事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
その他の解決すべき社会の課題
貧困問題に加え、SDGsにも掲載されている年間570万トンの食品ロスの削減
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 2. 飢餓をゼロに | 2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。 | 日本の相対的貧困率は15.8%、子どもの貧困率は14%、実に7人に1人の子どもが貧困世帯で暮らしています。フードバンクはこのような貧困層を支援するため必要な世帯や施設、団体に食品を提供している。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 | フードバンク活動による食品ロスの福祉的活用は、国内の食品ロス削減にも貢献することができる。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | フードバンクは行政との連携や企業から食品等の寄付のご支援をいただくなど、協働しながら活動していています。これらの取組は効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップが奨励されている当目標に合致します。 |
団体の社会的役割
団体の目的
弊会は、国内フードバンク団体が抱える課題解決やフ ードバンクを取り巻く社会的環境整備を行うことにより食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。また、国内フードバンク活動の推進を通して、日本国内に食のセーフティネットを形成することにより、食べ物に困る人がいない社会の構築を目指して活動しています。
団体の概要・活動・業務
全国フードバンク推進協議会では、国内においてフードバンク活動を行っている約150団体の活動を推進するために以下の事業に取り組んでいます。
①フードバンク活動の推進に必要な情報収集・調査研究・政策提言活動
②フードバンク活動の認知度や信頼性を高めるための広報活動
③フードバンク団体の基盤強化のための研修会の開催、コンサルティング、新設団体の立ち上げ支援
④食品や活動資金等、フードバンク活動の推進に必要な資源の分配を企業からの寄贈品や助成金を元に実施
| 団体の目的 | 弊会は、国内フードバンク団体が抱える課題解決やフードバンクを取り巻く社会的環境整備を行うことにより食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。また、国内フードバンク活動の推進を通して、日本国内に食のセーフティネットを形成することにより 、食べ物に困る人がいない社会の構築を目指して活動しています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 全国フードバンク推進協議会では、国内においてフードバンク活動を行っている約150団体の活動を推進するために以下の事業に取り組んでいます。 |
概要
事業概要
食の支援を必要とする困窮世帯や支援団体等への食品の食料支援活動の規模拡大を目的として、国内フードバンク団体の組織基盤強化の支援を行うことで、財源的に自立したフードバンク団体を育成する。組織基盤の強化にあたっては外部専門機関と協力し、組織診断を丁寧に行うなど、組織課題の深堀りを行い課題の解決に向けた施策を立案する。また事業開始前に3年後の事業終了時を見据えた出口戦略と数値目標を設定し、目標の達成に向けて伴走支援を実施する。
資金提供契約締結日
2022年12月08日
事業期間
開始日
2022年12月08日
終了日
2026年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 食の支援を必要とする困窮世帯や支援団体等への食品の食料支援活動の規模拡大を目的として、国内フードバンク団体の組織基盤強化の支援を行うことで、財源的に自立したフードバンク団体を育成する。組織基盤の強化にあたっては外部専門機関と協力し、組織診断を丁寧に行うなど、組織課題の深堀りを行い課題の解決に向けた施策を立案する。また事業開始前に3年後の事業終了時を見 据えた出口戦略と数値目標を設定し、目標の達成に向けて伴走支援を実施する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2022年12月08日 | |
| 事業期間 | 開始日 2022年12月08日 | 終了日 2026年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
日本国内のフードバンク団体
人数
助成を受ける実行団体の関係者50名
(5実行団体×10名)
最終受益者
実行団体から食料支援を受ける困窮世帯
人数
20,000人
(5実行団体×4,000人)
| 直接的対象グループ | 日本国内のフードバンク団体 | |
|---|---|---|
| 人数 | 助成を受ける実行団体の関係者50名 | |
| 最終受益者 | 実行団体から食料支援を受ける困窮世帯 | |
| 人数 | 20,000人 | |
事業の背景・課題
社会課題
2021年10月に、厚生労働省から困窮者への相談事業を実施している全国の自治体窓口における2020年度の新規相談受付件数が、78万件(前年比3倍以上)に上ったとの集計結果が公表されています。また、社会福祉協議会が行う緊急小口資金等の特例貸付は、令和元年の1万件に対して、コロナ禍(令和2年4月~令和3年8月)においては250万件、1兆円を超える未曾有の件数、金額に達しています。
このように長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により、生活に困窮し、公的な支援からこぼれ落ちる、又は公的な支援だけでは支えきれない世帯が急増しています。
特に宿泊・飲食サービス業などで雇用に大きな悪影響が出ています。これらの業種では、雇用者に占める女性比率が5割を超えており、母子家庭の母親など、パートなど非正規労働者の割合も高く、このような層で雇用環境の悪化に伴い生活困窮世帯が急増しています。
加えて、大学生においても親の収入が減少したことにより仕送りがなくなってしまったり、飲食店でのアルバイトがなくなる等の要因で困窮する大学生が増加するなど、様々な層において困窮者が急増しています。
このような子育て世帯や大学生など次世代を担う人々の生活環境が悪化し、社会的な支援ニーズが急増している一方で、フードバンク団体側が支援を行うために必要な組織基盤(人材、支援活動に必要な食品、倉庫スペース、資金調達力)が圧倒的に不足しています。
そのため、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた、困窮世帯の生活環境の維持や改善に向けた食料支援活動を強化するためには、フードバンク団体の基盤を強化することが急務となっています。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
コロナ禍において増加する困窮世帯を支援するために政府は各種給付金や緊急小口資金等の特例貸付等を拡大している。また困窮世帯を支援する団体への活動支援として、農林水産省や厚生労働省からも令和3年度の補正予算による補助事業が実施されている。ただし課題として、補正予算を活用するため補助期間が3ヶ月のみであったり、人件費が対象になっていない、備品の購入が認められず、リースのみが対象になっているなど、現場の活動団体が必要とするニーズの高い経費が補助対象外になっているなどの課題があります。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
2020年度新型コロナウイルス対応緊急支援助成において資金助成を実施している。食料支援活動を拡大するために、加盟フードバンク団体に対し大手企業からの食品寄贈のマッチングを行い、昨年は167社から327トンの食品を延べ1,296団体に提供している。また、給食のない夏休みなどに子育て世帯を集中的に食料支援するため全国の加盟団体と連携し「フードバンクこども応援全国プロジェクト」を主導、増加する困窮世帯への食料支援活動の全国的な拡大に取り組んでいる。昨年は24団体と連携し、延べ24,600件の食料支援を実施した。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
フードバンク団体の組織基盤(人材、食品、倉庫、資金)を強化することにより、公的な支援からこぼれ落ちたり、支えきれない困窮世帯への食料支援を拡大します。組織基盤強化することにより、社会課題解決のための自律的かつ持続的な仕組みづくりや、SDGsの達成に貢献できます。またフードバンクの食料支援は既存の制度の狭間を埋める活動となるため、休眠預金活用法の基本理念である、民間公益活動の自立した担い手の育成や国や地方公共団体だけでは対応することが困難な諸課題の解決を図るという目的にも即していると考えています。
| 社会課題 | 2021年10月に、厚生労働省から困窮者への相談事業を実施している全国の自治体窓口における2020年度の新規相談受付件数が、78万件(前年比3倍以上)に上ったとの集計結果が公表されています。また、社会福祉協議会が行う緊急小口資金等の特例貸付は、令和元年の1万件に対して、コロナ禍(令和2年4月~令和3年8月)においては250万件、1兆円を超える未曾有の件数、金額に達しています。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | コロナ禍において増加する困窮世帯を支援するために政府は各種給付金や緊急小口資金等の特例貸付等を拡大している。また困窮世帯を支援する団体への活動支援として、農林水産省や厚生労働省からも令和3年度の補正予算による補助事業が実施されている。ただし課題として、補正予算を活用するため補助期間が3ヶ月のみであったり、人件費が対象になっていない、備品の購入が認められず、リースのみが対象になっているなど、現場の活動団体が必要とするニーズの高い経費が補助対象外になっているなどの課題があります。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 2020年度新型コロナウイルス対応緊急支援助成において資金助成を実施している。食料支援活動を拡大するために、加盟フードバンク団体に対し大手企業からの食品寄贈のマッチングを行い、昨年は167社から327トンの食品を延べ1,296団体に提供している。また、給食のない夏休みなどに子育て世帯を集中的に食料支援するため全国の加盟団体と連携し「フードバンクこども応援全国プロジェクト」を主導、増加する困窮世帯への食料支援活動の全国的な拡大に取り組んでいる。昨年は24団体と連携し、延べ24,600件の食料支援を実施した。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | フードバンク団体の組織基盤(人材、食品、倉庫、資金)を強化することにより、公的な支援からこぼれ落ちたり、支えきれない困窮世帯への食料支援を拡大します。組織基盤強化することにより、社会課題解決のための自律的かつ持続的な仕組みづくりや、SDGsの達成に貢献できます。またフードバンクの食料支援は既存の制度の狭間を埋める活動となるため、休眠預金活用法の基本理念である、民間公益活動の自立した担い手の育成や国や地方公共団体だけでは対応することが困難な諸課題の解決を図るという目的にも即していると考えています。 |
中長期アウトカム
・実行団体はファンドレイジングや企業開拓を通じて資金調達と食品寄贈量が拡大し続けている。
・地域の食料支援が拡大し続け、困窮世帯が十分な量かつ質の高い食料支援を得られるようになっている。
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 実行団体が助成事業終了後も常勤スタッフを安定的に継続雇用し、助成金や補助金に依存しない自立した組織運営が行える状態 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①事業費に占める寄付金の割合 | |
| 初期値/初期状態 | ①実行団体の寄付合計額 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①実行団体の寄付合計額 98,270,000円 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①実行団体の寄付合計額 144,205,000円 | |
| 2 | 実行団体の活動地域で、食の支援が必要な困窮世帯が、十分な量と質の高い食料支援を受けられるような組織体制が構築されている状態 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①事業費に占める寄付金の割合(上記と重複) | |
| 初期値/初期状態 | ①実行団体の寄付合計額 | |

