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公募結果報告

2025/09/17更新

公募〜選定の結果

選定予定件数-計画申請事業数-実数申請団体数-実数選定事業数-実数選定団体数-実数
6151544

公募プロセス/説明会・個別相談会

説明会の告知期間22
説明会への参加団体数22団体
説明会の実施回数1
個別相談会の実施回数(電話相談も含む)0~10
評価に関する説明の実施有無
評価に関する説明の主な実施者資金分配団体のプログラムオフィサー
説明会・個別相談会で工夫したこと、よかったことを記載してください

・説明会
本事業の最大の特徴である、プランニングフェーズと拠点設置フェーズが分かれている点について、具体的にご説明しました。
特にプランニングフェーズにおいては、各団体のマイルストーン(達成すべき姿)を明確に定義し、共有しました。
これにより、参加者が自身の現状を客観的に把握しやすくなり、その後の個別相談会で円滑な対話ができたと感じています。


・個別相談会
コンソーシアム先であるREADYFOR様より、申請時のよくある事例とその対策についてご説明いただきました。
これにより、申請経験が少ない団体も、事業申請のハードルを適切に理解できたと感じています。
説明会で共有したマイルストーンを基に、各団体の現在の進捗状況をヒアリングしながら、より個別具体的な相談に対応することができました。
個別の事情を深く掘り下げて対話することで、FDO側が想定していなかった課題や、プランニングフェーズ以降に反映すべきプロセス設計のヒントを得ることができました。

説明会・個別相談会の課題を記載してください

・説明会、個別相談会共通
全体を通じて、「みんなでつくる」という事業のコンセプトが抽象的な説明にとどまり、各団体で解釈の幅が大きく生じてしまったことが課題です。
このため、実行団体が意図する事業提案が期待通りに集まるか、不安を抱えたまま公募を受け付ける状況となりました。(特に、個別相談会で十分な対話ができなかった団体に対して)


・個別相談会
限られた時間の中で、団体独自の背景まで深く把握した上でアドバイスをすることが難しく、不安が残りました。事前に相談内容の概要を共有いただく仕組みがあれば、より質の高い対話ができたと感じています。
「みんなでつくる」というコンセプトに共感いただいた一方で、FDO側の想定を超える解釈で相談に来られる団体もあり、諮問委員の方々とも十分に議論できていないまま対応することに不安を感じました。

公募プロセス/実行団体の募集

募集の受付期間26
募集の告知媒体の種類

HP

SNS

実行団体の募集で工夫したこと、よかったこと

  1. ウェブサイトの早期開設


当初の予定(5月15日)よりも早い4月23日にウェブサイトを開設しました。
この時点では公募内容が完全には固まっていませんでしたが、事業コンセプトから申請条件、概要、期待する活動といった根幹部分を整理して発信することで、より多くの団体の目に留まる機会を創出しました。
また、この取り組みは実行団体コンソーシアム間でも、事業の不変的なコンセプトを再確認する良い機会となり、その後の公募条件整理にも役立ちました。



  1. カタリバの活動との連動による募集告知


実行団体であるカタリバが能登被災地域で行っていた子どもたちの居場所づくりやネットワーク構築の場で、ウェブサイトへの導線を案内しました。
この連携により、事業の思いを直接的に伝えられただけでなく、質問にもタイムリーに対応することができました。寄せられた質問やフィードバックは、並行して進めていた公募条件の整理やFAQの作成に活用でき、募集プロセスの改善に貢献しました。

実行団体の募集の課題

・申請にかかる工数と不採択による影響
申請はすべての個人・団体の意思で行われるものであり、それを妨げることはできません。
しかし、申請にかかる工数が膨大になる中で、多数の団体が不採択となることで、現地の復興意欲に影響を与えてしまう可能性が課題でした。


・ターゲット層と申請団体のミスマッチリスク
本事業は、被災当事者の成長を掲げ、復興を支えるスタートアップ、シード期の団体を主な対象としていました。
一方、公募開始時期は、他からの緊急支援金や助成金が急速に撤退していた時期でもあり、アーリー期以上の団体も資金調達の一環として申請することが想定されました。
このため、丁寧にコミュニケーションを図ることで、本事業の特性や対象、コンセプトを理解してもらうよう努めました。結果として、申請団体の着地は想定通りとなり、一定のリスクを回避することができたと感じています。

公募に申請した団体の情報を、募集終了時にWebサイト上で公表しましたかはい
URL
https://fund.readyfor.jp/d_deposits/24_ktrb

公募プロセス/申請団体の審査

審査委員の人数(合計)3
外部委員3
内部委員0
(利益相反の防止)資金分配団体と申請団体との間で、 (1) 役員の兼職関係がないこと、および (2) 過去に兼職関係があった場合は退任後6ヶ月間以上経過していることを確認しましたか確認した
(利益相反の防止)その他に実行団体との利益相反の防止に関して実施したことがあれば記載してください

カタリバ、READYFOR共に独自に作った「休眠預金等活用における利益相反自己申告書」に回答し、利益相反の疑いがないことを自己申告で確認した

審査の過程で第三者の意見聴取等、専門的な意見をどのように取り入れましたか

今回事業において、大きなテーマとなる部分について的確にご意見いただくため
諮問委員メンバーには能登の地域事情に詳しい方、建築に詳しい方、まちづくり・コミュニティづくりに詳しい専門家を選定いたしました。
審査過程の中でも想定通り論点となる部分は上記3つの着地しておりましたので、各団体ごと評価ポイントと懸念となる論点を抽出したうえでの資料展開、必要に応じて
諮問委員個別に面談を設けて、当日の議論に必要な予備知識、背景情報をインプットすることで、諮問委員会での円滑な議論を諮りました。

審査を行う者の利益相反の防止措置はどのように行いましたか

諮問委員3名のうち2名は、復興当初より能登に関わっておられたため、諮問委員個人より利益相反に関してはご不安をいただいておりました。
そのため、諮問委員については非公開とし、諮問委員と申請団体が接点をもたないような審査設計といたしました。
一方で、残り1名は能登に震災後訪問がなかったため、現地訪問にはご同行いただきましたが、その際も連絡先の交換を未然に防止することで、利益相反の防止に努めました。
また、前提として諮問委員皆様には申請団体の兼職。兼業状況を確認しており、問題ない旨確認しております。

申請団体のコンプライアンス/ガバナンス体制の確認をどのように行いましたか

過去の不祥事や犯罪歴に関わる報道の有無などを外部サービス等を活用して調査し、コンプライアンスやガバナンスに関わる懸念点について取得。懸念情報があった場合は団体側に具体的な詳細やその後の改善策について説明を求めた
審査時に、応募団体に対して紛争係争の有無や反社会的勢力に関する質問等を行った

申請団体との面談(必要に応じて現地調査)はどのように実施しましたか

一次審査(書類)を通過した申請団体へ、二次審査としてオンラインでのプレゼン審査、面談を実施した
二次審査を通過した申請団体へ現地訪問を行い、事業予定地の視察を実施した
必要に応じて追加面談でのヒアリングや対話を行った

申請団体の審査で工夫したこと、よかったこと

審査過程において、申請団体の負荷がかかりすぎないような設計といたしました。
具体的には一次書類審査段階での資金計画、事業計画書の雛形での提出は求めず、申請フォーム上で、本事業の計画上重要なポイントを質問形式で回答いただく形で取得
申請者にとっては計画類の雛形に慣れていない団体が回答しやすくなり、FDOとしても団体ごとの相対的比較が一覧で取りやすいような形をとりました。
諮問委員の中で震災後能登現地に未訪問だった寺田様には、現地訪問時に同行いただくことで、より現地の状況を捉えた中で審査を行うようにいたしました

申請団体の審査で感じた課題

基盤が未成熟な団体の申請が集まった審査の中で、休眠預金活用事業として整備すべきガバナンス・コンプライアンスに対して、
各団体が現実的にどこまで真摯に向き合っていただけるかを測ることが最も難しい点であったと感じております。
また、各団体が進めたい事業や復興のスピード感に本事業は合わないのではないか。と感じられる団体も多くありました。
そこで、現地訪問や、計画類勉強会では本事業の特性を説明した上で、事務局体制、団体基盤をどのように整えていくか含め団体の実態を対話を通じて理解促進の機会を繰り返しました。

公募の設計/申請団体数・実行団体の事業内容

(申請団体数)実行団体選定予定件数に対して申請団体数は想定通りでしたか想定通り
要因

実行団体の選定予定件数に対する申請団体数は、想定通りの結果となりました。能登地域の対象となる6市町には、休眠預金活用事業のガバナンスやコンプライアンスを満たす団体がほとんどないため、各市町から3〜4団体程度の応募を想定していました。
この想定通りとなった主な要因は、カタリバが緊急支援時に築いたネットワークと、そのネットワークが重視するコンセプトが本事業と合致したことにあると考えます。多くの申請団体は、代表者だけでなくメンバーの中に緊急支援時にカタリバと協力していた方が在籍していたり、その方からの紹介で応募に至ったりしていました。これにより、数だけでなく質の面でも、本事業の目指す団体像に近い応募を得ることができたと言えます。

(申請団体の事業内容)設定した社会課題の解決に対して、選定した実行団体の事業内容 (目標、対象者、地域、活動、金額、規模等) は想定通りでしたか想定通りだった
要因

設定した社会課題の解決に対する申請団体の事業内容は、全体として概ね想定通りでした。特に、多くの団体が助成金額の上限で申請してきたこと、そして子どもに限定せず、広くまちづくりに寄与する事業が多く集まったことは、当初の予測通りです。
しかし、想定外の点もありました。申請受付時は上限額での申請がほとんどでしたが、FDOから自己資金確保の難しさや、資金量に応じた責任について説明したところ、必要性を再考し、最終的に減額となった団体が採択されました。能登地域ですでに他の休眠預金活用事業が展開されていたため、団体自身が「助成金額に応じて責任も変わる」ことを理解していたことが、この結果の一因と考えられます。
また、子どもに限定しない事業が多かった背景には、人口が急減する地域において、子ども向け事業だけでは出口戦略を描き切ることが難しいという、団体の現実的な認識があったと考えられます。これらのことから、今後、人口が減少していくリスクがある中でも、どのように子どもに貢献する事業を展開していくか、FDOとしても改めて検討していく必要があると感じています。

選定結果の通知及び公開の状況

(選定結果の通知)実行団体に選定しなかった申請団体に対し、その理由と改善すべき点を示しましたかはい
(選定結果の公開)選定結果について、webサイト上で広く一般に公開しましたかはい
URL
https://fund.readyfor.jp/d_deposits/24_ktrb
(規程類の公開)ガバナンス・コンプライアンス体制に関する規程類を、 web サイト上で広く一般に公開しましたかはい
URL
https://drive.google.com/file/d/1andImXx__dBDLhbDhYu2xu7mFPlUyYVe/view
(人件費水準の公開)経費に人件費が含まれる場合、当該人件費の水準をweb サイト上で広く一般に公開しましたかはい
URL
https://drive.google.com/file/d/1r9LsekjVTnR4k825l4fb3SkJnMdn-cVP/view

広報実績(公募関連以外)

メディア掲載(TV・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等)
内容

・朝日新聞社よりコミュニティハウスについて公募開始を朝刊掲載
((2025年6月4日朝刊「能登各地で「コミュニティハウス」」)
・朝日新聞社より、日本財団みんなの憩いの場プロジェクトの一環で狼煙のみんなの家を取り上げた際、本事業についても一部触れていただきました。
(2025年7月25日朝刊「つながりを生む、みんなの家」)

広報制作物等
報告書等

ガバナンス・コンプライアンス体制等の確認

社員総会、理事会、評議会は定款の定める通りに開催されていますかはい
内部通報制度は整備されていますかはい
理由

以下について弁護士法人大江橋法律事務所監修の元定めています
・窓口として内部に事業運営とは独立した経営管理部門、外部に顧問弁護士による通報窓口を設置
・通報に対して事務局長が指揮を取り内部及び外部と調査機関を立ち上げ、関係者に調査を実施
・結果に応じてコンプライアンス違反者の処分を行い、理事会等において再発防止策を検討、決定
・上記フローと通報者は保護される旨を資料にまとめ、社内SNS上に公開

「はい」の場合、利用はありましたかいいえ
利益相反防止のための自己申告を定期的に行っていますかはい
関連する規程の定めどおり情報公開を行っていますかはい
コンプライアンス委員会は定期的に開催されていますかはい
報告年度の監査の方法内部監査を実施予定
実行団体に規程類の整備について説明をしましたかはい