事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを 通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。 | 本事業は、被災地域である能登において、地域企業の生産活動を、外国人労働者の雇用や、技術が必要な牡蛎剥きの部分を機械化することにより改善し、海外販路の開拓を通じた新たな付加価値や販路創出を目指す取り組みです。中小企業による商品開発や海外展開の支援を通じ、起業精神やイノベーションの促進、地域経済の自律的回復を図る内容であり、ターゲット8.3の主旨に合致しています。 |
| 9. 産業、技術革新と基盤をつくろう | 9.3 特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する。 | 本事業は、能登地域の複数の中小水産加工業者で連携し、海外市場へのアクセスを確保する仕組みを整備するものです。市場調査、商談会参加、パートナーシップ形成などを通じ、通常では困難なグローバル販路の獲得を支援し、ターゲット9.3に掲げられる「市場アクセスの拡大」を体現する構造となっています。 |
団体の社会的役割
団体の目的
ナナイベ合同会社のビジョンは「チャレンジが当たり前の社会へ」、ミッションは「チャレンジの最前線に立つ」です。長期アウトカムとして能登が、観光だけでなく「前向きに働く場」として選ばれる地域になる。世代・地域を超えた多様な人材が能動的に活躍することで、地域課題が解決され続ける持続可能な社会を目指すこととしてチャレンジの最前線に立っています。(ロジックモデルは別途添付)
団体の概要・活動・業務
ナナイベ合同会社は2024年9月に能登半島の七尾市を盛り上げる企業として設立した企業です。直近では、地域で一番コスパの良い焼肉屋が高齢により続けれなくなってきていることからその企業の事業承継や、本事業で申請しているAIを使った牡蠣剝き機の開発、海外人材の有料職業紹介事業の立ち上げの補助、震災で被災した宿泊施設の宿泊力向上支援施策の企画等を行っております。(2024年度の取り組みは活動報告に記載)
| 団体の目的 | ナナイベ合同会社のビジョンは「チャレンジが当たり前の社会へ」、ミッションは「チャレンジの最前線に立つ」です。長期アウトカムとして能登が、観光だけでなく「前向きに働く場」として選ばれる地域になる。世代・地域を超えた多様な人材が能動的に活躍することで、 地域課題が解決され続ける持続可能な社会を目指すこととしてチャレンジの最前線に立っています。(ロジックモデルは別途添付) |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | ナナイベ合同会社は2024年9月に能登半島の七尾市を盛り上げる企業として設立した企業です。直近では、地域で一番コスパの良い焼肉屋が高齢により続けれなくなってきていることからその企業の事業承継や、本事業で申請しているAIを使った牡蠣剝き機の開発、海外人材の有料職業紹介事業の立ち上げの補助、震災で被災した宿泊施設の宿泊力向上支援施策の企画等を行っております。(2024年度の取り組みは活動報告に記載) |
概要
事業概要
本事業の最終的なゴールは、地域がひとつにまとまり、能登の牡蠣を未来につなぐ産業の形をつくることでです。
能登の牡蠣産業が直面する人材不足、作業負荷の増大、労働力不足、ブランド発信力の弱さ、販路の限定性といった課題は、個々の事業者の努力のみでは解決が難しい課題にも関わらず、現状協力して解決していこうという取り組みが不足している状況です。
本事業では、次の取り組みを行うことで「地域で連携した方が得である」という共通認識を醸成し、協働が自然に選ばれる環境を目指します。
【取り組み事項】
①人 材確保の仕組みづくり等について方法を共有
②簡易的な合意形成の手法の策定
③ブランド戦略や販路開拓の方向性を地域で共有
④牡蠣剥き作業の負担軽減に向けた機械開発における研究/調査
⑤④のサービス導入に向けたサービス内容の策定や地域への調整業務
これらを進めることで、地域内に協働のメリットを実感する空気が生まれ、最終的に持続可能な連携型産業モデルの実現を目指す。
資金提供契約締結日
2025年09月30日
事業期間
開始日
2025年09月30日
終了日
2027年09月29日
対象地域
七尾市
| 事業概要 | 本事業の最終的なゴールは、地域がひとつにまとまり、能登の牡蠣を未来につなぐ産業の形をつくることでです。 能登の牡蠣産業が直面する人材不足、作業負荷の増大、労働力不足、ブランド発信力の弱さ、販路の限定性といった課題は、個々の事業者の努力のみでは解決が難しい課題にも関わらず、現状協力して解決していこうという取り組みが不足している状況です。 本事業では、次の取り組みを行うことで「地域で連携した方が得である」という共通認識を醸成し、協働が自然に選ばれる環境を目指します。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年09月30日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年09月30日 | 終了日 2027年09月29日 |
| 対象地域 | 七尾市 | |
直接的対象グループ
石川県漁業協同組合 七尾西湾出張所に所属する牡蛎事業者及びその家族
人数
90人程度(23社×4人)
最終受益者
能登地域の牡蠣養殖事業者23経営体
人数
最終受益者 合計102人
能登地域の牡蠣養殖事業者23経営体関係者×4人=92人
新たに雇用される従業員10人
中間受益者 合計10,296人
下記の養殖に紐づく飲食業者数(2024年時点)23社×4人=92人
能登全体の宿泊事業者数(2024時点)=約300社×4人=1200人
小売事業者数(2024時点)約1800社×5人=9,000人
| 直接的対象グループ | 石川県漁業協同組合 七尾西湾出張所に所属する牡蛎事業者及びその家族 | |
|---|---|---|
| 人数 | 90人程度(23社×4人) | |
| 最終受益者 | 能登地域の牡蠣養殖事業者23経営体 | |
| 人数 | 最終受益者 合計102人 中間受益者 合計10,296人 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
能登の牡蠣産業は、長い間地域の仕事を生み、暮らしを支えてきた大切な産業です。しかし震災を経て、これまで以上にさまざまな困りごとが積み重なり、このままでは産業そのものが続けにくい状況が見えてきています。大きくは「労働力不足の問題」と「仕組みや設備の問題」があり、そのどちらにも共通している根本的な原因は、同じ悩みを抱える事業者同士が相談し合いながら力を合わせる体制が十分に整っていないことです。
まず“労働力”の面では、震災で働き手が減り、高齢化も進んでいるため、特に牡蠣を剥く作業が大きな負担になっています。本来であれば、地域で協力して人材を育てたり、外国人の受け入れを一緒に進めたりすることで解決の道が開けますが、そうした仕組みがまだ整っていません。そのため、各事業者がそれぞれで人を探し、なんとか作業を回している状態が続き、十分な量を加工できず経営にも影響が出ています。また、日々の仕事に追われてしまい、販路の確保や地域としてのブランドづくりなど、本来地域一体となって取り組むと効果が大きい活動にまで手が回らないことも課題です。
次に“仕組みや設備”の面では、牡蠣剥きの多くが手作業に頼っており、機械化が進んでいません。機械を導入すれば作業が楽になり、働き手の負担も軽くなりますが、個々の事業者が単独で導入するには費用が大きく、地域として共同で進める体制も整っていないため、結果として改善が進まない状況にあります。
上記の通りそれぞれの課題は一見バラバラに見えますが、「地域で一緒に話し合い、支え合いながら解決していく仕組みが不足していること」が根本の課題となっており解決がすすまないことから、まずは地域の事業者がつながり悩みや資源を共有し、協力して課題に向き合う仕組みをつくることが、持続的な復興への第一歩となります。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
石川県では石川県成長戦略等により農林水産品全体のブランド戦略や、海外販路拡大に向けた取り組み計画を行っているものの、個別具体的な「牡蛎」をターゲットにした施策は行っていない。また、七尾市や穴水町でも同様に全体の戦略や被災した中小企業・小規模事業者を支援するため、県内に相談窓口を設置し、国・県・町で事業復旧に向けた補助制度を行っているにとどまっている状況。地域に入り込み、全体で頑張る指揮をとるところまでには至っていない。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
牡蛎事業者へのヒアリングを通じて現場の課題を把握しつつ、Quiny株式会社と共同で昨年度より安価で導入しやすい牡蛎剥き機の製造計画を進めている。また、深刻化する労働力不足に対応するため、外国人材の受入れに向けた制度面・受入体制の調整も並行して行っている。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
休眠預金を活用する意義は、震災により基盤が弱まった地域に対し、事業者や住民が“協働して課題を解決する仕組み”を立ち上げるための公共的な資源を投入できる点にある。能登の牡蠣産業では、担い手不足や協働体制の欠如といった個社の努力では解決が難しい課題が顕在化しており、特 に小規模事業者は支援が届きにくい状況にある。休眠預金は、こうした社会的に脆弱な産地を支え、地域全体で持続的な再生を進めるための基盤形成に資するものである。
| 社会課題 | 能登の牡蠣産業は、長い間地域の仕事を生み、暮らしを支えてきた大切な産業です。しかし震災を経て、これまで以上にさまざまな困りごとが積み重なり、このままでは産業そのものが続けにくい状況が見えてきています。大きくは「労働力不足の問題」と「仕組みや設備の問題」があり、そのどちらにも共通している根本的な原因は、同じ悩みを抱える事業者同士が相談し合いながら力を合わせる体制が十分に整っていないことです。 まず“労働力”の面では、震災で働き手が減り、高齢化も進んでいるため、特に牡蠣を剥く作業が大きな負担になっています。本来であれば、地域で協力して人材を育てたり、外国人の受け入れを一緒に進めたりすることで解決の道が開けますが、そうした仕組みがまだ整っていません。そのため、各事業者がそれぞれで人を探し、なんとか作業を回している状態が続き、十分な量を加工できず経営にも影響が出ています。また、日々の仕事に追われてしまい、販路の確保や地域としてのブランドづくりなど、本来地域一体となって取り組むと効果が大きい活動にまで手が回らないことも課題です。 次に“仕組みや設備”の面では、牡蠣剥きの多くが手作業に頼っており、機械化が進んでいません。機械を導入すれば作業が楽になり、働き手の負担も軽くなりますが、個々の事業者が単独で導入するには費用が大きく、地域として共同で進める体制も整っていないため、結果として改善が進まない状況にあります。 上記の通りそれぞれの課題は一見バラバラに見えますが、「地域で一緒に話し合い、支え合いながら解決していく仕組みが不足していること」が根本の課題となっており解決がすすまないことから、まずは地域の事業者がつながり悩みや資源を共有し、協力して課題に向き合う仕組みをつくることが、持続的な復興への第一歩となります。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 石川県では石川県成長戦略等により農林水産品全体のブランド戦略や、海外販路拡大に向けた取り組み計画を行っているものの、個別具体的な「牡蛎」をターゲットにした施策は行っていない。また、七尾市や穴水町でも同様に全体の戦略や被災した中小企業・小規模事業者を支援するため、県内に相談窓口を設置し、国・県・町で事業復旧に向けた補助制度を行っているにとどまっている状況。地域に入り込み、全体で頑張る指揮をとるところまでには至っていない。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 牡蛎事業者へのヒアリングを通じて現場の課題を把握しつつ、Quiny株式会社と共同で昨年度より安価で導入しやすい牡蛎剥き機の製造計画を進めている。また、深刻化する労働力不足に対応するため、外国人材の受入れに向けた制度面・受入体制の調整も並行して行っている。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 休眠預金を活用する意義は、震災により基盤が弱まった地域に対し、事業者や住民が“協働して課題を解決する仕組み”を立ち上げるための公共的な資源を投入でき る点にある。能登の牡蠣産業では、担い手不足や協働体制の欠如といった個社の努力では解決が難しい課題が顕在化しており、特に小規模事業者は支援が届きにくい状況にある。休眠預金は、こうした社会的に脆弱な産地を支え、地域全体で持続的な再生を進めるための基盤形成に資するものである。 |
中長期アウトカム
事業終了から5年程度で、能登半島の牡蠣産業においてカキ剥き機の普及及び国内外からの労働力が安定的に確保され、剥き子不足による生産制限は解消されている。地域事業者は機械化や外国人材の活用を柔軟に取り入れながら、販路開拓が実現し積極的に生産量を増やす取り組みを行う。地元での雇用創出により、若年層の地元定着率が向上し、20~40代の移住者も年間ベースで増加傾向になる。構築したビジネスモデルは、他の水産業や農産品分野でも応用され、石川県内外の地域資源活用の成功事例として注目されている。水産加工や飲食、観光など他産業への波及も進み、地域経済全体に好循環が生まれる。地元企業・住民の意識が変わり、前向きな地域経営が広がるとともに、町の魅力や暮らしやすさが向上し、持続可能な地域社会の形成が実現している。
短期アウトカム
| 1 | 外部市場評価が向上し、能登牡蠣の新商品の販路が海外や都市部で広がる。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ⑴海外・地域外での販路数 ⑵殻付き・冷凍・半調理品など新商品 開発の数 | |
| 初期値/初期状態 | ⑴0件 | |
| 中間評価時の値/状態 | ⑴1件 | |
| 事後評価時の値/状態 | ⑴3件 /海外・地域外での販路が3件以上できている。 | |
| 2 | 地域内で省力化や、販路拡大に成功した事業者がでてくることで、新たに能登牡蠣事業者での担い手となる人が増える。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ⑴協力事業者数 | |
| 初期値/初期状態 | ⑴2社 | |
| 中間評価時の値/状態 | ⑴ 3社 | |
| 事後評価時の値/状態 | ⑴5社 /協力事業者数が5社以上増えており、次に続きたいと思う事業者が発生している。 | |
アウトプット
| 1 | 安価なかき剥き機の開発に向けた調査 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 調査が完了 | |
| 2 | シェア利用事業の具体的な内容の策定 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 牡蠣剝き機のシェアサービスの内容が具体的に決定する | |
| 3 | 参加する牡蠣事業者(養殖・加工・販売)との連携体制の構築 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 牡蠣事業者5社以上との連携 | |
| 4 | 多様な人材の誘致方法の検討 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 人材を集めるための事業者と1社以上連携 | |
| 5 | かき事業初心者への教育方法のマニュアル策定 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 就労者に対し実際に困ったこと等のヒアリングを行い、心構え等をまとめたマニュアルを策定 | |
| 6 | ブランドイメージの再構築のためのコンセプト | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ブランドイメージをどのように策定するかを検討しメインビジュアルとステイタスの構築 | |
| 7 | 新しい販路の開拓のための営業活動に必要なクリエイティブ | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ブランドイメージの発信に合わせた、販路開拓 | |
事業活動
活動
| 1 | 活動 (内容) 本事業における課題の洗い出しを行えるメンバーの構築に向けプロボノ及び必要な人材への呼びかけ | |
|---|---|---|
時期 2025年10月~ | ||
| 1 | 活動 (内容) | 本事業における課題の洗い出しを行えるメンバーの構築に向けプロボノ及び必要な人材への呼びかけ |
| 時期 | 2025年10月~ | |
| 2 | 活動 (内容) 本事業の課題の洗い出し及びスケジュール化及びチェック体制の検討 | |
時期 2025年12月~ | ||
| 2 | 活動 (内容) | 本事業の課題の洗い出し及びスケジュール化及びチェック体制の検討 |
| 時期 | 2025年12月~ | |
| 3 | 活動 (内容) 関係企業・団体との体制構築に向けた相談を行うため、各団体へのアポ取りの実施。 | |
時期 2026年1月~ | ||
| 3 | 活動 (内容) | 関係企業・団体との体制構築に向けた相談を行うため、各団体へのアポ取りの実施。 |
| 時期 | 2026年1月~ | |
| 4 | 活動 (内容) 安価で導入しやすいカキ剥き機の方向性を定め、技術提供会社(クイニー社)と契約書の策定に向けた調整を実施。 | |
時期 2026年1月~ | ||
| 4 | 活動 (内容) | 安価で導入しやすいカキ剥き機の方向性を定め、技術提供会社(クイニー社)と契約書の策定に向けた調整を実施。 |
| 時期 | 2026年1月~ | |
| 5 | 活動 (内容) カキ剝き代行業務の料金体系及びサービス内容の具体化に向けて人材の調達及びサービス内容の検討 | |
時期 2026年1月~ | ||
| 5 |

