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休眠預金活用事業
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事業完了報告

2026/02/12更新

事業概要

事業期間開始日 2024/03/07終了日 2025/03/31
対象地域神奈川県及びその周辺都県
事業対象者

・経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもがいる世帯
・生活困窮高齢者及び若者世帯
・生活困窮外国人世帯

事業対象者人数

3万人程度

事業概要

本事業は(構成団体)報徳食品支援センターとコンソーシアムを組んで本事業を実施する。
コロナ禍以降、食品企業からの余剰食品等の寄付量が減少している現実を踏まえて、最終受益者の生活状況に応じた提供食品の質の向上を図るために、冷凍食品のコールドチェーン(物流機能及び保管機能)の強化・充実を図り品質が保持された状態で届く仕組みを対象地域に構築し、子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの開発などソフト面での普及を推進する。


(1) 活動地域での冷凍食品を含む食品支援を順次開拓していくために、現場を知る行政や社会福祉関係者と連携した計画を立て実行。
(2) 食品寄付量が減ってきている状況にあって、必要な場合は食品を購入し補充。
(3) 冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫、冷凍倉庫の賃貸や冷凍庫の設置。
(4) 実行団体が冷凍食品を使用する受益団体への冷凍ストッカー無償貸与。
(5) 冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入、レンタル・リースなどの費用。
(6) 子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの共有および開発。


◆(構成団体)特定非営利活動法人報徳食品支援センターの概要
・2019年12月設立フードバンク。会員数142名。
・小田原市を中心に神奈川県西地域で食品支援及び地域外(静岡県、埼玉県、群馬県)で困窮する外国人労働者を支援。
・2023年度配布実績は77.7トン(内外国人団体配布:19.5トン)、配布先団体数110(内外国人団体は3)
・パネル式冷凍庫(1.3坪)、冷凍ストッカー4台(1300ℓ)、保有車両:常温軽トラック2台、冷凍庫設置軽トラック1台。計3台。

実行団体数5

事業の総括およびその価値

 選定した実行団体は、神奈川県内の団体が1団体と当初想定より少なかったが、周辺の1都3県(東京、埼玉、群馬、山梨)から各1団体の計5団体に合計8000万円を分配。「神奈川県及びその周辺の食支援ネットワーク発展のために」~冷凍食品を生かした支援食品のレベル向上~ の休眠預金活用事業を推進いただいた。
 資金分配団体2団体の2024年度食品取扱量は、フードバンクかながわ:376.8トン 前年比107.5%(内冷凍品:68.8トン 前年比141.4%)、報徳食品支援センター:78.4トン 前年比134.3%(内冷凍品:20.0トン)であった。このうち、103.2トン(内冷凍品:31.9トン)を実行団体5団体に提供(非資金的支援)した。また、実行団体で不足している食品(冷凍食品、精米)をメーカーや卸業者から安価で購入できるよう支援も行った。
 そのほかの伴走支援、非資金的支援等により実行団体の掲げた事業計画をほぼ計画どおり達成することができ、冷凍食品を生かした支援食品のレベルが向上し、食支援ネットワークが拡がった。
 今事業により、食支援を必要とする生活困窮家庭(一人親家庭、高齢者、外国人世帯等)への食品提供できたことと併せて、冷凍食品の特性(多様な栄養価、調理が簡単、長期保存可能)を活かし、食生活のレベル向上につながったと思われる。

課題設定、事業設計に関する振返り

 事業の中心を「冷凍食品を生かした支援食品のレベル向上」とした背景は ①冷凍食品の輸入(搬入)時に発生する箱潰れ・バンド食込み等による外装不良品や検疫検査のための抜取り残品は中身や賞味期限に全く問題がないにも関わらず廃棄されていること(マルハニチロだけでも年間200トン以上)。 ②冷凍食品は野菜や肉・魚、惣菜、主食類等、種類が豊富で支援対象者の栄養改善も期待できること。 ③神奈川県の冷凍品保管能力は日本一で、特に川崎港(東扇島)の保管能力は92万トン(エリア日本一)で、冷凍品寄贈メイン企業のマルハニチロの主拠点(6倉庫)でもあること。 
 このような冷凍食品を活用するためには、マイナス18℃以下のコールドチェーン【冷凍車両での運搬、1トン以上保管できる冷凍庫で保管(フードバンク等)、支援団体等での保管(冷凍ストッカー)等】の整備・確立が主課題となり、各実行団体の現況にあわせて課題設定(事業計画)をして頂いた。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

11.生活困窮子育て家庭の食生活の改善と安定化 神奈川県及びその周辺都県において、子育て生活困窮家庭に対する緊急的な食支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、子育て生活困窮に対する食支援の活動が地域で認知され、取扱量が増える。
指標支援世帯数 提供冷凍食品重量 満足度 共有・開発メニュー数
目標値・目標状態世帯数:3,000世帯 提供(冷凍)食品重量:20トン 3.8/5.0 メニュー数:30
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察◆支援世帯数(延べ):5873世帯 ◆提供食品重量:196㌧(冷凍:21トン) ◆利用者満足度:4.5/5.0(山梨)
22.生活困窮高齢者及び若者世帯への食支援を実施することで地域社会の安定化 対象地域で、生活困窮高齢者及び若者世帯に食料支援を実施することで、各家庭での食生活が改善されると共に、取扱量が増える。
指標対象世帯種ごとの支援世帯数 提供食品重量 満足度 共有・開発メニュー数
目標値・目標状態世帯数:4,000世帯 提供(冷凍)食品重量:25トン 3.8/5.0 メニュー数:30
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察◆支援世帯数(延べ):6298世帯 ◆提供食品重量:248㌧(冷凍:31トン) ◆利用者満足度:4.5/5.0(山梨)
33.生活困窮外国人世帯の食生活が改善されると共に、当該家庭の経済状態の改善効果が期待できる。
指標支援世帯数 提供食品重量 提供食品を金額換算(1㎏600円で算出)
目標値・目標状態支援世帯数:1000世帯 提供(冷凍)食品重量:15トン
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察◆支援世帯数(延べ):4140世帯 ◆提供食品重量:65.7㌧(冷凍:17.9トン)
44.各団体間の連携ネットワークを構築することで、情報共有・ノウハウ共有を円滑に行える基盤を構築する。
指標連携会議の回数/頻度
目標値・目標状態2カ月に1回
アウトカム:結果計画より遅れている
アウトカム:考察◆実行団体5団体の活動交流会を開催(2025.2.6)

アウトプット

11.活動地域での冷凍食品を含む食品支援を順次開拓していくために、現場を知る行政や社会福祉関係者と連携した計画を立てて実行する。
資金支援/非資金的支援資金支援
指標連携団体数
目標値・目標状態合計24団体
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察実行5団体合計:218団体
22.不足する支援用の食品の購入費用。
資金支援/非資金的支援資金支援
指標食品購入
目標値・目標状態冷凍食品 3トン 常温食品 5トン
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆冷凍食品:4.43㌧ ◆常温食品:16.55㌧
33.冷凍食品を含む食品保管スペースを確保するための倉庫、冷凍倉庫の賃貸費用、冷凍庫の設置費用。
資金支援/非資金的支援資金支援
指標冷凍庫の設置、(冷凍)倉庫賃借の件数
目標値・目標状態合計5件(台)
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆冷凍コンテナ40ft(75000ℓ)1台 ◆大型冷凍庫:4台(1000ℓ×3、1.5坪×1) ※冷凍倉庫賃借:1(辞退した団体が賃借する予定だった倉庫をフードバンクかながわが賃借:費用は自己資金)
44.実行団体が冷凍食品を使用する受益団体への冷凍ストッカー無償貸与。
資金支援/非資金的支援資金支援
指標冷凍ストッカー(50~577ℓ)の無償貸与団体数・台数
目標値・目標状態合計30台
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆50団体に51台を無償貸与
55.冷凍食品を運搬するための冷凍車両の購入、レンタル・リースなどの費用
資金支援/非資金的支援資金支援
指標冷凍車両の購入又はレンタル・リース台数
目標値・目標状態合計4台
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆冷凍車両購入:4台(2トン車1、1トン車1、軽2) ◆冷凍車両リース:3台(購入車両納車までの間)
61.実行団体の規程等整備の支援 実行団体の事業基盤構築を図ると共に、ガバナンス・コンプライアンスを確立する。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標・期間内に整えた規程数とその内容
目標値・目標状態周知・説明した団体数=6
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆5団体に説明。
72.活動地域での冷凍食品を含む食品支援を拡充 行政や食支援を実施する社会福祉関係者との連携・ネットワークを拡充するための情報・意見交換会の開催。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標・情報・意見交換会(オンライン)への参加団体数
目標値・目標状態行政・社協関係:15団体 食支援団体  :30団体
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察今事業での情報交換会は、2025年2月6日に開催した。 (参加:実行団体5団体12名、資金分配団体2団体:8名 ・地域フードバンクの情報交換会をフードバンクかながわの会議室にて、オンライン併用のハイブリットで開催。(参加15団体20名)
83. 資金分配団体が調達した冷凍食品を実行団体に提供する。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標・実行団体への冷凍食品の提供重量
目標値・目標状態合計 30トン
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察4月~2月末までの期間に調達した食品を103.2トン(内冷凍食品31.9トン)を実行団体に提供。
94.支援する資金を有効活用できるよう倉庫、冷凍倉庫の物件情報、冷凍庫の設置(購入)事業者情報、無償貸与用冷凍ストッカー購入、(冷凍)車両確保・選定(購入・リース等)、不足食品購入(常温品含む)のための情報提供。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標・冷凍倉庫の賃貸契約件数 ・大型冷凍庫の設置台数 ・冷凍車両確保台数 ・購入食品重量
目標値・目標状態・冷凍倉庫契約件数  2件 ・大型冷凍庫設置台数 3台 ・冷凍車両確保台数  4台 ・購入食品重量    8トン
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察◆冷凍コンテナ40ft(75000ℓ)1台 ◆大型冷凍庫:4台(1000ℓ×3、1.5坪×1) ※冷凍倉庫賃借:1(辞退した団体が賃借する予定だった倉庫をフードバンクかながわが賃借し本事業に活用:費用は自己資金) ◆購入食品重量:21トン
105. 子ども食堂、高齢者への配食など機能別の料理メニューの開発の支援
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標・メニュー開発のための情報提供数 ・情報・意見交換会(オンライン)への参加団体数
目標値・目標状態既存メニュー:15種類 食支援団体 :30団体
アウトプット:結果計画より遅れている
アウトプット:考察日本ショーファー協会では、管理栄養士により冷凍食品を使用したメニュー開発を実施(年代問わずアレンジできる減塩と季節感を実感できる3メニュー)。今後年末年始向けの特別メニューを開発し、イベントにて、季節を感じるメニューで冷凍食品のポテンシャルをアピール予定。 フードバンク山梨では、冷凍食品(半調理品等)の簡単な調理方法を受益者等に伝えている。フライ等の半調理品は、通常、油を多く使うため少ない油で調理する方法等を伝えている

活動

1①食支援団体や行政、社会福祉関係者との連絡調整(訪問活動、オンラインミーティングなどの日程調整)、情報交換会の開催
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要報徳食品支援センター…スマイルネットありがとう・フードバンクTAMAを訪問 フードバンクかながわ…ぐるーぷ藤、日本ショーファー協会、フードバンク山梨を訪問 2/6に実行団体5団体の活動交流会(オンライン)
2②不足する食品購入に対する資金支援(品目と必要数)、購入・手配先の選定
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要マルハニチロより冷凍食品を安価(仕入価格又は原価)にて購入できるよう連絡調整。調整が遅れたが10月末より購入できるよう売買基本契約を締結した。
3③食品保管スペースを確保するための倉庫、冷凍倉庫の賃貸、冷凍庫の設置のための物件や購入設置のための情報収集と実行団体への提供
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要神奈川県の協力も得て、神奈川県内で安価に賃借できる冷凍倉庫をさがし紹介。使用する予定であった団体が今事業(助成)を辞退したため、フードバンクかながわが賃借(自己資金)している。
4④受益団体へ無償貸与するための冷凍ストッカー購入先等の情報提供
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要実行5団体へ冷凍ストッカー購入先等に関する情報提供を実施
5⑤冷凍車両選定にあたっての情報提供・アドバイス
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要ぐるーぷ藤、日本ショーファー協会、フードバンク山梨へ情報の提供・アドバイスを実施
6①実行団体に対する合同研修会の開催
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果ほぼ計画通り
概要選定された実行団体5団体の内、4団体は休眠預金助成事業の経験または、フードバンクかながわと合意書を締結しているフードバンク団体である。団体ごとに不足している情報等が異なるため個別に訪問及びオンラインにて対応している。
7②情報・意見交換会の開催
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果ほぼ計画通り
概要政策研究会の実施。参加は正会員12団体(内容:9/4 第1回 コンソーシアムを組む報徳食品支援センター及び実行団体「スマイルネットありがとう」の取り組みを共有。11/11 第2回はぐるーぷ藤の取り組みを共有、1/22第3回は「日本ショーファー協会の取組を共有した)
8③冷凍食品寄贈事業者との交流会の開催
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果ほぼ計画通り
概要事業者の事情もあり、複数の事業者が参加する交流会開催は断念。個別に面談又はオンラインにて要請・意見交換等を行った。4-9月の間に面談等を実施した事業者は、既に定期的な冷凍食品の寄贈をいただいているマルハニチロ㈱及び大洋エーアンドエフ㈱(新規のマルハニチロの関連会社)、冷凍倉庫を運営している㈱マルハニチロ物流とは東扇島にて寄贈候補の外装不良品(箱潰れ等)の目合わせと意見交換を行った。 その他、㈱ニチレイフーズの部課長と面談。大手卸の㈱日本アクセスとはオンラインにて展示会後の寄贈の打合せとあわせて、冷凍食品の寄贈に関する意見交換を行った。
9④フードバンクかながわから調達した冷凍食品を実行団体へ提供する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要4月~2月末までの期間に調達した食品を103.2トン(内冷凍食品31.9トン)を実行団体に提供。

資金分配団体としての非資金的支援の取り組み総括

1取り組み資金分配団体が調達した冷凍食品を実行団体に提供する。
取り組み分類事業運営支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察資金分配団体がフードバンクかながわ:376.8トン(内冷凍品:68.8トン)、報徳食品支援センター:78.4トン(内冷凍品:20.0トン)の内、103.2トン(内冷凍品:31.9トン)を実行団体に提供した。 冷凍食品は、マルハニチロ、CGCジャパンの他、9社より寄贈頂いた。
2取り組み食支援団体や行政、社会福祉関係者との連絡調整
取り組み分類ネットワーク形成・CI促進支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察 NPO法人スマイルネットありがとう(群馬県大泉町)は、日系ブラジル人を中心に多国籍(13か国)の生活困窮外国人(日本人含む:約1000人)の食支援活動を行っているが、理事長以下スタッフ全員が外国籍で日本語での申請や連絡調整に難があり、支援が必要である。  担当した報徳食品支援センターのプログラムオフィサーが複数回訪問し、伴走支援を行った結果、群馬県社会福祉協議会と食品提供についての覚書交換、また、太田市役所や大泉町社会福祉協議会の連携にもつながっている。
3取り組み支援する資金を有効活用できるよう倉庫、冷凍倉庫の物件情報、冷凍庫の設置(購入)事業者情報、無償貸与用冷凍ストッカー購入、(冷凍)車両確保・選定(購入・リース等)、不足食品購入(常温品含む)のための情報提供。
取り組み分類事業運営支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察冷凍ストッカーや冷凍車両の選定のための情報提供の他、不足する食品(冷凍食品、精米)の調達については、冷凍食品は、マルハニチロ㈱とフードバンクかながわで売買基本契約を締結し、安価(市販価格の半額程度)提供(立替金支払:FBかながわの手数料等0円)できるようにした。また、2024年夏以降、高騰した精米についても㈱ミツハシ(米穀卸)より安価で調達・提供し、実行団体の購入支援を行った。
4取り組み支援する資金を有効活用できるよう倉庫、冷凍倉庫の物件情報、冷凍庫の設置(購入)事業者情報、無償貸与用冷凍ストッカー購入、(冷凍)車両確保・選定(購入・リース等)、不足食品購入(常温品含む)のための情報提供。
取り組み分類事業運営支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察冷凍ストッカーや冷凍車両の選定のための情報提供の他、不足する食品(冷凍食品、精米)の調達については、冷凍食品は、マルハニチロ㈱とフードバンクかながわで売買基本契約を締結し、安価(市販価格の半額程度)提供(立替金支払:FBかながわの手数料等0円)できるようにした。また、2024年夏以降、高騰した精米についても㈱ミツハシ(米穀卸)より安価で調達・提供し、実行団体の購入支援を行った。
5取り組み情報・意見交換会の開催
取り組み分類調査普及啓発・アドボカシー支援
到達度想定通りの成果
概要および考察政策研究会の実施。参加は正会員12団体(内容:9/4 第1回 コンソーシアムを組む報徳食品支援センター及び実行団体「スマイルネットありがとう」の取り組みを共有。11/11 第2回はぐるーぷ藤の取り組みを共有、1/22第3回は「日本ショーファー協会の取組を共有した)  フードバンクかながわが毎年行っている政策提言活動の一貫で、政策研究会のまとめ、提言内容は神奈川県議会や県内自治体へのフードバンク活動、食支援活動に関する予算要望ヒアリング時等(全会派)に活用している。
6取り組み情報・意見交換会の開催
取り組み分類調査普及啓発・アドボカシー支援
到達度想定通りの成果
概要および考察政策研究会の実施。参加は正会員12団体(内容:9/4 第1回 コンソーシアムを組む報徳食品支援センター及び実行団体「スマイルネットありがとう」の取り組みを共有。11/11 第2回はぐるーぷ藤の取り組みを共有、1/22第3回は「日本ショーファー協会の取組を共有した)  フードバンクかながわが毎年行っている政策提言活動の一貫で、政策研究会のまとめ、提言内容は神奈川県議会や県内自治体へのフードバンク活動、食支援活動に関する予算要望ヒアリング時等(全会派)に活用している。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

想定外の事態としては、コメ不足により2024年9月以降、米穀価格が急騰し例年、新米が出回る時期にはコメの寄付が増加するところ、逆に減少するという現象が発生。
・米穀卸の㈱ミツハシ(毎年7.2トン寄贈)より、計40トン(実行団体分11.7トン含む)を卸価格にて調達した。・2023年より農林水産省穀物課と連携をとり、子ども食堂等が政府備蓄米を活用できるよう申請説明会を開催。同課との懇談の際にはフードバンクでも備蓄米を活用できないかとの要請もおこなってきた。・7/24自民党政務調査会の食品ロス削減・食品寄附促進プロジェクトチーム(国会議員5名、環境省2名、消費者庁3名)が来訪。懇談の中で政府備蓄米についても話題となり、上記同様の要請をした。・その他、全国の関係団体からの要請もあり、農林水産省は年間1000トンを上限に政府備蓄米を無償提供することを決め、11/29に記者発表。
※上記の内容(政府備蓄米無償提供)を今事業関係団体(6団体)とも共有した結果、2025年3月~8月の半年で計126トンの交付決定を受け、不足するコメの確保が進んだ。


◆波及効果としては、これまで、当法人が取り扱った寄贈冷凍食品は、本県に本社がある㈱シャトレーゼから(冷凍)クリスマスケーキを年末に頂いた事例があった位で、それ以外は無かった。
当法人が本事業に参加したことで、県内の食品企業からも相当量の冷凍食品を受領し保管・配布できる体制が構築できたため、2025年2月14日には県内の弁当製造企業(㈱まもかーる)から大量の冷凍弁当を受領し、幅広い層に配布することができた。今後は、FBかながわとの連携だけでなく、冷凍食品を取り扱う県内外の企業との連携をさらに充実していきたい。【FB山梨】

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

◆休眠預金の事業終了後も、FBかながわ(幹事団体)との連携で、引き続き、冷凍食品会社からの寄贈を定期的に受領できる体制を継続していけるよう、当法人も必要な協働の役割を積極的に担っていきたい。
冷凍食品を提供した当事者や連携団体からも、多くの感謝の声と継続に係る強い要望が寄せられており、ぜひ、この取り組みが継続していけるよう尽力していきたい。【FB山梨】
◆生活困窮状態にある子育て家庭、高齢者・若者への食支援活動は今後も引き続き実施していくが、今般の物価高の影響は厳しさを増しており、食支援要求も度合いが増している状況である。
◆連携する各自治体の福祉行政窓口、ひとり親支援団体、社会福祉協議会等との、効果的なプラットフォーム構築やモデル事業化(当フードバンク・社会福祉協議会・社会福祉施設・民生委員と協働したトータルな生活支援体制)の必要性が増している。そのために現在、日野市で実施しているフードパントリー事業(日野モデル)を、周辺各地にも広げていく取り組みが必要と考える。【FBTAMA】
◆冷凍食品の受入れ機能が整備され、取り扱い量が増加するのと同様に、拠点ができたことにより、常温保続の通常のフードドライブ品、農家からの野菜、企業からの防災備蓄品等の提供も増加し、既に拠点がスペース不足になって来ており、今後の保管場所の確保が課題となっている。また、一方で、食品寄付は潤沢な状況になったが、フードバンクふじさわの運営資金の不足が課題となっていて、今後法人化(一般社団・現在任意団体)により、資金調達の幅を広げていくとのことだが、藤沢市、藤沢市社協と連携して財源の確保についての支援が必要と考えている。【ぐるーぷ藤】

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

◆食品価格の値上がりが続き、特に米価の高騰が受領者の生活を圧迫している。配布能力に限界があるために、事前登録された家庭にしか配布していないが、新たな希望者が増えている。また、配布会場に来ることができない遠隔地からの希望者にも対応していないが、宅急便(着払い)での配送が可能か検討する必要がある。活動を資金面から支援する組織を作るための作業が遅れており、2025年度の一番重要な課題となる。日本語、ポルトガル語、英語の3言語によるPR活動を実行する。【スマイルネットありがとう】
◆これまで、当法人が取り扱った寄贈冷凍食品は、本県に本社がある㈱シャトレーゼから(冷凍)クリスマスケーキを年末に頂いた事例があった位で、それ以外は無かった。
当法人が本事業に参加したことで、県内の食品企業からも相当量の冷凍食品を受領し保管・配布できる体制が構築できたため、本年2月14日には県内の弁当製造企業(㈱まもかーる)から大量の冷凍弁当を受領し、幅広い層に配布することができた。今後は、FBかながわとの連携だけでなく、冷凍食品を取り扱う県内外の企業との連携をさらに充実していきたい。【FB山梨】
◆本事業を行ってみて、賞味期限の長い冷凍食品のロスがこんなにもあることを知り、大変驚いた。また実際に支援を始めたところ、賞味期限が長く使い勝手の良い冷凍食品は、受益者の方々に非常に喜ばれた。今後はさらに支援を広げていくため、ストックヤードの拡充も目指していきたい。【FB山梨】
◆事業活動の発信・・・ペーパー説明で終わらせず、目的・実際の活動・最近の課題・伝えられる範囲での最終受益者の声・休眠預金事業で解決できる課題をセットにして折々に発信することが重要とわかりました。経済活動と違い活動を公表していても、何をやっているか分からいと感じる方はいるようです。一見食料支援とは無縁と思える会社等にも活動をご案内することで量の多少はあっても協力してもらえます。コミュニティフリッジ隣接のビルオーナーは当初、活動理解はありませんでしたが質問には説明を尽くすことで、堪能な外国語を活かして外国人家庭への配布に協力頂いています。
関係者との状況共有・・・1人の食材希望者が県内の複数のフードバンク・パントリーに連絡をして食料の提供を受けていることに行政担当者が気づき、急遽複数団体で会議を行いました。提供拒否の厳しい意見も出ましたが、結果として、複数疾患のある○○症の方とわかり今後は福祉課も交えた対応となりました。この件は個別支援で対面したことから状況を感じ取った支援員の判断が間違いのない対応に繋がりました。私たちは単に食料を配送するだけでなく多職種連携で生活を見守る役目も感じました。【日本ショーファー協会】

外部との連携実績

1活動神奈川県の2025年度予算要望に関して、各会派からのヒアリング、意見交換会に出席し、フードバンクに関わる要望事項について説明。
実施内容自民党、立憲民主党、公明党、かながわ未来(国民民主党)、共産党からのヒアリングに出席。日本維新の会、県政会は日程の関係で要望書渡しのみ。
結果・成果・影響等◆冷凍食品等のロスを削減し広く県域の子ども食堂等に提供する取組を行う旨を県議会本会議で県知事が答弁(県議の質問への回答)。神奈川県庁2箇所(本庁舎、東庁舎)でのフードドライブを常設化。 ◆上記関連の新聞報道をみた埼玉県に本社のある事業者(戸田フーズ)より余剰の冷凍品等の寄贈の申し出があり、神奈川県横須賀市にある2工場より2024年7月以降毎月寄贈がある。(2024年度1827㎏)
2活動神奈川県の2025年度予算要望に関して、各会派からのヒアリング、意見交換会に出席し、フードバンクに関わる要望事項について説明。
実施内容自民党、立憲民主党、公明党、かながわ未来(国民民主党)、共産党からのヒアリングに出席。日本維新の会、県政会は日程の関係で要望書渡しのみ。
結果・成果・影響等◆冷凍食品等のロスを削減し広く県域の子ども食堂等に提供する取組を行う旨を県議会本会議で県知事が答弁(県議の質問への回答)。神奈川県庁2箇所(本庁舎、東庁舎)でのフードドライブを常設化。 ◆上記関連の新聞報道をみた埼玉県に本社のある事業者(戸田フーズ)より余剰の冷凍品等の寄贈の申し出があり、神奈川県横須賀市にある2工場より2024年7月以降毎月寄贈がある。(2024年度1827㎏)
3活動全国フードバンクシンポジウム(㈱マイファーム主催:農水省委託事業)に、マルハニチロ担当者と登壇。
実施内容●フードバンクかながわ報告テーマ「冷凍食品の取扱いの現状とコールドチェーン確立にむけて」  ●マルハニチロ報告テーマ「マルハニチロにおけるフードバンクとの取組」  報告者はリアル(品川)、参加者はオンライン。
結果・成果・影響等オンライン参加者は、全国のフードバンク関係者のほか、農水省、環境省、消費者庁等、計110名。
4活動全国フードバンクシンポジウム(㈱マイファーム主催:農水省委託事業)に、マルハニチロ担当者と登壇。
実施内容●フードバンクかながわ報告テーマ「冷凍食品の取扱いの現状とコールドチェーン確立にむけて」  ●マルハニチロ報告テーマ「マルハニチロにおけるフードバンクとの取組」  報告者はリアル(品川)、参加者はオンライン。
結果・成果・影響等オンライン参加者は、全国のフードバンク関係者のほか、農水省、環境省、消費者庁等、計110名。
5活動マルハニチロの関連会社でもある大洋エーアンドエフ㈱との冷凍食品寄贈に関する打合せ
実施内容川崎市の東扇島にある㈱マルハニチロ物流川崎第2センターにて寄付スキームの確認と寄贈予定品の目合わせを行った。 参加者:大洋エーアンドエフ、マルハニチロ、マルハニチロ物流、フードバンクかながわ  計10名
結果・成果・影響等㈱大洋エーアンドエフと食品の提供・譲渡に関する合意書を締結。 7月と2月に合計2113㎏の寄贈があり、実行団体にも提供している。
6活動マルハニチロの関連会社でもある大洋エーアンドエフ㈱との冷凍食品寄贈に関する打合せ
実施内容川崎市の東扇島にある㈱マルハニチロ物流川崎第2センターにて寄付スキームの確認と寄贈予定品の目合わせを行った。 参加者:大洋エーアンドエフ、マルハニチロ、マルハニチロ物流、フードバンクかながわ  計10名
結果・成果・影響等㈱大洋エーアンドエフと食品の提供・譲渡に関する合意書を締結。 7月と2月に合計2113㎏の寄贈があり、実行団体にも提供している。
7活動
実施内容 
結果・成果・影響等
8活動
実施内容 
結果・成果・影響等

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

3/22神奈川県記者発表 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/prs/r2360002.html              3/24東京新聞 https://www.tokyo-np.co.jp/article/316948    3/27朝日 https://www.asahi.com/articles/ASS3V7KGFS3QULOB00S.html
4/11タウンニュース(4/17 7/18 8/6 8/8) https://www.townnews.co.jp/0116/2024/04/11/728105.html 
7/4 NHK山梨 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20240704/1040023682.html
7/9日 テレnews https://news.ntv.co.jp/category/society/ysbed53e8674d7429abebe54173de0c75d
7/26 堀内のり子オフィシャルサイト「フードバンクかながわと日本フードエコロジーセンターを視察」 https://genkihoriuchi.com/%e3%80%90%e9%a3%9f%e5%93%81%e3%83%ad%e3%82%b9%e5%89%8a%e6%b8%9b%e3%83%bb%e9%a3%9f%e5%93%81%e5%af%84%e9%99%84%e4%bf%83%e9%80%b2pt%e3%80%91%e3%83%95%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%8b/
10/1広報よこはま栄区版10月号「他人事にしない!あなたの食品ロス削減月間」
 https://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/kusei/koho/koho_sakae/koyokosakae2024.html#09EF4
10/11神奈川新聞 https://www.kanaloco.jp/member/node/1116704
10/24早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)サイト 
 https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2024/10/24/16813/
10/28 山梨日日新聞デジタル https://www.sannichi.co.jp/article/2024/08/09/80568239?g=co_l_main(8/10も)
12/23 NHK おはよう日本
1/5 TVK  旬菜ナビ https://www.youtube.com/watch?v=0eZMYmP2550&t=5s

広報制作物等あり
内容
報告書等あり
内容

2023年度事業活動のご報告

イベント開催等あり
内容
・学習体験会の開催(フードバンクかながわ) 82回実施(2331名参加)
・主催ではなく、様々なイベントにフードドライブブース出展(横浜スタジアム安田物産BaseballDAY、メーデー、日産スタジアムマリノスSDGsフェス2024、日産スタジアムラグビーリポビタンDチャレンジカップ)
・フードバンクかながわの正会員団体のイベントにてフードドライブを実施
  4/27 メーデー(神奈川県内9会場、東京中央会場(代々木))
  7/29 かながわ協同組合のつどい(平塚)
  11/9 ヨコハマwai waiフェスタ2024(大通り公園)
  11/16 パルゆめつなごう展2024(パシフィコ横浜展示会場)  
  11/23 東日本大震災・復興まつり2024(臨港パーク)
  11/28 神奈川県農協大会(綾瀬市オーエンス文化会館)
  2/25 JA横浜女性部大会(パシフィコ横浜国際会議場)

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

正会員団体である生活協同組合ユーコープ の内部通報制度(ユーコープ コンプライアンスコール)を活用させていただいています。

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかいいえ
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査および内部監査
内容

外部監査:早坂税理士事務所毎月監査および公益法人会計基準の基づく会計管理を委託。


内部監査:毎年5月の決算理事会前に監事2名による事業及び会計監査を実施。

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施予定
内容

6月15日までに実施予定

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

強化された事項
・冷凍食品の運搬体制 ・県外団体との連携ネットワーク ・冷凍品の保管能力
新たに認識した課題
・冷凍コンテナ、冷凍庫3台の電気代が嵩み、夏場は20万円程度かかっている。

シンボルマークの活用状況

広報制作物に表示

報告書に表示

その他:実行団体時(通常枠)の助成金で購入した車両(3台)