評価計画
申請種別 | 事後評価項目の点検 |
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評価スケジュール・実施体制
事前評価 | 中間評価 | 事後評価 | |
実施時期 | 2021年6~7月 | 2022年9~10月 | 2023年11~12月 |
提出時期 | 2021年8月 | 2022年11月 | 2024年2月 |
実施体制 | ワークショップ企画・構成・当日のファシリテーション・データ分析をNPO法人bondplaceが実 施。データ分析に関してはNPO法人bondplce所属の日本評価学会認定評価士を中心に行う。 場合によってはデータ分析を医療・福祉の専門家の協力を得ながら分析を行う。 | 事業担当者を中心にアンケートの実施、分析、参加者へのインタビューを行う。 | 事業担当者を中心にアンケートの実施、分析、参加者へのインタビューを行う。評価アドバイザー、PO、専門家とともに評価をまとめる。 |
必要な調査 | 文献調査 関係者へのインタビュー 定量データの収集 フォーカスグループディスカッション | 定量データの収集 関係者へのインタビュー ケーススタディ その他 | 定量データの収集 アンケート調査 関係者へのインタビュー |
評価関連経費(円) | 250,000 | 250,000 | 250,000 |
内) 外部委託費(円) | 0 | 0 | 0 |
補足事項
評価表
1 | 評価の要素 | 課題の分析 |
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評価項目 | ①特定された課題の妥当性 | |
評価小項目 | 山梨県におけるリンクワーカー候補人材の分析 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 資格取得者の数(スクールソーシャルワーカー・コミュニティソーシャルワーカー・介護士・NPO団体数等) | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 分野(福祉・介護・医療)と地域に分けて整理ができてる状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 行政資料 | |
測定方法・データ収集方法 | 文献調査 | |
評価時期 | 事前評価 | |
2 | 評価の要素 | 課題の分析 |
評価項目 | ①特定された課題の妥当性 | |
評価小項目 | 社会的孤立の要因の関係性の整理 | |
評価基準・判断方法(指標など) | インタビューによって出てきた要素の分析 既存の支援からこぼれ落ちる当事者像と、それに対応する支援者の孤立感の見える化 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 介護・子どもの貧困分野において、既存の支援が行き届いていない当事者・困りごとが見えている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | 先行研究 | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事前評価 | |
3 | 評価の要素 | 課題の分析 |
評価項目 | ②特定された事業対象の妥当性 | |
評価小項目 | リンクワーカーの活動分野の分析 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 全国各地で先行して行われているリンクワーカーの活動分野を整理、分析する | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカーの活動分野・バリエーション・規模感などが見えている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 先行研究 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 事前評価 | |
4 | 評価の要素 | 課題の分析 |
評価項目 | ②特定された事業対象の妥当性 | |
評価小項目 | リンクワーカーへの期待度合い 専門機関が地域に求めていること | |
評価基準・判断方法(指標など) | リンクワーカーの必要性の確認 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカーの役割や意義が専門機関と合意できている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | ヒアリング ●山梨県立北病院 医師・看護師・ソーシャルワーカー ●スクールソーシャルワーカー | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事前評価 | |
5 | 評価の要素 | 事業設計の分析 |
評価項目 | ③事業設計の妥当性 | |
評価小項目 | 目標達成への道筋が整理されているか | |
評価基準・判断方法(指標など) | 専門家等も含めた多様な関係者で協議する | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 事業計画の妥当性について、関係者間で合意している状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | 多様な関係者 | |
測定方法・データ収集方法 | フォーカスグループディスカッション | |
評価時期 | 事前評価 | |
6 | 評価の要素 | 実施状況の分析 |
評価項目 | ⑤実施状況の適切性 | |
評価小項目 | リンクワーカーを生み出す中間支援組織・支援者との連携は十分か。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 山梨県内各地にいる中間支援組織・支援者との定期的な情報交換の実施。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 山梨県内各地の中間支援組織・支援者との情報交換が定期的に行われている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 実行団体の記録 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 中間評価 | |
7 | 評価の要素 | 実施状況の分析 |
評価項目 | ⑤実施状況の適切性 | |
評価小項目 | 事業設計の見直し・改善は行われているか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 1期生への事後アンケートの実施、1期生の学び・実践の観察を行い、リンクワーカーの実践を阻害する要因を分析する。それらを踏まえて事業設計・アウトカム指標の見直しを行う。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 1期のふりかえりを経て、より有効なロジックモデル・アウトカム指標への改善が行われたことを事業担当者・プログラムオフィサーが確認している状態。 | |
測定方法・必要なデ ータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | 多様な関係者 | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 中間評価 | |
8 | 評価の要素 | 実施状況の分析 |
評価項目 | ⑥知見の共有、活動の改善 | |
評価小項目 | 地域でのリンクワークの実践に影響を与えた貢献要因は何か。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 1期プログラム参加者の中から、地域でのリンクワーク活動が盛んに行われている参加者をピックアップし、それらの活動に影響を与えている要因や創意工夫を明らかにする。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 1)山梨県におけるリンクワーク活動の実践において有効な工夫点 ・活動のコツの抽出ができている状態。 2)プログラム参加者の活動によってアプローチしている孤立・孤独の当事者に起きている変化が見られている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | ・1期プログラム参加者の中から4名に対してインタビューを実施。 ・社会的処方の学校への参加前後で、自身の活動でアプローチしている当事者にどんな変化が起きたのかをヒアリングする。 ・それぞれのインタビューの中で出てきた活動のコツの要素をグルーピングし、パターンランゲージとしてまとめる。 | |
測定方法・データ収集方法 | ケーススタディ | |
評価時期 | 中間評価 | |
9 | 評価の要素 | 実施状況の分析 |
評価項目 | ⑦組織基盤の強化 | |
評価小項目 | 助成終了後もリンクワーカーを生み出し、育てる仕組みづくりを継続・発展するために必要なのはどのような連携か。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 現時点での本事業へのステークホルダーマップを整理し、これから必要になる連携先を巻き込む戦略が立てられている状態。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 山梨県で地域プレイヤーを生み出し育てるための中間支援組織立ち上げに向けた準備が進められている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | 第3者評価のヒアリング時に作成したステークホルダーマップを見直し、今後重要になるステークホルダーをピックアップする。 | |
測定方法・データ収集方法 | その他 | |
評価時期 | 中間評価 | |
10 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 社会的処方の実践を目指した活動が生まれる | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカー育成プログラム参加者による社会的処方を目指した活動を記録する。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 実行団体の記録 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 事後評価 | |
11 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 社会的処方の理解が進む | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 自分の活動分野・活動の状況・立場などを踏まえて、自分なりの社会的処方の捉え方ができるようになる。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | ・リンクワーカー育成プログラム参加者への事後アンケートの分析。 ・事後アンケートの内容から変化が大きく起きている参加者に対してインタビューを実施する。 ・リンクワーカー育成プログラムへの参加前後で、社会的処方の捉え方がどのように変化したか。 ・リンクワーカー育成プログラム参加前後でのエコマップの変化 | |
測定方法・データ収集方法 | アンケート調査 | |
評価時期 | 事後評価 | |
12 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 自分の活動の仲間・協力者とつながる | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 分野を超えた強みの違う仲間ができる。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | ・リンクワーカー育成プログラム参加者への事後アンケートの分析。 ・事後アンケートの内容から変化が大きく起きている参加者に対してインタビューを実施する。 ・リンクワーカー育成プログラムへの参加前後で、社会的処方の捉え方がどのように変化したか。 ・リンクワーカー育成プログラム参加前後でのエコマップの変化 | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事後評価 | |
13 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | リンクワーカーを生み出す中間支援組織・支援者との連携 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 1)山梨県内各地にいる中間支援組織・支援者と定期的に情報交換が行われている状態。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 実行団体の記録 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 事後評価 | |
14 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | リンクワーカーを生み出す中間支援組織・支援者との連携 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカー育成プログラムが山梨県内の様々な場所で開催されている。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量データ及び定性データ | |
測定方法・情報源 | ・実行団体の記録 ・リンクワーカー育成プログラム参加者の行動観察。プログラムでの学びを団体・組織・地域にどのような形で活用し、周囲の関係者に広げているかを記録。 ・第1層(自分たちによるもの)、第2層(リンクワーカーによるもの)に分けて整理する。 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 事後評価 | |
15 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑧アウトカムの達成度 | |
評価小項目 | 事業を通して最終的に達成したい目標や短期・中間的なアウトカムは達成される見通しがあるか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 孤立・孤独状態にいた当事者につながりが生まれる | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 地域や制度の狭間で困っていた孤立孤独の当事者が リンクワーカーのアプローチによって救われている。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量データ及び定性データ | |
測定方法・情報源 | ・リンクワーカー育成プログラム参加者への事後アンケートの分析。どのような当事者にどのくらいアプローチができたのか測定する。 ・事後アンケートの内容から変化が大きく起きている参加者に対してインタビューを実施する。 ・リンクワーカー育成プログラムへの参加前後で、自身の活動でアプローチしている当事者にどんな変化が起きたのかをヒアリングする。 | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事後評価 | |
16 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑨波及効果 | |
評価小項目 | 事業の実施によって、リンクワーカーの周辺にいる人たちへの変化が起きているか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | 1)リンクワーカーによって、社会的処方やリンクワークのことが地域住民に伝えられている。 2)リンクワーカーによる社会的処方・リンクワークによって、周囲にいる人たちに変化が起きている。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | 1)リンクワーカーがリンクワーカー育成プログラムでの学びを自分の活動・現場で実践している。 2)リンクワーカーによる実践を通じて、周囲にいる協力者や当事者にも変化が起きている。 | |
測定方法・必要なデータ | 定量データ及び定性データ | |
測定方法・情報源 | リンクワーカー育成プログラム参加者へのインタビューを実施。 ・具体的にどんな風に学びを実践しているか? ・その実践によって、どんな人にアプローチ、関わることができたのか? ・周囲の人にどんな変化が起きているか? | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事後評価 | |
17 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑩事業の効率性 | |
評価小項目 | 投入されたインプットがアウトカムの達成に適切につながったか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | リンクワーカー育成のための学びの場が行われた。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカー育成数 講座実施回数 | |
測定方法・必要なデータ | 定量的データ | |
測定方法・情報源 | 実行団体の記録 | |
測定方法・データ収集方法 | 定量データの収集 | |
評価時期 | 事後評価 | |
18 | 評価の要素 | アウトカムの分析 |
評価項目 | ⑩事業の効率性 | |
評価小項目 | 投入されたインプットがアウトカムの達成に適切につながったか。 | |
評価基準・判断方法(指標など) | リンクワーカー自身の変化が、その先にいる人々へ影響を与えている。 | |
評価基準・判断基準値(目標値/状態など) | リンクワーカーが学びを実践し、リンクワーカーからつながっている人々(当事者やその先の関係者、周囲にいる人など)に変化を起こしている。 | |
測定方法・必要なデータ | 定性的データ | |
測定方法・情報源 | リンクワーカー育成プログラム参加者とその周辺にいる協力者(新たなリンクワーカー候補者)のペアインタビュー ・お互いの関係性にどのような変化があったのか。 ・現場でどのような芽が出てきているか、今後どんな可能性が広がっていきそうか? インタビュー対象者 (純子さん・深澤さん) (前田さん・長友さん) (ゆかさん・徳島メンバー) | |
測定方法・データ収集方法 | 関係者へのインタビュー | |
評価時期 | 事後評価 |