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事業完了報告

2026/01/20更新

事業概要

事業期間開始日 2024/03/15終了日 2025/03/31
対象地域沖縄県
事業対象者

沖縄県内の経済的に困窮家庭、ひとり親家庭、多子世帯の子どもで不登校児童・生徒及び長期欠席者、及び支援が必要なこれらの子どもの保護者。

事業対象者人数

事業対象者人数

事業概要

沖縄県内で、不登校の児童・生徒を支援する施設を運営する組織等を支援・育成し、不登校の児童・生徒へ学校以外で学びや体験ができる場所や相談サポート等を緊急的に構築し、地域のこれらの子ども達への支援として社会医療法人葦の会オリブ山病院地域連携室(児童思春期精神科)及び子ども支援・政策研究所(琉球大学)と協働し、地域の不登校の児童・生徒を支援する組織・団体等によるコレクティブインパクトチームの形成と地域連携ネットワーク構築を目指す事業である。
不登校児童生徒の状況把握や支援計画の作成のために、家庭、地域の各学校の不登校担当者、子ども寄添支援員、専門組織と本事業に参加する組織等による協力及び情報共有と共に個々の子どもに寄り添った支援のサポート体制の構築を目的とする。
教育ICTを活用した不登校児童・生徒支援として、オンライン配信拠点学習支援プログラムを設置し、学校への登校が難しい児童・生徒に本事業に参加する組織等の不登校対策サポーターやオンライン学習支援員などによるオンライン学習を実施、また、美術館や博物館等から専門家による出前授業もオンラインで配信出来るように整備する。
不登校の児童・生徒を支援する施設を運営する組織等及び学校や地域の支援者を対象に専門家・組織による円卓会議での研修会や勉強会を開催し、不登校の子どもたちへの支援について理解を深めると共に支援体制の確立を目指す。また、各学校区コミュニティと協働し地域支援ネットワークの確立を目指すと共に参加する子どもへの支援組織等による協働により課題の解決に取り組むことで地域における集合的(Collective)なインパクトを最大化することを目的とする。

実行団体数6

事業の総括およびその価値

本事業は、沖縄県内の不登校支援体制の緊急構築と関連組織の支援・育成を目指し、不登校児童生徒の状況把握と個別支援計画作成のため、家庭・学校・専門機関等との情報共有を図り、寄り添うサポート体制構築を目指すと共にICT活用によるオンライン学習支援の実施、実行団体向け研修会等を通じ、支援の質向上と体制確立を図り、学校及び各学校区コミュニティとの連携や支援組織の協働により、地域全体での課題解決と集合的インパクトの最大化を目指した。


総括として、不登校児の支援事例の少ない沖縄県において、不登校の深刻な現状に真摯に向き合い、関係機関と連携しながら柔軟かつ継続的な支援体制の構築に向け重要な一歩を踏み出せた。今後の課題は、登校困難な児童生徒への新たな学びの場となる教育ICTを活用したオンライン配信拠点学習支援プログラムの設置であり、地域全体の支援体制の質向上に貢献することが期待するものである。

課題設定、事業設計に関する振返り

沖縄県内では不登校支援の前例が少なく、事業開始当初、児童生徒の状況は想定以上に深刻であり、ほぼ手探りの状態ながら、研修会を軸としたサポートを実施。事業を進める中で新たな課題が見えてきた際には、研修会を追加するなど柔軟に対応できた。
当初は不登校による学習の遅れを補う支援を想定していたが、実際には、児童生徒はすぐに勉強に取り組める状態ではなく、生活支援といった基礎的な部分から整える必要であった。さらに、発達特性を持つ子どもへの対応や、長期休み明けでは関係性がリセットされるなど、不登校の児童生徒特有の不安定さも見られた。そのような状況下でも粘り強く支援を続けた結果、一定の成果が得られたのは、研修会をはじめとした支援力・スキルの向上によるものと感じる。

今回の事業実施で達成される状態

短期アウトカム

1不登校の児童・生徒の困難や問題への手立てを子どもと共に考えてゆける場所の構築し子ども及び親の安心感を向上させ、家庭・学校・支援機関の連携による支援が強化できている状態
指標①子ども・親の支援事業への参加意欲・参加率・継続率、理解・信頼感の向上 ②困難や問題の明確化と共に解決に向けた具体的な行動計画の作成及び情報共有の場の構築、関係者による会議の実施 ③家庭・学校・支援機関・地域団体との情報共有と信頼関係・協働支援の構築と共に支援会議の実施
目標値・目標状態①子ども・親が援事業へ積極的に参加している状態 ②月1回以上の開催 ③月1回以上の実施
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察各実行団体によって特色はみられるものの、これまで行き場のなかった不登校児童・生徒が自身を肯定してくれる場所や人々に出会ったことで興味関心を見つけるだけでなく、その興味関心を支えてあげられる環境が構築できている。 研修会の実施によって様々な見方が身につき、こどものエネルギー補給を実現できたことによって、こどもたちなりの進歩・変化も見られた。こどもたちの成長は保護者のエネルギー補給へとつながり、悩みを抱えていた保護者も頼れる場所を見つけることができたおかげで心の余裕が生まれ、不登校支援をよい循環へと導くことができた。 これらの結果が得られたのも、ひとえに地域のネットワーク構築を実現させただけでなく、時には居場所が中心となって繋げ役となることで、地域・保護者からの信頼を得ることができたからである。
2不登校の児童・生徒を支援する施設等が組織として不登校問題に対応ができる状態で、虐待を含む高リスク対応ができると共に、多くの子どもに寄り添い、関係者や保護者に対してもメンタルケアのサポートができる状態
指標①児童生徒各々の登校状況・学習状況・心理状態・自己肯定感・社会性の確認と共に個別支援計画書の作成 ②教員、スクールカウンセラー、医療機関、行政機関、校区コミュニティとの連携グループの構築、関係者間の信頼関係構築を下にしたケース会議の開催 ③定期的なメンタルヘルス講座の実施、子育て支援講座の実施、家庭環境の確認と共に改善に向けた支援の実施
目標値・目標状態①個別支援計画書に基づいて支援が実施されている状態 ②月1回以上の実施 ③月1回以上の実施
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察各実行団体にて、組織として不登校問題に対応できる状態となっており、深刻なケースに対しても関係機関と連携を綿密にとりながら、その居場所ができるベストなサポートを模索し実行している。 結果、こどもだけでなく、その保護者を含めたメンタルケアをサポートできており、子どもの成長や変化が保護者や学校の先生、さらには居場所スタッフのエネルギー補給へとつながり、良い循環が生まれている。 特に各団体が学校現場とのケース会議や連携支援できていることは大きな成果である。学校が年度で人事異動や切れ目が生まれてしまうことから、居場所が地域の中で切れ目なく子どもと向き合い続けることは、学校や家庭からしても大きな連携といえる。
3不登校の児童・生徒を支援する施設を運営する組織等及び学校や地域の支援者を対象に専門家・組織による円卓会議での研修会や勉強会を地域支援ネットワークとして開催できている状態
指標①専門家・組織による円卓会議での研修会や勉強会を地域支援ネットワークとして開催した回数 ②施設職員、教員、地域支援者、専門家の高い参加率 ③専門家・組織による円卓会議での研修会や勉強会により知識・スキルの向上、ネットワークの活性化、支援体制の強化による改善がなされている
目標値・目標状態①月1回以上の研修会・勉強会の実施 ②研修会・勉強会毎の出席率が80%以上 ③アンケートで知識・スキルに変化が見られること
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察事業期間中に専門家による研修会を計13回、療育支援研修を計5回、県外視察を計1回実施。内容として、こども支援・政策研究所の本村先生による「こども支援における重要な視点、アプローチ方法」をベースに展開しながら、事業期間中に見られた居場所の困り感・課題感を拾い上げ、それらの解決に向けてサポートするようなアンガーマネジメント、療育支援などの研修会も適宜加えることで、総合的な支援力の底上げを実現することができた。 そもそも居場所が主体となって参加するような研修会が少ないことからも、11月からの合同研修会では勉強だけでなく、横のつながりやネットワークを意識した研修会も取り入れることで、支援体制がより強化された。
4子どもへの支援組織等の協働により課題の解決に取り組み、地域における集合的なアウトカムを最大化することを目的としたチームの運営がなされている状態
指標①チーム運営会議が定期的に実施され、情報共有と役割分担により課題解決に積極的に取組んでいる ②子どもたちの状況改善、地域全体の意識改革がなされている
目標値・目標状態①定期的に会議が実施されている ②毎月のアンケート調査の結果が肯定的である ③毎月のアンケート調査の結果が肯定的である ④毎月啓蒙活動が実施されている
アウトカム:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトカム:考察各居場所にて、実行団体を起点としたネットワーク構築が図られ、結果として、不登校問題を抱えるこどもと保護者に対して最善を提供できるような状態となっている。 学校関係者との情報共有やMTGは定期的に開催されており、実行団体の事業アウトカムへ向けた活動に影響を受け感化された地域の関係機関が一体となって、一つの方向を向けるようになった。 結果、地域の教育を考える上で実行団体の存在が必要不可欠なものとなっており、それぞれの地域の特色はあるものの実行団体を中心としたチームの運営がなされている状態となっている。

アウトプット

1不登校の児童生徒への支援事業において、寄り添支援員、学校担当者、自治体担当課による連携関係づくりが図られ、支援の円滑化と効果向上につながっている状況
資金支援/非資金的支援資金支援
指標①連携会議開催 ②毎月での情報共有 ③連携関係の構築により、支援の円滑化がなされ効果の向上により登校日数、登校意欲が見受けられる状態
目標値・目標状態①20件程度を目安に実施 ②20件程度を目安に実施 ③毎月のアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察各実行団体にて地域の行政・学校や子ども支援の関係機関(児童館・スクールソーシャルワーカー・青少年センター等)との情報交換や連携を実施。 実行団体として繋がりの弱いセクターに関しては、当団体が間に入り、繋ぎの支援も行なった(うるま市の2団体)。また、事業当初は学校からの拒否感が見られた居場所も事業完了期には学校側からのニーズが出るようになり、2月末時点で学校現場やSSWとの面談や情報共有などのつながりを持ち、支援に活かせている。 結果、不登校支援における地域の理解を十分に得ることができ、地域の協力体制が構築され、支援の円滑化や効果の向上が見られた。
2専門家による講習会・勉強会及び協議会等の実施により、不登校の児童・生徒を支援する施設を運営する組織等のスタッフのスキルアップがなされている状況
資金支援/非資金的支援資金支援
指標①講習会・勉強会及び協議会等の実施により、スタッフによる児童生徒への支援内容において改善がなされ、課題解決に積極的に取組んでいる ②講習会・勉強会及び協議会等の実施により、関係機関との連携が円滑になされている
目標値・目標状態①講習会・勉強会毎でのアンケート調査の実施 ②毎月のアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察平均で月1回以上の研修会を実施しており、これまでに当事業の期間中に専門家等による研修会を計13回、県外研修を計1回実施。講師には大学教授・病院長をはじめ、県外支援機関などそれぞれの分野の専門家に依頼。内容は支援スキルやこどもに関する知識、考え方、アセスメント作成だけでなく、事業に取り組む中であがる課題も反映させた。 また、11月からは合同研修会を計4回実施。実行団体のみならず、他の資金分配団体とも連携し、県内で活動する行政の関係者や活動団体等にも呼びかけ、横のつながりづくりを意識した研修会とした。 アンケートでは、研修会の満足度や課題、要望を細かに確認することによって次回の研修会へと反映し、結果、研修会で学んだことが日々の支援活動に積極的に反映できている。
3教育ICTを活用した不登校児童・生徒支援として、オンライン配信拠点学習支援プログラムが設置されオンライン学習支援員などによるオンライン学習を実施できている状況
資金支援/非資金的支援資金支援
指標①教育ICTを活用できる学習環境整備が整っている ②教育ICTを活用したオンライン学習が実施出来ている ③教育ICTの活用より学習意欲、学習状況、学力向上が見受けられる
目標値・目標状態①毎月でのアンケート調査の実施 ②毎月でのアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察各実行団体にて、PCやタブレットを活用したオンライン学習の導入も行なっている。 また、教育ICT教材「すらら」を試験的に導入。 「すらら」の特徴として、これまで居場所で学習に取り組む際の課題となっていた<どこでつまづいているのか>をAIが自動で分析し、その子にあった学習レベルへと内容をリアルタイムで変更していく。そのため、学年相応の学力が身についていない子でも対応しやすくなり、スタッフの負担の軽減に加え、より効果的な学習支援の実施となった。 これらのICT教材「すらら」を利用した結果、その不登校の子は受験のスタートダッシュに出遅れながらも無理なく継続して学習に取り組むことができ、無事に高校受験に合格することができた。
4不登校の児童・生徒及び保護者への対応スキルが向上し、実行団体である子どもの居場所や学習支援の組織とし対応出来ている状況
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標①研修会や勉強会により実行団体として知識・スキルが向上し組織とし対応出来ている状況(支援体制整備) ②不登校の児童生徒への支援組織としてマニュアル整備状況
目標値・目標状態①20件程度を目安に実施 ②毎月のアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察月に1回ほどの研修会に加えて、琉球大学の本村先生へのケース毎の相談をオープンにしており、具体的に事例に対する対応案やアドバイスを随時提供できる環境にある(事業期間中に、6団体のうち3団体が個別相談を活用)。 看護師によるMTGを設けることで、保健衛生面に関する提案やアドバイスもしており、各現場での子ども達や保護者、さらにはスタッフへの心理的配慮に関する相談体制を構築している。 これらの結果、事業の開始時点では組織基盤が十分に整っていなかった団体でも、事業完了期にはスタッフ間での役割分担や積極的な情報共有が見られ、支援を効率よく行う土台ができている。
5実行団体の事業継続に向け地域支援ネットワークや地域の不登校の児童・生徒を支援する組織・団体等によるコレクティブインパクトチームが確立され、自主運営力が上がっている状態
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標①関係機関との連携、地域の法人、地域住民の参加による支援する組織が確立され、自主運営力が上がっている ②関係機関との連携、地域の法人、地域住民の参加により資金的支援・非資金的支援において向上している ③不登校の児童生徒への支援組織としてチームワークが確立できている
目標値・目標状態①&②必要に応じて活動計画の見直しがなされている状態 ③毎月のアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察各実行団体にて地域内に連携機関を増やすなどして、チームづくりができている状況。 行政や学校との連携に留まらず、地域の様々な方が参画する取り組みも多く、日々の活動の中で子ども達が幅広い大人と交わる機会が創出されている。6団体中のうち4団体は独自の成果発表会のようなイベントを事業完了期に開催。結果、地域の多くの人にも参加してもらう機会となり、不登校への理解が深まっただけでなく、以前よりも各居場所が支援団体として地域に広く認知されている。 また、シンコペーションの代表が中心となった県域のネットワーク作りの動きも見られ、そちらも法人化に向けて様々な団体と連携しながら、取り組んでいる。自団体や活動地域に留まらない、支援のハブとなる動きとなっている。
6不登校の児童生徒への支援事業において、寄り添支援員、学校担当者、自治体担当課による連携関係づくりが図られ、支援の円滑化と効果向上につながっている状況
資金支援/非資金的支援非資金的支援
指標①連携関係づくりが図られ、支援の円滑化と効果向上により登校日数、学習状況、心理状態、地域社会性の理解など改善されている状況 ②連携関係づくりが図られ、目標達成に向けた連携体制・支援内容の調整がなされている状況 ③不登校の児童生徒への支援事業において、効果的な連携方法・支援方法の共有がなされている状況
目標値・目標状態①20件程度を目標とする ②20件程度を目安に実施 ③毎月のアンケート調査の実施
アウトプット:結果計画より進んでいる/計画どおり進んでいる
アウトプット:考察行政・学校との連携は各実行団体にて適宜実施されており、気になる子どもや世帯がある場合は関係者と情報共有を行うなどして支援の方向性を確認できている。 学校現場は想定していた通り、不登校や行き渋りの児童・生徒に対して十分なサポートができておらず、不登校以外の問題でキャパオーバーとなっている場合も見られた。 最初は学校側から拒否感を示されるケースもあったが、粘り強く連携を行なっていく中で、学校も居場所の存在意義・重要性に気づき、事業完了時には来年度以降の話やどうすれば継続してもらえるのかなど、居場所へのニーズが高まる声があがった。 結果、支援を行なった子どもたちには何らかの成果や進歩が見られ、学校・家庭に次ぐ第3の居場所として、民間による不登校支援の必要性が明確になった。

活動

1児童・生徒の問題行動・不登校に対応対応するために資金分配団体が開催する作業部会やプロジェクトチームに参加する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要資金分配団体が月1回以上の勉強会を開催して、全ての団体が複数名のスタッフを参加させている。 11月からは「合同研修会」と称し、当事業における実行団体6団体だけでなく、県内で活動する多くの支援団体や関係機関にも声をかけ、横のつながりを意識した研修会を月一回のペースで開催。 その際も毎回アンケートをとることで、参加者のさらなる満足度向上を目指し、次回の研修会に繋げる工夫を行なっている。
2児童・生徒の問題行動・不登校に対応するためにニュースレター等などを発行(SNSや広報での発信)する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体がSNSやチラシなどの紙媒体による活動内容やイベント情報の発信を地域に対して積極的に行っている。 実行団体の間でも、広報がもつ力を重視する声が上がり、事業完了期には積極的にSNSやチラシ、ポスターなどでイベントの宣伝・周知を行う様子が見られた。 また、広報の仕方・見せ方にも工夫がみられ、レアーズは広報を行う相手によって、紙媒体が適しているのか、SNSなどによるデータ媒体が適しているのか、と広報チームで検討し実施できるレベルに到達している。
3児童・生徒の問題行動・不登校に対応ために必要な児童生徒と学校の先生や関係者とのふれあいなどのイベントを開催する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体は、それぞれのやり方でイベントを実施し、不登校児童生徒と地域との接点を増やすだけでなく、地域における活動の認知度向上、関係先との提携強化に役立てている。 具体的に、6団体中4団体は事業完了期において成果発表会という自主イベントを企画・開催しており、そのほかの2団体に関しても、地域の方が参加できるようなオープンなイベントを毎月開催できている。
4児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために必要な保護者や関係者への研修会を開催する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要資金分配団体が月1回以上の勉強会を開催して、全ての団体が複数名のスタッフを参加させている。 11月から2月は「合同研修会」と称し、県内で活動する多くの支援団体や関係機関にも声をかけ、横のつながりを意識した研修会を開催。 当事業の期間中に専門家による研修会を計13回、県外研修を計1回実施。各実行団体の日々の活動に専門的な知識を反映した結果、各実行団体の支援に様々な効果や進歩がみられた。
5児童・生徒の問題行動・不登校に対応する子どもの居場所や学習支援を継続的に運営するために必要なシステムを構築する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体で、支援を継続的に行うための必要なシステムを構築している。 例えば、3ぴーすは地域の小学校の中に3ぴーすの教室があり、居場所スタッフが学校へと入りながら学校とこどもの居場所が深く連携するという沖縄県内でもかなり進んだ事例となっている。 その他にも、当事業を通して居場所が学校の中へと堂々と入れるようになった声や、関係機関との連携強化により、地域にとってその団体が必要不可欠な存在となりつつある。
6事業の進捗状況を把握するために、児童・生徒や親に対する支援内容、支援充足度などのアンケート、関連機関連携に関するアンケートを実施する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体で工夫をこらしてアンケートを実施してきた。 今回の事業の対象者には文章能力が十分ではない場合もあるため、アンケート用紙もB5サイズにしたり、簡単の数字を選ぶなど、回答者の負担に極力ならないような配慮を行なった。 書面によるアンケートが難しい場合には、スタッフが対象者に聞き取りを行い、それを記録してスタッフ間で共有することにより、より円滑な事業運営を行っている。
7週4回以上の子どもの居場所を開催、週3回以上の学習支援を実施する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要基本的に各実行団体にて週4回以上の子どもの居場所を開催、週3回以上の学習支援を実施できている。 また、研修会や県外研修を通して個別での学習支援の重要性にも気づき、大学生ボランティアともうまく連携しながら、支援を継続的に行なっている。
8児童・生徒の問題行動・不登校に対応するための必要な人材(不登校対策サポーター等)を確保する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要子ども達の心理的な面のアドバイザーとして琉球大学教授や看護師による支援を実施しており、常時連絡を取れることで、救急かつスムーズなサポート体制にしている。 また、11月から療育支援の専門家であるYUIMAWARU株式会社の仲間氏にもサポートに加わってもらったことで、各実行団体が抱えていた支援のモヤモヤや課題感を解消し、明確な手法とビジョンを持って支援を行うことができた。
9児童・生徒の問題行動・不登校に対応に対応するための必要な支援団体などの実態把握を行う
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要資金分配団体のPOや主任研究員による月1回以上の実行団体訪問により、実態把握を行った。必要に応じて適宜実行団体を訪問して伴走支援を実施したり、専門家派遣のアレンジを行った。例えば、日本財団の「第3の居場所事業」への申請を検討している団体が複数あったため県内の事業受託先への訪問やヒヤリングのコーディネートを実施。また必要に応じて行政や社協等への顔つなぎなども実施した。
10児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために必要な施設等を確保する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体で事業計画に基づきながら、対応するための必要な施設等を確保できている。 団体によっては新たな拠点として施設を設ける居場所もあったが、県外研修等を通して居場所の「空間づくり」にも意識を向けることができ、今の環境をより生徒たちが過ごしやすく安心できるものへと工夫していく変化がみられた。
11児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために必要なオンライン配信拠点学習支援施設等の場所、機材。人員を確保する
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体で事業計画に基づいてタブレットやパソコンなどの必要な機材を確保している。 シンコペーションでは「デジタル学習教材すらら」を取り入れることで、その生徒の現時点での学力にあった適切な学習支援を行うことができ、その結果、受験対策に出遅れ気味だった生徒が志望高校に無事合格することができた。
12不登校の児童生徒に対する個別支援計画書の作成、実行
資金支援/非資金的支援資金支援
活動結果計画通り
概要各実行団体にて、必要に応じて個別支援計画書を作成し活用できている。 東京学芸大学こどもの学び困難支援センターの協力により、個別支援計画やアセスメント導入のために研修を実施、また一部実行団体には個別で支援計画作成のためのサポートとフィードバックも実施した。フィードバックにより、団体内での意識・視点合わせや支援者がまだ見れていない点を顕在化することができ、支援計画書の質向上にもつながった。
13児童・生徒の問題行動・不登校に対応する居場所主体の多様な活動を支援し、ほかの居場所と情報を共有する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要11月から2月の間は「合同研修会」と称し、県内で活動する多くの支援団体や関係機関にも声をかけ、横のつながりを意識した研修会を計4回開催。 また、各実行団体が企画する自主イベント(成果発表会)情報もSlackにて周知を行い、互いの活動に参加できるような交流の機会を創出した。結果、他団体のイベントの様子を見学し情報共有をしたことで、日々の活動にも活かせるような有益な交流となった。
14児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために、安全安心な居場所になるような支援をする(見守り・予防・福祉の視点、食品衛生、安全管理などの啓発)
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要本事業では、発達特性や家庭の事情等を含めたシビアなケースを扱う場合もあったため、安心安全な居場所づくりという点ではかなり意識的に支援を行なった。 県外視察を通して環境づくりの重要性を再認識したことに加え、研修会での専門家による実践的な学びの場を設けたことで、各団体が日々の活動に反映し活かすことができた。また、それらを団体スタッフにも共有し共通認識としておくことで、団体内での意思疎通がしやすくなり、児童生徒がより安心して過ごせる安全な居場所へとなっている。
15児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために、安全安心な居場所になるような支援をする(見守り・予防・福祉の視点、食品衛生、安全管理などの啓発)
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要本事業では、発達特性や家庭の事情等を含めたシビアなケースを扱う場合もあったため、安心安全な居場所づくりという点ではかなり意識的に支援を行なった。 県外視察を通して環境づくりの重要性を再認識したことに加え、研修会での専門家による実践的な学びの場を設けたことで、各団体が日々の活動に反映し活かすことができた。また、それらを団体スタッフにも共有し共通認識としておくことで、団体内での意思疎通がしやすくなり、児童生徒がより安心して過ごせる安全な居場所へとなっている。
16児童・生徒の問題行動・不登校に対応する子どもの居場所の運営者が集まった意見交換会を開催する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要11月から2月の間は「合同研修会」と称し、県内で活動する多くの支援団体や関係機関にも声をかけ、横のつながりを意識した研修会を計4回開催。 また、2月19日には実行団体6団体による本事業における成果報告会を開催。結果、たくさんの来場者が訪れ、報告会が終了した後にはそれぞれの実行団体の取り組みや発表に感銘を受けた支援団体・子どもの居場所同士の交流が見られた。
17児童・生徒の問題行動・不登校に対応するコレクティブインパクトチーム構築により、実行団体の協働により課題の解決に取り組み地域における集合的なアウトカムを最大化することを目的としたチームづくりを行う。コレクティブインパクトチームには、一般社団法人 大学コンソーシアム沖縄、社会医療法人葦の会オリブ山病院院地域連携室、子ども支援・政策研究所(琉球大学)、資金分配団体、各実行団体、沖縄県や各市町村の行政が参加する。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要11月から開始した「合同研修会」をはじめとした、実行団体だけでなく、団体や行政の垣根を超えたコレクティブインパクトチームの構築を実施した。 例えば、うるま市にあるにじ子屋とおーきな笑に関しては、事業が始まったばかりの7月時点でうるま市行政との情報交換会を実施。うるま市からは福祉政策課、こども政策課、子育て包括支援課、学校生活応援課、福祉政策課、社会福祉協議会が参加し、今後の居場所活動における協力体制を構築することができた。
18児童・生徒の問題行動・不登校に対応するコレクティブインパクトチーム構築により、実行団体の協働により課題の解決に取り組み地域における集合的なアウトカムを最大化することを目的としたチームづくりを行う。コレクティブインパクトチームには、一般社団法人 大学コンソーシアム沖縄、社会医療法人葦の会オリブ山病院院地域連携室、子ども支援・政策研究所(琉球大学)、資金分配団体、各実行団体、沖縄県や各市町村の行政が参加する。
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要11月から開始した「合同研修会」をはじめとした、実行団体だけでなく、団体や行政の垣根を超えたコレクティブインパクトチームの構築を実施した。 例えば、うるま市にあるにじ子屋とおーきな笑に関しては、事業が始まったばかりの7月時点でうるま市行政との情報交換会を実施。うるま市からは福祉政策課、こども政策課、子育て包括支援課、学校生活応援課、福祉政策課、社会福祉協議会が参加し、今後の居場所活動における協力体制を構築することができた。
19児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために行政、教育委員会、子どもの居場所、学習支援施設等のネットワークなど居場所支援機関が集った意見交換の場を設ける
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要各実行団体にて、それぞれが連携の必要性がある機関に関して、意見交換の場を設けるなどの対応ができている。 例えば、レアーズでは以前から行政との関わりがあったものの、当事業ではお茶会と称し、ざっくばらんにお話しする機会を設けたことで、不登校支援における協力体制を得ることができ、レアーズが行なっていた送迎サービスを行政側が導入について検討するなどの成果が出ている。
20児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために行政、教育委員会、子どもの居場所、学習支援施設等のネットワークなど居場所支援機関が集った意見交換の場を設ける
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要各実行団体にて、それぞれが連携の必要性がある機関に関して、意見交換の場を設けるなどの対応ができている。 例えば、レアーズでは以前から行政との関わりがあったものの、当事業ではお茶会と称し、ざっくばらんにお話しする機会を設けたことで、不登校支援における協力体制を得ることができ、レアーズが行なっていた送迎サービスを行政側が導入について検討するなどの成果が出ている。
21児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために不登校の児童生徒及び保護者への専門的な対応スキルなどの講習会を実施する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要当事業の期間中に専門家による研修会を計10回以上、県外視察を計1回実施。各実行団体の日々の活動に専門的な知識を反映した結果、各実行団体の支援に様々な効果や進歩がみられた。 こども支援・政策研究所の本村先生の回では、参加者からの質問を募集したり、実際に起きた事例を通して説明したりするなど、より具体的かつ実践的なスキルの応用を目指せるような会を提供した。
22児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために不登校の児童生徒及び保護者への専門的な対応スキルなどの講習会を実施する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要当事業の期間中に専門家による研修会を計10回以上、県外視察を計1回実施。各実行団体の日々の活動に専門的な知識を反映した結果、各実行団体の支援に様々な効果や進歩がみられた。 こども支援・政策研究所の本村先生の回では、参加者からの質問を募集したり、実際に起きた事例を通して説明したりするなど、より具体的かつ実践的なスキルの応用を目指せるような会を提供した。
23児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために子どもの居場所や学習支援施設の実施状況の確認と事業実施に関する助言を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要資金分配団体のPOや事業責任者による月1度以上の実行団体訪問による月次ミーティングを実施し、実施状況の確認と助言を行った。また、必要に応じて、こども支援・政策研究所やYUIMARUの専門家の現地サポートをアレンジして実行団体の支援を実施した。
24児童・生徒の問題行動・不登校に対応するために子どもの居場所や学習支援施設の実施状況の確認と事業実施に関する助言を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要資金分配団体のPOや事業責任者による月1度以上の実行団体訪問による月次ミーティングを実施し、実施状況の確認と助言を行った。また、必要に応じて、こども支援・政策研究所やYUIMARUの専門家の現地サポートをアレンジして実行団体の支援を実施した。
25専門家(経理・会計)による経理面での組織基盤力向上のための支援を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要事業の開始時に各実行団体の代表者及び経理担当者向けの勉強会を実施。 また、毎月の月次精算報告を行ってもらい、内容をきめ細かく確認することによって経理担当者の能力向上を図っている。Slackを使っていつでも質問を受けられるようにしており、専門的な質問については公認会計士の指導を受けられるように体制を整えた。
26専門家(経理・会計)による経理面での組織基盤力向上のための支援を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要事業の開始時に各実行団体の代表者及び経理担当者向けの勉強会を実施。 また、毎月の月次精算報告を行ってもらい、内容をきめ細かく確認することによって経理担当者の能力向上を図っている。Slackを使っていつでも質問を受けられるようにしており、専門的な質問については公認会計士の指導を受けられるように体制を整えた。
27公的な支援機関や他の子ども支援組織との連携強化に対する支援を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要公的な支援機関や他の子ども支援組織との連携強化に対する支援を行った。 研修会での交流機会を提供するだけでなく、シンコペーションでは代表が中心となって他の居場所とも連携しながら、沖縄県域でのネットワーク構築に向けて団体を立ち上げている。
28公的な支援機関や他の子ども支援組織との連携強化に対する支援を行う
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要公的な支援機関や他の子ども支援組織との連携強化に対する支援を行った。 研修会での交流機会を提供するだけでなく、シンコペーションでは代表が中心となって他の居場所とも連携しながら、沖縄県域でのネットワーク構築に向けて団体を立ち上げている。
29個人情報保護法の理解を深めるための講習会を実施する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要事業の開始時に全体の講習会を実施。 また、各実行団体に対して個人情報保護法に係る規程類整備についてアドバイスを行い、ガバナンスコンプライアンスの整備を行なった。 研修会の中ではシビアなケースを事例として扱うこともあるため、居場所や子どもたちのプライバシーを守る意味でも、参加者に守秘義務の誓約書の提出を義務づけ、個人情報保護についての理解を深めるよう徹底した。
30個人情報保護法の理解を深めるための講習会を実施する
資金支援/非資金的支援非資金的支援
活動結果計画通り
概要事業の開始時に全体の講習会を実施。 また、各実行団体に対して個人情報保護法に係る規程類整備についてアドバイスを行い、ガバナンスコンプライアンスの整備を行なった。 研修会の中ではシビアなケースを事例として扱うこともあるため、居場所や子どもたちのプライバシーを守る意味でも、参加者に守秘義務の誓約書の提出を義務づけ、個人情報保護についての理解を深めるよう徹底した。

資金分配団体としての非資金的支援の取り組み総括

1取り組み不登校を始めとした様々な問題に対するスキルや支援力の向上
取り組み分類事業運営支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察定期的な研修会を取り入れ、事業を進める中で見えてきた新たな課題に対する研修会も臨機応変に組んだことで、実行団体の支援活動にも厚みが見られ、決して表面的ではなく、より本質的なサポートの実施へとつながった。
2取り組み不登校を始めとした様々な問題に対するスキルや支援力の向上
取り組み分類事業運営支援
到達度想定以上の成果があった
概要および考察定期的な研修会を取り入れ、事業を進める中で見えてきた新たな課題に対する研修会も臨機応変に組んだことで、実行団体の支援活動にも厚みが見られ、決して表面的ではなく、より本質的なサポートの実施へとつながった。
3取り組み地域ネットワーク構築の支援やつなぎ
取り組み分類ネットワーク形成・CI促進支援
到達度想定通りの成果
概要および考察必要に応じて各居場所ごとに支援団体や行政への繋ぎを行いながら、11月からは県内で活動する資金分配団体・実行団体を含めた合同研修会を計4回実施。横のつながりが希薄となりやすい支援団体において、地域ネットワークの強化や情報交換の場へとつながった。
4取り組み地域ネットワーク構築の支援やつなぎ
取り組み分類ネットワーク形成・CI促進支援
到達度想定通りの成果
概要および考察必要に応じて各居場所ごとに支援団体や行政への繋ぎを行いながら、11月からは県内で活動する資金分配団体・実行団体を含めた合同研修会を計4回実施。横のつながりが希薄となりやすい支援団体において、地域ネットワークの強化や情報交換の場へとつながった。
5取り組みガバナンス・コンプライアンスの整備
取り組み分類組織基盤構築支援
到達度想定通りの成果
概要および考察全団体に対し、定款・規定類の見直しを実施することで、ガバナンス・コンプライアンスの整備を徹底して行なった。
6取り組みガバナンス・コンプライアンスの整備
取り組み分類組織基盤構築支援
到達度想定通りの成果
概要および考察全団体に対し、定款・規定類の見直しを実施することで、ガバナンス・コンプライアンスの整備を徹底して行なった。

想定外のアウトカム、活動、波及効果など

想定外のアウトカムとして、不登校問題は児童生徒本人の問題ではなく、保護者や家庭環境、その地域の特性にも大きく左右されることがわかった。不登校問題を考える際、あたかも子どもの精神的な面に注目しがちだが、その精神状態を形成する周りの環境が重要であることも判明し、時には家庭にも入ってサポートする必要性も感じられた。


同時に、今回の実行団体である「こどもの居場所」が、地域や学校にとって必要不可欠な存在になりつつあることがわかった。事業完了期には、地域の学校から今後も活動を続けることを望むような声も上がっており、中には「どこに言えば居場所へのサポートを検討してもらえるのか」という非常に協力的な声も見られた。それだけ、学校をはじめとした地域の教育現場は逼迫しており、こどもの居場所が地域にとってなくてはならない存在へと昇華されたのだと感じる。その中で、連携する機会が増加したことでお願いされる場面が増え、居場所が本来やるべき役割以上の仕事を背負うような場面も見られたが、事業を進めていく過程に伴い、居場所のできること・できないことの線引きがより明確になった居場所もいくつか見られた。

事業終了時の課題を取り巻く環境や対象者の変化と次の活動

課題を取り巻く変化

様々な視点からの研修を行い、その知識を現場で活かしながら地域の関係機関とのネットワークも構築できたことで、子どもたちが教室に入れるようになったり学校に滞在する時間が増えたりと、何らかの成果が見られた。一方で、その不登校であった空白期間を埋めることは容易ではなく、教室に戻ったとしても学力の遅れによって授業に全くついていけないという新たな課題も見えてきた。学校現場は逼迫しているため、その不登校だった児童生徒に対し、先生が時間をとって個別に学習指導をすることは難しく、十分に対応できていないケースもある。その課題が見えてきたことで、次のステップとして「個別での学習指導」を居場所で行う必要があると気づき、実現のために取り組む居場所も見られた。子どもたちも居場所でのイベント活動を通して生きるためのエネルギーが補給され、次第に家の外や学校へと気持ちが向きつつあるため、その気持ちを支えながら次のステップとして、「学習支援」という今後の新たな目標を掲げ、活動している。

本事業を行なっている中で生じた実行団体や受益者のもっとも重要な変化だと感じた点

①レアーズ
拠点が2つあり、その一つを不登校支援専用施設としたことで、子どもたちに早期の変化が見られた。発達特性により学校に馴染めなかった子や警戒心の強い子も、将来の職業や興味関心を熱意を持って語るなど、当初からは想像できない大きな変化を示した。団体も本事業で地域ネットワークの重要性を認識し、全国区の助成金への意欲を示すなど、持続的な運営を模索している。


②3ピース58
学校内に居場所を設けたことで、不登校や行き渋りの子どもたちに固定的な枠組みを超えた柔軟な学びの機会を提供できたことは、団体の大きな変化である。学校教育において不登校児童生徒への個別指導は困難であり、居場所が学校に設置されることで、生徒一人ひとりに合わせたサポートが可能となり、個別最適化された教育の実現が促進されたと言える。
また、先生と生徒との話を聴くことで、わだかまりが解消し教室に戻れた子どももおり、子どもたちからは「先生は移動で変わるが、3ピースの人たちは変わらないから相談しやすい」という声など、地域の人が学校に居るという環境の変化は、多様な選択肢の提供による安心感と自己実現への意欲の芽生えであると考えられる。

外部との連携実績

1活動こども支援・政策研究所との研修会、個別相談の実施
実施内容【研究所長本村先生による「自己肯定行動」、「エネルギー論」等のこども支援における重要な視点について説明】 <実行団体研修会>7/19、9/6、10/8 実施 <合同研修会>11/12、12/2、1/6、2/3 実施 【希望団体と研究所長本村先生によるこども対応における個別相談会を実施】 <個別相談会>10/21(レアーズ)、12/11(こばんち) 実施
結果・成果・影響等研修会で得た知識を現場で実践し、スタッフの支援力が向上した結果、不登校児童生徒や保護者への好影響が見られた。
2活動こども支援・政策研究所との研修会、個別相談の実施
実施内容【研究所長本村先生による「自己肯定行動」、「エネルギー論」等のこども支援における重要な視点について説明】 <実行団体研修会>7/19、9/6、10/8 実施 <合同研修会>11/12、12/2、1/6、2/3 実施 【希望団体と研究所長本村先生によるこども対応における個別相談会を実施】 <個別相談会>10/21(レアーズ)、12/11(こばんち) 実施
結果・成果・影響等研修会で得た知識を現場で実践し、スタッフの支援力が向上した結果、不登校児童生徒や保護者への好影響が見られた。
3活動オリブ山病院との研修会実施、看護師との連携による衛生保険指導等
実施内容【オリブ山病院の玉城院長による研修会実施】 <実行団体研修会>7/19 【看護師 儀間氏による希望団体への保険・衛生指導】 6団体中4団体で実施。怪我時の対応方法や夏の時期での熱中症対策など実行団体の不安に応じて適宜指導を実施した。
結果・成果・影響等保健衛生面からのサポートにより、居場所におけるこどもの細かな対応を強化することができた。
4活動株式会社YUIMAWARUとの研修会実施
実施内容【株式会社YUIMAWARU仲間氏による療育支援的な視点についての研修会実施】 <実行団体研修会>11/25、12/9 【仲間氏による訪問支援の実施※代表して2団体のみ実施】 にじ子屋とシンコペーションにて各2回ずつ実施
結果・成果・影響等こども支援・政策研究所とは異なり身体的な支援方法や見方を学んだことで、支援における幅が広がり不登校支援の厚みが増した。
5活動株式会社YUIMAWARUとの研修会実施
実施内容【株式会社YUIMAWARU仲間氏による療育支援的な視点についての研修会実施】 <実行団体研修会>11/25、12/9 【仲間氏による訪問支援の実施※代表して2団体のみ実施】 にじ子屋とシンコペーションにて各2回ずつ実施
結果・成果・影響等こども支援・政策研究所とは異なり身体的な支援方法や見方を学んだことで、支援における幅が広がり不登校支援の厚みが増した。
6活動東京学芸大学 野田氏との研修会実施、「社会的自立チェックシート」の実施
実施内容【野田氏による研修会の実施】 <実行団体研修>7/19 【「社会的自立チェックシート」の実施、連携※代表して1団体のみ】 レアーズに通うH君でチェックシートを実施し、フィードバックをいただいた。
結果・成果・影響等居場所における空間設定の重要さを改めて学ぶことができ、現場の実践に繋げることができた。 チェックシートでは、H君の表面的には見えにくかった部分にも気づくことができ、今後の支援方針に活かすことができた。
7活動東京学芸大学 野田氏との研修会実施、「社会的自立チェックシート」の実施
実施内容【野田氏による研修会の実施】 <実行団体研修>7/19 【「社会的自立チェックシート」の実施、連携※代表して1団体のみ】 レアーズに通うH君でチェックシートを実施し、フィードバックをいただいた。
結果・成果・影響等居場所における空間設定の重要さを改めて学ぶことができ、現場の実践に繋げることができた。 チェックシートでは、H君の表面的には見えにくかった部分にも気づくことができ、今後の支援方針に活かすことができた。
8活動Learning for All、キッズドアへの出張視察
実施内容【県外への出張視察】 <Leaning for All>9/18実施、学習支援における空間設定や運営方法について視察、情報交換を実施。 <キッズドア>9/19実施、学習支援をはじめとした居場所施設を視察、情報交換を実施。
結果・成果・影響等県外出張視察終了後、沖縄との違いや視察で学んだことを各居場所へと持ち帰り、早速ほかのスタッフへと情報共有をしたり、現場の実践として取り入れたりする団体も見られた。
9活動Learning for All、キッズドアへの出張視察
実施内容【県外への出張視察】 <Leaning for All>9/18実施、学習支援における空間設定や運営方法について視察、情報交換を実施。 <キッズドア>9/19実施、学習支援をはじめとした居場所施設を視察、情報交換を実施。
結果・成果・影響等県外出張視察終了後、沖縄との違いや視察で学んだことを各居場所へと持ち帰り、早速ほかのスタッフへと情報共有をしたり、現場の実践として取り入れたりする団体も見られた。

広報実績

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)あり
内容

HUSTAR株式会社が運営するメディア「スタディチェーン」に当団体が掲載された
https://studychain.jp/picks/npo/

広報制作物等なし
報告書等あり
内容

2025年2月19日(木)沖縄県立美術館講座室にて「実行団体成果報告会」を実施(来場者数60名)

イベント開催等あり
内容
<研修会・合同研修会>
6/20、7/19、9/6、10/8、11/6、11/12、11/25、12/2、12/9、12/18、1/6、2/3 など
<県外への出張視察>
9/18ー9/20 (6団体参加)
<成果報告会>
2/19

ガバナンス・コンプライアンス実績

規程類の整備状況

事業期間に整備が求められている規程類の整備は完了しましたか完了
整備が完了した規程類を自団体のwebサイト上で広く一般公開していますか全て公開
内容
変更があった規程類に関して報告しましたか変更はなかった

ガバナンス・コンプライアンス体制

社員総会、評議会、株主総会、理事会、取締役会などは定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
内容

内部に窓口を設置

利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
コンプライアンス委員会またはコンプライアンス責任者を設置していましたかはい
ガバナンス・コンプライアンスの整備や強化施策を検討・実施しましたかはい
団体の決算書類に対する会計監査はどのように実施しましたか。本事業の最終年度の状況を選択してください(実施予定の場合含む)外部監査
内容

当団体の決算月(6月末)に小山公認会計士事務所による外部監査を受ける予定

事業完了した実行団体へ事業完了時監査を行いましたか実施済み
内容

毎月の月次精算報告時に問題点を指摘・修正を行った。そのため事業完了時精算時には特に問題点はなく、事業完了時監査も問題なく終えることができた。

本事業に対して、国や地方公共団体からの補助金・助成金等を申請、または受領していますかいいえ

その他

本助成を通じて組織として強化された事項や新たに認識した課題、今後の対応/あればよいと思う支援や改善を求めたい事項など

本事業を通して、子どもの居場所が地域にとって必要不可欠な存在となっていることを実感した。一方で、子どもの居場所本来の役割、すなわち学校、家庭に次ぐ第三の居場所として子どもたちの心が安らぐ場所であるが、地域からは、それ以上の役割を期待され、その責任を負わされているように感じられる。子どもの居場所が地域における便利屋となるのではなく、できることとできないことの線引きを明確にしながら主体的に活動できるようサポートしていくことも、資金分配団体の役目であると改めて考えさせられた。


また、要望として、資金計画変更の必要が生じた際に、より柔軟かつ迅速に変更を実行できるようなプロセスがあると有益であると考える。特に緊急枠の場合、その期間の短さからもスピード感は重要な要素であり、変更のための手続きや業務上でのやり取りによってそのスピード感や活動が損なわれる可能性がある。中には迅速な対応を求められるような子どもに関わる深刻なケースも存在するため、難しい部分だとは思うが、ぜひご検討いただければ幸いである。

シンボルマークの活用状況

自団体のウェブサイトで表示

広報制作物に表示

イベント実施時に表示