とも面談、市役所と一緒に現状確認など継続した見守りを行っている。本人とは、警察に行く場合や児童相談所に連絡する緊急事態がどのような場合なのかを確認して市役所の支援員の方と一緒に共通認識を作るようにしている。

アウトプット

1①くじら寺子屋オフィシャルLINE登録件数が増え、ショートステイについての案内を配信し、必要としている人がアクセスしやすい環境を整える。
指標オフィシャルLINE登録者件の増加数
目標値・目標状態2月末時点のオフィシャルLINE登録者件数の増加件数100(事業開始時の登録者数532なので、2月末632を目指す)
アウトプット:結果増加件数181 (2月末登録者件数713)
アウトプット:考察オフィシャルLINEからの相談は、こちらから週1回以上情報提供をすることで連絡を取りやすくなっている。チラシなどは配っていないが利用者が情報が必要な友人に紹介するケースが多く、毎月順調に登録件数が増えた。
2①オフィシャルLINEから気軽に相談出来る体制を整備することで、ショートステイ利用が気軽に相談できる体制を構築する
指標オフィシャルLINEからの相談件数
目標値・目標状態オフィシャルLINEからの相談が月に20件以上
アウトプット:結果74 (2月相談件数)
アウトプット:考察ショートステイに関する質問や見学に繋がることも増えている。ただ、くじら寺子屋としては小学4年生以下のこどもを「預ける」感覚で利用させたいという相談はお断りした。どのような利用が出来るのかの説明は、丁寧に行っている。
3①くじら寺子屋にて対面の相談が行われる
指標対面相談の1か月の世帯数
目標値・目標状態相談に来てお話した世帯の数が1か月間に20人
アウトプット:結果2月対面での相談 30
アウトプット:考察相談しやすい環境が整ってきている。利用者が増えると寄贈品も増え、また利用案内も増えているので「ついで」に相談できる環境が整っている。
4②ショートステイ利用者に対して、食事・日中活動・プログラム等を提供する生活支援体制を整備・実施した。
指標宿泊を通してくじら寺子屋で生活することでスタッフのサポートを受け、利用することで「日々の生活が」と感じる回答の割わい
目標値・目標状態「日々の生活に対して不安を感じる機会が減った」と回答した割合が6割以上
アウトプット:結果アンケートの回答 良くなった 72.6% 少し良くなった 16.7パーセント
アウトプット:考察高い確率で良くなったと回答を得る事が出来た。アンケートの中に「家以外で過ごす時間が必要だった」との回答が55%になっており、お泊り体験という機会で友人に誘われただけのこどももいたのにも関わらず何かしら有効に機能したのではないかと感じている。不登校の子どもが自分から利用したいと言い、受験まで少しでも頑張ると毎日利用するようになったこともあった。
5③宿直担当をおいて、世帯やこどもの緊急避難や一時預かりの受け入れを。 世帯が立て直すための利用や養育者が疲弊している状態からの改善、こども自信が落ち着ける環境の提供を目的に、自治体・支援機関と連携して生活支援を行った。
指標数日間の一時受け入れや緊急避難として対応した世帯人数及びこどもの人数の実数
目標値・目標状態利用した人数が月4人
アウトプット:結果6件 2月受入れ件数
アウトプット:考察12月以降は、受け入れ件数が増加した。連泊の申込みもあり、市役所と連携する事や病院の利用などのケースもあり、様々なケースを対応することで休眠預金事業が終了したあともどのように受け入れを実施するかを検討出来るようになった
6③④夜間対応を含む支援体制と宿泊環境を整備した。役所・関係機関と連携した受入フローを整備し、ショートステイ受入を開始した。
指標市役所や関係機関からの相談件数
目標値・目標状態相談件数がトータルで8件
アウトプット:結果トータル27件
アウトプット:考察27件のうち、実際にショートステイ利用があったのは5件となっている。22件についても面談実施やくじら寺子屋の他事業への案内などを行う事も多くあった。
7➄くじら寺子屋の団体力が向上し、多種多様な相談の中でどの問題をどこにつながれば良いか、誰に相談すれば良いかの道筋を描くことが出来ている。
指標研修の参加や関係機関の現場見学を行った回数
目標値・目標状態年間に行った回数が ・研修参加:6回 ・現場見学:5回
アウトプット:結果研修参加9回 現場見学11回
アウトプット:考察他団体の活動を実際に見たり、研修を受ける事でどのように動けばよいのかをイメージすることができやすくなりました。また、大阪研修では、実際に支援している方との面談に同席させてもらうことで様々な気づきを得る事が出来ました。

活動

1①情報発信・相談からのニーズ把握と支援の接続 くじら寺子屋へ気軽に相談できる体制を整備する。利用者との信頼関係を築き、安心して相談できる環境を提供し避難や支援が必要な世帯の潜在的なニーズを拾い上げ、適切な支援機関へつなげる。 オフィシャルLINEを活用し、ショートステイの利用が必要な方に向けて、自治体や支援機関の案内を発信します。これにより、連携先の支援機関との橋渡しをスムーズに行えるようにする。
活動結果計画通り
概要昨年度までに比べて、支援機関や行政と連絡を取り合う機会が増えています。オフィシャルLINEからの問い合わせから対面の相談、支援員が同行しての面談、支援員と情報共有するためのミーティングなどが多く行われました。 オフィシャルLINEからの問い合わせや見学、相談も多く、気軽に相談できる場所として認知されてきたと実感しています
2② 受け入れ対応:ショートステイ利用時の各種サポート ショートステイ利用者が滞在中、安心して心を落ち着けながら日中を過ごせるよう、快適な環境を整備する。利用者の希望や支援団体との協議を元に、必要なサポートを柔軟に提供。 【提供する主なサポート内容】 食事の提供 入浴や散髪の支援 団体活動への参加(スタッフと共に取り組むことで安心感を提供) 各種プログラムへの参加(例:パソコン講座、手芸活動など)
活動結果計画通り
概要ショートステイ利用を否定的だった男子高校生が散髪利用をしたことで、ショートステイに前向きになったり、人間不信で同じ中学校の子がいる時は部屋から出たくないと言っていた中学生女子が、利用するにつれてスタッフに心を開き通常の学習支援の場で勉強するようになりました。誰でも利用できる場所というオープンな雰囲気に「支援機関」に泊まる抵抗をやわらげています。アンケートでもまた泊まりたいが100%となりました。
3③宿泊環境の整備 ショートステイ及び緊急避難用に部屋を改修。最長2週間。 生活の立て直しのための宿泊。 養育環境の改善や緊急避難 養育者が養育から休むことが出来るようにこどもを一時預かる(数日)もしくは、緊急避難が必要な子どもの受入れ。緊急避難は、行政と連携し、受け入れを行う。 サポートスタッフの宿直有。
活動結果計画通り
概要緊急避難や養育者の養育から休むことが出来るように一時預かるなどの利用がありました。子ども支援を中心に行っているので、想定よりもこどもの利用が多かったです。行政からの緊急避難の連絡もあり、連携することができました。 宿直室もスタッフが充分に利用できる仕様になり、玄関近くなので無断外出の危険性を防ぐことができました。
4③宿泊環境の整備 倉庫の宿直室、宿泊部屋への改修 現在倉庫として利用している部屋を宿泊部屋へ改修 くじら寺子屋入り口近くに宿直室を設置。夜間の対応も安全に利用できるようにする。 現在倉庫に置いてあるものを置くための倉庫の設置
活動結果計画通り
概要宿直室の設置、宿泊部屋の設置共に順調に行うことが出来ました。宿泊室は、畳の部屋にしたので、くつろぎやすく大変好評です。大人数の場合は2階の部屋も利用して宿泊することが出来るようになりました。
5④ 自治体・支援機関等との連携体制の構築ー1 ショートステイの利用に関しては、自治体の担当窓口(沖縄市役所子ども相談健康課および保護課など)や各種支援機関(若者相談センター、SSWなど)からの紹介を基本とします。 支援機関とは月1回の定期ミーティングを実施し、受入れ状況の共有しながら事業を推進し、支援体制や運営フロー(マニュアル)、情報開示の範囲を整備します。
活動結果計画通り
概要沖縄市役所の支援員の方とは週1回以上連絡を取り合うようになりました。また、新しく就任されたSSWの方は、支援機関につないだ方が良いと判断された場合は、くじら寺子屋の面談室で支援員の方を交えて面談することも増えました。支援員と一緒に面談を行うことで情報共有のハードルが低くなったと感じています。また、支援もスムーズに行えるようになりました。
6④ 自治体・支援機関等との連携体制の構築ー2 受入れは対象者の事前ヒアリングに基づき、家族構成などの基本情報や避難が必要な理由などを記した「登録カード」の作成。このカードをもとに、家庭状況や保護の緊急度を総合的に判断し、受け入れの可否を決定。 受入れ後は、紹介を受けた支援機関と協働し、支援対象者の入居から退所までをサポート。 支援対象者を受け入れる為に、施設ルールを作成、入居時に利用同意を得る。
活動結果ほぼ計画通り
概要登録カードは、世帯として利用される方全員に記入してもらい基本情報の共有がスムーズに行うことが出来ました。 施設ルールにおいては、利用者のニーズや状況が多岐に渡る為一定のルール作成が難しく、利用ごとに口頭でどのような利用をするかを一緒に考えるスタイルをとりました。
7➄組織力の向上 研修と見学 研修や勉強会に参加し、必要に知識や支援方法を学ぶ。関係機関や支援団体を見学し現場の考え方を学ぶ。 傾聴力向上の為の研修 福祉施設を運営している寺に依頼 利用者に対して必要なスキルとして、傾聴がある。お寺の文化として育んできた傾聴の考え方を学び、利用者の方に負担をかけずに話してもらう方法を研修で学ぶ。 *県外研修は訪問前に行程を計画。レポート作成し報告を行う
活動結果計画通り
概要世帯支援に係るスタッフで研修を受ける事が出来たことが大変良かったです。共通認識を持つことや研修を受けたことで何を思ったか感じたかをシェアし、感じ方が同じところと違う視点も見つける事が出来ました。 子ども支援中心で関わったことがあまりなかった分野を見る事で得た視点もあり、本当に大切な研修になりました。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

学習支援を中心に実施している団体だからこそ出来るショートステイのニーズを拾うことが出来ました。受験期に家に学習に集中できる環境がないので(民泊事業を実施している、多子世帯などの理由)寺子屋のショートステイを利用して勉強したいとこどもが自ら行ってきた事はとても嬉しい出来事でした。また、お泊り会と称して気になる子がいるグループを宿泊させていましたが、あまり効果がないかと思っていましたが回を重ねる事で今までは口にしなかった家庭の事を話すようになりました。両親とも鬱病だったので本人からそのことを話してくれたことが今後困った時に口に出しやすい環境が作れました。
支援機関や行政関係の見学も大変多く、事業の注目度の高さを感じました。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

ショートステイを利用したこども達は、今後も見守りが必要な子が大半になります。この子達がいつでも「助けて」と言える関係の構築と繋がりの継続が重要になってきます。この継続については、学習支援事業のベースで繋がり続けていけると関係を作れたことが大きいです。利用したこどもや気になる子には「困った時にはすぐに言ってね」と声掛けを行っています。
当直の人件費を考えると緊急時にすぐに受け入れが出来る体制の維持の為にも自己資金の獲得を団体内で協議し、これまでくじら寺子屋の事業が完全無料だった体制について最低限の有料化を行い、今後も対応していきます。
また、当直の人件費は難しくても対応可能な時間を伸ばすなどの事業の延長を行い、家に帰らずに過ごせる環境の提案も考えています。

外部との連携実績

1活動オフィシャルLINEからの呼びかけ、相談及び面談から支援機関へつなぐ
実施内容困窮度が高い気になる家庭への声掛け。支援の呼びかけにも反応が返って来なかった世帯へ、個別に声掛けを行った。
結果・成果・影響等いつもは反応がある世帯が反応がなかった、登録カードに利用の度に記録を残すようにしているため、明らかに頻度が低くなっているなどの状況把握が出来るようになっていたため、声掛けが可能になっていた。声掛けした世帯の中には、ガンが発覚した世帯や交通事故にあい引きこもるようになっていたなどの状況があった。声掛けしてもらえて、外出する気力がで他と言う声もあった。気力が低くなっているため、支援を探すことが出来ていなかったが支援機関の役割など手稲に伝えたところ相談にいく事が出来た。(パーソナルサポートセンター、社協など)
2活動見学の受入れ
実施内容事業内容の説明や受入れの案内
結果・成果・影響等小学校の教員の方がニュースでくじら寺子屋の特集を見て見学。気になる世帯に利用を勧めたところすぐにSSWと共に来館。世帯の状況が大変厳しかった為、すぐに緊急避難の受入れを行い生活の立て直しを実施。この時にSSWと一緒に面談を行うことが出来たので、翌週には沖縄市社会福祉協議会、福祉プラザ、沖縄市子ども相談健康課支援員、沖縄市基幹支援員、パーソナルサポートセンターと必要な支援に繋ぐことが出来た。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

TV QAB 1月22日放送 CATCHY第2部ニュース6時15分~6時55分放送内の特集コーナーにて放送
子どもの居場所ー1-「学習支援から世帯支援へ」
https://www.qab.co.jp/news/20260122280252.html
QAB 1月29日放送(アンコール放送3月4日) こどもの居場所ー2-「子どもの居場所」を提供する団体同士のつながり
https://www.qab.co.jp/news/20260129281057.html
※こちらは、くじら寺子屋を含めた地域のつながりの特集なので一部分のみになります。

広報制作物等なし
報告書等なし
イベント開催等なし

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て添付・公開をした
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった
助成金の対象経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準等を公開をしていますかはい
内容
https://drive.google.com/file/d/15wzMgj1KkHldADI_F4T1YyCBla4dR0wi/view

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

総会で、規程類の読み合わせを行い、内部通報を行う際の窓口が2名いることを通知している。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますか
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
報告年度の会計監査はどのように実施しましたか(実施予定の場合含む)内部監査
内容

監事による監査を毎年、全事業に関して実施している中で行う。6月実施予定。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

1年間では、施設整備と体制整備に集中する為、継続的に事業を実施していく為には時間が足りなかった。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示

その他:購入物にシールを貼っている