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休眠預金活用事業
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完了

事業計画

優先的に解決すべき社会の諸課題

領域 / 分野

子ども及び若者の支援に係る活動

経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援

日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援

社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援

日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動

働くことが困難な人への支援

孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援

女性の経済的自立への支援

地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動

地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援

安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

SDGsとの関連

ゴールターゲット関連性の説明
1. 貧困をなくそう1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

居場所を開設し、個別の相談対応をはじめとする伴走支援を行いながらレジリエンスの構築をサポートし、環境・社会・経済的ショック等に対しての脆弱性を軽減する。

3. すべての人に健康と福祉を3.5 薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する。

夜の居場所の相談対応の中で、環境的・精神的な困難からの薬物乱用や過度のアルコール摂取等の防止を伝えていくことと、乱用・摂取について、専門機関と連携しながら寄り添うことで、離脱や治療を進めることに寄与する。

5. ジェンダー平等を実現しよう5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。

夜の居場所の相談対応の中で、成育過程の中で受けた性的、その他の種類の搾取からの傷つきを癒し、ケアすることで、ゴールの達成に寄与する。

4. 質の高い教育をみんなに4.6 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

夜の居場所において、「学び」を希望するこども・若者に対し学習支援を行うことで、彼らが読み書き能力および基本的計算能力を身に付けることをサポートする。

団体の社会的役割

団体の目的

困難な状況にある女性とこどもを支え・応援することを通して、地域や社会において女性とこどもが直面している課題を解決するとともに、誰もが安心して個々の幸せを追求し実現できる社会づくりに寄与することを目的とする。(定款より)

団体の概要・活動・業務

2015年に団体を設立し、DV・性暴力被害当事者の支援や社会資源等の創出を目的にシェルター運営や相談対応、研修等を開始。震災から10年が経ち、若年女性の自死や性被害、ネグレクト等の相談が増加。2021年に法人化し、女性やこども・若者の支援を軸に、居場所や食糧提供、高卒認定試験や高校・大学等の受験費用の給付、担い手育成講座、NPO等のハラスメント対応、女性やこども・若者に関する調査および政策提言を行っている。

団体の目的

困難な状況にある女性とこどもを支え・応援することを通して、地域や社会において女性とこどもが直面している課題を解決するとともに、誰もが安心して個々の幸せを追求し実現できる社会づくりに寄与することを目的とする。(定款より)

団体の概要・活動・業務

2015年に団体を設立し、DV・性暴力被害当事者の支援や社会資源等の創出を目的にシェルター運営や相談対応、研修等を開始。震災から10年が経ち、若年女性の自死や性被害、ネグレクト等の相談が増加。2021年に法人化し、女性やこども・若者の支援を軸に、居場所や食糧提供、高卒認定試験や高校・大学等の受験費用の給付、担い手育成講座、NPO等のハラスメント対応、女性やこども・若者に関する調査および政策提言を行っている。

概要

事業概要

若者支援は学校や行政窓口等の昼間帯に制度化されている一方で、夜間は支援の空白が生じており、制度未接続の若者ほど孤立や心理的リスクが進行しやすい構造がある。特に夜間は対人接触機会が少なく、孤独感や不安、衝動性が高まりやすいなか、公的支援は十分に機能していない。本事業は、この時間的空白に対して低閾値の居場所を設け、関係性形成を起点とした段階的支援により、困難の顕在化前に介入するものである。対象は15歳から39歳のうち既存の相談機関を利用していない、または継続に至らなかった若者とし、仙台市繁華街近接エリアに18時から23時まで利用可能な夜の居場所を開設する。匿名・予約不要とし、非指示的な雑談から自己開示、相談へと移行するプロセスを設計することで未接続層への介入を可能とする。同時に、東北・北海道からの進学者を多く迎える仙台の状況を背景に、大学・専門学校等の連携での学内居場所も展開し、さらに多くの若年者へのアクセスを目指す。運営は精神科医療機関および自殺対策やヤングケアラー対応のNPO等での経験を有する複数のソーシャルワーカーを中心に、日常的な関わりや個別の対面・電話・家庭訪問やSNS用いた相談対応の中でリスクアセスメントを行い、必要に応じて危機介入や医療機関等への接続、同行支援を実施する。あわせて、宮城県内の研究者と連携し、WHO-5日本語版、日本語版UCLA孤独感尺度および日本語版K6等による縦断的測定に加え、本人の同意に基づき生活環境や生育歴、居場所ニーズ等に関する質的情報を把握し、利用頻度や関係性の変化と心的指標の関連を分析する。得られた知見は支援改善およびモデル化に反映する。これらは匿名化および倫理配慮のもとで実施する。本事業は、継続的関係性に基づく早期介入により高コスト支援への移行を抑制する予防的投資として、その有効性を実証する。

資金提供契約締結日

2026年06月29日

事業期間

開始日

2026年06月30日

終了日

2029年02月27日

対象地域

宮城県 宮城県仙台市

事業概要

若者支援は学校や行政窓口等の昼間帯に制度化されている一方で、夜間は支援の空白が生じており、制度未接続の若者ほど孤立や心理的リスクが進行しやすい構造がある。特に夜間は対人接触機会が少なく、孤独感や不安、衝動性が高まりやすいなか、公的支援は十分に機能していない。本事業は、この時間的空白に対して低閾値の居場所を設け、関係性形成を起点とした段階的支援により、困難の顕在化前に介入するものである。対象は15歳から39歳のうち既存の相談機関を利用していない、または継続に至らなかった若者とし、仙台市繁華街近接エリアに18時から23時まで利用可能な夜の居場所を開設する。匿名・予約不要とし、非指示的な雑談から自己開示、相談へと移行するプロセスを設計することで未接続層への介入を可能とする。同時に、東北・北海道からの進学者を多く迎える仙台の状況を背景に、大学・専門学校等の連携での学内居場所も展開し、さらに多くの若年者へのアクセスを目指す。運営は精神科医療機関および自殺対策やヤングケアラー対応のNPO等での経験を有する複数のソーシャルワーカーを中心に、日常的な関わりや個別の対面・電話・家庭訪問やSNS用いた相談対応の中でリスクアセスメントを行い、必要に応じて危機介入や医療機関等への接続、同行支援を実施する。あわせて、宮城県内の研究者と連携し、WHO-5日本語版、日本語版UCLA孤独感尺度および日本語版K6等による縦断的測定に加え、本人の同意に基づき生活環境や生育歴、居場所ニーズ等に関する質的情報を把握し、利用頻度や関係性の変化と心的指標の関連を分析する。得られた知見は支援改善およびモデル化に反映する。これらは匿名化および倫理配慮のもとで実施する。本事業は、継続的関係性に基づく早期介入により高コスト支援への移行を抑制する予防的投資として、その有効性を実証する。

資金提供契約締結日2026年06月29日
事業期間開始日 2026年06月30日終了日 2029年02月27日
対象地域宮城県 宮城県仙台市

直接的対象グループ

夜間帯に孤立や生きづらさを抱え、既存制度や支援につながっていない、またはつながりにくい15歳くらいからの高校生世代〜概ね39歳程度までの居場所利用のこども・若者

人数

想定人数:延べ200人程度

最終受益者

孤立の深刻化やメンタルヘルス悪化、自傷・被害リスク等の予防やケアにつながる支援を受ける若者本人に加え、地域社会、支援機関、行政等を含む地域全体

人数

想定人数:若者本人延べ300人程度+地域関係者等延べ50人程度

直接的対象グループ

夜間帯に孤立や生きづらさを抱え、既存制度や支援につながっていない、またはつながりにくい15歳くらいからの高校生世代〜概ね39歳程度までの居場所利用のこども・若者

人数

想定人数:延べ200人程度

最終受益者

孤立の深刻化やメンタルヘルス悪化、自傷・被害リスク等の予防やケアにつながる支援を受ける若者本人に加え、地域社会、支援機関、行政等を含む地域全体

人数

想定人数:若者本人延べ300人程度+地域関係者等延べ50人程度

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無

なし

本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無なし

事業の背景・課題

社会課題

若者の孤立やメンタルヘルスの悪化は深刻化しており、第5回自殺意識全国調査(日本財団、2023)では15歳から29歳の約2人に1人が希死念慮を経験し、その過半が誰にも相談していないことが明らかとなっている。主観的孤独感や社会的孤立は自殺のリスク要因に数えられる抑うつ症状を強めることが指摘されており(筑波大学ほか、2024)、コロナ禍以降も若者の自殺は高止まりしている。これらの課題の本質は、支援につながる前段階で孤立が進行し、困難が顕在化するまで外部から把握されず、介入が遅れる構造にある。既存制度は昼間帯かつ課題顕在化後の対応を前提としているため、「未接続・予防段階」に十分対応できておらず、支援の入口に到達しない若者が一定数存在している。特に夜間は、対人接触の減少により孤独感や不安が増幅しやすく、思考の反芻や衝動性の高まりが生じやすい時間帯である一方で、公的支援の多くが稼働しておらず、相談や支援につながる機会が極めて限られている。このため、制度要件に合致しない若者や支援利用に心理的抵抗を抱える若者ほど孤立を深めやすく、夜間における支援の不在はリスクの顕在化および重度化を加速させる要因の一つとなっている。また、孤立状態が継続することで困難の言語化が遅れ、オーバードーズや自傷行為、犯罪被害、搾取的関係への巻き込まれ等のリスクが連鎖的に生じる。さらに、不安定就労や望まない選択の固定化により、生活困窮や将来にわたる困難へと波及する可能性がある。このように、孤立は複数のリスクを連鎖的に引き起こす起点となっている。仙台市においては、東北各地から若者が流入する一方で、都市間移動の容易さにより支援機関との接点が希薄なまま孤立が進行するケースも見られ、未接続状態が生じやすい地域特性が存在する。加えて、東日本大震災により生活環境や人間関係が大きく変化し、愛着形成や地域社会への所属感が十分に育まれないまま成長した世代が若者層となっており、メンタルヘルス上の脆弱性を抱えた状態で孤立に陥りやすい状況がある。以上より、孤立の発生・進行・重度化の各段階に対し、支援につながる前段階から介入する仕組みが不可欠であり、とりわけ夜間という高リスク時間帯における支援の空白を補完することが、若者の孤立の深刻化を防ぐ上で重要である。また、これらの構造は他地域にも共通し得る課題であり、モデル化の意義も大きいと考えられる。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

仙台市内の居場所支援は、年齢・性別・経済要件等により対象が細分化されており、おおむね20歳以下に限定された事業や経済要件を前提とした支援が中心である。また、若者自立・就労支援は39歳までを対象とするが、就労支援を主目的としている。これらは昼間帯から長くとも20時までの開室、および課題顕在化後の支援を前提としており、夜間の開室・利用要件がない・予防段階すべてに対応する支援は制度上位置づけられていない。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

困難を抱えるこども・若者への相談支援、居場所運営、直接の食糧提供等を行ってきた。シェルターでは18歳前後のこども・若者の保護にも対応。制度に取りこぼされた中高生を対象とした受験料給付や高卒認定取得サポートを実施。特に、夜間帯に孤立や不安が深まる若者の実態を踏まえ、制度未接続層との関係形成を重視してきた。2023年には、宮城県内の生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を専門家や学校と連携して実施し、若者の孤立や心理状態の可視化にも取り組んでいる。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

夜間は孤独感や不安、衝動的行動リスクが高まる一方で、支援資源が乏しく制度の狭間にある若者が孤立を深めやすい時間帯である。本事業は、この時間的空白に対して要件を問わない居場所を設け、早期の支援を可能とするものである。従来制度では対応困難であった夜間・予防段階への介入を実装し、心理状態の変化および支援接続のプロセスを縦断的に測定することで、重度化抑制による社会コスト削減効果を含めた費用対効果を検証する。これにより、予防的支援を社会的投資として位置づける根拠を創出する。

社会課題

若者の孤立やメンタルヘルスの悪化は深刻化しており、第5回自殺意識全国調査(日本財団、2023)では15歳から29歳の約2人に1人が希死念慮を経験し、その過半が誰にも相談していないことが明らかとなっている。主観的孤独感や社会的孤立は自殺のリスク要因に数えられる抑うつ症状を強めることが指摘されており(筑波大学ほか、2024)、コロナ禍以降も若者の自殺は高止まりしている。これらの課題の本質は、支援につながる前段階で孤立が進行し、困難が顕在化するまで外部から把握されず、介入が遅れる構造にある。既存制度は昼間帯かつ課題顕在化後の対応を前提としているため、「未接続・予防段階」に十分対応できておらず、支援の入口に到達しない若者が一定数存在している。特に夜間は、対人接触の減少により孤独感や不安が増幅しやすく、思考の反芻や衝動性の高まりが生じやすい時間帯である一方で、公的支援の多くが稼働しておらず、相談や支援につながる機会が極めて限られている。このため、制度要件に合致しない若者や支援利用に心理的抵抗を抱える若者ほど孤立を深めやすく、夜間における支援の不在はリスクの顕在化および重度化を加速させる要因の一つとなっている。また、孤立状態が継続することで困難の言語化が遅れ、オーバードーズや自傷行為、犯罪被害、搾取的関係への巻き込まれ等のリスクが連鎖的に生じる。さらに、不安定就労や望まない選択の固定化により、生活困窮や将来にわたる困難へと波及する可能性がある。このように、孤立は複数のリスクを連鎖的に引き起こす起点となっている。仙台市においては、東北各地から若者が流入する一方で、都市間移動の容易さにより支援機関との接点が希薄なまま孤立が進行するケースも見られ、未接続状態が生じやすい地域特性が存在する。加えて、東日本大震災により生活環境や人間関係が大きく変化し、愛着形成や地域社会への所属感が十分に育まれないまま成長した世代が若者層となっており、メンタルヘルス上の脆弱性を抱えた状態で孤立に陥りやすい状況がある。以上より、孤立の発生・進行・重度化の各段階に対し、支援につながる前段階から介入する仕組みが不可欠であり、とりわけ夜間という高リスク時間帯における支援の空白を補完することが、若者の孤立の深刻化を防ぐ上で重要である。また、これらの構造は他地域にも共通し得る課題であり、モデル化の意義も大きいと考えられる。

課題に対する行政等による既存の取組み状況

仙台市内の居場所支援は、年齢・性別・経済要件等により対象が細分化されており、おおむね20歳以下に限定された事業や経済要件を前提とした支援が中心である。また、若者自立・就労支援は39歳までを対象とするが、就労支援を主目的としている。これらは昼間帯から長くとも20時までの開室、および課題顕在化後の支援を前提としており、夜間の開室・利用要件がない・予防段階すべてに対応する支援は制度上位置づけられていない。

課題に対する申請団体の既存の取組状況

困難を抱えるこども・若者への相談支援、居場所運営、直接の食糧提供等を行ってきた。シェルターでは18歳前後のこども・若者の保護にも対応。制度に取りこぼされた中高生を対象とした受験料給付や高卒認定取得サポートを実施。特に、夜間帯に孤立や不安が深まる若者の実態を踏まえ、制度未接続層との関係形成を重視してきた。2023年には、宮城県内の生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を専門家や学校と連携して実施し、若者の孤立や心理状態の可視化にも取り組んでいる。

休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義

夜間は孤独感や不安、衝動的行動リスクが高まる一方で、支援資源が乏しく制度の狭間にある若者が孤立を深めやすい時間帯である。本事業は、この時間的空白に対して要件を問わない居場所を設け、早期の支援を可能とするものである。従来制度では対応困難であった夜間・予防段階への介入を実装し、心理状態の変化および支援接続のプロセスを縦断的に測定することで、重度化抑制による社会コスト削減効果を含めた費用対効果を検証する。これにより、予防的支援を社会的投資として位置づける根拠を創出する。

中長期アウトカム

夜間帯における継続的な関係性の構築を基盤として、制度未接続の若者の心理状態の悪化要因を抑制し、孤立の固定化を予防する。あわせて、困難が顕在化する前段階での介入を可能とすることで、ハイリスク状態への移行を未然に防ぐ。さらに、居場所内にとどまらない外部接続を通じて社会関係資本の回復を促進し、地域における夜間支援の空白をネットワークとして補完する。本アウトカムは、孤立の発生・進行・重度化の各段階に介入する多層的予防モデルとして位置づけられ、その有効性を縦断的に検証する。これらの変化を縦断的に測定し、利用頻度・関係性の深度と心理状態の変化の関連を分析することで、予防的介入としての効果を検証する。

短期アウトカム

モニタリング

いいえ

指標

初回来所者のうち制度未接続層の割合
月1回以上の居場所利用の定着率

初期値/初期状態

制度未接続層の割合 90%
月1回以上の継続的な居場所利用者0人

事後評価時の値/状態

月1回以上の継続利用者 50%
継続的な利用のなかで援助要請行動があり、必要な社会資源につながる利用者 30%

モニタリング

いいえ

指標

「安心して過ごせる場所がある」と回答した割合
日本語版UCLA孤独感尺度の平均値改善
重症化予防の観点から日本語版K6スコアの軽度改善層の増加

初期値/初期状態

安心して過ごせる場所があると回答した利用者0%、日本語版UCLA孤独感尺度平均値40点以上、日本語版K6平均値 カットオフ値の13点以上

事後評価時の値/状態

安心して過ごせる場所があると回答した利用者80%、日本語版UCLA孤独感尺度平均値20点以下、日本語版K6平均値 9点以下

モニタリング

いいえ

指標

援助要請行動、援助要請の希望の確認
社会資源へのアクセス数

初期値/初期状態

対面相談件数0件、電話・S NS相談件数0件、社会資源へ行ってみるといった発言0件、社会資源へのアクセス・同行支援件数0件

事後評価時の値/状態

対面相談件数200件、電話・S NS相談件数400件、社会資源へ行ってみるといった発言20件、社会資源へのアクセス・同行支援件数10件

モニタリング

いいえ

指標

行政や相談支援機関以外の紹介ルートの多様化
ケース共有・連携対応件数

初期値/初期状態

他機関・地域支援者、地域住民からの利用者紹介0件
ケース会議を含む連携対応件数0件

事後評価時の値/状態

他機関・地域支援者、地域住民等からの利用者紹介30件
ケース会議を含む連携対応件数40件

1

夜間アクセス困難層の「顕在化」と関係性形成
既存制度では把握されていない若者が夜間帯に来所し、匿名・非制度的な関係から継続的な関係へ移行する。

モニタリングいいえ
指標

初回来所者のうち制度未接続層の割合
月1回以上の居場所利用の定着率

初期値/初期状態

制度未接続層の割合 90%
月1回以上の継続的な居場所利用者0人

事後評価時の値/状態

月1回以上の継続利用者 50%
継続的な利用のなかで援助要請行動があり、必要な社会資源につながる利用者 30%

2

心理的安全性の獲得と夜間の孤立緩和
単なる孤独感や抑うつ状態の改善ではなく、安心して滞在できる主観的安全性が獲得される。

モニタリングいいえ
指標

「安心して過ごせる場所がある」と回答した割合
日本語版UCLA孤独感尺度の平均値改善
重症化予防の観点から日本語版K6スコアの軽度改善層の増加

初期値/初期状態

安心して過ごせる場所があると回答した利用者0%、日本語版UCLA孤独感尺度平均値40点以上、日本語版K6平均値 カットオフ値の13点以上

事後評価時の値/状態

安心して過ごせる場所があると回答した利用者80%、日本語版UCLA孤独感尺度平均値20点以下、日本語版K6平均値 9点以下

3

援助要請の言語化と早期支援接続
相談に至る前の違和感や困りごと未満の状態が言語化される。

モニタリングいいえ
指標

援助要請行動、援助要請の希望の確認
社会資源へのアクセス数

初期値/初期状態

対面相談件数0件、電話・S NS相談件数0件、社会資源へ行ってみるといった発言0件、社会資源へのアクセス・同行支援件数0件

事後評価時の値/状態

対面相談件数200件、電話・S NS相談件数400件、社会資源へ行ってみるといった発言20件、社会資源へのアクセス・同行支援件数10件

4

夜間見守りネットワークの初期稼働
地域内の民生委員や専門職、地域住民を含むゆるやかな見守りネットワークが形成され、情報の循環が生まれる。

モニタリングいいえ
指標

行政や相談支援機関以外の紹介ルートの多様化
ケース共有・連携対応件数

初期値/初期状態

他機関・地域支援者、地域住民からの利用者紹介0件
ケース会議を含む連携対応件数0件

事後評価時の値/状態

他機関・地域支援者、地域住民等からの利用者紹介30件
ケース会議を含む連携対応件数40件

事業活動

活動

1

活動 (内容)

危機介入時の対応フローと事業計画を作成し、それをもとにした居場所の開設準備を行う。また、若者に対応する各関係機関、民生委員、間接的に関わる可能性のある地域包括支援センター等への事業説明及びネットワーク構築のための参画を行う。
調査チームにて、調査設計を開始。

時期

2026年7月〜8月

1活動 (内容)

危機介入時の対応フローと事業計画を作成し、それをもとにした居場所の開設準備を行う。また、若者に対応する各関係機関、民生委員、間接的に関わる可能性のある地域包括支援センター等への事業説明及びネットワーク構築のための参画を行う。
調査チームにて、調査設計を開始。

時期

2026年7月〜8月

2

活動 (内容)

月12回開室の居場所開設。利用者の受け入れ、相談対応を開始する。あわせて利用者受け入れのためのSNS等を用いた情報発信を行う。
初回利用者対象とした調査開始。

時期

2026年9月

2活動 (内容)

月12回開室の居場所開設。利用者の受け入れ、相談対応を開始する。あわせて利用者受け入れのためのSNS等を用いた情報発信を行う。
初回利用者対象とした調査開始。

時期

2026年9月

3

活動 (内容)

大学への出張居場所の事業説明を行い、2大学でのプレオープン(それぞれ月1回の開室を想定)を開始。個々人に合わせ、夜の居場所への誘導や個別相談、専門機関へのリファーなどを開始。
大学内の居場所利用者へも調査開始。

時期

2026年10月

3活動 (内容)

大学への出張居場所の事業説明を行い、2大学でのプレオープン(それぞれ月1回の開室を想定)を開始。個々人に合わせ、夜の居場所への誘導や個別相談、専門機関へのリファーなどを開始。
大学内の居場所利用者へも調査開始。

時期

2026年10月

4

活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2027年3月

4活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2027年3月

5

活動 (内容)

大学への出張居場所プレ期間の実施成果の取りまとめを行い、出張居場所の開室を4校の大学・専門学校へ拡大する。

時期

2027年4月

5活動 (内容)

大学への出張居場所プレ期間の実施成果の取りまとめを行い、出張居場所の開室を4校の大学・専門学校へ拡大する。

時期

2027年4月

6

活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2027年9月

6活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2027年9月

7

活動 (内容)

1年間の開室状況の報告及び情報交換を目的に地域支援者・団体を交えた情報交換会を開催する。事業化を目指すため、仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2027年10月

7活動 (内容)

1年間の開室状況の報告及び情報交換を目的に地域支援者・団体を交えた情報交換会を開催する。事業化を目指すため、仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2027年10月

8

活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2028年3月

8活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその3ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、評価者を交えて計善計画を立てる。

時期

2028年3月

9

活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその4ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、事業化への課題と提案内容の作成を開始する。

時期

2028年9月

9活動 (内容)

日本語版K6、日本語版UCLA孤独感尺度を用いた効果検証を実施する。居場所初回利用とその4ヶ月後のデータ、長期利用者は前回のデータと半年後のデータを比較し、それぞれの改善度を確認する。あわせて、利用人数、対応件数、効果検証の結果を踏まえ、事業化への課題と提案内容の作成を開始する。

時期

2028年9月

10

活動 (内容)

3年間の開室状況の報告及び情報交換を目的に地域支援者・支援団体を交えた情報交換会を開催する。事業化を目指すため、前年同様に仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2028年10月

10活動 (内容)

3年間の開室状況の報告及び情報交換を目的に地域支援者・支援団体を交えた情報交換会を開催する。事業化を目指すため、前年同様に仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2028年10月

11

活動 (内容)

事業化を見据えた夜の居場所開設後の効果について事業実施報告を行い、夜の居場所の必要性について地域支援者・団体間での合意形成を図る。仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2028年12月

11活動 (内容)

事業化を見据えた夜の居場所開設後の効果について事業実施報告を行い、夜の居場所の必要性について地域支援者・団体間での合意形成を図る。仙台市・宮城県・その他自治体の若者支援担当課へも参加を打診する。

時期

2028年12月

12

活動 (内容)

合意形成を図る際に挙がった地域支援者・団体、各自治体の考える意見や課題を盛り込み、事業化の可能性を明文化した報告書の完成。事業決算を行い事業終了報告。
事業終了後、承継事業の開始。

時期

2029年2月

12活動 (内容)

合意形成を図る際に挙がった地域支援者・団体、各自治体の考える意見や課題を盛り込み、事業化の可能性を明文化した報告書の完成。事業決算を行い事業終了報告。
事業終了後、承継事業の開始。

時期

2029年2月

インプット

総事業費

19,999,140円

総事業費19,999,140円

広報戦略および連携・対話戦略

広報戦略

各関係機関への事業説明とネットワーク構築を目的に活動報告会を定期的に実施し、民生委員や地域支援者、公的機関等との顔の見える関係性を構築する。夜間に顕在化する若者の孤立や課題を共有し、地域における認識の醸成と支援の担い手の拡大を図る。また、各投稿に1万件ほどの閲覧数が見込める団体SNS(Instagram等)や既存利用者からの口コミを活用し、既存制度では把握されにくい若者本人への情報到達を強化する。

連携・対話戦略

市内の大学や専門学校における出張型の居場所を通じて、教育現場から見た若者の孤立やメンタルヘルスの課題を把握し、早期接点の創出につなげる。また、繁華街の飲食店やテナントオーナーへの事業周知を通じて、来店者への緩やかな見守りや声かけ、必要時の情報共有等の連携を構築する。これにより、夜間における早期発見・未然防止につながる地域の見守りネットワーク形成を目指す。

広報戦略

各関係機関への事業説明とネットワーク構築を目的に活動報告会を定期的に実施し、民生委員や地域支援者、公的機関等との顔の見える関係性を構築する。夜間に顕在化する若者の孤立や課題を共有し、地域における認識の醸成と支援の担い手の拡大を図る。また、各投稿に1万件ほどの閲覧数が見込める団体SNS(Instagram等)や既存利用者からの口コミを活用し、既存制度では把握されにくい若者本人への情報到達を強化する。

連携・対話戦略

市内の大学や専門学校における出張型の居場所を通じて、教育現場から見た若者の孤立やメンタルヘルスの課題を把握し、早期接点の創出につなげる。また、繁華街の飲食店やテナントオーナーへの事業周知を通じて、来店者への緩やかな見守りや声かけ、必要時の情報共有等の連携を構築する。これにより、夜間における早期発見・未然防止につながる地域の見守りネットワーク形成を目指す。

出口戦略・持続可能性について

実行団体

本事業は、孤立の重度化を未然に防ぐことで医療・福祉等の将来的な社会コストの抑制に資する予防的介入である。3年間の事業期間中に日本語版K6や日本語版UCLA孤独感尺度等の量的指標と質的データを統合し、利用プロセスと心理変化の関係を分析することで効果を可視化する。あわせて、1人あたりの介入コストと支援接続による重度化回避効果を整理し、費用対効果の観点から政策的意義を明確化する。
これらのエビデンスを基に仙台市や宮城県、その他県内各市町村への政策提案を行い、委託事業化・補助事業化を目指すとともに、運営プロセスおよび評価指標を標準化することで他地域への展開可能なモデルとして体系化する。
あわせて、企業連携や寄付等の多様な財源確保を進め、補助終了後も持続可能な運営体制を構築する。

実行団体

本事業は、孤立の重度化を未然に防ぐことで医療・福祉等の将来的な社会コストの抑制に資する予防的介入である。3年間の事業期間中に日本語版K6や日本語版UCLA孤独感尺度等の量的指標と質的データを統合し、利用プロセスと心理変化の関係を分析することで効果を可視化する。あわせて、1人あたりの介入コストと支援接続による重度化回避効果を整理し、費用対効果の観点から政策的意義を明確化する。
これらのエビデンスを基に仙台市や宮城県、その他県内各市町村への政策提案を行い、委託事業化・補助事業化を目指すとともに、運営プロセスおよび評価指標を標準化することで他地域への展開可能なモデルとして体系化する。
あわせて、企業連携や寄付等の多様な財源確保を進め、補助終了後も持続可能な運営体制を構築する。

事業実施体制

事業実施体制、メンバー構成と各メンバーの役割

事業統括責任者(1人):マネジメント担当。法人代表理事(休眠預金他事業シングルマザーデジタルスキル事業との兼務。本事業約22%、休眠他事業約67%を想定)
現場責任者(1人):ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士資格保持者。精神科医療機関・自殺危機介入およびこども・若者支援経験者)
現場スタッフ(2人):ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士資格保持者。こども・若者支援経験者)を予定。
現場学生スタッフ(5人):社会福祉士・精神保健福祉士・教諭・保育士・薬剤師・臨床心理士等の養成課程在籍の大学生・大学院生で、セーフガーディング・ハラスメント・ケアプログラム等の研修を受講した者。
経理体制(3人):公益財団法人・非営利組織等の経理業務経験2年以上の者。内1人は、公認会計士試験合格者で、公益財団法人・非営利組織等の経理業務経験10年以上。(休眠預金他事業シングルマザーデジタルスキル事業との兼務。本事業約20%、休眠他事業約60%を想定)
調査体制(3人):東北福祉大学准教授、立教大学特任教授(静岡県立大学名誉教授)の2人のほか、ソーシャルワーカーを目指す大学生1人を作業補助者として置く。
評価体制(2人):こども・若者の状況に精通し、こども・若者の分野におけるソーシャルインパクトを実践している方等を予定。

コンソーシアム利用有無なし
ガバナンス・コンプライアンス体制

理事会による意思決定及び事業進捗管理を行うとともに、経理・契約・個人情報管理等については複数名による確認体制を整備し、不正防止に努めている。また、各規程類を持ち、内部通報体制等を整備し、役職員に対する周知を行っている。事業実施にあたっては、外部専門家(弁護士、司法書士)とも連携しながら、透明性、公正性、法令遵守を重視した運営体制を構築している。

事業実施体制、メンバー構成と各メンバーの役割

事業統括責任者(1人):マネジメント担当。法人代表理事(休眠預金他事業シングルマザーデジタルスキル事業との兼務。本事業約22%、休眠他事業約67%を想定)
現場責任者(1人):ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士資格保持者。精神科医療機関・自殺危機介入およびこども・若者支援経験者)
現場スタッフ(2人):ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士資格保持者。こども・若者支援経験者)を予定。
現場学生スタッフ(5人):社会福祉士・精神保健福祉士・教諭・保育士・薬剤師・臨床心理士等の養成課程在籍の大学生・大学院生で、セーフガーディング・ハラスメント・ケアプログラム等の研修を受講した者。
経理体制(3人):公益財団法人・非営利組織等の経理業務経験2年以上の者。内1人は、公認会計士試験合格者で、公益財団法人・非営利組織等の経理業務経験10年以上。(休眠預金他事業シングルマザーデジタルスキル事業との兼務。本事業約20%、休眠他事業約60%を想定)
調査体制(3人):東北福祉大学准教授、立教大学特任教授(静岡県立大学名誉教授)の2人のほか、ソーシャルワーカーを目指す大学生1人を作業補助者として置く。
評価体制(2人):こども・若者の状況に精通し、こども・若者の分野におけるソーシャルインパクトを実践している方等を予定。

ガバナンス・コンプライアンス体制

理事会による意思決定及び事業進捗管理を行うとともに、経理・契約・個人情報管理等については複数名による確認体制を整備し、不正防止に努めている。また、各規程類を持ち、内部通報体制等を整備し、役職員に対する周知を行っている。事業実施にあたっては、外部専門家(弁護士、司法書士)とも連携しながら、透明性、公正性、法令遵守を重視した運営体制を構築している。

コンソーシアム利用有無

なし

ガバナンス・コンプライアンス体制

理事会による意思決定及び事業進捗管理を行うとともに、経理・契約・個人情報管理等については複数名による確認体制を整備し、不正防止に努めている。また、各規程類を持ち、内部通報体制等を整備し、役職員に対する周知を行っている。事業実施にあたっては、外部専門家(弁護士、司法書士)とも連携しながら、透明性、公正性、法令遵守を重視した運営体制を構築している。

関連する主な実績

助成事業の実績と成果

これまで、困難を抱えるこども・若者、若年女性を対象とした相談支援、居場所支援、生活支援等を継続的に実施してきた。特に、DV・性暴力被害、家庭不和、虐待、不登校、経済的困窮、孤立、生きづらさ等、複合的課題を抱える若者への支援に取り組み、既存制度につながりにくい層との関係形成を重視している。事業実施にあたっては、地域の自治体、NPO、企業、住民自治組織等と連携しながら、地域全体で若者を支える体制づくりを進めてきた。
こども・若者応援事業では、不登校や孤立状態にある中高生世代を中心に、安心して過ごせる居場所の運営、食事提供、学習支援、相談支援等を実施している。また、中高生を対象とした受験料給付や、中退者への高卒認定取得サポートを無償で行い、学び直しや進路選択の機会保障にも取り組んできた。シェルターでは、高校生・大学生世代の保護にも対応し、緊急避難や生活再建支援、関係機関との連携を行っている。これらの支援を通じ、若者が安心して他者とつながり、自身の将来を考える機会を継続的に提供してきた。
また、若年女性応援事業では、生理用品や食糧等の提供に加え、相談支援、同行支援、居場所運営等を実施し、孤立状態にある若年女性との関係形成を進めてきた。夜間帯に不安や孤独感が高まるケースも多く、SNS等を通じた相談対応やアウトリーチ的支援も行っている。支援の中では、経済困窮のみならず、精神的不安定さ、家庭内葛藤、被害経験、生きづらさ等、複雑な背景を抱える若年女性が多い実態を把握している。
さらに、支援実践だけでなく、若者の実態把握や課題の可視化にも取り組んできた。2023年には、宮城県内の生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を実施し、孤立感や心理状態、相談行動等について調査を行った。調査は、地元の専門家や、こども・若者支援の現場に精通した先駆的実践者と連携しながら実施しており、現場実践と調査を往還しながら、地域における若者支援の課題整理や支援モデルの検討を進めている。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

宮城県は、東日本大震災後も不登校率やいじめ認知件数、ひとり親家庭率等が高い状況にあり、こども・若者を取り巻く困難が複雑化・長期化している地域である。こうした背景を踏まえ、地域の自治体、NPO、企業、住民自治組織、教育・福祉関係者等と連携しながら、困難を抱えるこども・若者への支援を実施してきた。支援においては、一律的な支援ではなく、こども・若者一人ひとりの状況や背景に応じたカスタマイズ型の伴走支援を重視している。
支援現場では、食糧支援をきっかけに相談や関係形成につながるケースも多く、こどもたちへの直接的な食糧提供は年間延べ2,500人にのぼる。また、必要に応じて学習支援、進路相談、受験料給付、高卒認定取得支援、居場所利用、関係機関への同行やマッチング等を組み合わせながら、継続的な支援を行っている。夜間帯には孤立感や不安が高まる若者も多く、SNS等を活用した相談対応やアウトリーチ的支援にも取り組んできた。これらの事業は、支援者側の発想ではなく、困難な状況に置かれたこども・若者たちの声や実態を基に立ち上げ、改善を重ねてきたものである。
調査研究においては、地元の専門家や、こども・若者支援に精通した先駆的実践者と連携しながら、宮城県や仙台市、被災地特有の課題を明確化するため、他地域との比較分析を重視している。2023年には、生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を実施し、孤立感、自己肯定感、相談行動等について分析を行った。同調査は、被災地における高校生世代のQOL調査の側面もあり、ひとり親家庭における不登校に関する調査等とともに、これまで国内で十分に調査が行われてこなかった領域にも踏み込み、専門家とともに継続的なデータ収集・分析を進めている。現場実践と調査研究を往還しながら、地域に必要な支援モデルの構築と課題提起を行っている。

助成事業の実績と成果

これまで、困難を抱えるこども・若者、若年女性を対象とした相談支援、居場所支援、生活支援等を継続的に実施してきた。特に、DV・性暴力被害、家庭不和、虐待、不登校、経済的困窮、孤立、生きづらさ等、複合的課題を抱える若者への支援に取り組み、既存制度につながりにくい層との関係形成を重視している。事業実施にあたっては、地域の自治体、NPO、企業、住民自治組織等と連携しながら、地域全体で若者を支える体制づくりを進めてきた。
こども・若者応援事業では、不登校や孤立状態にある中高生世代を中心に、安心して過ごせる居場所の運営、食事提供、学習支援、相談支援等を実施している。また、中高生を対象とした受験料給付や、中退者への高卒認定取得サポートを無償で行い、学び直しや進路選択の機会保障にも取り組んできた。シェルターでは、高校生・大学生世代の保護にも対応し、緊急避難や生活再建支援、関係機関との連携を行っている。これらの支援を通じ、若者が安心して他者とつながり、自身の将来を考える機会を継続的に提供してきた。
また、若年女性応援事業では、生理用品や食糧等の提供に加え、相談支援、同行支援、居場所運営等を実施し、孤立状態にある若年女性との関係形成を進めてきた。夜間帯に不安や孤独感が高まるケースも多く、SNS等を通じた相談対応やアウトリーチ的支援も行っている。支援の中では、経済困窮のみならず、精神的不安定さ、家庭内葛藤、被害経験、生きづらさ等、複雑な背景を抱える若年女性が多い実態を把握している。
さらに、支援実践だけでなく、若者の実態把握や課題の可視化にも取り組んできた。2023年には、宮城県内の生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を実施し、孤立感や心理状態、相談行動等について調査を行った。調査は、地元の専門家や、こども・若者支援の現場に精通した先駆的実践者と連携しながら実施しており、現場実践と調査を往還しながら、地域における若者支援の課題整理や支援モデルの検討を進めている。

申請事業に関連する調査研究、連携、マッチング、伴走支援の実績、事業事例等

宮城県は、東日本大震災後も不登校率やいじめ認知件数、ひとり親家庭率等が高い状況にあり、こども・若者を取り巻く困難が複雑化・長期化している地域である。こうした背景を踏まえ、地域の自治体、NPO、企業、住民自治組織、教育・福祉関係者等と連携しながら、困難を抱えるこども・若者への支援を実施してきた。支援においては、一律的な支援ではなく、こども・若者一人ひとりの状況や背景に応じたカスタマイズ型の伴走支援を重視している。
支援現場では、食糧支援をきっかけに相談や関係形成につながるケースも多く、こどもたちへの直接的な食糧提供は年間延べ2,500人にのぼる。また、必要に応じて学習支援、進路相談、受験料給付、高卒認定取得支援、居場所利用、関係機関への同行やマッチング等を組み合わせながら、継続的な支援を行っている。夜間帯には孤立感や不安が高まる若者も多く、SNS等を活用した相談対応やアウトリーチ的支援にも取り組んできた。これらの事業は、支援者側の発想ではなく、困難な状況に置かれたこども・若者たちの声や実態を基に立ち上げ、改善を重ねてきたものである。
調査研究においては、地元の専門家や、こども・若者支援に精通した先駆的実践者と連携しながら、宮城県や仙台市、被災地特有の課題を明確化するため、他地域との比較分析を重視している。2023年には、生きづらさを抱える高校生世代を対象としたQOL調査を実施し、孤立感、自己肯定感、相談行動等について分析を行った。同調査は、被災地における高校生世代のQOL調査の側面もあり、ひとり親家庭における不登校に関する調査等とともに、これまで国内で十分に調査が行われてこなかった領域にも踏み込み、専門家とともに継続的なデータ収集・分析を進めている。現場実践と調査研究を往還しながら、地域に必要な支援モデルの構築と課題提起を行っている。