事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 民間ヘルパーとの連携による健康・学習支援や、教育・福祉・医療をつなぐ仕組みにより、既存制度では十分に包摂されていない脆弱な子どもや家庭に対して、継続的な保護と伴走支援を実現する点で貢献する。 |
| 1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 民間ヘルパーとの連携による健康・学習支援や、教育・福祉・医療をつなぐ仕組みにより、既存制度では十分に包摂されていない脆弱な子どもや家庭に対して、継続的な保護と伴走支援を実現する点で貢献する。 |
| 4. 質の高い教育をみんなに | 4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 | 家庭のICT活用支援や、学校外での体験・探究的な学びの機会を通じて、発達段階に応じた「学びの準備」ができる仕組みを整備し、特に困難を抱える子どもが教育の機会から取り残されない環境を整える。 |
| 4. 質の高い教育をみんなに | 4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 | 家庭のICT活用支援や、学校外での体験・探究的な学びの機会を通じて、発達段階に応じた「学びの準備」ができる仕組みを整備し、特に困難を抱える子どもが教育の機会から取り残されない環境を整える。 |
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 子どもの声を起点とした対話・活動設計、保護者や地域住民との協働、ならびに学校以外の居場所を整えることを通じて、家庭状況や経済状況にかかわらず、すべての子どもが地域の中で尊重され、つながりを得られる社会の実現に寄与する。 |
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 子どもの声を起点とした対話・活動設計、保護者や地域住民との協働、ならびに学校以外の居場所を整えることを通じて、家庭状況や経済状況にかかわらず、すべての子どもが地域の中で尊重され、つながりを得られる社会の実現に寄与する。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 | 校内ハートフルルームの設置や、商店街・公民館などまちなかを活用したプログラムにより、子どもたちが安心して過ごし、学び、関われる居場所・公共空間を実装し、その普遍的アクセスを保障するものとなる。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 | 校内ハートフルルームの設置や、商店街・公民館などまちなかを活用したプログラムにより、子どもたちが安心して過ごし、学び、関われる居場所・公共空間を実装し、その普遍的アクセスを保障するものとなる。 |
団体の社会的役割
団体の目的
子ども・若者が家庭や学校、そして地域を通じて、多様な人や活動と出会いながら、自らの将来を主体的に選択できるようになる地域社会の実現を使命とする。当法人は行政・教育・福祉・医療・企業・市民を横断する協働プラットフォームとして機能し、地域の諸課題をステークホルダーと連携しながら、実践を通じた政策提言等を行い、一人一人の可能性が発揮される対話の広がる地域を作ることを目指す。
団体の概要・活動・業務
本団体は、不登校や困難を抱える子どもたち含む義務教育の子どもたちを主たる対象に、対話を基軸にした自己覚知と未来創造や、地域とのつながりを重視した社会参画の機会を目的とした活動を行っている。具体的には、グループワークや居場所づくり、探求プログラムを通じて、子どもの自律・成長に伴走している。地域の人や教育に向けた学習会や支援者育成にも力を入れ、メディア発信や講演、学会を通じた発信も積極的に行う。
| 団体の目的 | 子ども・若者が家庭や学校、そして地域を通じて、多様な人や活動と出会いながら、自らの将来を主体的に選択できるようになる地域社会の実現を使命とする。当法人は行政・教育・福祉・医療・企業・市民を横断する協働プラットフォームとして機能し、地域の諸課題をステークホルダーと連携しながら、実践を通じた政策提言等を行い、一人一人の可能性が発揮される対話の広がる地域を作ることを目指す。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 本団体は、不登校や困難を抱える子どもたち含む義務教育の子どもたちを主たる対象に、対話を基軸にした自己覚知と未来創造や、地域とのつながりを重視した社会参画の機会を目的とした活動を行っている。具体的には、グループワークや居場所づくり、探求プログラムを通じて、子どもの自律・成長に伴走している。地域の人や教育に向けた学習会や支援者育成にも力を入れ、メディア 発信や講演、学会を通じた発信も積極的に行う。 |
概要
事業概要
本事業は、不登校の子どもが家庭・学校・地域で多様な人々と出会い、経験を通じて自己理解を深めながら、自ら選んだ学びに伴走できる新たな連携モデルを共創する。
その三つの柱として、第一に「ライフサポーター」を育成し、要対協ケース等の家庭にアウトリーチで伴走しながら生活スキルを学ぶ機会やICT学習支援を行うことで、在宅時の学びや生活経験を支える実践モデルを構築し政策提言に繋げる。第二に「啓発と研修」により年間20人規模で担い手を育成し地域支援の強化と継続性を図る。第三に「ハートフルメンター」となる地域人材を校内教育支援教室に配置し、教員・地域・企業・NPOが参画するチームを結成。多様なロールモデルとの出会いや体験的学びの機会を共創することで、市民一人ひとりが子どもの育ちに関わる担い手となり、相互の関係性の中で育ちを支える社会モデルへの転換を図る。
これらの取り組みを通じて、子どもたちが孤立せずに自らの意思で学びを選び取るプロセスを支え、その中で子どもの変化に触れながら大人も変容していく「共育ち」の循環が生まれる。地域変容と制度変容が連動することで、包摂的で持続可能な教育環境の実現をめざす。そして個別支援から地域協働体制の構築、制度提案までの流れを形成し、多用な学びへのアクセスや自己肯定感の向上を実現し、子どもが未来を 選択する力を育む地域社会の形成を目指す。
資金提供契約締結日
2025年09月09日
事業期間
開始日
2025年09月09日
終了日
2028年02月28日
対象地域
福岡県大牟田市
| 事業概要 | 本事業は、不登校の子どもが家庭・学校・地域で多様な人々と出会い、経験を通じて自己理解を深めながら、自ら選んだ学びに伴走できる新たな連携モデルを共創する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年09月09日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年09月09日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 福岡県大牟田市 | |
直接的対象グループ
① 不登校の子どもたち(要対協ケースを含む):これまで自分に合う学びの場を探せなかった子どもも、地域の支援を通じて多様な人や活動に出会うことで自己理解が深まり、学習意欲が高まるなど生活全体が前向きに変化する。
② 保護者・家庭:養育力が十分でない家庭では、外部の支援者が登校準備や生活リズムづくりを手伝うことで、子どもは安心して学校に通えるようになり、保護者も自分の就労や生活再建に集中できるようになる
③ ライフサポーター・ハートフルメンター
④ 教職員・地域担い手・NPO職員
人数
①500人+1000人(不登校数+不登校傾向数)
②5家庭
③約30名
④約100名
最終受益者
①養育支援が必要な不登校の子どもと家庭
② 地域社会全体:「不登校」「孤立」などへの理解が広がり、排除されない地域文化が育まれる
③ 地域のすべての子どもたち:ロールモデルや多様な学びの機会が地域に広がり、不登校に限らずすべての子どもが学びを選び取れる土壌が醸成される
④ 自治体・行政・教育制度:本事業の成果が制度化・政策化されることで、他地域にも応 用可能な包摂的支援モデルが誕生する
人数
①50名〈義務教育における要保護性の高い子ども等)
②③④大牟田の義務教育対象者8000人
| 直接的対象グループ | ① 不登校の子どもたち(要対協ケースを含む):これまで自分に合う学びの場を探せなかった子どもも、地域の支援を通じて多様な人や活動に出会うことで自己理解が深まり、学習意欲が高まるなど生活全体が前向きに変化する。 | |
|---|---|---|
| 人数 | ①500人+1000人(不登校数+不登校傾向数) | |
| 最終受益者 | ①養育支援が必要な 不登校の子どもと家庭 | |
| 人数 | ①50名〈義務教育における要保護性の高い子ども等) | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
大牟田市は人口減・高齢化(高齢化率38.4%)が進み、生活保護率3.28%と相対的貧困率は県平均を大きく上回る。就学援助対象は全児童の約2割、一人親世帯は54%に達し、家庭の経済・養育力低下が顕著である。こうした家庭的困難に ICT リテラシー不足が重なり、タブレット配布や学習支援の効果は限定的となっている。地域側では公民館加入率や子ども会参加率が急落し、核家族化・人口流出で「地域の見守り」が機能不全に陥り、子どもは社会とつながる機会が少なくなった。当法人が大牟田市内の全中学生を対象に行ったアンケート調査によると、学校外で安心できる場所が「ある」の返答者のうち8割が「自宅のみ」と回答しており、「ない」と答えた子どもも多く存在し、地域や社会とのつながりの希薄さが浮き彫りとなった。
学校教育面では、登校している児童生徒の学力も全国平均を下回り、不登校は5年間で1.6倍へ増加(不登校者数約500名、不登校傾向を含めるとその約3倍)。自己肯定感の低さや無気力感、対話機会の不足(必要性96%・実感38%)が意欲低下に拍車を掛けている。不登校の出現年齢は低年齢化していおり、その状態の子どもの多くは書く力や計算する力などを習得しないまま義務教育を終えている現状があり、高校を中途退学した後の社会との接点が持てない状態に陥ることも少なくない。また、地域社会のみならず家庭でのコミュニケーションも希薄な中で、自分の気持ちに気づいたり他者に伝えたりする機会が少なく、他者との交流に強い不安感を感じメンタルヘルス課題を表出する子どもも増加している。
一方、要対協の個別ケース検討は年120回と増加するが、児童家庭課や児相は人員不足、主任児童委員との情報共有も個人情報懸念で停滞し、虐待・ネグレクトを伴う重度不登校への継続支援が途切れやすい。
教員の70%、福祉現場の68%が「民間窓口不足」「共有基盤欠如」を指摘し、専門職のバーンアウトも表面化している。このように家庭・地域・学校の三層が同時に脆弱化し、子どもたちは「対話」「安心できる場」「再チャレンジの機会」を得にくい。見えづらい声を可視化し、アウトリーチ・情報共有・居場所づくりを一体化した包括的支援モデルと、協働を通じた持続可能な体制づくりが急務である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
市教育委員会は校内教育支援教室「ハートフルルーム」を全校におよびSSWを各中学校区に1人配置、子ども家庭課は家族応援会議の実施等にとりくんでいるが、ハートフルルームの運営構造に多くの課題を抱えている。また、家庭訪問を通して見えてくる家庭環境課題が重篤で、かつ伴走支援がないため状況把握に留まっている。地域サポートを取り入れるための体制と対話が不足しており、情報管理の方法など課題がある。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
不登校等の子どもたちが生きる力を高めるグループワーク「PReIS」、地域の居場所として「ぱすてる」を運営し約30名の登録児童がいる。学校が子どもたちにとって安心安全な学びへと変容することを目的とした探求学習の機会として「ジュニアシティメーカー」を実施。また、地域全体で子どもを支えるためのプラットフォーム「なないろリボン学習会」を隔月で開催。事業の担い手育成のため子どもサポーター養成講座を行う。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
本事業が目指す子どもたちが多用な学びに触れる機会や選択肢を増やすシステムを構築するには、地域人材の発掘と対話、人材育成・研修モデルの構築、関係機関との対話の機会を創造 し、情報の取り扱いを含めた連携システムの構築などを行うため複数年にわたる投資が必要である。休眠預金を使用し3年間弱の資金提供および伴走支援を得て実践の効果検証を行うことで、エビデンスに基づいた制度提言に繋げることができる。
| 社会課題 | 大牟田市は人口減・高齢化(高齢化率38.4%)が進み、生活保護率3.28%と相対的貧困率は県平均を大きく上回る。就学援助対象は全児童の約2割、一人親世帯は54%に達し、家庭の経済・養育力低下が顕著である。こうした家庭的困難に ICT リテラシー不足が重なり、タブレット配布や学習支援の効果は限定的となっている。地域側では公民館加入率や子ども会参加率が急落し、核家族化・人口流出で「地域の見守り」が機能不全に陥り、子どもは社会とつながる機会が少なくなった。当法人が大牟田市内の全中学生を対象に行ったアンケート調査によると、学校外で安心できる場所が「ある」の返答者のうち8割が「自宅のみ」と回答しており、「ない」と答えた子どもも多く存在し、地域や社会とのつながりの希薄さが浮き彫りとなった。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 市教育委員会は校内教育支援教室「ハートフルルーム」を全校におよびSSWを各中学校区に1人配置、子ども家庭課は家族応援会議の実施等にとりくんでいるが、ハートフルルームの運営構造に多くの課題を抱えている。また、家庭訪問を通して見えてくる家庭環境課題が重篤で、かつ伴走支援がないため状況把握に留まっている。地域サポートを取り入れるための体制と対話が不足しており、情報管理の方法など課題がある。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 不登校等の子どもたちが生きる力を高めるグループワーク「PReIS」、地域の居場所として「ぱすてる」を運営し約30名の登録児童がいる。学校が子どもたちにとって安心安全な学びへと変容することを目的とした探求学習の機会として「ジュニアシティメーカー」を実施。また、地域全体で子どもを支えるためのプラットフォーム「なないろリボン学習会」を隔月で開催。事業の担い手育成のため子どもサポーター養成講座を行う。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 本事業が目指す子どもたちが多用な学びに触れる機会や 選択肢を増やすシステムを構築するには、地域人材の発掘と対話、人材育成・研修モデルの構築、関係機関との対話の機会を創造し、情報の取り扱いを含めた連携システムの構築などを行うため複数年にわたる投資が必要である。休眠預金を使用し3年間弱の資金提供および伴走支援を得て実践の効果検証を行うことで、エビデンスに基づいた制度提言に繋げることができる。 |
中長期アウトカム
本事業の実装により、3年後には
①家庭・学校・地域が連動するアウトリーチネットワークと情報共有基盤が稼働し、環境課題を抱える不登校児童の8割が社会と繋がり、学び・体験先を自ら選択できる。
②ハートフルメンターが年間5人ずつ増え、また子ども支援を担う市民が年間15名ずつ増え、地域プログラムが回る循環が確立する。
③10年後には、子ども一人ひとりが学びの機会→自己理解→挑戦→未来(進路)選択を地域全体で支える文化が定着し、子どもの帰属意識や自己有用感が高まる。世代や立場を超えた多様な人材が学び合い、誰もが可能性を発揮できる大牟田のまちを確立する。
短期アウトカム
| 1 | 1.ライフサポーターが訪問する事業の制度政策のためのモデルづくりができている | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①ライフサポーターの担い手となる人材の育成プログラムの実施 | |
| 初期値/初期状態 | ①0回 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①社協との協働による人材育成プログラムの構築と実施がなされている | |
| 事後評価時の値/状態 | ①1期実施し、プログラムが形成されている、サポーターが5人活動している | |
| 2 | 1.多様な課題に対応できる継続的アウトリーチ事業のモデルづくりができている。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①ライフサポーターの担い手となる人材の育成プログラムの実施 | |
| 初期値/初期状態 | ①0回 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①2期実施 | |
| 3 | 2.子ども支援に関わる市民の担い手の発掘と育成を進める | |

