事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 施設退所者は収入が少ないなど困窮する者も多い。 地域の住居支援や相談支援などの取り組みをサポート |
| 1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 施設退所者は収入が少ないなど困窮する者も多い。 地域の住居支援や相談支援などの取り組みをサポート |
| 3. すべての人に健康と福祉を | 3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。 | ケアリーバー向け調査で、過去1年に病院等を受診できなかった経験が有る者は20%を超え、一番の理由がお金がかかるから(67%)となっている。 医療費補助などを助成することで医療を受けられる若者が増える。 |
| 3. すべての人に健康と福祉を | 3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。 | ケアリーバー向け調査で、過去1年に病院等を受診できなかった経験が有る者は20%を超え、一番の理由がお金がかかるから(67%)となっている。 医療費補助などを助成することで医療を受けられる若者が増える。 |
| 4. 質の高い教育をみんなに | 4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 | 児童養護施設児の大学等への進学率は近年少しずつ改善傾向にあるが、全体と比較してまだ非常に低い。 |
| 4. 質の高い教育をみんなに | 4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 | 児童養護施設児の大学等への進学率は近年少しずつ改善傾向にあるが、全体と比較してまだ非常に低い。 |
| 4. 質の高い教育をみんなに | 4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 | 児童養護施設児の大学等への進学率は近年少しずつ改善傾向にあるが、全体と比較してまだ非常に低い。 |
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.5 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。 | 施設退所者の3年後離職率は約60%と高卒者の離職率と比較して高いというデータもある(B4S)。 ケアリーバー等の若者向けの就労支援の取り組みが地域に増えることで働きがいのある仕事につける若者が増える。 |
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.5 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。 | 施設退所者の3年後離職率は約60%と高卒者の離職率と比較して高いというデータもある(B4S)。 ケアリーバー等の若者向けの就労支援の取り組みが地域に増えることで働きがいのある仕事につける若者が増える。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 施設退所者は安心な住居を得られていないというケースも多い。 ケア付きのシェアハウスや生活支援の取り組みが地域に増えることで住宅等の基本的サービスにアクセスできる若者が増える。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.1 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 | 施設退所者は安心な住居を得られていないというケースも多い。 ケア付きのシェアハウスや生活支援の取り組みが地域に増えることで住宅等の基本的サービスにアクセスできる若者が増える。 |
団体の社会的役割
団体の目的
NPOから企業まで、あらゆる人・組織と連携して、一人ひとりを大切にし、誰もが暮らしやすく参加できる社会を目指して活動。
2017年に社会的養護を巣立ち困難に直面しているケアリーバー等の若者たちの「生きる」を応援するため「首都圏若者サポートネットワーク運営委員会」を立ち上げる。
地域の協同組合、支援団体、研究者等で協力して、東京、埼玉、神奈川で若者を支援する伴走支援者をサポートする活動を行っている。
団体の概要・活動・業務
2018年から民間からの寄付による若者おうえん基金事業を実施。
例えば進学のための学費や生活費の補助など、困難を抱える若者一人ひとりに必要な支援を届けるための伴走型事業(伴走のための人件費や経費にも使用可)へ助成を行う「伴走支援枠」と、広範な対象者の課題解決事業へ助成を行う「先駆的実践枠」の2つの助成活動を実施。
助成活動などを通して繋がった全国の団体から意見を集めての政策提言にも力をいれている。
| 団体の目的 | NPOから企業まで、あらゆる人・組織と連携して、一人ひとりを大切にし、誰もが暮らしやすく参加できる社会を目指して活動。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 2018年から民間からの寄付による若者おうえん基金事業を実施。 |
概要
事業概要
弊法人では、ケアリーバー等の支援団体、協同組合等の地域の市民団体、学者・行政関係者等の3者で構成する、ケアリーバー等の若者をサポートする連携組織「首都圏若者サポートネットワーク」を立ち上げ運営している。
社会的孤立や経済的困窮に陥りやすいケアリーバー等の若者をサポートするため、基金の運営、調査研究・政策提言(アドボカシー)、就労支援などの事業を行っている。
本事業を通して3地域に上記のような「地域若者サポートネットワーク」を確立し、地域のケアリーバー等の若者を持続的・自律的にサポートするための組織の運営基盤・事務局体制を整える。
実行団体の活動としては、①地域の支援団体 や学者等と連携し、地域の課題や政策提言などのアドボカシー活動に繋げていく。②協同組合等の地域の市民団体との連携体制を構築し、組織的な資金カンパ活動などの形で持続的に若者を支える基盤を整える。③②で集めた民間寄付を通じて地域若者おうえん基金助成事業を(自己資金として)実施。
ケアリーバー等の若者を持続的にサポートする組織を作ることで、ケアリーバー等の若者が地域の社会資源や必要な支援に繋がり続けることができる地域社会を目指す。
資金提供契約締結日
2022年12月08日
事業期間
開始日
2022年12月08日
終了日
2026年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 弊法人では、ケアリーバー等の支援団体、協同組合等の地域の市民団体、学者・行政関係者等の3者で構成する、ケアリーバー等の若者をサポートする連携組織「首都圏若者サポートネットワーク」を立ち上げ運営している。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2022年12月08日 | |
| 事業期間 | 開始日 2022年12月08日 | 終了日 2026年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
地域でケアリーバー等の若者に伴走している支援者や団体
人数
・事業を通して支援を行う想定人数
3年間で20人(1実行団体あたり)
(3年間の目標助成金助成額の1,000万円以上から試算)
なお事業終了後の1年目にはより規模を拡大し、1年で1地域16名を目指したい。
・地域で支援が必要な人数の試算
年長の措置解除者は年間で約4,000人と推定、例えば収支バランス赤字という回答が2割いるため全国で毎年
800人のケアリーバーの若者への支援が必要と試算される。
最終受益者
ケアリーバーといわれる児童養護施設の退所者や虐待被害の経験者などの頼る保護者がいない若者
人数
平成27年度~令和1年度の5年間で年長で措置解除となった人が約2万人。その措置解除者向け調査では、例
えば収支バランスが赤字の者が22%いる。
なお、虐待の対応件数は近年増加傾向で年間のべ20万件以上、しかしその内施設入所等にいたるのはのべ4千
件となっており、公的責任による保護が必要にも関わらず支援を受けられないまま大人になり困窮してしまう若者も
多くいる。
| 直接的対象グループ | 地域でケアリーバー等の若者に伴走している支援者や団体 | |
|---|---|---|
| 人数 | ・事業を通して支援を行う想定人数 | |
| 最終受益者 | ケアリーバーといわれる児童養護施設の退所者や虐待被害の経験者などの頼る保 護者がいない若者 | |
| 人数 | 平成27年度~令和1年度の5年間で年長で措置解除となった人が約2万人。その措置解除者向け調査では、例 | |
事業の背景・課題
社会課題
社会的養護の子供たちには「公的責任」として支援が実施されるのだが、その支援は18歳という年齢で大きく減少してしまう。
ケアリーバーといわれる児童養護施設の退所者や虐待被害者などの頼る保護者がいない若者は、虐待のトラウマ、障害、低学歴などの社会的ハンディキャップを抱える割合も非常に高く、頼れる保護者が存在しない中で困難な自立を求められた結果、社会的孤立、経済的困窮に陥ってしまう人が非常に多い。
■課題
ケアリーバーの若者は親などの頼る者もいない中、様々なハンディを背負いながら原則18歳で「自立」を迫られ経済的困窮や社会的孤立に陥ってしまいやすい。
ケアリーバー向け調査では学生を除く4割が非正規雇用で、不安定な職についている者も多い。(23%が家計収支赤字と回答)
また、困ったときの相談相手の回答では、困った時に頼れる大人はほぼ施設職員のみというような結果となっている。(施設職員37%、友達35%、配偶者25%、他は20%以下)しかしこの調査は施設と繋がり続けることができている若者のみに配布ができた調査で、対象となる2万人の内配布できたのが35%のみと頼れる大人がいない若者も多くいる可能性がある。
コロナ禍の長期化で元々繋がりの薄い彼らの課題は深刻化している。
■困難を抱えやすい背景
①虐待:社会的養護の施設入所者の6割は虐待被害者。虐待被害の経験は心と脳に大きな傷跡を残し、成人期以降も精神的後遺症となって残り続けるとされる。(日本小児学会)②障害:施設入所者の4割に何らかの障害特性があり、社会にある障害のために多くの困難を生じさせる。③低学歴:ケアリーバー向け調査では、学生を除く8割が最終学歴中卒・高卒である。
■虐待等の被害があっても保護されず大人になるケースも
虐待の対応件数は増加傾向で年間のべ20万件以上、しかしその内施設入所等にいたるのはのべ4千件となっている。公的責任による保護が必要にも関わらず支援を受けられないまま大人になり困窮してしまう若者も多く支援が必要。
■支援団体へのサポートが足りない
ケアリーバー等の若者を支援する自立援助ホームやアフターケア事業所はは、児童養護施設と比べて職員配置などの予算措置が少なく、自立援助ホームの7割が安定した運営に不安を感じている。
必要な支援提供が難しい中、持ち出して支援を行っている団体も多い。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
近年行政も課題を認識しており、ケアリーバーへの全国調査の実施や、児童福祉法改正などの制度の改善は行われている。
しかし、児童福祉法も施行まで2年かかることや、アフターケアと呼ばれる居場所支援や相談支援などを行う事業は義務的経費にならず、地域によって格差が生じたままとなる可能性がある。
また今回の改正で自立援助ホームの職員増の措置が期待されたが、変更は行われず現場の負担は厳しいままである。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
東京、埼玉、神奈川でケアリーバー等の若者を伴走支援する団体へ、地域の民間資金による助成を実施し、若者の課題解決に必要なサポートを提供。
地域の協同組合と協力してカンパ活動を実施し、持続的に大きな寄付を集めることができている。
昨年度は、約5千万円の寄付を集め助成を行うことができた。
(伴走枠19名、先駆的実践枠11団体、新型コロナ緊急枠60団体)
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
地域のケアリーバーの抱える課題を解決するために民間基金の運営やアドボカシー活動を行う組織を地域に設立し、地域で自律的、持続的に資金調達しケアリーバー等の若者をサポートするためのネットワークを整備 できることや、集めた資金の助成を通じた民間公益活動の自立した担い手育成にもつなげていくことができる。
| 社会課題 | 社会的養護の子供たちには「公的責任」として支援が実施されるのだが、その支援は18歳という年齢で大きく減少してしまう。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 近年行政も課題を認識しており、ケアリーバーへの全国調査の実施や、児童福祉法改正などの制度の改善は行われている。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 東京、埼玉、神奈川でケアリーバー等の若者を伴走支援する団体へ、地域の民間資金による助成を実施し、若者の課題解決に必要なサポートを提供。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 地域のケアリーバーの抱える課題を解決するために民間基金の運営やアドボカシー活動 を行う組織を地域に設立し、地域で自律的、持続的に資金調達しケアリーバー等の若者をサポートするためのネットワークを整備できることや、集めた資金の助成を通じた民間公益活動の自立した担い手育成にもつなげていくことができる。 |
中長期アウトカム
ケアリーバー等の若者が必要な支援に繋がることができるための支援ネットワークができていて、質・量ともに十分な状態。
(ケアリーバー等の若者のための寄付等の活動を行う市民や、若者を就労面で支える企業などがあり、質・量ともに十分な状態)
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | ①実行団体が支援者、研究者、民間団体などの支援の核となる人材が参画するネットワーク組織を運営できている | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①ネットワークの参加者リスト(どんな人、人数) | |
| 初期値/初期状態 | 初期値ゼロ | |
| 事後評価時の値/状態 | ①各地域のネットワークに、支援者・研究者・地域団体の代表者がそれぞれ1名以上参加している。 | |
| 2 | ①実行団体が支援者、研究者、民間団体などの支援の核となる人材が参画するネットワーク組織を運営できている | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①ネットワークの参加者リスト(どんな人、人数) | |
| 初期値/初期状態 | 初期値ゼロ | |

