事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域 活性化などの課題解決に向けた取組の支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 15. 陸の豊かさも守ろう | 15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。 | 持続可能な森林経営を中心とした事業を推進していく。 |
| 11. 住み続けられる街づくりを | 11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。 | 各地域の山林を持続可能な形で活用し、経済、社会、環境面における好循環を生みだし、里と山の良好なつながりを実現する。 |
| 8. 働きがいも経済成長も | 8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。 | 林業関連の事業を立ち上げ、生産活動や適切な雇用を創出する。 |
| 13. 気候変動に具体的な対策を | 13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。 | 持続可能な森林経営を通じた森林整備により、温室効果ガス吸収量の維持・増加につながる。 |
団体の社会的役割
団体の目的
株式会社トビムシは、「地域の眠れる資産を顕在化し 森への期待を喚起し 人々の連綿たる想いをつなぎ 世の流れを創造する」を使命とし、地域資産としての森林に光をあてることで、持続可能な地域の実現を目指し、森林価値を高める多角的な事業を展開している。
北海道から九州まで日本各地の森のある地域で、地域ごとに必要とされる機能とスケールを整えた森林業経営体や地域商社の創設、運営を、地域の方々と共に行っている。
団体の概要・活動・業務
過疎に悩む中山間地域において、地域ごとの課題を調査し、その課題解決につながる事業を森林(林業)を起点に構想し、最適な組織を創設運営してきている。
現在、全国10箇所で地域商社と呼ばれる林業関連事業体を地元関係者と連携し運営している。また、調査・検討段階の地域が3箇所ほど進捗している。
| 団体の目的 | 株式会社トビムシは、「地域の眠れる資産を顕在化し 森への期待を喚起し 人々の連綿たる想いをつなぎ 世の流れを創造する」を使命とし、地域資産としての森林に光をあてることで、持続可能な地域の実現を目指し、森林価値を高める多角的な事業を展開している。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 過疎に悩む中山間地域において、地域ごとの課題を調査し、その課題解決につながる事業を森林(林業)を起点に構想し、最適な組織を創設運営してきている。 |
概要
事業概要
本事業では、過疎に悩む地域における眠れる資産である森林に着目し、地域ごとの特性を活かした林業六次産業化の展開を通じ、地域全体の森林価値最適化を促進することで、林業事業体や山主に利益還元できる持続可能な体制構築を通じて地域活性化を達成する。
実行団体は、それぞれの地域の森林資源を活用し、地域に欠けている機能を補完することで事業化を実現し、持続可能な森林経営を行う。地域材を用いた製品開発を行い、同材の魅力を発信、地域内外にファンを増やす。同ファンの創造を通じ販路を開拓するなど高付加価値を創出する一方、バイオマスエネルギーの活用など、脱炭素社会実現に向け、地域内外の新たな木材需要システムの構築を推進することで、地域の魅力を高める。また、地域の子供たちが木に親しみ、木材の良さを知ることで、将来の木材活用が進むと考えられる為、地域の小・中学校等、自然保育・自然留学等の機関・制度と連携し、森林フィールドにおける人材育成の仕組みづくりを行い、地域住民の森や木への愛着を醸成するとともに、関係人口創出にもつなげる。
資金分配団体は、六次産業化の起点・基点となる一次産業の担い手育成、林業技術の習得支援、経営相談等のフォローを為すと共に、二次産業については、木製品の高付加価値化やバイオマスエネルギー対応等、木材の質的・量的出口の創造において、加工等設備選定や協力企業の誘致、国や自治体への政策的働きかけを行う。更に、本事業を通じた地域のユニークな取組みや働き方、自然教育や地域人材育成などの実例を周知伝播することで、三次産業の進展及び六次産業化を支援し地域の活力を生み出す。
資金提供契約締結日
2023年10月01日
事業期間
開始日
2023年10月01日
終了日
2027年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 本事業では、過疎に悩む地域における眠れる資産である森林に着目し、地域ごとの特性を活かした林業六次産業化の展開を通じ、地域全体の森林価値最適化を促進することで、林業事業体や山主に利益還元できる持続可能な体制構築を通じて地域活性化を達成する。 | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2023年10月01日 | |
| 事業期間 | 開始日 2023年10月01日 | 終了日 2027年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
森林を活用した活動を実践している、または取り組もうとしている人々や組織体。
人数
平均10名程度の組織体を5団体選定するとして、50名。
最終受益者
過疎化と産業の空洞化が進む地域で、森林を活用した事業の創出により増加する就
業者や関連(取引)産業従事者等の地域住民。
人数
選定する団体が存在する地域における林業関連従事者30名として5か所150名、および関連産業従事者を含む地域住民を200人と仮定し5か所で1,000人。合計で1,150人。
| 直接的対象グループ | 森林を活用した活動を実践している、または取り組もうとしている人々や組織体。 | |
|---|---|---|
| 人数 | 平均10名程度の組織体を5団体選定するとして、50名。 | |
| 最終受益者 | 過疎化と産業の空洞化が進む地域で、森林を活用した事業の創出により増加する就 | |
| 人数 | 選定する団体が存在する地域における林業関連従事者30名として5か所150名、および関連産業従事者を含む地域住民を200人と仮定し5か所で1,000人。合計で1,150人。 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
わが国の森林面積は、戦後の拡大造林を経て、人工林だけでも1000万haを超え、天然林を含めた全体面積は約2500万haにまで及び、森林蓄積量は、人工林を中心に毎年約6000万㎥増え続けてきた結果、現在約54億㎥となり、面積ベースで約半分の人工林は50年生を超えた成熟期を迎え、その伐採利用が広く求められている。そうした状況に関わらず、燃料革命に始まり、木材の輸入自由化やそれらを踏まえた長期的な木材価格の下落を経て、新規就労者は減少し、高齢化のみが進行、放置林が拡大している。昨今は、追加投資が進まない中で技術革新もなく、低生産性ゆえの低賃金から脱却できない業界環境に、担い手不足がより顕在化し、業界全体への期待値が漸次縮小するという、悪循環に陥っている。それはそのまま、森林が地域全体面積の8割を占める中山間地域では就労機会の減少を意味し、若年層は進学や就職を機に都市部へ流出することから、国全体では過疎地域面積が60%を超えている。
そうした状況では、林業事業体や山主へ適正利益を還元できず、主伐後の再造林に係る費用を生み出せないまま、荒廃林を生む土壌ともなっており、結果的に、林業とし ての持続可能性を下げ、地域の過疎化をすすめ、地域社会の持続可能性を下げることに繋がっている。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
国は、ウッド・ショックを機に国産材活用、その為の基盤整備補助を追加し、Jクレジットの申請活用手続きを緩和するなど、林業(一次産業)及び木材加工業(二次産業)の支援策を重ねている。また、地域おこし協力隊制度や林業就業支援事業や緑の雇用事業等、林業への就業を含めた中山間地域移住促進施策を展開している。しかし、地域側のイニシアチブで諸施策を六次産業化等網羅的に活用できている事例は極めて少ない状況にある。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
岡山県西粟倉村や島根県海士町や岐阜県飛騨市等、各地の特性を活かした全体網羅的取組を長期最適に整備することを企図し、自治体や森林組合や大山主、製材所等の木材加工流通事業者、大手ディベロッパーや地元工務店、観光協会や教育機関等と連携し、申請段階において全国10箇所(その他構築段階地域3箇所)で地域/森林商社と呼ばれる林業六次産業事業体を共創し、地域人材の育成等を通じて、地域活性化を支援している。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
国他の諸施策を繋ぐ網羅的な事業構築を地域のイニシアチブで実現することが困難であったところ、その担い手としての地域/森林商社を㈱トビムシと賛同する各地の組織体がリスクシェアし、設立運営してきた一方で、短期回収や大幅な事業価値向は難しく、本助成金を活用することで、森林整備などの公益活動の担い手の自立自走可能性を高め、過疎に悩む中山間地域の活性化につなげることができる。
| 社会課題 | わが国の森林面積は、戦後の拡大造林を経て、人工林だけでも1000万haを超え、天然林を含めた全体面積は約2500万haにまで及び、森林蓄積量は、人工林を中心に毎年約6000万㎥増え続けてきた結果、現在約54億㎥となり、面積ベースで約半分の人工林は50年生を超えた成熟期を迎え、その伐採利用が広く求められている。そうした状況に関わらず、燃料革命に始まり、木材の輸入自由化やそれらを踏まえた長期的な木材価格の下落を経て、新規就労者は減少し、高齢化のみが進行、放置林が拡大している。昨今は、追加投資が進まない中で技術革新もなく、低生産性ゆえの低賃金から脱却できない業界環境に、担い手不足がより顕在化し、業界全体への期待値が漸次縮小するという、悪循環に陥っている。それはそのまま、森林が地域全体面積の8割を占める中山間地域では就労機会の減少を意味し、若年層は進学や就職を機に都市部へ流出することから、国全体では過疎地域面積が60%を超えている。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 国は、ウッド・ショックを機に国産材活用、その為の基盤整備補助を追加し、Jクレジットの申請活用手続きを緩和するなど、林業(一次産業)及び木材加工業(二次産業)の支援策を重ねている。また、地域おこし協力隊制度や林業就業支援事業や緑の雇用事業等、林業への就業を含めた中山間地域移住促進施策を展開している。しかし、地域側のイニシアチブで諸施策を六次産業化等網羅的に活用できている事例は極めて少ない状況にある。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 岡山県西粟倉村や島根県海士町や岐阜県飛騨市等、各地の特性を活かした全体網羅的取組を長期最適に整備することを企図し、自治体や森林組合や大山主、製材所等の木材加工流通事業者、大手ディベロッパーや地元工務店、観光協会や教育機関等と連携し、申請段階において全国10箇所(その他構築段階地域3箇所)で地域/森林商社と呼ばれる林業六次産業事業体を共創し、地域人材の育成等を通じて、地域活性化を支援している。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 国他の諸施策を繋ぐ網羅的な事業構築を地域のイニシアチブで実現することが困難であったところ、その担い手としての地域/森林商社を㈱トビムシと賛同する各地の組織体がリスクシェアし、設立運営してきた一方で、短期回収や大幅な事業価値向は難しく、本助成金を活用することで、森林整備などの公益活動の担い手の自立自走可能性を高め、過疎に悩む中山間地域の活性化につなげることができる。 |
中長期アウトカム
・対象地域における地域木材の循環が生み出され、関連事業体への就労も増え、森林と人々の暮らしが身近になっている。
・対象地域における暮らし方に惹かれ、関係人口や移住者も増えていく。
・実行団体の活動に触発され、森林関連事業に新たな挑戦者を生みだす。
・山林所有者や地域住民の地元の森林に対する愛着が醸成され、地域材利用量増加などにつながり、持続可能な林業関連事業が生まれていく。
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 対象地域において実行団体の取組がきっかけとして、山林資源を活用した事業の可能 性を見出し、あらなた創業を生み出している状況 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 実行団体が関与して、新たに創業された事業の数(実行団体が自ら始めた事業も含む) | |
| 初期値/初期状態 | なし | |
| 中間評価時の値/状態 | 1事業 | |
| 事後評価時の値/状態 | 3事業 | |
| 2 | 事業終了時に実行団体が、山林資源を活用した事業を経済的・環境的に継続して営み、地域に新た雇用を創出している状況 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 実行団体の山林資源活用の関連事業における就業者数及び新規雇用者数 | |
| 初期値/初期状態 | なし | |
| 中間評価時の値/状態 | 6人 | |
| 事後評価時の値/状態 | 8人 | |
| 3 | 対象地域において、川上から川下まで連携した山林資源に関する情報共有が行われている状況 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 各実行団体が地域において情報共有ができている状況と感じられている状態 | |
| 初期値/初期状態 | 初期値なし | |
| 中間評価時の値/状態 | 1団体 | |
| 事後評価時の値/状態 | 5団体 | |
短期アウトカム (非資金支援)
| 1 | 実行団体が事業評価を通じて自分たちの強み弱みを把握して、次の事業に反映できる状態 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 実行団体へのアンケート調査による達成度 | |
| 初期値/初期状態 | 初期値なし | |
| 中間評価時の値/状態 | 強み・弱みの分析ができている状態 | |
| 事後評価時の値/状態 | 事業期間終了後の事業継続や新たな事業の計画ができている状態 | |
アウトプット (資金支援)
| 1 | 地域材を活用した新たな商品ができ、これまで以上に地域材に価値が生まれている状態 | |
|---|---|---|
| モニタリング | はい | |
| 指標 | 実行団体による商品開発数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 2 | |
| 事後評価時の値/状態 | 10 | |
| 2 | 対象地域の住民等に地域材活用の意義を知る機会が提供されている状態 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | 実行団体の啓発活動・各種イベントの実施回数/参加人数 | |
| 中間評価時の値/状態 | 回数:2回 | |
| 事後評価時の値/状態 | 回数:5回 | |
| 3 | これまで未利用であった木材や難があり利用できなかった木材に新たな価値が見出せている状態 | |
| モニタリ ング | いいえ | |
| 指標 | 未利用森林資源や用材利用されていない木材が新たに付加価値化された量 | |
| 中間評価時の値/状態 | 10m3 | |
| 事後評価時の値/状態 | 50m3 | |
| 4 | 事業実施に必要な人材が採用奴役ている状態 | |

