事業完了報告
2025/08/19更新
事業概要
| 事業期間 | 開始日 2024/03/26 | 終了日 2025/03/31 |
|---|---|---|
| 対象地域 | 石川県をはじめとする能登半島地震による被災地および避難者のいる地域 | |
| 事業対象者 | (最終受益者)被災者の中で、①特に災害弱者となりやすい高齢者や障がい者・乳幼児とその家族・外国籍の方、②コミュニティからの分断が危惧される二次避難者のうち特に子育て世代や中高生等の若者世代、また③復興計画づくりや自治コミュニティの再生の当事者となる住民や、行政の支援から漏れやすい被災した事業者等 | |
| 事業対象者人数 | 事業対象者人数 | |
| 事業概要 | 2024年4月以降は、自宅での生活再建・仮設住宅やみなし仮設等での避難生活など、今後数年の生活基盤が固まり、これまでとは異なるニーズが発生する。コロナ禍の影響を受け、債務も抱える状況の中で被災された事業者も少なくなく、その影響が心配されることに加えて、能登半島地震固有の課題もある。広域避難が想定されコミュニティからの分断のリスクが高いこと、奥能登エリアにおける医療介護リソースが慢性的に不足しており高齢者の健康悪化リスクが高いこと等があげられる。一方、この時期から各地域での復興計画づくりが本格化し、ここに地元住民(残っている方も遠方に避難している方も)がどれだけ関わりを持てるかによって当事者性の違いが大きくでる。さらには、中長期的な復興に向けては生業や地元産業の再生が不可欠であり、小規模事業者の再建が断念されることは地域力の低下に直結する。 | |
| 実行団体数 | 7 | |
事業の総括およびその価値
各実行団体は、とりわけ緊急的な支援が必要であった災害弱者や地域から分断された人々、加えて復興に向かう取り組みを推進するプロジェクトを展開した。一方で9月に発生した能登半島豪雨で対象地域の状況が一変し、地域間の復興状況の差が大きくなった。そうした中で各実行団体が状況の変化に対応しながら柔軟な取り組みを実行したことで、当初の目標を超えて多くの人材を能登の復興に巻き込むことができた。
また資金分配団体としては担当POを基軸に、他地域との信頼関係や多様な人的ネットワークを適切なタイミングで実行団体とつなぎ、状況の変化に応じて柔軟に伴走することができた。特に、資金的支援にとどまらず、メンター派遣や人材紹介など非資金的なサポートにより実行団体の動きを後押しすることができた。今後は、本事業を通じて生まれた関係性やノウハウを生かしながら中長期的な能登の復興に寄与する活動となることを期待したい。
課題設定、事業設計に関する振返り
当初の課題設定であった能登半島特有の課題については、事業終了時においても妥当な仮説であったと考えている。しかし、2024年9月に発生した能登半島豪雨により、地域の被害状況やニーズは大きく変化し、当初想定していたプロジェクトの優先順位や実施計画に見直しが必要とる場面も生じた。特に復旧から復興へと進むはずだった地域が、再び緊急対応を迫られる中で、事業の設計を柔軟に更新する必要が生じた。こうした中でも、実行団体は地域の声を聞きながら素早く対応を変え、資金分配団体やPOとの協議のもとで、実行可能な形に再編していくことで当初の計画を上回る成果を創出することができた。本事業における課題は、能登の地域課題として長年蓄積されてきたものが震災によって顕在化したと言える。従って、現地プレイヤーを中心とした長期的に腰を据えた取り組みと、それを支える資金的・非資金的な支援の継続性が求められることが再確認された。
今回の事業実施で達成される状態
短期アウトカム
| 1 | 能登と金沢、そして都市部の人材や組織が繋がり、その関係人口を基盤に、それぞれの地域や分野ごとの世界観に基づく多種多様な復興プロジェクトが立ち上がっている状態 | |
|---|---|---|
| 指標 | 実行団体およびその周辺で外部リソースと繋がる大小様々な復興プロジェクトの数 | |
| 目標値・目標状態 | 100プロジェクト | |
| アウトカム:結果 | 計画どおり進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 最終的には実行団体となる7団体を採択し、13の復興に資するプロジェクトが生まれている。 今回の取り組みをてこに今後も能登の中でより多くの取り組みが生まれていくことを期待したい。 | |
| 2 | 能登半島における社会的に弱い立場の方々(災害弱者)の生活を支える仕組みのプロトタイプが見えている(試行による課題やニーズの再整理、今後の案件組成の方向性などが見えている) | |
| 指標 | ①自治体や地域内外の社会資源とも繋がり、中長期持続的に活動が可能な仮説が描けているプロジェクト数(例:仮設住宅内でオンライン診療が可能な保健室等) ②上記①によってリーチ可能な地域住民数 | |
| 目標値・目標状態 | ①4プロジェクト ②500名 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 最終的には事業期間内に①13のプロジェクト災害弱者生活を支える取り組みが実施された。 加えて、①によってリーチ可能な地域住民数はおよそ1205名となり、当初計画の2倍以上となる成果となった。 今後も継続的に活動に取り組む団体も多く、今後もリーチ可能な地域住民は増えていくことが推測される。 | |
| 3 | 既存のコミュニティから離れた状態にいる特に子育て世代や若者世代が、多様な選択肢やコミュニティとの接続機会を得られ、自己肯定感や復興への当事者意識を高められている | |
| 指標 | ①継続的に地元と接続し地元の復興に関わっている子育て世代・若者世代の人数 ②リーチ可能な若者世代の人数 | |
| 目標値・目標状態 | ①100名 ②500名 | |
| アウトカム:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトカム:考察 | 最終的には継続的に地元と接続している子育て・若者世代(①)は116名となった。また、本事業をきっかけにほくりくユースワーク協議会が設立され今後も継続的にかかわ る人材が増えていくことを期待する。さらに、継続的なボランティア等を通してこみんぐるなどのプロジェクトにも若者が関わる余地が生まれている。 こうした団体を起点にリーチできる若者世代の数(②)517名となり、当初の計画を上回っている。今後も継続的な取り組みによりより多くの若者にリーチすることを期待する。 | |
| 4 | 各地区における復興計画づくりや、被災した小規模事業者を支える仕組みが地元行政や都市部との連携のもとに動いている | |
| 指標 | ①自治体や地域内外の社会資源とも繋がり、中長期持続的に活動が可能な仮説が描けているプロジェクト数(例:プロボノ人材と連携した事業再建支援等) ②上記①によってリーチ可能な地区数 ③上記①によってリーチ可能な小規模事業者数 | |
| 目標値・目標状態 | ①5プロジェクト ②10地区 ③50社 | |
| アウトカム:結果 | 計画より遅れている | |
| アウトカム:考察 | 本事業を通して中長期的な活動の仮説を描けたプロジェクト(①)は、9プロジェクト、リーチ可能な地区(②)は、7地区、リーチ可能な小規模事業者(③)は、21社となった。特に小規模事業者については、豪雨災害の被害によってまずは自社の事業再建の優先度が高まり、当初の想定していた地域との連携に時間を割くことが難しくなった現状がある。一方で、本事業を通して中長期的な活動の 仮説を描くことができたプロジェクトは計画よりも多く、行政や外部の人材など多様なステークホルダーを巻き込むことができたことで、継続的な取り組みの道筋を描くことができた。 | |
アウトプット
| 1 | 地域内外からの社会資源を掘り起こし、被災地のニーズとつなぐ事務局体制(共創コーディネーター人材等)が20名程度配置されている | |
|---|---|---|
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | 実行団体における共創コーディネーター数 | |
| 目標値・目標状態 | 共創コーディネーター数20名 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 最終的にコーディネーター人材としての役割を果たした人材は33名となり、当初予定よりも多い着地となった。コーディネート対象は、地域内の異なる年代、地域外からの学生や企業などさまざま。地域への関わり方においても、集落支援型や事業創出型など、果たした役割にも多様性が見られたことは特筆すべき点であった。今後これらの方々が地域内でより一層コーディネーターとしての役割を果たしていくことで、被災地の復興に資するプロジェクト推進や地域内外からの資源の掘り起こしが進むことを期待する。 | |
| 2 | 課題解決プロジェクトの企画実施 (①特に災害弱者となりやすい高齢者や障がい者・乳幼児とその家族・外国籍の方の支援) | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | ①災害弱者を支えるためのプロジェクト数 ②それらがリーチする地域住民数 | |
| 目標値・目標状態 | ①6プロジェクト ②300名 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 13プロジェクト、1205名への支援を実施した。 とりわけコミュニティヘルス研究機構に関しては、当初の予定を大幅に超えた自治体との連携プロジェクトの立ち上げ、それに伴う高齢者を中心とした医療アクセス困難な方々への支援を実現できた。 また、それ以外のプロジェクトにおいても、外国籍の方、若者、乳幼児にとどまらず、仕事を失った女性たちなど災害弱者として見えづらい方々に対しても支援を届けることができたのは大きな成果であった。また、地域の今後の姿を描き進めていく中でも、高齢者にも配慮した視点が大切にされていた。 | |
| 3 | 課題解決プロジェクトの企画実施 (②コミュニティからの分断が危惧される二次避難者のうち特に子育て世代や中高生等の若 者世代の支援) | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | ①金沢や石川県南、他県に避難をする子育て世代や若者世代を支えるためのプロジェクト数 ②それらがリーチする人数 | |
| 目標値・目標状態 | ①6プロジェクト ②300名 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 6プロジェクトのべ708名へ支援を実施した。 特に能登半島から二次避難している子供たちに対して第3職員室が中心となり、企画を定期的に実施したことで新規参加者との接点が生まれ、有効なアウトリーチ活動となった。 また、HARIOプロジェクトに関しては当初珠洲拠点のみでの開設予定だったが、金沢での二次避難者のニーズがあることが発覚し、金沢にも拠点を設けたことで結果的に二次避難している女性たちの仕事づくりに寄与している。 ほくりくみらい基金に関しても高齢者や女性たち、外国籍の方など災害時に支援が届きづらい方々を中心に支援を実施している。実行に関しては現場の持続性もかんがみて現場のキーパーソンを巻き込んで実施したことで、今後の継続的な取り組みにもつながる機会となった。 | |
| 4 | 課題解決プロジェクトの企画実施 (③復興計画づくりや自治コミュニティの再生支援、小規模事業者の支援) | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | ①復興計画づくりや自治コミュニティの再生支援、また小規模事業者を支援するためのプロジェクト数 ②それらがリーチする地区数 ③それらがリーチする事業者数 | |
| 目標値・目標状態 | ①4プロジェクト ②3地区 ③20社 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | ①6プロジェクト②7地区③27事業者の支援を実施した。 ①②ともに当初の想定と比べて多くのプロジェクト、多くの地区を支援することができた。 とりわけほくりくみらい基金が自ら能登エリアに足を運び、現地の団体と連携しながら複数のプロジェクトを実施したことで、そのエリアごとのリソースの掘り起こしや、集落内での合意形成、外部リソースとのマッチングなどを行ったことでより効果的な支援を実現することができた。また、9月の能登半島豪雨以降はボランティアインフォが立地を生かして輪島市町野エリアの支援を実施したことも大きく復興に寄与した。 ③については、能登半島豪雨で現地の事業者の状況が、「早急に自社の再建」が必要となり、当初想定していた地域全体をサポートする地域事業者を発掘・育成するという仮説の実施が難しくなった。一方で、ほくりくみらい基金等を中心に、個別の集落に入り込み、そのエリアの事業者を巻き込んだことで、結果的に事業者支援にもつながった事例もあった 。 | |
| 5 | 上記の活動を通じて、新たな社会資源(専門職、NPO、ボランティア、企業等)が掘り起こされ、緊急期および中長期にわたる復興への社会関係資本が育っている | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | ①支援活動に参画する企業や団体数 ②支援活動に参画する専門職やプロボノ、学生ボランティア・インターン数 | |
| 目標値・目標状態 | ①20社・団体 ②300名 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | ①81名 都市部の企業とのマッチングを中心に資金分配団体として実行団体の取り組みを支援するためのマッチングを実施した。 ⁻ボランティアインフォと連携したボランティアの派遣人数 62名 ⁻メンターマッチング 4名 ⁻夏の企業ツアー 4社6名 ⁻Pwcプロボノ2社(第3職員室・CとH)・7名 ⁻ドコモgacco2社(ほくりくみらい基金・こみんぐる)2名 ②546名 当初の予定を大幅に超えた数の関係者が巻き込まれ、能登に多くの社会資源が流入している。今回の活動をきっかけに、今後中長期的な関り方が広がっていくことを期待する。 | |
| 6 | 上記の活動に関連した形で、復興に向けたビジョンを描いていくための学びやネットワーキングの場が実行団体主導により開催され、被災地内の多様なリーダーシップが育っている | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 指標 | ①勉強会および先進地視察件数 ②上記に参加した地域内外の人数 | |
| 目標値・目標状態 | ①15回程度 ②のべ700名 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | ①31回開催②509名参加 となった。 各団体が視察や勉強会の機会を自分たちの取り組みを推進していく際の先進事例を学ぶだけでなく、地域内で協働するステークホルダーを巻き込む機会として多くの団体が活用されていたことが印象的だった。さらに、取り組みが進むにつれ地域内のステークホルダーが増え、ステークホルダーと共に勉強会を開催した取り組みもあった(コミュニティヘルス研究機構) こうした取り組みにより地域内で共通のビジョンをもって進められる人材が増えたことで、今後、地域での取り組みが自立化していくことが期待される。 | |
| 7 | 実行団体が課題に遭遇した際に相談できる外部資源との繋がりが豊かになっている | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 指標 | 応援団チームの組成と個別マ ッチング件数 | |
| 目標値・目標状態 | ①応援団チームメンバー数:30名 ②実行団体への個別マッチング件数:合計30件 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | チームメンバー30名 実行団体への個別マッチング15件を実施した。当初は視察や外部アドバイザー的な関り方を想定していたが、具体的な人材支援として外部人材をマッチングし、事業推進をサポートするなど、それぞれの団体に応じて多様な支援を実施した。 | |
| 8 | 実行団体の仮説検証が進み2025年度以降のシナリオが描けおり、その担い手や支援リソースの想定がある | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 指標 | 2025年以降の中長期的なビジョンおよびそれに必要な体制やリソースのおおよその目途が立っている実行団体数(外部からの支援団体の場合は地元側での事業移管も含む) | |
| 目標値・目標状態 | 100% | |
| アウトプット:結果 | 計画どおり進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 100% の団体でふりかえりを実施し、次年度以降の計画を把握している。また、資金分配団体がコンソーシアムとして実 施する予定の2024年度通常枠事業に関しての関心も高いが、それ以外の資金調達について、各団体の事業展開について議論が推進された。 | |
| 9 | 課題解決プロジェクト推進へのPO伴走や、実行団体を横断する形でのコーディネーター会議等を通じて、各実行団体のコーディネーターの案件組成力が高まっている | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 指標 | 助成期間中に、新たなプロジェクト案件の組成 | |
| 目標値・目標状態 | コーディネーター1名につき1件の新規プロジェクト組成 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | 少なくとも各実行団体のコーディネートの役割を通じて1件以上の取り組みを組成された。助成期間中において、それぞれの団体がより現場のニーズへの理解が深まったことで、大小さまざまなプロジェクトが実行され始めている。 ・自団体での活動を継続発展させるタイプ ・他団体へ移管させながらフォローアップするタイプ ・新しい取り組みの組成をプロセス支援するタイプ ・地域住民をエンパワーメントしながらサポートするタイプ | |
| 10 | 実行団体およびそのコーディネーターたちが中心となりながら、中長期に向けた能登の復興へのエコシステム醸成に向け、実行団体主導によるネットワーキングイベントが開催されている | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 指標 | 実行団体主導によるネットワーキングイベントの開催とその参加者数 | |
| 目標値・目標状態 | ①開催数:1回 ②参加者数:100名以上 | |
| アウトプット:結果 | 計画より進んでいる | |
| アウトプット:考察 | ①開催数:2 ②参加者:200名 資金分配団体としては以下の2回をネットワーキングの機会として開催した。 1.beyondカンファレンス(5/31ー6/1)@東京・羽田 2.中間合宿(10/28ー29)@能登町・柳田植物園 当初は、実行団体の中間状況を把握し、それぞれの団体同士の連携を深める意味でのネットワーキングイベントを想定していたが、資金分配団体独自で実施していた活動報告会において都市部の企業からの関心が高く、双方のメリットが高いことから東京でのネットワーキングの機会を実施した。また、現地での実行については一か所に集まって室内で行うのではなく、各団体が取り組んでいる多様な取り組みを相互に理解し連携を深めるため、フィールドワークでそれぞれの現場をめぐる形式として開催した。 | |
活動
| 1 | ・復興に向けたビジョンを描いていくための学びやネットワーキングの場の開催・参加(勉強会や先進地視察等) | |
|---|---|---|
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 勉強会や先進地視察等への参加に必要な旅費や滞在費、参加費用等を助成対象とすることで、実行団体が日常業務の枠を超えて学びの機会を確保できるよう支援を実施。資金的後押しにより、団体間連携や中長期的な復興ビジョンの形成に向けた動きが加速し、視座と関係性の広がりにつながった。 | |
| 2 | ・実行団体横断型のコーディネーター連携会議への参加 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 実行団体横断でのコーディネーター連携会議を継続的に開催。資金支援の内容についての精査を行うとともに、 各地域での課題や成功事例を共有することで、他地域の知見を自団体の活動にも反映でき、支援の質の向上とネットワークの強化につながった。 | |
| 3 | ・仮説検証(ニーズと解決策)および新たな案件の組成 ・事後評価の実施 | |
| 資 金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 仮説検証では地域関係者との意見交換を重ねる中で、潜在的なニーズの再確認ができた。また、事後評価では関係者ヒアリングを実施し、成果と課題を明確化しました。その結果、次年度に向けた改善点が明らかになり、今後の取り組み方針を関係者と共有できた。 | |
| 4 | ・応募・選考・助成の決定 ・契約等手続きの実施 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 公募から助成決定までのプロセスを通じて、地域に根差した意欲的な団体を複数発掘できた。 応募時の相談対応や選考過程でのフィードバックにより、団体側の事業構想がブラッシュアップされ、契約後のスムーズな立ち上がりにつながった。 | |
| 5 | ・ニーズの再確認と関係者・関係団体との課題解決プロジェクトの組成・再構築 ・事前評価の実施 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | ニーズの再確認を通じて、当初想定していなかった課題への対応が必要であることが明らかになった。また、関係団体との協働により実行可能性の高いプロジェクトが組成され、事前の段階で多様な視点からの検証を実施。より現場に即した支援設計が可能となった | |
| 6 | ・資金分配団体とも連携しながら、地域内外からの支援リソースの巻き込み | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 資金分配団体が有する地域外の専門家や企業とのネットワークとの接続を推進。この取り組みへの資金的支援も実施した。 これにより、現地団体が単独では得にくいノウハウやリソースを活用する機会が生まれ、多面的な支援体制の構築につながった。 | |
| 7 | ・事務局体制(共創コーディネーター等)の増強、配置(必要に応じて新規採用・契約) | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 地域で活動する共創コーディネーター等の募集・採用に伴走。業務設計や採用広報を通じて、現地に根差した人材確保と定着支援を実施している。 | |
| 8 | ・課題解決プロジェクトの実行およびモニタリング ・担当POと定期的な協議の上、適宜プロジェクトの修正 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 資金支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | プロジェクト実行に必要な初期費用の迅速な交付により、現場での円滑な立ち上がりを後押ししました。 毎月の月次面談によるモニタリング結果や状況の変化に応じて、POとの協議に基づく計画修正にも柔軟に対応できるよう、実態に即した運用を可能としました。 | |
| 9 | ・実行団体が行う課題解決プロジェクトへの個別メンターマッチング(個別戦略会議の実施) | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 各団体の課題に応じて、復興支援や企業連携、事業評価など多様な専門性を持つメンターを個別にマッチング。戦略会議では、現場の状況に即した助言に加え、他地域の事例や有益なリソース・ネットワークの紹介を行い、団体が自走するための視点と選択肢を広げる非資金的な支援を提供。ここからメンターのエリアに訪問するなど相互の交流も生まれている。 | |
| 10 | ・実 行団体の公募・選考 ・契約手続きの実施 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 地域内の幅広い関係者に呼びかけたことで、多様性を重視した公募・選考を行い、地域の状況に応じて緊急性の高い課題に対応する団体を選出した。 契約手続きでは初参加団体への説明および担当POの丁寧な伴走により、スムーズな事業開始が実現した。 | |
| 11 | ・東北等の復興経験者や企業CSR担当者、各種課題領域の専門NPO等による応援団ネットワークの組成 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 資金分配団体として東北の復興支援や企業・NPOの専門性を活かした応援団ネットワークを形成。分野横断的な知見を持つメンバーによる伴走やマッチングにより、実行団体に多面的な支援が提供された。 | |
| 12 | ・担当POによる個別定例会議での進捗状況および課題や外部支援リソースニーズの把握(オンライン) ※1ヶ月に2回程度を想定 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結 果 | 計画通り | |
| 概要 | 毎週の社内オンライン定例会議に加えて月2回程度開催する各団体の事業進捗確認会議にて進捗や課題を共有。現場の変化を迅速に把握し、外部支援ニーズにも柔軟に対応することで、団体ごとの計画修正や資源連携の後押しが可能となった | |
| 13 | ・実行団体横断型のコーディネーター連携会議の開催(オンライン) ※1ヶ月に2回程度を想定 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 月2回程度の横断的なコーディネーター会議では、各地域の実践知や葛藤を共有。互いの工夫や失敗から学ぶ機会となり、伴走支援のあり方を見直す機会を定期的に設けた。 | |
| 14 | ・事務局体制(共創コーディネーター等)の配置に向けた採用支援 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 共創コーディネーター等の採用にあたっては、他地域の成功事例や業務内容の設計ノウハウを共有し、採用広報の工夫や選考プロセス設計を実施。さらに、緊急性の高い団体については 既存ネットワークを通じた人材候補の紹介や情報拡散支援を行い、現場に適した人材確保を後押しした。 | |
| 15 | ・現地に訪問する形での課題解決プロジェクトの企画策定支援 ・事前評価の実施 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 遅延あり | |
| 概要 | 現地訪問を通じて地域ごとの状況を直接確認し、関係者との共創的な事業設計を推進。事前評価を通じて課題の整理と解決への道筋が明確になり、計画の実効性が高まった | |
| 16 | ・外部支援リソースとの接続機会の提供 ①5/31,6/1開催予定の東京都内でのイベント内での企業・NPO・研究者・学生等とのネットワーキング機会の開催 ②能登半島でのネットワーキング機会の開催 ③実行団体の個別ニーズに応じた随時紹介 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 東京や能登でのネットワーキングイベントを開催し、企業・研究者・学生らと団体が直接交流。個別紹介も含めて、各団体に合った支援者との出会いがその後の具体的な協働につながっている | |
| 17 | ・短期アウトカム、アウトプットをもとに事業評価の実施 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 団体ごとのアウトカム・アウトプットの整理を支援し、評価指標の明確化と振り返りを実施。短期成果の可視化が、次の展開への意思決定やステークホルダーへの説明にも寄与した。 | |
| 18 | ・1年間の取り組み成果をまとめ、対外的な報告イベントの開催 | |
| 資金支援/非資金的支援 | 非資金的支援 | |
| 活動結果 | 計画通り | |
| 概要 | 1年間の成果をふりかえる審査員向けの報告イベントを開催。現場のリアルな声を届けることで、支援者・行政・企業との新たな関係構築が生まれ、事業の社会的意義がより明確になる機会となりました。 | |
資金分配団体としての非資金的支援の取り組み総括
| 1 | 取り組み | POとの月次面談 |
|---|---|---|
| 取り組み分類 | 事業運営支援 | |
| 到達度 | 想定通りの成果 | |
| 概要および考察 | 毎月1回の月次面談を必須としながら、実行団体の状況に応じて週次のミーティングや緊急的なミーティングなどを実施した。 また、社内で定期的に各POが団体の状況を共有する機会を設けたことで担当PO以外の視点も持ちながら団体に必要な伴走支援体制を整えることができた。 | |
| 2 | 取り組み | 外部資源とのマッチング |
| 取り組み分類 | 事業運営支援 | |
| 到達度 | 想定通りの成果 | |
| 概要および考察 | とりわけ都市部の企業は能登半島支援への関心が高く、都内でのイベントや、能登へのフィールドワークを実施するなど本事業を通して各実行団体が接点を持ちながら次の事業展開を考察する機会を創出した。 また、東日本大震災や全国のプレイヤーとのネットワークから適切なメンターをマッチングし、実行団体の事業を推進することができた。 | |
| 3 | 取り組み | コーディネート人材の採用・マッチング |
| 取り組み分類 | 組織基盤構築支援 | |
| 到達度 | 想定以上の成果があった | |

