事業計画
優先的に解決すべき社会の諸課題
領域 / 分野
子ども及び若者の支援に係る活動
経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
日 常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
孤独・孤立や社会的差別の解消に向けた支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援
SDGsとの関連
| ゴール | ターゲット | 関連性の説明 |
|---|---|---|
| 1. 貧困をなくそう | 1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状 態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。 | 日本の相対的貧困率は15.4%、子どもの貧困率は11.5%、実に9人に1人の子どもが貧困世帯で暮らしています。フードバンクはこのような貧困層を支援するため必要な世帯や施設、団体に食品を提供している。 |
| 12. つくる生活、つかう生産を | 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 | フードバンク活動による食品ロスの福祉的活用は、国内の食品ロス削減にも貢献することができる。 |
| 17. パートナーシップで目標を達成しよう | 17.17 マルチステークホルダー・パートナーシップ さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 | フードバンクは行政との連携や企業から食品等の寄付のご支援をいただくなど、協働しながら活動していています。これらの取組は効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップが奨励されている当目標に合致します。 |
団体の社会的役割
団体の目的
弊会は、全国各地のフードバンク団体の活動支援や、フードバンク団体の新規立ち上げ支援、政策提言活動をおこない、国内フードバンク活動を普及推進することにより、食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。
また、国内フードバンク活動の推進を通して、日本国内に食のセーフティネットを形成することにより、明日の食事に困る人のいない社会の構築を目指しています。
団体の概要・活動・業務
弊会では、国内で活動を行う280以上のフードバンク団体の活動を推進するために以下の事業に取り組んでいます。
①フードバンク活動の推進に必要な情報収集・調査研究・政策提言活動
②フードバンク活動の認知度や信頼性を高めるための広報活動
③フードバンク団体の基盤強化のための研修会の開催、コンサルティング、新設団体の立ち上げ支援
④食品や活動資金等、フードバンク活動の推進に必要な資源の分配を企業からの寄贈品や助成金を元に実施
| 団体の目的 | 弊会は、全国各地のフードバンク団体の活動支援や、フードバンク団体の新規立ち上げ支援、政策提言活動をおこない、国内フードバンク活動を普及推進することにより、食品ロス削減、貧困問題の解決に寄与することを活動目的としています。 |
|---|---|
| 団体の概要・活動・業務 | 弊会では、国内で活動を行う280以上のフードバンク団体の活動を推進するために以下の事業に取り組んでいます。 |
概要
事業概要
社会的養護のケアから離れた若者(ケアリーバー)が、施設退所後や里親の元を離れた後に経済的な困窮だけでなく、社会的に孤立し日常生活で困難を抱えています。毎年約4,000人が施設を離れ、就職や大学へ進学しているものの、頼れる大人が身 近にいないケースが多く、生活困窮に陥ったり、離職や退学に追い込まれたりする若者が後を絶ちません。本事業では、ケアリーバーが直面する孤独・孤立、生活困窮に関する課題に着目し、フードバンク団体と社会的養護施設等との連携によるケアリーバーに対する食料支援のモデルを構築し、構築した支援スキームを全国に普及させることを事業目的とし、以下の事業に取り組む実行団体に助成します。
①ケアリーバーや里親世帯に対する食料支援
②ケアリーバーに対する食料支援と相談支援、見守りを行うための行政や社会的養護施設、里親等との連携関係の構築
③支援に必要な食品を確保するための取り組み
④構築した支援スキームを体系的にノウハウとしてまとめ、全国に普及させるための情報共有会の実施
資金提供契約締結日
2025年12月03日
事業期間
開始日
2025年12月03日
終了日
2029年03月30日
対象地域
全国
| 事業概要 | 社会的養護のケアから離れた若者(ケアリーバー)が、施設退所後や里親の元を離れた後に経済的な困窮だけでなく、社会的に孤立し日常生活で困難を抱えています。毎年約4,000人が施設を離れ、就職や大学へ進学しているものの、頼れる大人が身近にいないケースが多く、生活困窮に陥ったり、離職や退学に追い込まれたりする若者が後を絶ちません。本事業では、ケアリーバーが直面する孤独・孤立、生活困窮に関する課題に着目し、フードバンク団体と社会的養護施設等との連携によるケアリーバーに対する食料支援のモデルを構築し、構築した支援スキームを全国に普及させることを事業目的とし、以下の事業に取り組む実行団体に助成します。 ①ケアリーバーや里親世帯に対する食料支援 | |
|---|---|---|
| 資 金提供契約締結日 | 2025年12月03日 | |
| 事業期間 | 開始日 2025年12月03日 | 終了日 2029年03月30日 |
| 対象地域 | 全国 | |
直接的対象グループ
フードバンク団体
人数
フードバンク4団体×2名(実務担当スタッフへの技術的な支援)
最終受益者
中間受益者:児童養護施設、自立援助ホーム、ファミリーフォーム等
最終受益者:ケアリーバー(社会的養護のケアを離れた若者)、里親世帯
人数
中間受益者:実行団体4団体×10団体・施設×10人=400人
最終受益者:実行団体4団体×600世帯×3年=延べ7,200世帯
| 直接的対象グループ | フードバンク団体 | |
|---|---|---|
| 人数 | フードバンク4団体×2名(実務担当スタッフへの技術的な支援) | |
| 最終受益者 | 中間受益者:児童養護施設、自立援助ホーム、ファミリーフォーム等 | |
| 人数 | 中間受益者:実行団体4団体×10団体・施設×10人=400人 | |
本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無
なし
| 本事業における、不動産(土地・建物)購入の有無 | なし |
|---|
事業の背景・課題
社会課題
これまでは、社会的養護施設などで暮らせる年齢を原則18歳(大学などに進学した場合は22歳)までと定められていましたが、社会的養護のケアを離れた若者(ケアリーバー)が抱える課題を背景に、2024年に改正児童福祉法が施行され、年齢制限が撤廃されるなど社会的な関心が高まっています。また、年齢制限の撤廃に伴い支援対象者が拡大しています。併せて、自治体委託の新たな事業が拡大し支援団体数も増加しており、例えば全国自立援助ホーム協議会の会員団体も5年前の2倍以上に増加しています。
一方で、毎年約4,000人が施設を離れ、就職や大学へ進学しているものの、頼れる大人が身近にいないため、生活苦に陥ったり、離職や退学に追い込まれたりするなど、経済的な困窮だけでなく、社会的に孤立するなど日常生活で困難を抱えるケースが多くなっています。
また、厚生労働省が令和2年度にケアリーバーの実態を把握するために実施した全国調査によると、児童養護施設や里親の元から離れた子ども・若者のうち、51.7%がひとり暮らしをしており、月々の収支バランスが「支出のほうが多い(赤字)」と回答した割合が22.9%でした。また、「今後利用してみたいサポートやサービス」では、「金銭面に関する支援」が29.0%で最も高く、次いで「住居や食料に関する支援」が26.7%という結果になっており、食料支援のニーズも高いことが明らかになっています。
ケアリーバーが施設等を退所した後も安心して生活できる社会を実現するには、ケアリーバーのライフステージに応じて切れ目なく支え、孤独・孤立を防ぐために繋がりを維持する仕組みを確立する必要があります。そのためにはフードバンク団体と社会的養護施設(児童養護施設、自立援助ホーム、ファミリーホーム等)や里親、その他ケアリーバーを支援する行政機関とのさらなる連携体制の構築が急務となっています。
課題に対する行政等による既存の取組み状況
2024年4月、改正児童福祉法施行の下、都道府県、政令指定都市に社会的養護出身者への退所後支援が義務付けられ、その柱としての「社会的養護自立支援拠点事業」では「居場所の提供」「相談支援」「専門機関への繋ぎ」「一時的住まいの提供(任意)」の4つが掲げられ、対象は社会的養護出身者だけでなく、「それに類する者」つまり、親を頼れない子どもたち(年齢の上限なし)全般とされています。
このように支援事業や団体は増加しているものの、ケアリーバーとのつながりを維持したり、再構築するために効果的な食料支援のスキームが構築できていないのが現状です。
課題に対する申請団体の既存の取組状況
全国フードバンク推進協議会では2023年度に、内閣官房孤独・孤立対策担当室が実施する「令和5年度孤独・孤立対策活動基盤整備モデル調査」に採択され、「フードバンク団体を起点としたケアリーバーへの支援スキームの確立」をテーマとした事業に取り組みました。当該事業ではケアリーバーが施設退所後も安心して生活できる環境を作るために、社会的養護施設や里親支援団体などと連携し、継続的な見守りや食料支援、相談支援を行える仕組みづくりに取り組みました。
休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義
ケアリーバーに対する公的支援は拡充されましたが、依然としてケアリーバーに対する継続的な食料支援のスキームは確立されていません。そこで、拡充された公的支援と連動する形で、公的支援がカバーしきれない部分を、休眠預金事業においてフードバンクと社会的養護施設との連携によるインフォーマルな食料支援で重層的に補完することが重要です。これにより、ケアリーバーが施設退所後も安心して生活できる環境づくりに寄与できると考えています。
| 社会課題 | これまでは、社会的養護施設などで暮らせる年齢を原則18歳(大学などに進学した場合は22歳)までと定められていましたが、社会的養護のケアを離れた若者(ケアリーバー)が抱える課題を背景に、2024年に改正児童福祉法が施行され、年齢制限が撤廃されるなど社会的な関心が高まっています。また、年齢制限の撤廃に伴い支援対象者が拡大しています。併せて、自治体委託の新たな事業が拡大し支援団体数も増加しており、例えば全国自立援助ホーム協議会の会員団体も5年前の2倍以上に増加しています。 また、厚生労働省が令和2年度にケアリーバーの実態を把握するために実施した全国調査によると、児童養護施設や里親の元から離れた子ども・若者のうち、51.7%がひとり暮らしをしており、月々の収支バランスが「支出のほうが多い(赤字)」と回答した割合が22.9%でした。また、「今後利用してみたいサポートやサービス」では、「金銭面に関する支援」が29.0%で最も高く、次いで「住居や食料に関する支援」が26.7%という結果になっており、食料支援のニーズも高いことが明らかになっています。 ケアリーバーが施設等を退所した後も安心して生活できる社会を実現するには、ケアリーバーのライフステージに応じて切れ目なく支え、孤独・孤立を防ぐために繋がりを維持する仕組みを確立する必要があります。そのためにはフードバンク団体と社会的養護施設(児童養護施設、自立援助ホーム、ファミリーホーム等)や里親、その他ケアリーバーを支援する行政機関とのさらなる連携体制の構築が急務となっています。 |
|---|---|
| 課題に対する行政等による既存の取組み状況 | 2024年4月、改正児童福祉法施行の下、都道府県、政令指定都市に社会的養護出身者への退所後支援が義務付けられ、その柱としての「社会的養護自立支援拠点事業」では「居場所の提供」「相談支援」「専門機関への繋ぎ」「一時的住まいの提供(任意)」の4つが掲げられ、対象は社会的養護出身者だけでなく、「それに類する者」つまり、親を頼れない子どもたち(年齢の上限なし)全般とされています。 |
| 課題に対する申請団体の既存の取組状況 | 全国フードバンク推進協議会では2023年度に、内閣官房孤独・孤立対策担当室が実施する「令和5年度孤独・孤立対策活動基盤整備モデル調査」に採択され、「フードバンク団体を起点としたケアリーバーへの支援スキームの確立」をテーマとした事業に取り組みました。当該事業ではケアリーバーが施設退所後も安心して生活できる環境を作るために、社会的養護施設や里親支援団体などと連携し、継続的な見守りや食料支援、相談支援を行える仕組みづくりに取り組みました。 |
| 休眠預金等交付金に係わる資金の活用により本事業を実施する意義 | ケアリーバーに対する公的支援は拡充されましたが、依然としてケアリーバーに対する継続的な食料支援のスキームは確立されていません。そこで、拡充された公的支援と連動する形で、公的支援がカバーしきれない部分を、休眠預金事業においてフードバンクと社会的養護施設との連携によるインフォーマルな食料支援で重層的に補完することが重要です。これにより、ケアリーバーが施設退所後も安心して生活できる環境づくりに寄与できると考えています。 |
中長期アウトカム
フードバンク、行政、社会的養護施設の連携が確立し、ケアリーバーに対し継続的かつ十分な量の食料支援を行うことができている。また、ケアリーバーが施設やフードバンクと繋がり続けることで、支援が必要な時にいつでも支援を求め、受けられる仕組みが確立されている。それによりケアリーバーをライフステージに応じて切れ目なく支えることができ、社会的養護の制度を離れた後も安心して生活できる社会になる。
短期アウトカム (資金支援)
| 1 | 【1】 | |
|---|---|---|

