事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
働くことが困難な人への支援
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 | 日本の相対的貧困率は15.4%、子どもの貧困率は11.5%、実に9人に1人の子どもが貧困世帯で暮らしています。また、ひとり親世帯でみる貧困率は44・5%で、半数近くが困窮にあえぐ状況が続いています。フードバンクはこのような貧困層を支援するため必要な世帯や施設、団体に食品を提供しています。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 | フードバンク活動による食品ロスの福祉的活用は、国内の食品ロス削減にも貢献することができます。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 | フードバンク活動による食品ロスの福祉的活用は、国内の食品ロス削減にも貢献することができます。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | フードバンクは行政との連携や企業から食品等の寄附のご支援をいただくなど、協働しながら活動していています。これらの取組は効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップが奨励されている当目標に合致します。 |
団体の社会的役割
団体の目的
弊会は、国内フードバンク団体が抱える課題解決やフードバンクを取り巻く社会的環境整備を行うことにより食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。また、国内フードバンク活動の推進を通して、日本国内に食のセーフティネットを形成することにより、食べ物に困る人がいない社会の構築を目指して活動しています。
団体の概要・活動・業務
【事業概要】
①フードバンク活動の推進に必要な情報収集・調査研究・政策提言活動
②フードバンク活動の認知度や信頼性を高めるための広報活動
③フードバンク団体の基盤強化のための研修会の開催、コンサルティング、新設団体の立ち上げ支援
④食品や活動資金等、フードバンク活動の推進に必要な資源の分配を企業からの寄附品や助成金を元に実施
| 団体の目的 | 弊会は、国内フードバンク団体が抱える課題解決やフードバ ンクを取り巻く社会的環境整備を行うことにより食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。また、国内フードバンク活動の推進を通して、日本国内に食のセーフティネットを形成することにより、食べ物に困る人がいない社会の構築を目指して活動しています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 【事業概要】 |
概要
事業概要
本助成事業では、従来の単独の地域フードバンク支援からさらに発展させ、複数の地域フードバンク団体を束ねる「中核フードバンク団体」を中心に据え、その機能を強化することによって、個別団体では実現しえなかったイノベーティブな仕組みを創出し、地域全体のフードバンク団体の効率的な運営と食料支援の最大化を図ります。
これにより、従来の仕組みでは達成が難しかった規模で、より広範かつ持続可能な地域支援を行い、食品取扱量 や困窮世帯への支援件数を大幅に増加させることを目指します。
本事業では、中核フードバンク団体の取り組み内容を以下のように明確にし、各項目に取り組む中核フードバンク団体に対して、資金的支援・非資金的支援を行います。
① 食品寄附元企業の開拓及び、各都道府県単位、又は隣接する複数の都道府県単位の食品寄附の受け入れ(地域を代表して受け入れ)
② 地域フードバンクへの寄附食品の分配
③ 地域フードバンク、パントリー等の設立支援・ノウハウ支援、育成
④ 情報提供(助成金の情報等)
⑤ 資金提供の仕組み作り(助成金の分配等)
⑥ 活動地域におけるフードバンクの共通ルールの策定
⑦ 複数の地域フードバンクと協働して行うキャンペーン活動(合同フードドライブ、夏休み冬休みの子育て世帯への集中的な食料支援など)
⑧ 複数の地域フードバンクと協働して行う政策提言活動
資金提供契約締結日
2024年11月25日
事業期間
開始日
2024年11月25日
終了日
2028年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 本助成事業では、従来の単独の地域フードバンク支援からさらに発展させ、複数の地域フードバンク団体を束ねる「中核フードバンク団体」を中心に据え、その機能を強化することによって、個別団体では実現しえなかったイノベーティブな仕組みを創出し、地域全体のフードバンク団体の効率的な運営と食料支援の最大化を図ります。 これにより、従来の仕組みでは達成が難しかった規模で、より広範かつ持続可能な地域支援を行い、食品取扱量や困窮世帯への支援件数を大幅に増加させることを目指します。 本事業では、中核フードバンク団体の取り組み内容を以下のように明確にし、各項目に取り組む中核フードバンク団体に対して、資金的支援・非資金的支援を行います。 ① 食品寄附元企業の開拓及び、各都道府県単位、又は隣接する複数の都道府県単位の食品寄附の受け入れ(地域を代表して受け入れ) | |
|---|---|---|
| 資金提供契約締結日 | 2024年11月25日 | |
| 事業期間 | 開始日 2024年11月25日 | 終了日 2028年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
中核フードバンク団体
(都道府県内等の広域において、複数の地域フードバンク団体を支援するための中間支援組織)
人数
5実行団体×3名(実務担当のスタッフ)=15名
最終受益者
実行団体である中核フードバンクが支援する、地域フードバンク団体から食料支援を受ける困窮世帯
人数
実行団体である、1中核フードバンク団体及び中核フードバンクのネットワーク構成団体を含め、全体の支援件数を1年間で延べ1万世帯とする。
5実行団体活動エリア×1万世帯×3カ年=15万世帯
| 直接的対象グループ | 中核フードバンク団体 | |
|---|---|---|
| 人数 | 5実行団体×3名(実務担当のスタッフ)=15名 | |
| 最終受益者 | 実行団体である中核フードバンクが支援する、地域フードバンク団体から食料支援を受ける困窮世帯 | |
| 人数 | 実行団体である、1中核フードバンク団体及び中核フードバンクのネットワーク構成団体を含め、全体の支援件数を1年間で延べ1万世帯とする。 5実行団体活動エリア×1万世帯×3カ年=15万世帯 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
①新設フードバンク団体の急増と質の低下
農林水産省によると、国内フードバンク団体の数は、2018年の138団体から2024年5月時点で272団体まで約2倍に増加しており、全体の半数は5年以内に設立された新設フードバンク団体となっています。団体数の急増に伴い、各フードバンク団体に対する教育の量が不足しているため、国内フードバンクの質(運営方法、信頼性)が相対的に低下しています。
②支援世帯の増加と1団体あたりの食品寄附受入量の低下
物価高騰の影響で、社会的な支援ニーズが増加しています。弊会とソーシャルアクションアカデミーが2023年に実施した調査においても、困窮世帯からの支援要請が77%の団体で増加している一方で、支援活動に必要な食品企業等からの食品寄附受入量が33%の団体で減少していることが明らかになりました。食品寄附量減少の要因としては、物価高騰により食品企業が余剰在庫を持たないよう生産数を減らしていることや、フードバンク団体数が直近の5年間で倍増した影響で、企業等からの食品寄附が各フードバンク団体に薄く分散していることなどが考えられます。
③団体数増加に伴う、寄附元企業側の負担の増加
同一都道府県内に多くのフードバンク団体が新設されたことで、寄附元企業側には複数のフードバンク団体と別々に食品寄附の需給調整作業を行う必要性が生じており、企業側の負担が増加するなど、企業が効率的に食品を寄附する環境が整っていません。そのため、中核フードバンクが窓口団体として複数の団体への食品寄附の需給調整を代表して行うなことで、寄附元企業の負担を軽減し、食品企業が寄附しやすい環境を作ることが重要であると考えられます。
④中核フードバンクの運営体制の脆弱性
中核フードバンク団体の数は増えつつありますが、中核フードバンクの歴史は浅く設立間もない団体が多く、マンパワーや寄附食品の受入、保管、運搬能力など、運営体制が脆弱であるため、地域フードバンク団体に対して十分な支援を行うこと出来ていない状況があります。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
農林水産省の「食品ロス削減総合対策事業のうち先進的取組支援事業」として中核フードバンク団体が申請可能な補助事業はあるものの、単年度事業で補助金の補助率は1/2、上限も250万円までで、常勤のスタッフを1名通年で雇用することも難しいなど、中核フードバンク団体に対する公的支援は薄くなっています。また、中核フードバンク団体の歴史が浅いことから、民間の助成金においても中核フードバンク団体向けの助成枠が少ないのが現状です。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
全国フードバンク推進協議会では、設立当初から中核フードバンク団体と同様の取り組みを全国的な中間支援組織として取り組んできたため、中核フードバンク団体が取り組む活動に関する十分な経験と専門性を有しています。また、これまで中核フードバンクの設立に向けたコンサルティング支援なども複数実施しています。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
増加する困窮世帯に十分な量の食品を提供するためには、地域フードバンク団体への教育の不足、食品寄附受入量の低下、寄附元企業の負担増加などの課題解決に向けた中長期的な中核フードバンク活動の推進が不可欠です。そのためには、非資金的支援として弊会の中間支援組織としての経験や専門性の提供に加え、複数年度の長期的な資金的支援を行う必要があり、それが実現可能なのは、休眠預金事業だけであると考えます。
| 社会課題 | ①新設フードバンク団体の急増と質の低下 ②支援世帯の増加と1団体あたりの食品寄附受入量の低下 ③団体数増加に伴う、寄附元企業側の負担の増加 ④中核フードバンクの運営体制の脆弱性 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 農林水産省の「食品ロス削減総合対策事業のうち先進的取組支援事業」として中核フードバンク団体が申請可能な補助事業はあるものの、単年度事業で補助金の補助率は1/2、上限も250万円までで、常勤のスタッフを1名通年で雇用することも難しいなど、中核フードバンク団体に対する公的支援は薄くなっています。また、中核フードバンク団体の歴史が浅いことから、民間の助成金においても中核フードバンク団体向けの助成枠が少ないのが現状です。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 全国フードバンク推進協議会では、設立当初から中核フードバンク団体と同様の取り組みを全国的な中間支援組織として取り組んできたため、中核フードバンク団体が取り組む活動に関する十分な経験と専門性を有しています。また、これまで中核フードバンクの設立に向けたコンサルティング支援なども複数実施しています。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | 増加する困窮世帯に十分な量の食品を提供するためには、地域フードバンク団体への教育の不足、食品寄附受入量の低下、寄附元企業の負担増加などの課題解決に向けた中長期的な中核フードバンク活動の推進が不可欠です。そのためには、非資金的支援として弊会の中間支援組織としての経験や専門性の提供に加え、複数年度の長期的な資金的支援を行う必要があり、それが実現可能なのは、休眠預金事業だけであると考えます。 |
中長期アウトカム
①事業終了5年後には、助成を受けた実行団体が中核フードバンクのモデルケースとなり、そのノウハウや仕組みが他地域に展開されることで、全国すべての都道府県において中核フードバンクが少なくとも1団体設立されている。
②各都道府県ごとの中核フードバンクが強固な運営体制を構築し、それぞれの地域において新設団体の立ち上げ支援や既存の地域フードバンクに対する育成、食品や情報、資金提供を行う仕組みが確立されることで、食品ロスが削減されるとともに各地域における食品取扱量が増加し、支援を必要とする困窮世帯に十分な量の食品を提供することができている。
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 中核FB(実行団体)が地域FBに十分な支援を行える体制が整っている。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①中核FBのネットワークを構築している団体数 | |
| 初期値/初期状態 | 別紙の「数値目標・実績シート」で把握 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①5団体 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①5団体 | |
| 2 | 中核FB活動エリアでは、困窮世帯からの支援ニーズに応えるために十分な数の地域FBが存在している。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①活動エリアにおける地域FBの数 | |
| 初期値/初期状態 | 別紙の「数値目標・実績シート」で把握 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の40%を達成 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の80%を達成 | |
| 3 | 各中核FBへの食品寄附量が増加し、地域FBのニーズを満たせる食品を提供できている。 | |
| モニタリング | はい | |
| 指標 | ①企業等(法人・団体)から中核FBに対する食品寄附回数 | |
| 初期値/初期状態 | 別紙の「数値目標・実績シート」で把握 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の40%を達成 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の80%を達成 | |
短期アウトカム (非資金支援)
| 1 | 中核FB(実行団体)が地域FBに十分な支援を行える体制が整っている。 | |
|---|---|---|
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①中核FBのネットワークを構築している団体数 | |
| 初期値/初期状態 | 別紙の「数値目標・実績シート」で把握 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①5団体 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①5団体 | |
| 2 | 中核FB活動エリアでは、困窮世帯からの支援ニーズに応えるために十分な数の地域FBが存在している。 | |
| モニタリング | いいえ | |
| 指標 | ①活動エリアにおける地域FBの数 | |
| 初期値/初期状態 | 別紙の「数値目標・実績シート」で把握 | |
| 中間評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の40%を達成 | |
| 事後評価時の値/状態 | ①各実行団体が目標の80%を達成 | |
| 3 | 各中核FBへの食品寄附量が増加し、地域FBのニーズを満たせる食品を提供できている。 | |

