事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
その他の解決すべき社会の課題
不登校等、学校での学びに繋がっていない子どもの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 4.1 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。 | 地域でユースセンターを運営するNPO等が育つことで、地方で地理的要因によって学びから取り残されていた不登校等の子どもたちへの伴走支援を実施でき、子どもたちが学びに繋がりなおすことが可能になる。 | |
| 4.1 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育 を修了できるようにする。 | 地域でユースセンターを運営するNPO等が育つことで、地方で地理的要因によって学びから取り残されていた不登校等の子どもたちへの伴走支援を実施でき、子どもたちが学びに繋がりなおすことが可能になる。 |
団体の社会的役割
団体の目的
子どもたちがどんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年に設立。社会の分断と格差が広がり、生まれ育った環境(家庭環境や経済的要因・地理的要因)や受けた教育によって「きっかけ格差」が広がらないよう、リアルやオンラインを交えた様々な機会を提供していく。親と学校に教育を丸投げせず、全ての子どもたちを取り残さない社会をつくることを目指す。
団体の概要・活動・業務
「きっかけ格差」を埋めるための様々な機会提供を目的に、2019年度に関わった子どもは延べ104,279人。【不登校・困窮家庭支援】被災した子どもの放課後学校運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)、コロナ禍におけるオンライン学習支援(全国)、居場所支援(足立区)【キャリア学習】高校生へのプログラム提供( 全国)/地域密着した居場所支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)
| 団体の目的 | 子どもたちがどんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年に設立。社会の分断と格差が広がり、生まれ育った環境(家庭環境や経済的要因・地理的要因)や受けた教育によって「きっかけ格差」が広がらないよう、リアルやオンラインを交えた様々な機会を提供していく。親と学校に教育を丸投げせず、全ての子どもたちを取り残さない社会をつくることを目指す。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 「きっかけ格差」を埋めるための様々な機会提供を目的に、2019年度に関わった子どもは延べ104,279人。【不登校・困窮家庭支援】被災した子どもの放課後学校運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)、コロナ禍におけるオンライン学習支援(全国)、居場所支援(足立区)【キャリア学習】高校生へのプログラム提供(全国)/地域密着した居場所支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市) |
概要
事業概要
本事業は、子ども支援に取り組む地域の担い手となる団体の育成支援を行うことで、地方で包括的な教育支援を実施し、子どもたちの機会格差および支援格差を埋めるものである。本事業の特徴は、①カタリバが20年磨いてきた支援ノウハウやオンライン活用等サポートなど、効果の高い研修実施、②エティックが経営支援を行い、支援終了後も持続可能な組織づくりサポート、③全国の機会格差が大きい地方、過疎地14−16地域においてモデルが実装される、の3点である。団体(実行団体)には、資金支援として人件費等の助成および、インパクト評価や伴走支援などの非資金的支援を行う。また子ども支援の中でも、「中高生へのキャリア学習」と「不登校状態にある子ども支援」の分野を重点領域として支援する。それぞれに合わせた伴走支援や卒業後のサポートを実施する。
資金提供契約締結日
2021年10月26日
事業期間
開始日
2021年10月26日
終了日
2025年03月30日
対象地域
日本全国
| 事業概要 | 本事業は、子ども支援に取り組む地域の担い手となる団体の育成支援を行うことで、地方で包括的な教育支援を実施し、子どもたちの機会格差および支援格差を埋めるものである。本事業の特徴は、①カタリバが20年磨いてきた支援ノウハウやオンライン活用等サポートなど、効果の高い研修実施、②エティックが経営支援を行い、支援終了後も持続可能な組織づくりサポート、③全国の機会格差が大きい地方、過疎地14−16地域においてモデルが実装される、の3点である。団体(実行団体)には、資金支援として人件費等の助成および、インパクト評価や伴走支援などの非資金的支援を行う。また子ども支援の中でも、「中高生へのキャリア学習」と「不登校状態にある子ども支援」の分野を重点領域として支援する。それぞれに合わせた伴走支援や卒業後のサポートを実施する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2021年10月26日 | |
| 事業期間 | 開始日 2021年10月26日 | 終了日 2025年03月30日 |
| 対象地域 | 日本全国 | |
直接的対象グループ
不登校等を理由に学校での学びに繋がっていない、または通学しているがキャリア学習等の機会を得ていない小学生・中学生・高校生
人数
900人(3年間の延べ人数)
最終受益者
地方自治体
人数
14−16地域
| 直接的対象グループ | 不登校等を理由に学校での学びに繋がっていない、または通学しているがキャリア学習等の機会を得ていない小学生・中学生・高校生 | |
|---|---|---|
| 人数 | 900人(3年間の延べ人数) | |
| 最終受益者 | 地方自治体 | |
| 人数 | 14−16地域 | |
事業の背景・課題
社会課題
日本では7人に1人の子どもが貧困と言われ、子どもたちに教育の機会格差が広がっている。学校の先生も子ども達のケアを頑張ろうとしているが、授業・部活・事務等で非常に多忙な中、全員の子どもたちに目が行き届かない状況がある。学校や家庭に子どもたちを育てる責任を押しつけるのでなく、社会の中で子どもたちを支え手となり教育を担っていく団体が、特に日本の地方に足りていない現状がある。
■地域間の教育費用やつながりの格差
2019年家計調査によると、10歳〜19歳の通塾費用は大都市圏の在住者と地方在住者で約2倍の差がある。また愛媛大学教育学部の「子どもを取り巻く「つながり」と学習意欲の関係」(2016年)では、ソーシャルキャピタルが学びへの意欲を高めると論じている。しかし2015年国勢調査によれば、東京では10代1人あたりに対して20-30代のナナメの関係のキャリアの大人が3.49人いるのに比較し、最も少ない佐賀県では10代1人あたりに2.01人しか20-30代がいない。大学進学率についても東京では65%を超えるが、地方では40%台のところも多く、地域間の教育格差が見られる。
■不登校支援における地理的格差
また不登校の子ども支援の文脈においても、フリースクールなどのオルタナティブな学びの選択肢が複数ある都市部に比べ、地方では学校以外の選択肢がない。不登校等の子どもを支援するための教育支援センターへも、都市部の子どもたちは公共交通機関でアクセスできるが、地方の子どもたちは車で片道1時間以上かかり自分では通うことができない。
■ユースセンターを地方の子どもたちへ
カタリバが東北地域で接する子どもたちからも、「学校と家の往復では自分を変えようとは思えなかった」「いろいろなバックグラウンドをもつ先輩たちに、カタリバを通してはじめて出会えた」「なんとなく地元の短大に進学すると思っていたが、カタリバと出会って東京の大学への進学や留学を考え始めた」という声を聞いてきた。ユースセンターとは、学校や家庭ではカバー仕切れない子どもたちへと、学びの機会やケアを届ける存在である。しかし、多様な教育NPOがある都市部と比べ、地方はユースセンターを運営する教育NPO等が育っておらず、支援リソースの偏りがあるのが現状である。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
雲南市や海士町等、積極的に若者の人材育成やキャリア学習に投資をはじめている自治体もある。また不登校等の子どもの支援においては、約63%の自治体が教育支援センターを設置し、学校に通えない児童等のケアに取り組もうとしている。しかし力のかけ方は自治体ごとに様々であり、「隣の市に住んでいれば包摂されたかもしれない」というような格差が起きている実情もある。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
岩手県大槌町や島根県雲南市ほか複数の自治体と連携し、地域の高校でキャリア学習プログラムを展開するなど、キャリア教育を実践してきた。2019年度は全国で85000人以上の高校生がプログラムに参加。また雲南市で教育運営センターを受託し不登校支援を833人に実施し、東京都足立区で困窮世帯の子どもたちの学習支援や生活支援を248人に行うなど、多様な社会教育に取り組んでいる。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
コロナ禍によって教員の負担は増大し、保護者の生活にダメージもある中、子どもへの伴走やケアを行うリソースが、社会の中で急速に減少している。自団体でも社会教育に長年取り組んできたが拠点を無尽蔵に増やすことはできず、直接支援を届けられる人数は限定 されていた。休眠預金等資金を活用して子ども支援の担い手を育成することにより、全国、特に地方の子どもへの機会やケアをより迅速に届けることが可能である。
| 社会課題 | 日本では7人に1人の子どもが貧困と言われ、子どもたちに教育の機会格差が広がっている。学校の先生も子ども達のケアを頑張ろうとしているが、授業・部活・事務等で非常に多忙な中、全員の子どもたちに目が行き届かない状況がある。学校や家庭に子どもたちを育てる責任を押しつけるのでなく、社会の中で子どもたちを支え手となり教育を担っていく団体が、特に日本の地方に足りていない現状がある。 ■地域間の教育費用やつながりの格差 ■不登校支援における地理的格差 ■ユースセンターを地方の子どもたちへ |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 雲南市や海士町等、積極的に若者の人材育成やキャリア学習に投資をはじめている自治体もある。また不登校等の子どもの支援においては、約63%の自治体が教育支援センターを設置し、学校に通えない児童等のケアに取り組もうとしている。しかし力のかけ方は自治体ごとに様々であり、「隣の市に住んでいれば包摂されたかもしれない」というような格差が起きている実情もある。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 岩手県大槌町や島根県雲南市ほか複数の自治体と連携し、地域の高校でキャリア学習プログラムを展開するなど、キャリア教育を実践してきた。2019年度は全国で85000人以上の高校生がプログラムに参加。また雲南市で教育運営センターを受託し不登校支援を833人に実施し、東京都足立区で困窮世帯の子どもたちの学習支援や生活支援を248人に行うなど、多様な社会教育に取り組んでいる。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | コロナ禍によって教員の負担は増大し、保護者の生活にダメージもある中、子どもへの伴走やケアを行うリソースが、社会の中で急速に減 少している。自団体でも社会教育に長年取り組んできたが拠点を無尽蔵に増やすことはできず、直接支援を届けられる人数は限定されていた。休眠預金等資金を活用して子ども支援の担い手を育成することにより、全国、特に地方の子どもへの機会やケアをより迅速に届けることが可能である。 |
中長期アウトカム
日本国内のこれまで子ども支援体制がなかった地域において、実行団体がキャリア支援や不登校支援を行うことにより、子どもたちが包括的な支援を受けられる地域や社会になる。
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 【実行団体の変化】YC運営 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ※文字数が入力制限の100文字に収まらないため、3行に分けて記載 ①ユースセンターを週3日以上開室できている団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ① 2団体 | |
| 中間評価 時の値/状態 | ①②4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①②全団体 | |
| 2 | ※上セルと同じ | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ※上セルの続き ③安全管理のPDCAを回せている(保守点検・避難訓練などが定期実施できている)団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ③ 0団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ③④4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ③④全団体 | |
| 3 | ※上セルと同じ | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ※上セルの続き ⑤活動内容に応じて生じるスタッフへの身体的・精神的負荷について理解し、それを軽減する仕組みやノウハウがある団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ⑤ 0 団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ⑤4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ⑤全団体 | |
| 4 | 【実行団体の変化】YW品質 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①ユースワーカーの育成やユースワークを改善する仕組みがある団体数 ②ユースワークで生じた困難な事象に対応でき、必要に応じて外部連携ができる団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ①② 0団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①② 4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①② 全団体 | |
| 5 | 【実行団体の変化】YWのリーチ 【10代の変化】支援・機会へのアクセス | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ※文字数が入力制限の100文字に収まらないため、2行に分けて記載 ①【ユニーク数】対象の7.5%以上or75人以上(どちらか少ない方)の子どもがユースセンターに足を運んでいる団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ① 0団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①②4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①②全団体 | |
| 6 | ※上セルと同じ | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ※上セルの続き ②【1日あたり人数】開室日1日あたりに足を運ぶ子どもの人数が、上記ユニーク数の4分の1以上 (直近1か月程度の平均で)の団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ② 0団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①②4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①②全団体 | |
| 7 | 【10代の変化】当事者の変化 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①団体で生み出した変化として語れる事例が5例以上ある ②より良い変化を起こすために、定期的に受益者等からフィードバック(アンケート等)を得て、活動の改善ができている団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ①② 0団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①② 4団体(全体の3割) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①② 全団体 | |
短期アウトカム (非資金支援)
| 1 | 【実行団体の変化】関係者との連携 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①ユースセンターの活動において短期的に協働するステークホルダーがいる団体数 | |
| 初期値/初期状態 | ①② 2団体 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①② 8団体(過半数) | |
| 事後評価時の値/状態 | ①②全団体 | |
| 2 | 【実行団体の変化】経営チームの強さ | |

