事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 当法人が運営支援を行っている地域まちづくり拠点では、日々のラジオ体操や多世代を対象とした住民主体のワークショップ、イベントの企画・実施といったソフト面に加え、まちからの見通しがよく、気軽に立ち寄ることができ、多様な活動を許容する空間づくりなどのハード面の両面からアプローチすることで、誰もが気軽に集まれる場づくりを行っている。これらにより、行政支援の狭間に取り残されがちな家庭や高齢者、子育て世代も含めた包摂的な地域社会の実現を目指している。また、住民によるサークル立ち上げ支援などを通じて、地域の中で一人ひとりが役割を持ちながら暮らせる仕組みづくりを進めている。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.3 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。 | 当法人が実践しているまちづくりは、人口減少や高齢化が進む郊外住宅団地において、空きテナントなどの既存の空間資源を活用しながら、住民主体の持続可能なまち づくりに向けて実践している。拠点の運営支援だけでなく、住民・行政・大学や専門家・事業者など多様な主体が恊働する場であるプラットフォームの運営支援も行い、地域課題に対して住民や行政との協働によって解決する仕組みづくりも行なっている。また、まちづくりや地域に対する知識と経験豊かなコーディネーターが拠点に常駐することで、子育て世代や高齢者が安心して地域に住み続けられる環境を実現している。これにより、従来のトップダウン型の行政運営とボトムアップ型の住民参加を両輪とした持続可能なまちづくりを実践している。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | 当法人は拠点での日常の会話や活動から見えてきた課題や現状を、住民・行政・大学や専門家・事業者と共有し、各主体が主体的に解決に向けた検討を行うことができる、プラットフォーム運営支援を実施している。これにより、単発的なイベントや一部の団体や人材に依存する活動ではなく、公共的で中長期的な視点を持った持続可能なまちづくりを実現している。また、子育て支援に加え、若者や高齢者も役割を担いながら地域への参画を推進することで、世代を超えた恊働と自立的な住民組織の形成につなげている。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | 当法人は拠点での日常の会話や活動から見えてきた課題や現状を、住民・行政・大学や専門家・事業者と共有し、各主体が主体的に解決に向けた検討を行うことができる、プラットフォーム運営支援を実施している。これにより、単発的なイベントや一部の団体や人材に依存する活動ではなく、公共的で中長期的な視点を持った持続可能なまちづくりを実現している。また、子育て支援に加え、若者や高齢者も役割を担いながら地域への参画を推進することで、世代を超えた恊働と自立的な住民組織の形成につなげている。 |
団体の社会的役割
団体の目的
当団体は、行政・大学・民間事業者・住民との恊働と実践を通じ、良好な集住環境をデザインすることを目的に活動している。特に「関わり続ける」を基本姿勢とし、子どもから高齢者まで誰もが安心して住み続けられる環境づくりを目指している。持続的な関係構築を重視し、社会課題の解決と地域の自立的な発展を支える公益的拠点の形成を推進している。
団体の概要・活動・業務
当団体は2018年設立以来、農山村の過疎化地域、宿場町や城下町といった歴史的地域から、ニュータウンまで幅広い地域で拠点整備を実施し、各地で行政・大学・民間事業者・住民と協働し、地域課題分析や計画策定、活動実践を通じて数多くのまちづくり成果を蓄積し、実績を重ねている。
| 団体の目的 | 当団体は、行政・大学・民間事業者・住民との恊働と実践を通じ、良好な集住環境をデザインすることを目的に活動している。特に「関わり続ける」を基本姿勢とし、子どもから高齢者まで誰もが安心して住み続けられる環境づくりを目指している。持続的な関係構築を重視し、社会課題の解決と地域の自立的な発展を支える公益的拠点の形成を推進している。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 当団体は2018年設立以来、農山村の過疎化地域、宿場町や城下町といった歴史的地域から、ニュータウンまで幅広い地域で拠点整備を実施し、各地で行政・大学・民間事業者・住民と協働し、地域課題分析や計画策定、活動実践を通じて数多くのまちづくり成果を蓄積し、実績を重ねている。 |
概要
事業概要
本事業は、1984年分譲のニュータウン美加の台において深刻化する少子高齢化、人口減少、地域のつながりの希薄化、子どもや若者の孤立といった社会課題に対応するため、スーパーの空きテナントを活用し、誰もが立ち寄れる常設型の居場所拠点を整備するものである。
拠点の基本業態としてカフェを運営し、日常的に住民が利用できる収益基盤を確立させ、その収益を原資に、子どもの学習支援や子育て世代の相談支援、高齢者や生活困難者に対する有償ボランティアによる生活支援など、地域の多様なニーズに応える公益的事業を展開する。また、地域住民・大学・行政・民間事業者による「実行会議」を設置し、定期的に課題を共有・検討することで、地域の課題解決を継続的に推進する体制を整える。
収益面では、カフェ売上を安定的な事業収入としつつ、イベント実施やワークスペースとしての利用など、複数の事業を重ね合わせたり、生活支援の一部を有償化することで利用者の負担能力に応じた費用負担を組み込み、助成金終了後も収支相償以上で運営できる持続的な環境を形成する。将来的には行政・大学との連携による事業受託を進めることで、複数の収入源を確保し、持続的な事業展開を可能にする。
本事業では、社会課題の解決と自立的な収益構造の確立を両立させ、地域に根差した持続可能な活動拠点を創出し 、孤立防止や子どもの育成支援、安心して住み続けられる環境形成を目指す。
資金提供契約締結日
2025年10月27日
事業期間
開始日
2025年10月27日
終了日
2028年02月28日
対象地域
大阪府河内長野市美加の台
| 事業概要 | 本事業は、1984年分譲のニュータウン美加の台において深刻化する少子高齢化、人口減少、地域のつながりの希薄化、子どもや若者の孤立といった社会課題に対応するため、スーパーの空きテナントを活用し、誰 もが立ち寄れる常設型の居場所拠点を整備するものである。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2025年10月27日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年10月27日 | 終了日 2028年02月28日 |
| 対象地域 | 大阪府河内長野市美加の台 | |
直接的対象グループ
美加の台地域住民
子育て世帯
高齢者
人数
美加の台地域住民:約6,900人
子育て世帯:約400世帯
高齢者:約2,200人
最終受益者
最終受益者
・経済的困難や不登校傾向にある子ども・若者/日常的な居場所の整備
・孤立しがちな高齢者や子育て世帯/相談のしにくさ、孤立・孤独感解消
中間受益者
・地域住民ボランティア/支援や交流を通じて担い手に育つ
・行政・大学・企業関係者/協働により地域課題解決のノウハウを獲得
人数
最終受益者
・経済的困難や不登校傾向にある子ども・若者:100人
・孤立しがちな高齢者や子育て世帯:100世帯
中間受益者
・地域住民ボランティア:50人
・行政・大学・企業関係者:50人
| 直接的対象グループ | 美加の台地域住民 | |
|---|---|---|
| 人数 | 美加の台地域住民:約6,900人 | |
| 最終受益者 | 最終受益者 | |
| 人数 | 最終受益者 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
美加の台は1984年に分譲が開始されたニュータウンである。当時は自然環境に恵まれた住宅地として多くの世帯が入居したが、開発から約40年が経過した現在、人口減少や少子高齢化が進み、地域のつながりは希薄化している。空き地や空き家が増加しており、住宅の構成が分譲マンションと戸建住宅のみであり、将来的に急激な人口減少は避けられず、地域の持続性に大きな課題を抱えている。
地域の生活基盤を支える飲食店や小規模事業者は年々減少し、日常の買い物や外食の選択肢は限られている。経済的に困難を抱える世帯や、健康や生活に課題を持つ高齢者は存在するものの、行政支援にうまくアクセスできないケースが多く、支援の狭間に取り残される人々が少なくない。アンケート等でも、地域内移動への不満は根強く、移動困難が外出機会の喪失や孤立感の増大につながっている。地域活動の拠点が小学校内に整備されているものの、そのクローズな立地環境のため、気軽に立ち寄れる雰囲気が不足している。世代別の課題として、子育て世代からは「相談できる場が少ない」との声が多く、子育てに関する悩みが孤立化しやすい。高齢者においても、家にとどまりがちな人が外に出られる場が不足しており、多世代が安心して集える居場所の必要性が高まっている。
一方で、地域内スーパーは住民が日常的に訪れる導線上にあり、空きテナントなど眠っている資源が存在する。こうした場所を活用できれば、誰もがアクセスしやすい常設の居場所を形成できる可能性がある。単なる交流の場にとどまらず、子育て相談や学習支援、生活支援、就労やボランティアの機会提供を組み合わせることで、多様な層のニーズに応える拠点となりうる。また、地域課題の解決には、単独の団体や個人の取り組みでは限界がある。行政・大学・民間事業者・地域住民など多様な主体が連携し、協働による仕組みづくりを進める必要がある。特に、地域内雇用のあり方を見直し、生活支援を担う住民や若者が参画できる環境づくりは、人口減少が進む中でも持続可能な地域社会を形成する上で不可欠である。
以上のように、美加の台では「人口減少」「空き家・空き地の増加」「地域事業者の減少」「行政支援の届きにくさ」「移動やアクセスの不便」「居場所不足」「相談体制の脆弱さ」「雇用のあり方」など複合的な課題が顕在化している。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
社会福祉協議会と連携した住民組織として、生活の困りごとをサポート"こ・こ・わ"美加の台がある。高齢者らを対象にした生活支援(庭の草引き、ゴミ出しなど)、免許を持たない方を対象にした移動支援、地域住民の交流の場として、集会所で週1回「集いの場」を開いている。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
他地域のニュータウンにおいて、地域まちづくり支援事業(南花台スマートエイジング・シティ団地再生モデル事業)を約10年間実施しており、コミュニティ拠点整備、地域WS等の企画・運営、住民主体による生活支援・移動支援プログラムの立ち上げ支援などを、行政、大学、民間事業者、地域住民と恊働し継続的に実施している。取り組みは2020年に都市住宅学会賞 業績賞受賞、関西まちづくり賞の表彰対象にも選ばれている。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
本事業は、地域に眠る空きテナントや人材を活かし、子ども・若者の支援や孤立解消、コミュニティ構築を実現する地域のハブとしてのまちづくり活動拠点の形成と拠点や活動を持続的なものにするための関係者の関係構築やソーシャルビジネス構築を目指す。制度理念と同様に、眠る資源を地域課題解決の力へ転換する取組であり、休眠預金だからこそ実現可能な意義がある。
| 社会課題 | 美加の台は1984年に分譲が開始されたニュータウンである。当時は自然環境に恵まれた住宅地として多くの世帯が入居したが、開発から約40年が経過した現在、人口減少や少子高齢化が進み、地域のつながりは希薄化している。空き地や空き家が増加しており、住宅の構成が分譲マンションと戸建住宅のみであり、将来的に急激な人口減少は避けられず、地域の持続性に大きな課題を抱えている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 社会福祉協議会と連携した住民組織として、生活の困りごとをサポート"こ・こ・わ"美加の台がある。高齢者らを対象にした生活支援(庭の草引き、ゴミ出しなど)、免許を持たない方を対象にした移動支援、地域住民の交流の場として、集会所で週1回「集いの場」を開いている。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 他地域のニュータウンにおいて、地域まちづくり支援事業(南花台スマートエイジング・シティ団地再生モデル事業)を約10年間実施しており、コミュニティ拠点整備、地域WS等の企画・運営、住民主体による生活支援・移動支援プログラムの立ち上げ支援などを、行政、大学、民間事業者、地域住民と恊働し継続的に実施している。取り組みは2020年に都市住宅学会賞 業績賞受賞、関西まちづくり賞の表彰対象にも選ばれている。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 本事業は、地域に眠る空きテナントや人材を活かし、子ども・若者の支援や孤立解消、コミュニティ構築を実現する地域のハブとしてのまちづくり活動拠点の形成と拠点や活動を持続的なものにするための関係者の関係構築やソーシャルビジネス構築を目指す。制度理念と同様に、眠る資源を地域課題解決の力へ転換する取組であり、休眠預金だからこそ実現可能な意義がある。 |
中長期アウトカム
事業終了後5年後に、河内長野市美加の台において、
① スーパーの空きテナントを活用したまちづくり拠点を基盤に、カフェ事業、生活支援、多世代交流活動を継続することで、子どもや若者が安心して学び挑戦でき、高齢者や子育て世帯も孤立せず地域とつながりを持てるようになっている。
② 支援や活動につなげるための実行会議が多様なメンバーによって運営され、拠点に集まる情報やニーズをもとに地域の困りごとを拾い上げ、解決に向けて動ける体制が整っている。
③ 行政・大学・事業者との協働により、人口減少下でも持続可能な地域のまちづくり活動拠点が根付き、多世代の支え合いと主体的なまちづくりが展開される地域社会となっている。
④ 地域住民や若者が有償ボランティアや運営に参画し、持続的な地域まちづくり組織が生まれている。
短期アウトカム
| 1 | 柱1“敷居の低い”(みんなが⾏きやすい)居場所が設置できている | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 柱1-A.利⽤者満⾜度 | |
| 初期値/初期状態 | A.アンケート | |
| 中間評価時の値/状態 | ||
| 事後評価時の値/状態 | A.利用者満足度「満足」「やや満足」60% | |
| 2 | 柱2実⾏会議を実施するネットワークができている | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 柱2-A.実⾏会議の実施 | |
| 初期値/初期状態 | A.アンケート | |
| 中間評価時の値/状態 | A.1回実施 | |
| 事後評価時の値/状態 | A.実行会議が実施できている | |
| 3 | 柱3居場所運営の財源が確保され基盤強化が図られている | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 柱3-A.実⾏団体それぞれの事業特性に合致した、複数の事業収⼊が確保できている | |
| 初期値/初期状態 | A.集計・分析 | |
| 中間評価時の値/状態 | A.資金獲得の方向性が明確になっている | |
| 事後評価時の値/状態 | A.事業の経済的健全性を評価するために、いくつかの開発した事業収⼊が事業全体の1/3になっている。 | |
| 4 | 柱4地域で⾃⾛型⾃治のできる組織が⽴ち上がっている | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 柱4-A.カナートテラスの会(仮称)の⼈数の増加 | |
| 初期値/初期状態 | A.集計・分析 | |
| 中間評価時の値/状態 | ||
| 事後評価時の値/状態 | A.20人以上増加している | |
アウトプット
| 1 | 柱1-A・居場所の設置 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ・カンデによるカナートテラスの事業計画(実施頻度、事業予算、収支見込)が策定されている | |
| 中間評価時の値/状態 | ||
| 事後評価時の値/状態 | 利用者満足度「満足」「やや満足」60% | |
| 2 | 柱1-B・プログラム実施 | |

