事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 二度の災害により、住民の心は疲弊し将来に見通しが持てない状況にある中、みんなで作るコミュニティハウスの建設により、災害によって希薄になった地域の絆を取り戻し、将来のまちづくりに向けての意欲と希望につなげる。さらに、コミュニティハウス建設から次につながる被災者住宅再建で、地元資源を活用した地域循環型の生業 を活性化することで、住み続けられるまちづくりを実現する。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 二度の災害により、住民の心は疲弊し将来に見通しが持てない状況にある中、みんなで作るコミュニティハウスの建設により、災害によって希薄になった地域の絆を取り戻し、将来のまちづくりに向けての意欲と希望につなげる。さらに、コミュニティハウス建設から次につながる被災者住宅再建で、地元資源を活用した地域循環型の生業を活性化することで、住み続けられるまちづくりを実現する。 |
団体の社会的役割
団体の目的
災害によって衰退した地域に、意欲と希望を持って健康に生活するための自力をつけることで、生きがいを感じながら安心して生活できる環境にする。また、自力をつけるための学びの場で子ども達も主体的に活動することで、生まれ育った町を誇りにしながら将来新たな環境を創りあげていく持続可能な社会を継承していくことを目的とする。
団体 の概要・活動・業務
・災害で裂かれた住民同士の絆を再生するために、旧粟倉医院の敷地にコミュニティハウスを自力建設し、住民の憩いと創造の場とする。そのコミュニティハウスをみんなで建設しながら、被災者住宅再建のコスト削減策を考え、それにより被災者の住宅再建を実現させて生活を安定させる。
・地域木材や地元業者を活用した自力建設で地域循環型の生業を再生させ、生きがいをもって健康に長く暮らすことができる地域にする。
・自伐型林業から建物の建設の自立活動の過程をさまざまな学びの機会と捉え、その教育環境に共感する子育て世代の移住や関係人口の増加につなげる。
| 団体の目的 | 災害によって衰退した地域に、意欲と希望を持って健康に生活するための自力をつけることで、生きがいを感じながら安心して生活できる環境にする。また、自力をつけるための学びの場で子ども達も主体的に活動することで、生まれ育った町を誇りにしながら将来新たな環境を創りあげていく持続可能な社会を継承していくことを目的とする。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | ・災害で裂かれた住民同士の絆を再生する ために、旧粟倉医院の敷地にコミュニティハウスを自力建設し、住民の憩いと創造の場とする。そのコミュニティハウスをみんなで建設しながら、被災者住宅再建のコスト削減策を考え、それにより被災者の住宅再建を実現させて生活を安定させる。 |
概要
事業概要
①「みんなで作る」みんなはだれでどんなことをするかを具体的に想定する。
・本事業を推進する事務局を応援スタッフを決める。(建設工事担当4名、ボランティア担当2名、窓口担当2名)
・建設段階で指導者となる林業や大工等の専門技術者を決める。(15名)
・地元専門業者との打合せをする。(林業・製材・基礎・施工・塗装・建具・電気)
・地元及び外部ボランティアの募集方法と作業の仕方を確認する。
・子どもを支援する大学との打ち合わせを行う。
・自治会や、行政との連携を確認する。(まちづくり協議会、町野町区長会、輪島市)
②「共創」するための流れを作る。
・町野ラジオでの広報、学校や仮設でのアンケートで楽しい活用方法を募集する。
・ログカフェ建設の目的を知ってもらい、一緒に建設するボランティアを募集する。
③建設に向けての詳細な計画を作る。
・業者や指導者との打合せで、建設計画とボランティアの参加計画を立てる。
④安全な作業を確保するための準備をする。
・安全指導のための事業スタッフの免許習得や講習会を開催する。
・危機管理マニュアルや緊急対応マニュアルを作成する。
⑤運営の効果を想定する。
・住民の意見を考察し、持続可能な運営方法を検討する。
資金提供契約締結日
2025年08月31日
事業期間
開始日
2025年08月31日
終了日
2028年02月28日
対象地域
石川県輪島市町野町粟蔵
| 事業概要 | ①「みんなで作る」みんなはだれでどんなことをするかを具体的に想定する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年08月31日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年08月31日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 石川県輪島市町野町粟蔵 | |
直接的対象グループ
・事業を推進する事務局スタッフと事務局を応援するスタッフ
・建設時に備え、ボランティアを指導する専門技能者
・建設を請け負う地元の専門業者
・外部の専門業者と大学
・自治会や婦人会、町づくり協議会の会員
・町プロ(町野復興プロジェクト)のスタッフ
・アンケートや直接対話の対象となる住民(児童生徒や子育て世代、高齢者)
人数
150名
最終受益者
・町野町在住の子どもや子育て世代を含む住民
・町外のみなし仮設等に生活している住民
・事業の参加を希望するボランティア
・復興モデルを学習する行政や大学、研究者
・ログハウスの移住や2拠点居住を希望する人やロ グハウス愛好家
人数
300名
| 直接的対象グループ | ・事業を推進する事務局スタッフと事務局を応援するスタッフ | |
|---|---|---|
| 人数 | 150名 | |
| 最終受益者 | ・町野町在住の子どもや子育て世代を含む住民 | |
| 人数 | 300名 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
あり
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | あり |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
災害による奥能登全体の人口の流出は3割といわれる(携帯電話会社のデータ解析)。また学齢児童生徒数は約3割減少している(教育委員会小中学生の児童生徒数より)。今回の災害は物理的な損害はもとより、人口の流出や地域の分断等で、これまでの住民の絆が希薄になったことによる心の損失が大きな問題である。奥能登は、大きな財産でもある強い絆で生業や行事を活性化させ、心のよりどころとしてきた。奥能登は心の復興なくして本当の復興とは言えず、一人でも多く地域で安心できる環境を再構築する必要がある。
本団体は輪島市町野町にあるが、災害前の人口2000人が災害後は800人となり、そのうち地元仮設入居者は約650名である。また、建物の公費解体対象は8割(町野公民館の調査)となっているが、2026年2月現在で確認できる新築家屋は8棟のみである。この状態は、奥能登全体の中でも被害の大きな地域となっており、これまであった住民同士が協力して頑張ろうという意欲までが低下している。また、地元を離れみなし仮設に住む高齢者の中には、慣れない環境によるものと思われる認知症や病気が悪化し、家族の大きな負担となっている。さらに、仮設入居期間が2027年で終了となるため、災害による自分の町会のコミュニティーの分断に続き、仮設でのコミュニティも分断されてしまい、いっそう孤立感が強まることが予想される。したがって、「離ればなれになってもそこに行けば仲間と集える」という場が早急に求められるが、本事業でのコミュニティハウスは、分断された絆の再構築に大きな役割を果たすであろう。そして、被災者住宅の自力再建が進めば、仮設退所の不安は一気に解消し、我が家に帰ることで住民の心と生活が安定する。また、継続的な再建活動による地元循環型の生業の再生で、大好きな地元で安心して暮らせる。
このようなことから、河川や道路の復旧は進むと思われるが、住民の心の復興は現在のところ明るい見通しが感じられない。今回の事業によるコミュニティハウスや被災者住宅の再建により、住民の心のケアと外部を含めた人との絆の再構築を行い、もう一度住民の意欲や自力を養うことが必須と考える。また、現在被災地に残って夢や希望を描けない子供たちに対しても、困難を克服していく楽しい活動に参画することで、地元に誇りを持ち、たくましく未来に挑戦できる基盤を築いてやらなければならない。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
復旧にはまだまだ年月を要する状況である。生活の土台となる自宅再建は現在8棟のみで、行政からの義援金や補助金制度はあるが、物資高騰により再建費が高額となったため、自宅再建は不可能と思う住民が多い。また、仮設やみなし仮設の2年間の入居期間が来年に迫り、みなし仮設は補助金は打ち切られ、仮設については1年の延長が認められてはいるが、いずれは出なければならないという不安が、非常に大きくなることが予測される。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
課題克服のため、地元民間復興プロジェクトチームとして、様々なイベントや子供を対象とした行事、高齢者の移動支援のための町プロ交通、地元の情報共有のための町野ラジオの開設などを通して、地元住民の支援と楽しみを提供している。また、外部ボランティアや団体との連携で様々な解決方法を学び、この町に適した活動方法を考案している。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
本団体は交付金活用事業は初めてであり、今後資金面や運営面でどのような問題が生じてくるか不安である。そこで、社会課題解決という共通の目的を持つ資金分配団体が伴奏者として併走してもらえることは大変ありがたい。そして、現場の状 況をフィードバックしながら伴奏者と協議し、より実情に応じた効果的な資金運用が実現できれば、住民はスピード感のある地域の復興を感じることになり、前向きな力に勢いが増すものと思われる。
| 社会課題 | 災害による奥能登全体の人口の流出は3割といわれる(携帯電話会社のデータ解析)。また学齢児童生徒数は約3割減少している(教育委員会小中学生の児童生徒数より)。今回の災害は物理的な損害はもとより、人口の流出や地域の分断等で、これまでの住民の絆が希薄になったことによる心の損失が大きな問題である。奥能登は、大きな財産でもある強い絆で生業や行事を活性化させ、心のよりどころとしてきた。奥能登は心の復興なくして本当の復興とは言えず、一人でも多く地域で安心できる環境を再構築する必要がある。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 復旧にはまだまだ年月を要する状況である。生活の土台となる自宅再建は現在8棟のみで、行政からの義援金や補助金制度はあるが、物資高騰により再建費が高額となったため、自宅再建は不可能と思う住民が多い。また、仮設やみなし仮設の2年間の入居期間が来年に迫り、みなし仮設は補助金は打ち切られ、仮設については1年の延長が認められてはいるが、いずれは出なければならないという不安が、非常に大きくなることが予測される。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 課題克服のため、地元民間復興プロジェクトチームとして、様々なイベントや子供を対象とした行事、高齢者の移動支援のための町プロ交通、地元の情報共有のための町野ラジオの開設などを通して、地元住民の支援と楽しみを提供している。また、外部ボランティアや団体との連携で様々な解決方法を学び、この町に適した活動方法を考案している。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 本団体は交付金活用事業は初めてであり、今後資金面や運営面でどのような問題が生じてくるか不安である。そこで 、社会課題解決という共通の目的を持つ資金分配団体が伴奏者として併走してもらえることは大変ありがたい。そして、現場の状況をフィードバックしながら伴奏者と協議し、より実情に応じた効果的な資金運用が実現できれば、住民はスピード感のある地域の復興を感じることになり、前向きな力に勢いが増すものと思われる。 |
中長期アウトカム
事業終了3年後に、コミュニティハウス「ログカフェ」は自由に使える憩いの場として定着し、希薄になった絆が仲間と集うことで再構築され新たな意欲が生まれることで、さまざまな催しや販売、復興モデルとしての成果説明会など、復興を肌で感じる場として活用が継続されているだろう。また、被災者住宅再建のための本部としても、ログカフェを実際の建築モデルとした説明会が軌道に乗り、町野地区はもちろん、同じ課題を抱える奥能登の他の地域との連携の場としても機能している。地元木材を切り出し、地元業者や住民によって建てられた100棟を超える被災者住宅再建活動は、地域循環型の生業を実現し、それによる住民や関係人口の増加が、さらに新しいまちづくりの可能性を広げる。また、その活動に関わってきた子ども達は、再生された自分の町を誇りに思いながら、たくましく未来に向かって踏み出していく。そして将来、卒業生として母校でキャリア教育のファシリテーターとなったり、地域行事参画の推進役となったりして後輩を育てていく循環が生まれている。
短期アウトカム
| 1 | 【町野町の住宅再建がしたい(仮設住宅に住まう)人】 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 再建コストの納得度・見通し | |
| 初期値/初期状態 | 安価な被災者住宅を建てる計画を知っている。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 2028年2月に、被災者住宅三棟が建設されている。 | |
| 2 | 【町野町に関わりたい人(住民、住民以外)、町野町の外のこどもたち(高校生以上、20歳未満)】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・町野との継続的なつながり | |
| 初期値/初期状態 | ・仲間との連絡手段が常に活用されている。 ・町内外の人がログカフェで自主的に何でもやれることを知っている。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 2028年2月継続して町野のイベントや町の様子を情報交換し、何らかの形で年3回以上イベント等に参加している。 | |
| 3 | 【町野に住むこどもたち】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・地域への愛着と役割実感 | |
| 初期値/初期状態 | 自分の力で町のために何かしたいと思っている。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 具体的に何をしてどんな思いをしているかを語ることができる。 | |
| 4 | 【町野に関わりたい住民】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・町野町に住み続けたいと思う人数 | |
| 初期値/初期状態 | ・町野町に住むことに、生きがいや希望を持っている。 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・生活が安定し、余裕を持って仕事や交流活動を楽しんでいる。 | |
| 5 | 【実行団体】 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ・林業・建設事業のマネジメント、仕組み構築 ・多様なメンバーによる理事会等による計画修正、ガバナンス確保 | |
| 初期値/初期状態 | ・継続したプロジェクトになるための、仕組み作りの重要性がスタッフ内で共有されている。 ・地域内外からの主要メンバーが、法人理事、社員に位置づけられており、ガバナンス確保の重要性を理解している. | |
| 事後評価時の値/状態 | ・仕組み構築と組織体制、住宅再建数を増やす見通しができている。 ・多様なメンバーからの意見を踏まえた意思決定を行うための仕組み(社員総会、理事会、事務局会、多地域座談会等)が仕組み化のもと年12回以上行われている、 | |
アウトプット
| 1 | 【住宅再建】 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 町野町で住宅再建がしたい人 | |
| 中間評価時の値/状態 | ・再建を希望する相談者が10名いる状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | 再建を希望する相談者が30名いる状態 | |
| 2 | 【遊び場】 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 町野に住むこどもたち | |
| 中間評価時の値/状態 | 気軽にログカフェに立ち寄っている状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | ログカフェでの時間が日常の生活リズムになっている状態 | |
| 3 | 【ログカフェで学ぶ】 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 町野に住むこどもたち、町野町の外のこどもたち、町野町に関わりたい人(住民以外) | |
| 中間評価時の値/状態 | 活動やイベント等に町外の子どもの姿もある状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | ・イベント等が定期開催されている状態 | |
| 4 | 【里山・建設と学ぶ】 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 町野町の外のこどもたち | |
| 中間評価時の値/状態 | 町野での学びに感銘を受けもう一度来たいと思っている | |
| 事後評価時の値/状態 | 町野での学びが自分の人生の一部であると感じている状態 | |
| 5 | 【持続的な生業】 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 町野町に関わりたい人(住民)、町野町に関わりたい人(住民以外) | |
| 中間評価時の値/状態 | 町野での生業に見通しが持てている状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | 町野での生業が軌道に乗っている状態 | |
| 6 | 【経営体制】 | |

