事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 3. すべての人に健康と福祉を | 3.4 2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。 | リレー型居場所の提供と、社会福祉士による専門的な特別枠(個別相談)を設置することで、夜間に孤立しがちな若者の精神的健康(メンタルヘルス)を保護し、自傷行為等の深刻なリスクを未然に防ぎます。 |
| 10. 人や国の不平等をなくそう | 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 | 交通インフラの制約が強い釧路・根釧地区において、「待つ」支援ではなく「アウトリーチ(Lupis)」による積極的な介入と、支援者育成を通じた将来的なサテライト展開を行うことで、地理的・家庭的な要因によ る若者の「支援アクセスの格差」を是正します。 |
| 16. 平和と公正をすべての人に | 16.2 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。 | リスクが最も高まる深夜帯(22時〜24時)に、専門職(なんらぼ・山家氏)が常駐する安全な避難所(夜ふかし教室)を稼働させることで、若者が夜間の繁華街で巻き込まれやすいトラブルや、家庭内での見えない虐待・搾取から保護します。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | NPO法人(事務局・アウトリーチ)、一般社団法人・専門職(夜間現場・個別ケア)、そして教育大学(効果測定・研究)がそれぞれの強みを活かした強固なコンソーシアムを形成し、地方都市における若者支援の社会実装モデル(政策提言の基盤)を共創します。 |
団体の社会的役割
団体の目的
当法人は、不登校や社会的孤立などの困難を抱える若者に対し、学習支援や居場所の提供、社会との接続を促す教育拠点づくりを行うことで、自立と社会参加を支援することを目的としています。特に地理的制約の大きい釧路・根釧地域において、若者が安心して過ごせる環境と包括的な支援ネットワークを構築し、社会の狭間に落ち込んだ若者を地域社会へつなぎ直すハブとして機能することを目指します。
団体の概要・活動・業務
釧路市を拠点に、学習支援教室「MANAVIVA LAB」や就労支援施設「MANAVIVA WORKS」の運営など、若者を社会へつなぐ教育拠点事業を展開しています。不登校や孤立状態にある若者への積極的なアウトリーチ活動とリアルな居場所の提供を軸に、行政・学校・専門職と連携した多層的な支援を実施しています。さらに、地域における若者支援の啓発活動や、地域資源を繋ぐハブとしてのネットワーク構築にも取り組んでいます。
| 団体の目的 | 当法人は、不登校や社会的孤立などの困難を抱える若者に対し、学習支援や居場所の提供、社会との接続を促す教育拠点づくりを行うことで、自立と社会参加を支援することを目的としています。特に地理的制約の大きい釧路・根釧地域において 、若者が安心して過ごせる環境と包括的な支援ネットワークを構築し、社会の狭間に落ち込んだ若者を地域社会へつなぎ直すハブとして機能することを目指します。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 釧路市を拠点に、学習支援教室「MANAVIVA LAB」や就労支援施設「MANAVIVA WORKS」の運営など、若者を社会へつなぐ教育拠点事業を展開しています。不登校や孤立状態にある若者への積極的なアウトリーチ活動とリアルな居場所の提供を軸に、行政・学校・専門職と連携した多層的な支援を実施しています。さらに、地域における若者支援の啓発活動や、地域資源を繋ぐハブとしてのネットワーク構築にも取り組んでいます。 |
概要
事業概要
広大で公共交通機関の乏しい釧路・根釧地域では、既存の公的支援にアクセスできない若者が夜間に孤立を深めやすい。本事業は、不登校や家庭内不和、経済的困窮などを抱える若者(概ね15~39歳)を対象に、安心できる繋がりを提供し、孤独感の軽減と社会・他者との信頼関係を醸成することを目指す。
【①夜間居場所支援】ルーピスが攻めのアウトリーチと一次受け(18~22時)を担い、専門機関であるなんらぼへシームレスに繋ぐ「深夜リレー型居場所(~24時)」を定期的・継続的に開所する。現場には社会福祉士等の専門人材を必ず関与させ、ハイリスク事案への個別相談(特別枠)や必要に応じた家族支援、社会資源への接続を重層的に行う。
【②調査研究・④政策提言】成果が可視化しにくい居場所支援に対し、地元教育大学の研究者と協働してデータ化・エビデンス構築を進める。深夜帯支援や専門職介在の有効性を科学的に実証して実践と研究を融合させ、得られた客観的データをもとに自治体へ制度的実装を働きかける「アドボカシーの担い手」となる。
【③資金調達と社会実装の面展開】初年度からクラウドファンディング等の多様な資金調達の習得に取り組み、事業終了後も自走できる強固な経営・収益基盤を築く。同時に、専門職が地域の支援者を育成し、交通制約を乗り越えて根釧地区全域にサテライト拠点が広がる「面展開」の社会実装モデルを形成する。
資金提供契約締結日
2026年06月29日
事業期間
開始日
2026年06月30日
終了日
2029年02月27日
対象地域
北海道 釧路市と近郊の町村
| 事業概要 | 広大で公共交通機関の乏しい釧路・根釧地域では、既存の公的支援にアクセスできない若者が夜間に孤立を深めやすい。本事業は、不登校や家庭内不和、経済的困窮などを抱える若者(概ね15~39歳)を対象に、安心できる繋がりを提供し、孤独感の軽減と社会・他者との信頼関係を醸成することを目指す。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2026年06月29日 | |
| 事業期間 | 開始日 2026年06月30日 | 終了日 2029年02月27日 |
| 対象地域 | 北海道 釧路市と近郊の町村 | |
直接的対象グループ
釧路・根釧地域に居住し、不登校、ひきこもり、家庭内不和、経済的困窮などの困難や孤独感を抱える概ね15歳〜39歳の若者。および、今後の地域展開の担い手となる支援者・ボランティア。
人数
330名(若者300名、育成する支援者30名の3年間延べ人数として)
最終受益者
直接的対象となる若者の家族・保護者(心理的・経済的負担の軽減)。および、釧路・根釧地域の地域社会・行政(深夜トラブル等の未然防止、社会的コストの削減、持続可能な支援ネットワークの獲得)。
人数
700名(若者の家族、地域住民、行政・関係機関等の合計として)
| 直接的対象グループ | 釧路・根釧地域に居住し、不登校、ひきこもり、家庭内不和、経済的困窮などの困難や孤独感を抱える概ね15歳〜39歳の若者。および、今後の地域展開の担い手となる支援者・ボランティア。 | |
|---|---|---|
| 人数 | 330名(若者300名、育成する支援者30名の3年間延べ人数として) | |
| 最終受益者 | 直接的対象となる若者の家族・保護者(心理的・経済的負担の軽減)。および、釧路・根釧地域の地域社会・行政(深夜トラブル等の未然防止、社会的コストの削減、持続可能な支援ネットワークの獲得)。 | |
| 人数 | 700名(若者の家族、地域住民、行政・関係機関等の合計として) | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
広大な面積を有する釧路・根釧地域では、若者の孤立と支援へのアクセス難が深刻な社会課題となっている。本地域は車社会であり、公共交通機関の便数が少なく、特に夕方以降は移動手段が極端に制限される。そのため、家庭内に不和や虐待、経済的困窮などの問題を抱える若者や、不登校・ひきこもり状態にある若者は、自力で支援拠点へ赴くことができず、夜間に地域社会から見えない形で孤立を深めている。
また、若者の悩みやハイリスクな事案(自傷行為、深夜の徘徊、犯罪被害のリスク等)は、公的機関の窓口が閉まる夜間帯に顕在化・深刻化しやすい。しかし、現状の地域 社会において、18時以降から深夜にかけて若者が安全に過ごし、専門的なケアを受けられる居場所は圧倒的に不足している。
さらに、この「夜間の支援空白」という課題に対し、単に一箇所に拠点を設けるだけでは、交通制約のある広域な根釧地域の若者を網羅的に救うことはできない。自ら助けを求められない潜在的な要支援者を発見するための「攻めのアウトリーチ」機能と、深刻な事案に即応できる「社会福祉士等の専門職の介入」、そして地理的ハードルを乗り越える「支援の面展開(サテライト化・支援者育成)」を一体的に構築しなければ、若者の孤立という根本的な課題は解決されない。「時間の壁(夜間)」と「距離の壁(広域・交通)」によって生み出される地方都市特有の社会的孤立を解消することが、当地域における急務である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
自治体等による不登校支援や生活困窮者の相談窓口等は存在するが、その大半が平日の日中(17時まで)に限られている。また、縦割り行政の仕組み上、複合的な困難を抱える若者に対する夜間の包括的なアウトリーチや居場所支援は未整備である。公的支援の「時間の狭間」となる夜間・深夜帯に特化したセーフティネットの構築は、行政の枠組みだけでは対応が困難な現状がある。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
当法人は釧路市内で学習支援や就労支援施設「MANAVIVA WORKS」等を運営し 、孤立する若者と社会を繋ぐ教育拠点として活動してきた。また、構成団体のなんらぼも夜間の居場所運営に取り組んでいる。しかし、既存の単独活動では深夜帯(22時以降)の網羅的なカバーや、ハイリスク事案への専門的介入に限界があり、両者の強みを掛け合わせたリレー型支援と、根釧全域への支援拡充(面展開)が急務となっている。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
行政では対応困難な「深夜帯までのリレー型居場所と専門的介入」という革新的なモデルを、民間主導の機動力で構築できる点に意義がある。休眠預金を活用し、大学との共同研究によるエビデンス構築、専門職による地域支援者の育成、クラウドファンディング等による独自資金の獲得に挑むことで、地方都市に自立・持続可能な社会実装モデルを定着させ、自治体への確固たる政策提言(アドボカシー)へと繋ぐことができる。
| 社会課題 | 広大な面積を有する釧路・根釧地域では、若者の孤立と支援へのアクセス難が深刻な社会課題となっている。本地域は車社会であり、公共交通機関の便数が少なく、特に夕方以降は移動手段が極端に制限される。そのため、家庭内に不和や虐待、経済的困窮などの問題を抱える若者や、不登校・ひきこもり状態にある若者は、自力で支援拠点へ赴くことができず、夜間に地域社会から見えない形で孤立を深めている。 |
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| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 自治体等による不登校支援や生活困窮者の相談窓口等は存在するが、その大半が平日の日中(17時まで)に限られている。また、縦割り行政の仕組み上、複合的な困難を抱える若者に対する夜間の包括的なアウトリーチや居場所支援は未整備である。公的支援の「時間の狭間」となる夜間・深夜帯に特化したセ ーフティネットの構築は、行政の枠組みだけでは対応が困難な現状がある。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 当法人は釧路市内で学習支援や就労支援施設「MANAVIVA WORKS」等を運営し、孤立する若者と社会を繋ぐ教育拠点として活動してきた。また、構成団体のなんらぼも夜間の居場所運営に取り組んでいる。しかし、既存の単独活動では深夜帯(22時以降)の網羅的なカバーや、ハイリスク事案への専門的介入に限界があり、両者の強みを掛け合わせたリレー型支援と、根釧全域への支援拡充(面展開)が急務となっている。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 行政では対応困難な「深夜帯までのリレー型居場所と専門的介入」という革新的なモデルを、民間主導の機動力で構築できる点に意義がある。休眠預金を活用し、大学との共同研究によるエビデンス構築、専門職による地域支援者の育成、クラウドファンディング等による独自資金の獲得に挑むことで、地方都市に自立・持続可能な社会実装モデルを定着させ、自治体への確固たる政策提言(アドボカシー)へと繋ぐことができる。 |
中長期アウトカム
釧路・根釧地域において、時間的・地理的制約による若者の孤立が解消される。また、専門職と地域支援者、大学が連携した「深夜リレー型・サテライト展開モデル」が自立的な資金基盤のもと地域に定着し、地方都市における夜間若者支援の新たな社会実装(制度化)として波及する。
短期アウトカム
| 1 | 18時〜24時のリレー型居場所の継続利用により、若者が安心できるつながりを得て孤独感が軽減する。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | UCLA孤独感尺度(短縮版)の スコア変化、および「安心感・つながりの実感」のアンケート結果。 | |
| 初期値/初期状態 | 新規事業のため0人。対象地域の若者の孤独感・孤立感が高い状態。 | |
| 事後評価時の値/状態 | アンケート回答者の80%が孤独感の軽減と安心感を実感している状態。 | |
| 2 | 18時〜24時のリレー型居場所の継続利用により、若者が安心できるつながりを得て孤独感が軽減する。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 居場所利用者数、会員登録者数 | |
| 初期値/初期状態 | 新規事業のため0人。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 居場所利用者数延べ300名。継続利用のための会員登録数50名。 | |
| 3 | 居場所利用を契機に、潜在化していたハイリスク事案が社会福祉士による「特別枠(個別相談)」へ接続され、適切な地域資源へ繋がる。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 社会福祉士による特別枠(個別相談)の実施件数、および他支援機関・地域資源(医療・福祉等)へのリファー件数。 | |
| 初期値/初期状態 | 0件(新規体制構築前)。若者が適切な支援機関に繋がれていない状態。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 個別相談実施 30件、他機関等へのリファー(接続)完了 10件 | |
| 4 | 教育大学との共同研究により深夜帯支援や専門職介入の成果がデータ化され、自治体等への政策提言(アドボカシー)の根拠が構築される。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 共同研究の実施実績(報告書の作成数)、および自治体・関係省庁への政策提言・意見交換の実施回数。 | |
| 初期値/初期状態 | 研究着手前(0件)。自治体との連携・提言体制が未構築の状態。 | |
| 事後評価時の値/状態 | 最終研究報告書の公開1件、自治体への政策提言(制度化要望)1回以上。 | |
| 5 | クラウドファンディング等の多様な資金調達手法を実践し、助成終了後も自走可能な外部資金の獲得と収益基盤を確立する。 | |

